食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

買わない七月、なるべく買わない十二ヶ月

  

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冷蔵庫の残り物と庭のインゲン豆でなんちゃってタイカリーの晩飯
買わない七月

使い捨てプラスティックの使用を減らせるところから減らし始めて数年経ちます。

できることからやり始めたので、今残ってるものは「できない」もしくは「やるのはものすごく大変」なことばかり。

 

 

簡単にできる事は

  1. ラップを使わない(蓋付き容器を使うことでかなり代用できる)
  2. プラスティックボトル入り飲料水や飲み物を買わない(洗って使い続けられるボトルに水を入れて持ち歩く。炭酸飲料等市販の飲み物は甘さが好みではないので買う習慣が元々なかったので問題なし。)
  3. レジ袋をもらわない(自分の袋を持っていくだけ)
  4. 計り売りの野菜を入れる薄手のプラスティック袋を使わない(米なす、大根、ブロッコリなどは袋不要。皮が引っ掻かれて傷みやすいズッキーニとかバラつくインゲン豆とかトマト複数個を買うなど、袋にまとめて入れてしまう方が良い場合は、薄手の布の袋を使う)
  5. テイクアウトのコーヒーや飲料を買わない(元々こう言うのを買う習慣がないのでまるで気にならない。)(買う習慣がある人は「マイボトル」使ってますね。)
  6. 個別包装・過剰包装の嗜好品(お菓子など)を買わない。
  7. 使い捨てのウェットティッシュみたいな掃除用品などを避ける(元々こう言う製品を使う習慣はないので苦にならない)

 

5、6、7、に関しては、たまにネット上で見かけるプラスティック減らしの話題なので書いてみましたけれども、使う習慣がなければ問題ではないんですよね。

 

「消費する習慣」がない分野はゴミも入ってきません。

 

 

とはいえ現代人が自宅で野菜を育てて豆腐や味噌を手作りして「消費」なしに生活をするのは大変なので、市販品を買わない暮らしと言うのは難しい。

 

ならばどこまで「消費生活」に身を甘んじるのか。

 

 

 

話がそれましたが、簡単には脱使い捨てプラができなかったもの(いまだに心が痛みつつ家に持ち帰って捨てているもの)はこちら

 

  1. 商品パッケージのプラスティック(お米や乾燥豆類が入っているプラスティック袋、ラップ、紙やアルミなど別素材の裏に補強剤のようにくっついて隠れているプラスティック、玉ねぎが入っているネットなどなど
  2. 夫がたまに買ってくるパンの袋(洗って自家製パンを入れるのに使い回し)
  3. 医薬品関連

 

 

 

不買・買わない・消費しない

と言う次第で、とにかく今年は買わない七月をやってます。

 

買い物すると多くの場合パッケージゴミが発生しますし、遠隔地から取り寄せるネットショッピングなどは輸送にかかるカーボンフットプリントを考えれば、包装がプラスティックかどうか、商品が使い捨てプラか、と言うこととは別に、環境によくない。

 

 

プラスティックフリーだから、プラスティック製のものではなく、天然素材のものを使う生活に切り替えた方が良いのだ、という発想があります。

 

今から新たに収納用のカゴを買う必要があるとか、椅子を買う必要がある場合は、プラスティック製品を避けて天然素材を探すというのは意義があると思います。

プラスティックは将来ゴミになった時、土に戻らない素材だから。

 

でも今現在まだ使えるものがプラスティック製品だからと、まだ使えるのに捨ててしまって天然素材に買い換えるというのは意味がないというか、ゴミを増やす行為ですよね。

 

プラスティック製品を使い続けていると「環境と体に良くないものを使っている」気持ちになりますが、これを捨てたら改善するわけではないのだから、ものの寿命を全うさせてやりたいもの。

 

ただ、以前は一度使っただけですぐに捨ててしまうのはいけないと思って何度も使い回していたプラスティック容器、現在は食品に使いまわすのではなくて庭仕事の細かいものを入れるのに使ったり、釘を入れて置いたり、用途は台所から格下げされました。

 

 

 

エコ商売・グリーンウォッシング

というわけで前から気になっているんですが、ネットで検索すると、ゼロウェイストだのプラスティック・フリーだのという話題を大々的に掲げていても、内容は「エコのためにこのステンレス製のお弁当箱を買ってみよう!」などと消費を促すサイトがかなり多いのです。

 

今使っているお弁当箱がダメになった場合には、次はプラスティックじゃないものはどんなものがあるのかな、というのは知っておきたいですけれど、エコ産業、プラスティックフリー産業が販売キャンペーンをガンガン展開する様子は、応援したいような、何かおかしいような、複雑な気持ちになります。

 

気軽に持ち物を買い換えると言う習慣こそがゴミを増やす元凶、って言い過ぎでしょうか。

 

 

プラスティックボトル入りの「ミネラル」ウォーターを販売する大手企業も、プラスティックフリーや環境問題への関心をマーケティング戦略に取り入れ、そういうキャッチコピーや商品ロゴに自然な絵柄(滝、南の島、透き通った水の雫、葉っぱ、、、)を絡ませたり、「このボトルの*%はリサイクルプラスティックを使用しています」などと訴えかけてきたりしますが、こう言うのをグリーン・ウォッシングと言いまして、消費者の印象を操作して収益を増やしつつ、一方では森林破壊につながる事業展開を同時に行なっていたりしますので要注意です。

 

 

個人にできること

私一人がプラスティックで包装された野菜を一月買わないことで何が変わるのか、と考えれば、それは焼石に一滴水が滴り落ちたかどうかくらいのものでしょう。

 

それでも気を緩めて買いものし放題にして直面するプラスティックごみの量は、一個人でもこんなに?と驚く量になり得ます。

 

無意識、無批判に買い物をしないように気を付けてみることで気が付ける事柄も色々あります。

 

お金も浮きます。(これ大事です)

 

習慣になってしまえば無理なくゴミが減らせ(お金が浮き)どこの企業がどんなグリーンウォッシングのキャンペーンをやってるのか、気がつきやすくなります。

 

買わない七月(八月でも九月でも)おすすめです。

 

 

あるものを使い回したり手入れしたり。


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ヴィーガン寿司と外国のSushiと

今週のお題「寿司」

 

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Sushi Momoのヴィーガン寿司

お寿司は子供の頃、あまり好きではありませんでした。

特にちらし寿司は「ちらし寿司の日はおかずがなくて吸い物も具が少なくて、しかも寿司飯の酸っぱさが嫌だ」と思っていました。

 

母の名誉のために書いておきますが、母の寿司は私以外の家族や親戚、友人たちには美味しいと言われていました。

私だって、別にまずいとは思ってませんでしたが、何しろ寿司ってほかほかのご飯じゃないし、酢飯ってキュッと締まってるし、家庭のちらし寿司ってピンクの桜でんぶとか、錦糸卵とか甘いものも乗っかってるし。

 

握りを食べることもたまにはありましたが「子供用に適当に見繕ってサビ抜きをお願いして出てきたもの」が小さめの桶に並んでるのを食べるだけで、自分で注文するなんてことは一切なく。

思えば、住んでいた小さな町に回転寿司というのがちらほら登場し始めたのも小学校高学年くらいの頃でした。 

 

 

初めてカウンターで寿司を食べたのはグルメの叔父の贔屓の寿司屋さん。

 

大人は大人同士で盛り上がっていて、私は同い年の従姉妹の隣に座らされ、従姉妹に「きゃすぴえちゃんは何食べたい?」と聞かれて「え?何って言われても、、、」と。

寿司のネタの名前なんか知らないのでドキドキしました。

 

従姉妹が「このおっちゃんのツナマヨは美味しいねんで」と勧めてくれたので「じゃあ私も」

その後も従姉妹が頼むものを「私も」で乗り切った覚えがあります。

 

 

 

実家は寿司よりも刺身が並ぶ家でした。

九州出身の母が魚が新鮮で安い地元で有名なスーパーへ買い出しに行き、イワシなど青魚系の鮮度の良いのがあればドーンと買ってきて時間をかけて皮を剥いで身を割って骨を取って刺身に切り分けて、、、。

 

母は「魚を扱えるようになっておかないとね」と魚の支度を始めるたびに私を台所に呼んで「この魚はね、骨が多いからね」などと作業の様子を見せ、徐々に私にもやらせてくれて、魚訓練を続けてくれました。

 

中学か高校の頃、理科で蛙を解剖する日があったのですが、風邪か何かで学校を休んだ私に、「うちは普段から魚の解剖してるから、カエルの解剖を経験してなくても大丈夫」なんてむちゃくちゃなこと言われたものです。

魚の内臓を見ても、手が血まみれになっても平気でしたから、解剖の日に気持ち悪くなった同級生の話を聞いて、確かに私は大丈夫かもと思いました。

 

 

ところが内陸部のモントリオールにきて鮮魚と出会うこともほぼない日々を10年以上過ごし、「手に入らないんだから、いっそのことガッカリしてまで魚なんか食べなくてもいいわい」

と思うに至り、そしてその数年後にはヴィーガンになりました。

 

 

すると、それまで帰国するたびに楽しみにしていたお寿司も、選択肢からは抜けるわけです。

「ああ、それはちょっと寂しいなあ」

と最初の帰省の時にはやはり無念でしたので、ずるして親と一緒に寿司屋に行ってみました。

 

でもね、しばらく動物を食べなくなったから消化能力が低下したのか、たまたまそこの寿司屋で出てきた魚の鮮度が劣ったのか、帰宅してしばらくはトイレに籠ることになり「ううう、こんな思いするほどのもんじゃないし、もういいや」と。

 

そのお寿司屋さんの名誉のために申しますと、トイレに籠ったのは私一人だけ、同行した家族は全員普通に過ごしていました。

 

 

ヴィーガン寿司と外国の寿司

ヴィーガンになって、所謂普通の寿司との距離ができて5年経ちます。

 

そうすると、日本人の食の価値観に強く根付いている「寿司=鮮度の良い魚介類を楽しむもの」という図式がもろもろと崩れてしまったようで、それまで見向きもしない、いや、むしろ「なんじゃそりゃあああ」と軽蔑の念を込めて嘲笑していたような、北米寿司やヴィーガン寿司も「面白そうじゃない?」と思えるように。

 

色とりどりの具が入っていてちょっと甘酸っぱい、サラダみたいなもの、と思えば問題ない。

 

魚の鮮度や伝統的な正しさを求めなくなってしまえば、外国Sushiへの抵抗感が消えていくというのは自然なことなのか、どうなのか。

 

モントリオールにも日本的なデコレーションや家具、食材などで日本ぽさを演出した(でも日本人が見ると怪しさ満載な)スシ・レストランはたくさんあります。

 

でも昨今は日本的なものとしての寿司屋ではなくて、自分たちの好きな食べ物を提供する店としてのSushiレストランが増えているのか、寿司職人も「知らない人が見たら日本人だと思う効果」を狙ってアジア人を雇う必要もなく、人種関係なくクリエイティブな寿司を握ったり巻いたり、マヨネーズベースのソースをしゅるしゅるしゅるっと寿司の上に絞り出してデコレーションしたり、面白そうな店が増えているらしい、、、。

 

とはいえ実際にそういうお店のお寿司を食べたのは、実は今年の4月が初めてでした。

 

モントリオールにあるヴィーガンの店、Sushi Momoの寿司が美味しいという評判を聞いたので。

 

当時はまだレストラン店内での食事はできませんでしたので、事前にネットで注文して、指定した時間にテイクアウトのカウンターに取りに行き、家に持って帰って食べました。

 

その時のことはこちらで↓

casse-pied.hatenablog.com

 

この二ヶ月後にもう一度食べました。

ヴィーガンの寿司って中身はなんだろう、と好奇心まんまんで、メニューと比べながら「これは芝漬けが入ってる!」などと楽しくいただきましたよ。

 

当初は具の組み合わせを参考にして、作りたくなったら自分でも作れるし、、、なんて思っていましたが、こんなに多種多様な材料を取り揃え、あれこれ下拵えしたり巻いたり切ったり、なんだか面倒くさそうだし食材も余ると思うので、自分で作ることは多分なさそうです。

 

 

前回日本に帰省した折に夫と入った築地の回転寿司では、納豆巻き、かっぱ巻き、お新香巻き程度だったのですが、こういうヴィーガン巻きを作ってくれるお店、東京あたりにはいくつかあるのでしょうか、あると嬉しいなあ。 

 

Sushi Momoはオンタリオのヴィーガンの方も言及してましたし、割と知られてる店らしいです。


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プラスティック・フリー7月半ば

 

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庭の木、小さな松ぼっくりができてます。
 
 
毎年7月はプラスティック・フリー月間

初めて挑戦したのは2017年。

当初は生活の中にあれやこれやと使い捨てプラスティックが多く存在していました。

一応気にはしていたんですけれど、あまりにも浸透していたため気が付かなかった使い捨てプラアイテムは今よりかなり多かったと思います。

 

「使い捨てを避ける」「プラスティックじゃない素材のものに切り替える」ということであれこれと辞めるもの、減らすものに挑戦してやりがいも驚きもありました。

ゼロウェイスターの方々の工夫の様子などをブログで見せていただいて刺激を受けたり、「これなら自分でもできそう」と取り入れたりするのも楽しくて。

 

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

でも今、壁にぶち当たっております。

当時のリストから変化があったものといえば、

 

バスルーム

  • プラスティックの歯ブラシを竹のにした(ブラシ部分はナイロンなので完璧ではない)
  • 使い捨て剃刀(プラスティックのT字型の)をやめてステンレス製のハンドルに付け替えの剃刀を取り付ける昔風のものにした(使用後の剃刀の回収サービスあり←リサイクルに出すと危険ですから。)

台所

  • 皿洗い用のブラシをプラスティック製から木のハンドル、天然植物素材のブラシと針金のみのものに切り替えた。
  • マッシュルームを掃除するのに布巾を使っていたのを、竹製歯ブラシのブラシが広がったものを使い回すようにした(布ふきんについた土汚れが落ちにくい)
  • プラスティックのタッパーで古くて流石に使えなくなったものを処分した後、ガラス瓶に切り替え(買うのではなくジャムの空き瓶など利用)
  • 布巾多用

 

それくらいでしょうか。

 

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庭で取れたニンニクの茎を洗って瓶で一時保存。市販品よりうんと細いです。

 

 

いまだに課題なのは実は自分で焼いたパンの冷凍保存の際の容器(袋)の素材。

 

蜜蝋ラップを自作して、それに包んで冷凍庫に入れてみたりもしましたが、冷凍期間が長引くとやはり冷凍庫焼けしやすいのと、袋に入れて入り口をクルクルっと丸めて、というのに慣れている夫にとっては蜜蝋ラップがしっくりこないそうで、拒否されるようになりました。

袋に縫っても良いかもしれませんが、縫ってしまうと洗いにくくなるだろうと思うのと、そのひと手間がなかなか、、という、、、、失格ですかね。

 

現在は夫がたまに出来合いのパンを買ってくるので、その空袋をきっちり洗って使い回しています。

プラスティック袋を洗うのって洗いにくいし乾かしにくいし嫌なんですけども、何度か使って穴が空いてから捨てることで罪悪感軽減と、冷凍庫問題の簡単な逃げの一手となっています。

 

ジップロックバッグ的なものは、多くの場合洗って使いまわせるタッパで代用して問題ないです。

たまに袋状の方が薄く伸ばして冷凍して使うだけパキッと割って、、なんていう工夫がある場合はタッパに入れてしまうと塊になって小分けしにくい、なんてことはありますけど。

 

おにぎりとかサンドイッチとかを持って出かける場合は、ちょうど良いサイズの洗える(再利用できる)容器に入れたり、ワックスペーパーで包んだりします。

ワックスペーパーはラップに包むのにかなり似た便利さがありますが、洗って使いまわせないのでゴミが増えるという点では同じですから、なるべくタッパ使用を目指します。

 

おにぎりもサンドイッチも、四角いタッパに入れて持ち運ぶと潰れないので、ラップやアルミ等に包むよりも良いです。

 

 

という感じで自分の生活の中でできることはほぼやっているので、新たにやめるものといえば、市販されてる食品などの包装プラスティックくらいしかありません。

 

包装されていないものを買えば良いのですが、どこの店に並んでいるものも包装されていたり、バルクで買える店は自転車で三十分くらいで生活圏の外だったり。

 

頑張ればできないことじゃないでしょうけれど、長期に暮らしに取り入れられなければあまり意味がありません。

 

ということで、パンデミックでスーパーへの買い出し頻度をものすごく減らした去年の春の記憶を頼りに、今年は「買い物しないジュライ」で逃げの作戦を打っています。

 

 

買い物しないでどこまで暮らせるか

去年のパンデミック始まりの頃、最初の買い出しから次の買い出しまでの期間は確か5〜6週間だったはず。

 

育ち盛りの子供がいるわけでもない我が家、結構大丈夫でした。

そりゃ、次の買い出しに踏み切る間際の日々は「ここに新鮮な青ネギを刻んだのをかけたら美味しいよね、今うちにはないけど」とか、そういうことはありましたけれども、冷蔵庫の中が毎回空っぽになって、それから買い出しに行くというの、実は割と気に入っていました。

 

全ての材料が整わなくても、あるもので代用したり、なくてもまあ今回はいいかな、と済ませたり、それでなんとかなった。

 

だから、今年の7月は、それでいこうと決めました。

 

買い物しなければ包装プラスティックを買わされずにすみます。

我が家の買い物って言ったら食料品と、本当に最小限の消耗品(トイレットペーパーとか)程度ですから、食品の買い出しを避けることでどれだけ楽になるやら。

 

一ヶ月以上買い出しせずに暮らせるということは、それだけ在庫があるっていうことですから、必ずしも素晴らしいわけではないのですが、在庫を減らすのも必要ですし、溜め込まない、というのも大事です。

 

我が家の食材、在庫
  • 乾燥豆類はたっぷりあります(業務用のスーパーで大袋で買ったのがある)
  • 米もたっぷり(日本米は40パウンド、バスマティライスも10パウンドで買ってあるので)
  • 小麦粉類(パン用の各種、たっぷり)
  • 穀物(麦とか)
  • 玉ねぎ(充分在庫あり)
  • ジャガイモ(は紙袋入りですが、これも10パウンド入りが家にあります)
  • 冷凍庫に入っているいろいろ(把握しきれていないことが問題なので、一ヶ月で綺麗にしてしまえたらさらによし)
  • 乾物いろいろ(日本から持ち帰ったものなど、貴重なのでじっくり向き合いつつ食べます)
  • 庭の野菜(まだまだですが、ニンニクの茎と花の蕾、ちょっとしたハーブ類などは使えます)

 

 

ものを買わない日を設ける意義

日本に住んでいた頃は、多分毎日帰り道に買い物したり、何かと消費活動が活発だった記憶があります。

今の暮らしでは、服とか小物とか、買うという行為がほぼないので、買い物といえば食材がメインです。

 

海外にいると物欲を刺激するような素敵なものと出会わないからなのだ、とどなたかがおっしゃっていましたが、それは本当かも。

でも私はそれで結構。

 

物を買ったり捨てたりしなくても楽しめる時間を過ごせれば、お金のかからない楽ちんな暮らしだなー、と思います。

 

それでプラスティックゴミも減らせるなら良いこっちゃー。

 

Plastic Free Julyのウェブサイトを見てみたら、買い物を減らすという作戦も載ってました。

私一人の苦肉の策ってわけじゃなかったか、まあそりゃそうですね。

www.plasticfreejuly.org

 

 

8月になるや否や買い物に狂う予定はもちろんありません。


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テクノパーク・バードサンクチュアリへ行ってきた

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のっけからアグリーな看板の絵柄ですが、ここはテクノパークなんですよの看板。

 

テクノパークってなに?

モントリオールのトゥルドー・エアポートの北に広がる割と広大な空き地というか、使用されていない森林と池と空港施設のために開拓されてる部分と意味不明の道路や建築予定地らしき、でもしばらく放置されてて野生の植物が生い茂っている部分と、色々混ざっているエリアが「テクノパーク」ということになっています。

 

空港のすぐ北だし、名前もテクノ公園だし、どんなんだろうと思いますけど基本的には空き地と半分残ってる森と、、という感じで、、、でも、野鳥がたくさん棲んでいるので、巨大なテレフォトレンズをつけたカメラを抱えたバードウォッチャーの皆さんがよく出入りしているパークでもあります。

 

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柵の向こうは空港、パンデミックで便数が減っているため、とても静か。

パンデミックの前はここにくると飛行機の離着陸が目の前で見えるので、飛行機スポッティングをする人々が、これまたテレフォトレンズ搭載のカメラと脚立(自分が登るため)を搭載してこの付近に車を停めてずらっと並んでいたものです。

 

モントリオールに着陸した人々が出入りする空港の玄関は南側で、そちらはもっとちゃんと空港チックにできていて、タクシー乗り場やリムジンバス発着所などもありますので、この先モントリオールにお越しの皆様はご心配なさらずに。

 

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上の写真の撮影位置に立って、くるりと振り向いたらこちらの景色が目に入ります。

どこがテクノだ、と仰る気持ち、わかりますよ。

 

 

ここはモントリオール空港の所有する土地なのですが、何しろ鳥がたくさん棲んでいて、天然自然の植物も豊かに残っているということで、現在はこの中を進むと、バード・サンクチュアリがあります。

 

友人の鳥博士さんたちやご近所さんや、緑の党の候補者の方などから、ここのバード・サンクチュアリ、たくさん珍しい鳥が見られるし良いよ、と何度も聞いて、何度も訪問していましたが、今回初めて、バード・サンクチュアリ指定されている部分を見つけました。

(指定されてないところでも鳥がたくさんいますけども)

 

小さな看板しかないですし、何しろ鳥たちが過ごしやすい環境を守るためには大々的に地図作って「こっちですよ」とかやらない方が良いんでしょうね。

 

何しろ隠れ家的な。

 

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正式名称はDes Sources Ecological Parkと。静かにしてくださいの看板。

 

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どってことない空き地じゃん、的な茂みが続きます。

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どってことないように見えつつも、個体数が激減している動植物や昆虫など、保護しないと取り返しがつかないのでしょう。立ち入り禁止です。

 

北米でも年々ティックというダニが増えています。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

こういう茂みを通ることで植物にくっついてる奴が人間の足などに飛び移って血を吸ったりするとライム病になってしまいますから、言われなくてもこういうところに分け入りたくはありません。

 

バードウォッチャーの人々とすれ違うたびに「ああ、うちにも双眼鏡があるのに持ってこなかった!次は持ってこよう」と毎回思います。

 

次回は忘れないようにしたいもの、、、毎回言ってますが。

 

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朝夕にはきっと鳥たちがたくさん集うであろう池。

歩いてる間中ずっとあちこちで鳥の鳴き声や飛んでいく姿を目にしましたが、お会いしたかった種類の鳥たちとは会うことならず。

ワイルド・ターキーの鳴き声を茂みの向こうで聞いたのでちょっと期待しましたが、真昼間は遭遇する確率は低いようです。

 

 

で、このテクノパーク、茂みや森っぽい部分の合間には中途半端に開発してある区画もあります。

ここが将来テクノロジー関係の企業などのビルが建つことになるであろう区画。

作業が中断している間にも逞しく花を咲かせて茂みを再開しているワイルドな植物たちの姿が見えます。

 

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土地開発、ガンガン進めないで欲しいんですけども。

 

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自然保護区ですよというその口で「開発用地です」というのですね。

 

テクノパーク事業のスポンサーにはモントリオール市の名前も加わっていて(というか、主なスポンサー?)開発するぞするぞ、という意欲が伝わってくるのですが、選挙前には候補者(現St-Laurent市長)の公約にも「サンクチュアリの保護活動を継続」のようなことが言われています。

この二枚舌に環境保護団体や緑の党などは「市のいうことは信頼ならない」と目を光らせていますが、今後どうなるのやら。

 

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サンクチュアリから戻る道すがら、野うさぎさんと遭遇。

 

冒頭のテクノパークの看板に載ってるウェブサイトに行ってみますと、このあたりをどういう場所にしようと思っているのか、その計画が見られます。

 

自然環境の保護なんかどうでも良いと思ってるのが伝わってきます。

 

 

年々増え続ける世界の人口ですが、先進国は人口が減少傾向になりつつあり、元々人口の少ないカナダでは、移民が入ってくることで出生率の低さを補って人口維持を図っていますが、都市部に人口が増えれば住宅開発も必要になり、あちこちの自然がブルドーザーで切り開かれてコンドミニアム建設が繰り広げられています。

 

そんなに人口増やさなくってもよかろうに、と思ってしまうんですが。

古い映画など見ていると、背景に出てくる広大な自然、ああいう景色の多くは現在では開発されて住宅やショッピングモールに変わり果てているんだろうか、と思うとやるせない。

 

野生動物や植物を保護しても儲かりませんけれども、資本主義的な拡大方針はもう続けられないときに来ていますしね、このパーク、テクノじゃなくてネイチャーに変更していただきたいものです。

 

 
成長・競争・成功、というキーワードで人は幸せにならない

パンデミックが始まった当初、働き方や生き方を見直すきっかけになるのでは、とあちこちで言われましたけど、各地で感染者数が落ち着いて社会が再開しそうな予感の昨今、今後の社会をどうしていくのか、舵を取る時が来てると感じますがどうでしょう。

 

 

毎年こういうの見かけますが、世界で一番精神衛生的に住みやすい都市ランキング。

 

アイスランドのレイキャビクが一位だそう。

 

モントリオールは十三位ですって。

のんびりしてるところあるし、いい加減なところもあるし、悪い面はありますけれども、生きやすい場所だと私も思います。

www.positive.news

 

 

 

サンクチュアリ、人間のためにも必要ですよね。


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メインストリームになりつつある代替肉

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夕飯は、大根葉混ぜご飯、湯葉刺身、蒸し茄子、カリフラワーと豆のサラダ

この日は味噌汁作る前にエナジー尽きました。

母曰く、味噌汁は朝のものだそうですが、朝にそんな手のかかることしないので、うちは味噌汁は和食の夕飯のお楽しみ。

 

メニューを組む時、ヴィーガンだから何が違うか、といえば、「肉をじゃじゃっと焼いて」添え物をつけて、、、の代わりに、「タンパク源は何しよう」があります。

 

豆腐、大豆、大豆製品、豆、などが頻出しますが、代替肉を使うこともあります。

肉の形を代替するもの、というのと、タンパク源としての肉の代替として、というのと、両方。

味という点で肉の代替となると、調理法やらどんな製品なのかやら、好みや手頃さや、色々関わってきます。
 

 

 

で、朝日新聞のこんな記事を見つけました。

 

www.asahi.com

 

私がヴィーガンになってすぐに帰省した頃、両親が住む田舎の近所のスーパーにも「大豆ミート」製品が並んでいましたから、日本では結構前から普通にあるものなんだろうと思っていたのですが、母はそんなの使ったこともないし存在も知らなかったと当時言っていましたので、普及の度合いはどれほどなのかよくわかりません。

 

それでも最近はやはり日本語の料理サイトやブログなどにヴィーガンとかプラントベースの、とか、そういう言葉を見かけることも増えましたし、ヴィーガン情報サイトとか通販サイトとか、色々増えているので、自分も嬉しいし、ヴィーガニズムがより多くの人に受け入れやすくなっていくのも嬉しいことです。

 

中でも、料理にもヴィーガニズムにも関係ないメインストリームのメディアがヴィーガンについて取り上げたりするのは、やっぱり広がってきたんだなあ、、、と、嬉しさもひとしお。

しかも、食材の調理の仕方を紹介する記事ですからね。

 

 

ヴィーガン転向直後に会ったときには「うわ〜宗教みたいやね」と言っていた従姉妹も、先日ヴィーガンの代替肉の話題になった折「ちょっと近所の店で探してみようかな」と言ってましたので、認知度が上がりつつ、受け入れてくれる気持ちも広がってきたのかな、と。

 

 

代替肉色々

「大豆ミート」として販売されている、乾燥のミンチ状のものや平たい状態のものは、日本食 で肉が入っている料理に使いやすいです。

アジア系のスーパーに行くと乾燥以外にも密封パックになってて戻さずそのまま調理できるもの、冷凍のもの、などがあります。

 

うちの界隈で見かける代替肉の多くは台湾で作られたものです。

これはやはり台湾素食文化のおかげでしょうね。

あとはラスタの人たちも肉を食べないので、カリビアン系のグローサリーショップにも代替肉製品が並んでいたりします。

 

  

インポッシブルやビヨンドなど、これらは最近では普通に大手のバーガーチェーンで注文できたり、普通のスーパーに陳列されていたりして、値段も普通の肉より若干高いのかな?どうなのかな?という程度です。

 

現在では日常的に肉の代わりに使っていらっしゃる人たちも多いですね。

 

 
ビーフだけでなくチキンも

ビヨンド・シーフードとか、ビヨンド・チキンとか、代替肉業界は以前からビーフのみならず、植物性の動物性タンパクもどきの開発を進めていますが、どうもパッとしたものが存在しないまま今に至ります、、と思ったら、ビヨンド・ミート(会社名でもあります)がとうとうチキンもどきに成功したとか。

パン粉をつけて揚げたチキンナゲット状のものが製品化されたようですが、下の記事によるとやはり衣の下は9割くらいチキンっぽいけど、100%ではない模様。

何せビーフ(ひき肉状ですけど)は100%肉にくしてますからね、チキンはそれだけ再現するのが難しいようです。

それでもかなりチキンらしさを達成しているこの製品は、現在はアメリカの一部のレストランで取扱が始まり、徐々にホテルや大学の食堂、スタジアムのカフェテリアなどに拡大していく予定だそう。(記事にはどこのレストランで提供されているのか知るためのリンクがあります。)

www.vox.com

どうやって代替チキンができたのかな、と思いましたら、記事によると原料はなんとそら豆のタンパク質で、それを加熱したり冷却したり加圧することで鶏肉の食感に近づけることができたそうです。

 

個人的には私はそら豆が大好きなので、そら豆のままいただくのを選びますが、鶏肉が大好きだけど養鶏業の酷い現状に加担しなくても食べられるのなら、と代替チキンを選択するのは大いに理にかなっています。

巨大で工業化された養鶏業は、環境に多くのダメージを与え、パンデミックや抗生物質耐性のリスクを高めています。

飼育の過程で与えられる抗生物質や成長ホルモンその他の薬品や屠殺後の処理で使われる薬品類についても、現在自分が住んでいる国ではどこまで規制されているのか(どこまで横行しているのか)はっきり把握できない場合はやはり心配です。

 

 

 

代替肉を食べる良し悪し

肉が好きだけど環境や動物愛護のためになるべく避けたい、という場合は代替肉万歳ですよね。

 

 

私は肉はあまり好きではありませんが、みんなで一緒にご飯を食べる場面で、一人だけ別メニューで、、という面倒なことをしなくて済むので代替肉のバーガーとかソーセージは夏場は特に便利です。

ビヨンドやインポッシブルバーガーのような肉っぽさ満点のもの以外にも、まあまあ肉っぽい従来の代替肉加工品や大豆ミートを炒め物やら餃子の具やらに取り入れることで、肉を減らしたいけどベジタリアンのメニューなんか思いつかない、という人にもとっかかりやすいのは利点です。

 

健康面で言えばやはり加工食品ですから、肉じゃないからヘルシーだ、とは言い切れません。

ヘルシーってどういうことか、っていう話でもありますが。

加工食品は原材料リストで添加物や塩分、糖分をチェックして取り入れないと、知らない間にとり過ぎてしまいかねませんから、健康のために代替肉を考えている方は、きちんと確認する必要があるでしょう。

 

 

 

タンパク質などの栄養素を取るにも、野菜と一緒に味や食感を楽しむにも、色々な食材がある方が支度をするのも、食べるのも楽しくなりますから、たまに代替肉を取り入れるのは良いですよね。

 

 

美味しいものは受け入れやすいです。


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