食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

外食したものを真似て夕飯にしてみた

真似っこディナー

先日食べてきたヴィーガンHuevos Rancherosを真似て、夕ご飯にしてみました。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

いやね、久しぶりに食べた豆腐スクランブルも、サラダも、リフライドビーンズも、別にプロが作らなきゃ美味しくないわけじゃないし、たまたま冷蔵庫に「豆腐スクランブルするならこの豆腐」もあったので。

 

いやあそれにしてもプロはやっぱり盛り付けが綺麗ですね。

私が盛り付けたものはなんだか、、、学校給食の給食当番の子供がバンバンバン、っと盛り付けたかのよう(子供に失礼か。)

 

豆腐スクランブルはいつものように、玉ねぎ、ニンニク、マッシュルーム、サンドライドトマトなどを炒めたところに粉砕した豆腐を入れて炒め、ターメリック、ニュートリショナルイースト、塩胡椒、ブラックソルト(卵っぽい温泉ぽい匂いがする塩)を入れて出来上がり。

 

リフライドビーンズは、ネギと炒めて味付けすれば良いだけよね?と思いつつ一応レシピ検索して見つけたメキシコのおばちゃん的な方のYouTubeを見て参考にしました。

 

いや、ラード使ってないし、油の量もビデオのような大盤振る舞いはできてないので、参考に、、って言っていいものか。

youtu.be

 

このビデオで知りましたけど、リフライドビーンズ(frijoles refritos)って、「り」がついてるから再フライビーンズ、2度あげたビーンズ、っていう意味なのかなあ、ってぼんやり思ってたんですけど、そうではなく、スペイン語のreはしっかりとXXする、っていう意味なので、よーく揚げてあるビーンズ、っていう意味なんだそうです。

揚げるっていうと天ぷらとかフライとかを思い起こしますが、油たっぷりのフライパンでしっかりと油を吸わせて柔らかく調理する、っていう意図みたいです。

 

Wikipediaにも書いてありますねえ。

en.wikipedia.org

それにしても、このメニュー、結構タンパク質たっぷりのものが並ぶんですよね。

 

お店のような山盛りじゃなかったし、じゃがいもやグアカモレもなかったので平気だと思ったんですけど、やっぱりタンパク質たーっぷりだったからか、かなりお腹いっぱいになりました。

 

朝はいつもお腹すいたー、朝ごはん食べなきゃー、って目を覚ますんですけど、翌朝は空腹度がいつもより控えめでしたし。

 

高タンパクダイエットが流行ってますけど、うちはもうちょっと少なめでちょうど良いくらいかと。

 

にんじんとビーツのサラダ

夏も終わり、サラダっぽい食材があんまりない冷蔵庫の中を見て、今できるのはにんじんとビーツくらいかなあ、というわけで、フードプロセッサーのグレーターの円盤を使ってにんじんとビーツを細くシュレッドし、塩、胡椒、レモン汁、ヴィーガンサワークリーム(適当に作ったものがあったので)であえて見ました。

 

これを作った後でちょっとお使いに行った先の店でレタスが叩き売りされていたのでついでに買ってきて、でもにんじんとビーツのサラダにはあんまりレタスは合わないか?と疑問に思いつつ、とりあえず洗って千切って添えてみました。

 

ヴィーガンサワークリーム

サワークリームを真似しようとして作ったのではなくて、白いインゲン豆を使ってディップを作ろう、と適当な材料を混ぜているうちに、なんとなくレンチドレッシングかサワークリームか、って感じになり、ディップというにはちょっと緩いかもという代物ができたので、そういう使い方をしておりまする。

 

入れたものは

  • 白いインゲンの茹でたもの
  • 茹で汁
  • レモン汁
  • 塩、胡椒、ディル(乾燥)
  • ニュートリショナルイースト
  • タヒニ少し

これらを適当に入れながらフープロでガガーっと。

 

日本でヴィーガンのチャレンジ

日本語ペラペラな私、日本に滞在中の外食や中食は何が入っているのかをチェックする際に、日本では当たり前な出汁とか、ありがちな食材でヴィーガンじゃないものが入っているのじゃないだろうか、という視点で吟味することができますが、日本語を話さない外国人の旅行者などだと、パッケージにアルファベットでヴィーガンと書いてある、プラントベースと書いてある、名前が野菜の**、梅の**、てことはヴィーガンだろう、と思い込んでしまったり、もしくはそう思った誰かに「これは大丈夫だよ」と言われたのを鵜呑みにしていて、、でも実はそれらは隠れたノンヴィーガン原料が入っているのだった、、、なんていう話はあり得ます。

 

いや、日本語ペラペラな私とて、最初のうちは「醤油煎餅でしょ?ヴィーガンでしょ?」とか、「梅のおにぎり?ヴィーガンでしょ?」とか、「プラントベースのプロテインバーって書いてあるけど?違うの?」っていうことはしょっちゅうだったし、今だって気を抜けば「うわ、醤油なのに魚介エキスが入ってる?」とかあります。

 

今年の夏の帰省の折には、ちょっと醤油煎餅が食べたい気分になったことがあり、これだけ何十種類も並んでるんだから、魚介エキスが入ってない醤油煎餅だって一つくらいあるだろうと思って片っ端から原材料リストを見て行ったんですけど、見事にそのお店にはヴィーガンが食べられる醤油煎餅はありませんでした。

 

アレルギーじゃないし、一時帰国だからその間我慢すれば、、って思ってる部分はあるんですが、アレルギーのある人もいるし、焼肉屋にヴィーガナイズしてくれって言うのは無理難題だけど、醤油煎餅や梅のおにぎり、プラントベースを謳ってる商品からはせめて動物性原料を除外する、と言うのは、そんなに無謀な野望ではないですよね。

 

と言うわけで、↓に署名しました。

www.change.org

 


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モントリオールのヴィーガンレストラン

Aux Vivresにて
Aux Vivres

現存するモントリオールのヴィーガンレストランの中では一番最初で、そして今でも親しまれている店です。

 

プラトー地区とウエストマウントにあります。

 

ここ最近本当に外食が減ってるし、最新情報じゃありませんが、以前プラトーの店に友達と土曜日のブランチを食べにフラッと出かけたらえらい行列で、行列拒否症気味な我々はそれ以来一度もブランチには行ったことがありません。

 

でもいつも混んでるわけじゃなくて、夕方なんかは空いてた記憶があります。

 

冒頭の写真のこれ、一日中提供されてるブランチメニューの中の、Huevos Rancheros(Ranch style eggs) メキシカンなフレイバーな一品です。

 

実はひと月ほど前にも同じものを食べており、今回は行く前から「またあれ食べたい」と思って躊躇なく(メニューをじっくり見ることなく)注文したのですけれど、前回は期待を上回る美味しさで大喜びした記憶があるのですが、今回は期待が大きすぎたのか、美味しいんですけど「何か変わった?」と感じないわけにはいかなかった。

 

コーントルティヤが並べられ、その上にリフライドビーンズ、その上に豆腐スクランブル、その上にトマトの切ったのがパラパラとサワークリーム、あとグアカモレとチポートレソース、サラダとポテトウェッジズとオレンジのスライスです。

 

このポテトウェッジズは前回はちょっと脂っこくて美味しくないというか、他が美味しくて芋どころじゃないわ、しかもかなりな量なので、今回は芋は入れなくていい、ってお願いしようかと思ってた(けれど注文時にそれを忘れてた)ほどだったんですが、今回はちゃんとした(?)カリッとほくっとしたお芋さんでした。

 

前回も思ったのですが、コーントルティヤは大量の豆腐スクランブルの下で蒸され、食べ終わる頃にはしなしなになってる部分も当然出現します。

 

大量だし、食べきれないのを詰めてもらって持ち帰りたいなと思っても、これを容器に入れて持って帰っても家で開ける頃には美味しくなくなっているだろう、と予測されるし、大量なんだけど現場で頑張って食べるしかない、という修行のような一面もないわけではないと思いました。(これくらい平気で食べられてたはずの過去のことは忘れなければ。)

 

美味しいんですよ。

だからまた注文したんだし。

 

前回と同じような「うわー、美味しい!」というセンセーションはなく、「うん、これこれ、でもちょっと感動が欠ける」だったのは残念でしたけど。

 

次回は別のものを頼もう。

 

Aux Vivres はエスニック飯屋じゃないですが、北米のヴィーガンやヴェジの店にありがちな、「野菜が美味しいヴェジタリアン文化圏の美味しいものを取り入れた」メニューが多く、タリプレートなんかもありますが、スリランカに行った後にここに来てついうっかり注文してしまった時には「ライスが少ない!おかずが多いけど味が濃いからライスが欲しい!でもライス追加なんかしたら食べ切れなさそう!」と感じ、そして「ああ、タリのくせにエライ金額ふっかけるなあ」と、そこを気にしては「先進国」では外食できないよ、という部分にもちょっと引っかかってしまったのでした。

 

ちなみにスリランカやネパールの直後は日本の南インド飯屋でもご飯を食べて「うわっ、ライスの比率が低すぎて味が濃く感じる!」と思ったのですが、モントリオールではさらにライスの比率が低くて、これって子供が白米の味を楽しめなくてふりかけを求めたり、おかずがたっぷり必要な一方で年寄りは「おかずでご飯を食べる」という、そういうバランスの違いに似てるかも、、と思ったのでした。

 

Aux Vivresのメニューに関しては、北米で80年代とかからやってるヴェジな店にありがちな、チリとかヴェジバーガーとか、あとやはり北米のヴェジメニューにはありがちなボウルズ等がババーンと並んでいます。

 

チリとかヴェジバーガーとかは、ヴェジじゃない店やパブなどでヴィーガンメニューとして載っていがちなメニューなので、ヴィーガンの店に来てまで頼みたくないと感じる自分とは対照的に、同行するノンヴェジの友人知人でチリやバーガーを頼む人が結構多いのは、ノンヴェジの店で目にしてて見慣れてるから?かもしれません。

 

ボウルズといえば、米など穀物がちらりと下に入っていて、上にはサラダ各種や枝豆、アボカドなどが並んだところにそのボウルのフィーチャーするタンパク源の何か(豆腐とかテンペとか大豆ミートの何かとか)がどどんと鎮座し、あとは美味しいドレッシングがふんだんにかかっている、という感じが多いんですが、面白いなー、こういうご飯もたまにはいいかもなー、と思う反面、サラダ(冷たい)とたとえば揚げたテンペ(暖かい)がご飯(温かい)の上に並んでるっていうのが、個人的にはちょっと抵抗あります。

 

ボウルズ形式のメニューって、ハワイのポケボウルが人気で世界中に広がってますけれど、ポケボウルを見てふと「ひょっとしてこれって日本の丼ものがハワイの日系人を通して広まった形式?」なんて思うに至りましたが、実際はどうなんでしょうね。

 

丼ものにサラダを乗せちゃうあたり、文化圏を跨ぐと発想が自由になって面白いですけど(冷たいのと温かいのと同居するのが嫌とか言ってるくせに。)

 

あと、野菜が美味しいエスニック圏の料理を取り入れてるのはわかるんですが、okonomiyakiという文字がメニューの2箇所に見受けられて、一つはお好み焼きバーガー、もう一つはお好み焼きボウルなんですが、メニュー開発者の方の捉えるお好み焼きとは一体なんなのか、、、注文して確認する勇気がまだ湧いてきてません。

 

共通するのはクリスピー豆腐と椎茸パティ、ブッダソース?

ブッダソースというのが実はおたふくソースとか、そういうことだろうか?

 

文句ばっかり言ってて、じゃあこの店が嫌いなのかといえばそういうことはなくて、安定して同じメニューを続けつつ新しいのも追加してて、頼りになります。

 

www.auxvivres.com

「オシャレ」とか若者に人気な、とかそういった面が全面に出てるヴィーガンの店より、ちゃんと美味しくて栄養も食べ応えもあってサービスもきちんとしている店が地味に続いて欲しいと願う身には大事な店です。

 

 

オレンジが乾燥しててしょぼかったので取り替えてもらいましたけど


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初めての納豆トーストと、いろいろ言おう主権者だから

初めて作ってみた納豆トースト、奥にあるのは口直し用のジャムトースト
納豆トースト

随分前に帰省した折、遊びに行った親戚の家で、朝起きたら叔母が納豆トーストを作ってくれたんです。

うわー、なんて贅沢な使い方だろう、納豆をトーストにだなんて、と感動した記憶が。

その後納豆は自分でも作れると知り、作るようになり、納豆をトーストに乗せるくらいの贅沢は贅沢とも思えない程度にはふんだんに納豆を食べることができる暮らしになっていますが、それでも納豆をトーストに、という発想がないまま生きてきてたので、これまで一度も自分では作ってませんでした。

 

前日にご飯を炊くのを忘れていたので朝ごはんに食べるご飯がなかくて、どうしようかなーと思ってた時にふと「納豆トースト」を思い出しまして。

 

ご飯の時と同じようにいろいろと薬味とか醤油とかと混ぜて、それから乗っけたら良かったんでしょうけれど、朝はぼーっとしているので、そこら辺をすっ飛ばして納豆だけを乗っけてしまいました。

 

後で気がついて慌てて、せめて醤油だけは、と匙に垂らしてから納豆の上にチョンチョンと乗せ、少しだけトーストの上で納豆をかき混ぜてみましたが、普通に作るよりは遥かに混ざっていない状態でしたので、納豆トーストの美味しさランキングではかなり下位に来るだろうな、という感じではありました。

 

また作るかなあ、どうかなあ、多分やらないかもなあ、とは思うものの、ご飯を炊くのを忘れることはたまにあるので、そんな時また作るでしょう。

 

民主主義が盛り返す希望

ブラジルのルラ氏が決選投票で僅差で極右のボルソナロ氏を抑えて当選しましたね。

www.bbc.com

セルビアでも、学生たちによる講義運動が大きな力となった模様です。

www.bbc.com

ジョージア🇬🇪では、プロ・ロシア政権による弾圧にもかかわらず、700日以上毎日トビリシの国会議事堂前に数百人が集まる抗議運動が続いています。

 

ル・モンドの見出しは、「最も長く続いているジョージアの抗議運動は、今や抵抗の象徴。「私たちは欧州の未来を守っている」とあります。

ジョージアなのに「欧州の未来」とあるのは、2024年11月28日に、同国が2023年から保持してきた欧州連合(EU)加盟申請が保留となったことに対し、これに反対する抗議運動が始まったことを示唆しています。

 

www.lemonde.fr

詳細は異なれど、国会議事堂前に人々が集まって抗議運動を続けているさまは、日本のそれを思い起こさないではいられません。

ジョージアのこの700日を超える講義運動についての記事をリンクしようと日本語でググってみたものの、観光案内とか国の情報しか出てこない(ググり方が悪いだけかも?)様子や、英語で検索してもやはり出てくる報道の少なさは、日本での改憲反対、高市政権退陣、簗大臣更迭など(他にもいろいろありすぎて)を求める抗議の動きがここまで広く長く続いているのに報道がごく一握りしかない(テレビでは一切放送されていないとか?)日本の様子と似ていると感じますね。

 

日本の主権者にも力を

日本ではあれよあれよという間に国民の生活に深く関わり、かつ弱者を守るための制度が改悪されたり、憲法で保障されている権利が政府によって違法に否定されたり、改憲などまだされていないのに武器製造を大々的に開始するなどといった計画を一大臣が国会での議論を経ることなくアメリカ側と合意するとか、民主主義国家であるという大前提を無視するような行為が続いています。

www.asahi.com

改憲は私は基本的にはするべきだとは思えない、仮にいつか改憲をする日が来るとしても現政権には任せられないと思っています。

 

堂々とプロパガンダ予算を7億円から72億円に引き上げるつもりだとか、350億円だとか、色々な話が飛び出してきてますが、そんなことが起こり得るとは思わない(けど起こりかねない)けれど、大金を使ってSNSやテレビなどで大々的に改憲キャンペーンをすれば、民意を操作するのだってちょろいと思ってるんでしょうね。

 

実際ちょろいのかもしれないけど。

 

改憲させない、押し通させないためには色々な行動がありえますが、市民憲法審査会というのがあるそうです。

私たち市民が憲法をよく分かっていないと、政府に都合よく変えられてしまう 

www.tokyo-np.co.jp

内容は重複していますが、東京新聞購読してなくても次回の開催情報などまで読めます↓

tamutamu2024.blog.fc2.com

news.yahoo.co.jp

泥沼のイスラエル 

イスラエルでは、2つのアラブ政党の合計が前回の10議席から19議席に拡大しましたが、やはりネタニヤフ首相のLikudが26議席と最も多くの議席を獲得したようです。

NYTによる選挙結果の詳細と今後のシナリオいろいろ↓

https://www.nytimes.com/2026/10/29/world/middleeast/israel-election-coalition-scenarios.html?unlocked_article_code=1.MVE.KSTR.36k84ecDuxAN&smid=url-share

 

いかに(失脚直前だったはずの)ネタニヤフが恐怖によって票を稼いだか(NYT)

https://www.nytimes.com/2026/10/29/world/middleeast/netanyahu-fear-election-votes.html?unlocked_article_code=1.MVE.z6Ux.C1lRPF2L8VgX&smid=url-share

 

ネタニヤフ陣営がAIを用いて制作した数多くの広告のうちの1つには、対抗陣営の党首二名がが、トロイの木馬の腹の中にいて、イスラエルの要塞の城壁内へと引きずり込まれている様子が描かれていたんですと。

 

イスラエルでは選挙運動にAIを使った広告なんてあり得るんですね。

一応規制はあったようで、AI使用した広告にははっきりとその旨を表示するべし、と。

でもね、画面の端にAIですよって入れたって、映像の力はすごいから、感情を揺さぶられたり嫌悪感を感じたり、植え付けられた印象はすぐには消え去らないのでは?

同時に、こんな卑劣なAI動画を作るとは!っていう悪印象も残るかもしれませんけど。

youtu.be

AIとか、SNS多用した印象操作とかはやはり一切禁止するべきでは。

 

 

世界は、日本はどうなっていくんでしょう


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WFPBデザートとディップ

アップルケーキ
食後のデザート

デザートなんて夕飯の後に食べるくらいなら美味しいおかずをもうちょっと食べたい、と自分は思うんですが、デザートがないと寂しい、クッキーでもいいからちょっと甘いものを食べたい、と言う人の方が私の周囲には多いようです。

 

でもねえ、なんだか夫のコレステロールも血糖値も気になるじゃないですか。

と言うことで、デザートやスナックは、なるべく以下の条件を気にするようになりました。

 

精製度の高い材料を避ける(白砂糖、ヴィーガンバター、オイルなど)

繊維質を増やす(ロールドオーツとか果物とか)

タンパク質を増やす(豆類とか豆乳とか)

 

 

こんな小細工するより夕飯の後に食べなきゃよっぽどいいんですけどねえ。

 

そう言う条件をクリアしてるレシピを探すと、WFPB Whole Foods Plant Based と称しているページが多くヒットします。

 

Whole foods(加工品でない食品) Plant-Based(植物由来の食品)は、大したことじゃないはずですが、便利な加工品を避けるし、精製度の高い食品(砂糖とか)は現代人の食べ物に広範囲に使われているものが多いので、きっちり避け切ろうとするとそれなりに大変そう。

www.healthline.com

WFPBレシピには面倒な材料が使われてることも多くて、面倒な世の中になったもんだ、なんて。

世の中じゃなくて自分家が面倒な年代になっただけか。

 

りんごケーキ

今年の収穫は小さめなものばっかりで、お菓子などに加工する際に皮を剥くという作業が入るものは超面倒くさそうだから今まで何も作りませんでしたが、古くなってくるとやっぱりそのまま齧るよりは調理しちゃったほうが良いので、ケーキレシピを探してみて見つけたこれ↓

youtu.be

 

アーモンドフラワーも使うレシピですが、うちにあったアーモンドフラワーもそろそろ使い切りたいと思っていたおり、ちょうど良い具合に消費できてよかったんですが、りんごの水分がちょっと多く出てき過ぎたようでしたが、それ以外は美味しいケーキでした。

 

グルテンフリーのレシピを見ると、ロールドオーツとアーモンドフラワーがよく使われているようです。

 

ロールドオーツは夫の朝ごはん用に5キロ入りの袋を買ってあるので、ロールドオーツを粉にして使え、っていうレシピを見ても怯みませんが、アーモンドフラワーは高価なアーモンドを粉砕した粉ですので一袋20ドルくらいするし、ナッツ類は含有する油脂が風化?酸化?すると味も風味も落ちるので、あんまり買いたくない材料です。

 

いや、美味しいからたまに買う(年に一回くらい?)んですけどね、でもやっぱりあんまり常備しておいてガンガン使いたい材料ではありません。

 

庶民だから20ドルが高く感じるから、という理由だけではなくて、アーモンドの栽培に要する水分量など環境負荷を考えると、これをガンガン使うのはやはり躊躇してしまいます。

 

美味しいですからね、贅沢品として大切に、そのカリッとした歯触りも含めてそのまま楽しみたいので、アーモンドミルクとかアーモンドフラワーとか、グビグビガンガン消費して気がつかない間に使い終わりかねない加工品はなるべく避けたい。

 

あったから作ったけれど、アーモンドフラワーが多用されてるレシピは在庫のない時には別の粉に変えて作ると思われます。

 

ブラックビーンディップ

デザートじゃありませんが、コーンチップスなどをディップして食べる時のディップ、簡単で美味しいので、これは3回くらい作ってます。

 

食前のこういうおつまみ系ってお腹にドンとたまるので、食事が美味しく無くなるではないか、というのが悩みどころ。

 

なので我が家では、スープとパンだけの夕飯にしておいてバランスをとるように、スナックもなるべく栄養が取れるように、単なるポテチではなくて豆ディップ系を、という工夫をしています。

 

youtu.beDerekさんは缶入りのブラックビーンズを水で濯いで、市販のビーガンヨーグルトの美味しいブランドのをたっぷりと、、という具合で使ってますが、うちは乾物の豆を自分で水煮にしたものと自分で繋いで作ってる豆乳ヨーグルトを使っています。

 

そのせいか見た目がちょっとDerekさんのと違いますけど、美味しいから良いのだ。

 

Derek SarnoさんのレシピはどちらかというとWFPBとは逆をいく感じというか、出来合いや加工品を多用するわけではないけれど、家庭で作ってる人にも気楽に作れるように、あえてそうしてるみたいです。

 

あと、プロの料理人ユーチューバーの塩ひとつまみって、そうでない人のひとつまみの三倍以上はありそうなんですよね。

ひとつまみって指3本分、って日本では言いますけどね、Derekさんのひとつまみは小さじ半分くらいありそうです。

 

コリアンダーの葉っぱはたまたま家にない場合、まあいいや、ってそのまま作ったら夫にやっぱりコリアンダーは美味しいよね、と言われたので、やっぱりあったほうが随分と美味しさが違うということでしょう。

 

でもね、傷みやすいし洗うの大変だし、冷蔵庫に常備しておきにくい(あると早く使い切らなきゃ、傷み始める前に使わなきゃ、とプレッシャー感じる)食材なので、ハレのハーブということで、ない状態をベースラインと捉えております。

 

材料分量メモ

15oz缶入りのブラックビーンズ、水で濯いだ状態だと270グラムくらい。自分で茹でた水煮は水分量も硬さも調整できるが、缶入りと同じような硬さ、水分量の状態で、余計な塩など入っていないので茹で汁も捨てずに水でも濯ぐことなくそのまんまお玉で目分量でガンガンガンと入れます。

ビデオの中では大さじっぽいスプーンで6杯か7杯入れていたヨーグルト(サワークリームだったかも)うちの手作りヨーグルトで同じように入れて、味見して調整。

 

ラオガンマのチリは作りたての時はカリカリと香ばしいが、翌日以降は存在感が消えてしまうので、食べる直前に入れる方が良いです。

 

 


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塩田千春展を MMFA で観てきた

冬の手抜き料理、いや、温まる料理の筆頭
ヴィーガンの食卓

というか、質素な食卓というか。

 

スープの時にはなるべくサワドーブレッドを添えますが、この日はそれすらなかった!

けどいいんです。

 

スープの中にじゃがいもやファロ(小麦の一種)などが入っているので、炭水化物もちゃんと入ってます。

 

あとはにんじん、玉ねぎ、マッシュルーム、ビートルートの漬けたの、チックピーとブラックビーンズとスプリットピー、どれも中途半端に残ってたのを全部入れました。

あとトマトの水煮、缶詰の半分ほど。

  

手軽で温まるし冷蔵庫の中を整理するのにも良いし、大概残りを翌日の昼などにも回せるので大変よろし。

 

 

誰もいない一瞬
Chiharu Shiota, The Soul Trembles 

を、モントリオール美術館(MMFA)で観てきました。

 

ベルリンを基盤に活動なさっているアーティスト、塩田千春さんの作品展です。

 

MMFAホームページにばーんと真っ赤な糸を張り巡らせたインスタレーションの様子と、塩田さん本人が糸玉をあちこちに通して空間に糸を張り巡らせる作業をなさっている動きが映し出されてます。

 

観にいくまでご本人が作業されてるとは思わず、展示会場の壁際に寄ったときに、壁面に繋げられている糸がホッチキスで固定されているそのホッチキスの針が真っ直ぐに入ってなくてぐにゃっとしてる箇所を何個か見つけて「ありゃー、ちゃんとまっすぐ押さなかったのね、大量にあるからたまに力が抜けたり腕が痺れたりすることもあったのかなあ」と苦労を思いつつも、これをやったのはきっと搬入作業員だろうなんて思っていたのでした。

 

他にも「この展示を移動させるとき、アーティストはどうやってこの糸の配分とか角度とかこういう感じで、とかを再現できるように指示を出すのだろう」「糸が絡まらないか?」「作業中に切れちゃったりしないものか?」などと想像していたのですが、会場の一部で上映されていた塩田さんが色々と語ってるビデオの中で、実際にどこかの美術館でのインスタレーションの設置作業をしながら、「糸が絡むので一旦終了したインスタレーションは取り外したら捨てて、次はまたゼロから編み始めます」と。

 

編むっていう言葉を使っていらっしゃったのを聞いて、その後再び赤い糸のインスタレーションを見に戻ったら、最初の時とはまた別の感覚が伝わってきた気分でした。

 

ああいうビデオものは大勢の来場客で混雑してる時など飛ばしがちな私ですが、今回は席が空いていたので休みがてら座ってじっくり観終わったのが良かった。

3Dだから、その場で体験しないと感じられないことが沢山

赤糸(糸というよりは頑丈な細めのロープという感じ)のほかに黒い糸の作品もあり、会場へ入る直前の階段の上には白い作品が展示してあり、白いのもなかなか面白かった。

 

MMFAの展示会場は美術館内に複数ある会場内を通り過ぎて地下通路を渡って最上階のメイン会場ですが、途中で通り過ぎる常設展の部屋の隣にある、ちょっと奥まっている小さめの空間に古いスーツケースが積み上げてあり、通り過ぎつつも「これも面白そう、後で忘れないようにチェックしておこう」って思ってたんですが、塩田さんの作品群がパッパッパっと紹介されていたビデオにも出てきて「あ、あれ塩田さんの作品だったんだ」と気がつき、メイン会場を出て見に戻りました。

 

いやあ、見逃さなくて良かった。

 

なんでメイン会場から離れたところにポツンと展示するんだ、見逃したらもったいないじゃないか、もっとハッキリここもですよ〜ってサインを出しといてよ、と思わないでもないんですけど、MMFAの展示会場の示し方?道案内的な表示の出し方のポリシーがよくわからないというか、地味に目立たないように努力してるっぽいんですよ。

 

普通なら宣伝に使う写真や展示会のロゴやデザインを共通にして、ウェブでも現地でも館外でも、そういったビジュアル共通項を見つけたら「あ、こっちこっち」って導かれると思うんですけど、館内の案内は床の上に丸いステッカーがあって、塩田さんの名前(展示の名前でもあるから)が書いてあるのでそれを伝っていけば良いんですけど、人混みがすごい時なんかは床の上のステッカーが見にくくなるから迷子が増えるんじゃないかな。

 

MMFAでの展示はこのように積み上げ式ですが、別の国の別の美術館では赤い糸で天井がらぶら下がってたりしたこともあるよう。

 

インスタレーションの形式は展示する会場によって、その場所の特性を活かすような形に変化しているということみたいです。

 

この「集積、目的地を求めて」には積み上がり式以外ないんじゃないのか、なんて個人的には思いますけど。

圧巻です

展示室の壁には塩田さんの言葉として二つメッセージが表示してありました。

 

どちらもフランス語や英語に訳されたものを私が日本語にしてみたので、塩田さんご自身がおっしゃった言葉から若干離れてしまっている可能性を大いに含みますが、共感したので書いておきます。

 

「我々は自分の国を離れるとき、自分のことをよりはっきりと理解することができる。旅立つ時に詰める荷物は自分が何者であるかを映し出す。」

 

「人は故郷を離れるとき、それぞれの目的地を目指す。多様な出自の人々と混ざって暮らしていると、自分が日本人であることをふいに忘れてしまう。鏡に映った自分を見て初めて黒髪と黒い目に気がつく。遠くへ行けば行くほど、多様な人々と混ざれば混ざるほど、改めて自分自身をじっくりと見つめることができる場所にたどり着く。

山積みのスーツケースを見るとその一つ一つの持ち主たちのことが思い浮かぶ。なぜ彼らは生まれ故郷を後にして、目的地を探して旅に出たのか。なぜ彼らはこの旅に出たのだろうか。出発の朝の彼らの気持ちに想いを馳せる。」

 

スーツケースは、塩田さんのテーマ、不在の中の存在というのを強く感じる展示だと思いました。

 

スーツケースの山のすぐ脇に置いてある3つのケースのうちの一つには写真が何枚も。

知らない人々の家族写真にも、不在の中の存在を感じます

彼女のテーマ、不在の中の存在、をよりはっきりと見せつけるものには、ぶら下がってるドレスなどもあるんですが、個人的にはスーツケースが一番グッとくるものを感じました。

 

www.mbam.qc.ca

www.chiharu-shiota.com

 

2月までやってるのでまた観に行きたいと思ってます。


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