食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

The Hate U Giveが4位と、バオ作りました

Baoはおばあちゃんの味

子供の頃は母親がフルタイムで仕事をしていて、残業や宴会などの時は祖母の作るご飯が特別メニューで楽しみでした。

 

で、バオズはそのうちの一つ。

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八個x2で16個の予定が、7つしか入らず

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まあまあ


 最初は生地を16等分にするべく、大まかに半分に分け、それを8個に分けて包み始め、次の半分を分けるところで夫と話し始めたため、なんだか小さく切りすぎて16個じゃなくて20個くらい(でも小さいのが)できましたとさ。

 

 

 

 

 

たまたま見つけたALA (American Library Association)のサイトで見た、毎年恒例の禁止せよクレームが多かった図書トップ10リストの2018年版を見ました。

 

焚書?過保護?当然?

昔世界史の授業で、「焚書」と言うオーソリティによる抑圧手段と言うか反政府勢力のねじ伏せ作戦というか、を習って「ヘ〜、そんなことして庶民が納得するとでも?」なんて思ったのを思い出しますが、燃やすかどうかは別としても、反政府勢力の出版物とか反社会的書籍とか風俗を乱すと判断された書籍がセンサーシップを経て闇に葬り去られるとか、そういうのは現代でも普通にあちこちの国で(日本でも)行われていること。

 

フリーダム・オブ・スピーチ、という概念は民主主義社会にとって重要な概念ですが、一方でヘイト・スピーチとか、メディア・ヴァイオレンスなどに規制をかけて人々を有害なものから守ろうという考え方もあります。

 

どちらも社会が健全に自由に機能し続けるために重要な考え方ですが、どちらも悪用されたらその逆の作用をもたらす恐れがあるとされていますよね。

 

ALAはフリースピーチが「思想の自由」の根本であるという姿勢を持つので、毎年何百件も寄せられる「この図書は若者の心の発育に有害だから、禁止して」というリクエストを受け入ても書籍の閲覧を禁止することはありませんが、そのリクエストの数を集計して、「最もチャレンジされた(有害であると言いがかりをかけられた)書籍ベスト10」を発表し、フリースピーチについて、こう言った書籍が問題視されることについて考えましょう、と提案します。

 

サイトにはその年に集計された中でのトップ10(2018年は11)が発表されていますが、実際にはALAには知らされない所で燃やされたり禁止された書籍というのもあり、その事実が数年後に報告されることもあるそうなので、このリストがアメリカ全土で閲覧を制限された書籍の全てではないこという注意書きもありました。

 

www.ala.org

ダウンロードしてトップ10外の全てのリストを見ることもできます。

見てみると、ガン・ヴァイオレンスに関する考察とか、LGBTQに関するものとか、今、社会で人々が熱く議論している話題がたくさん。

 

こういうのを若者に読ませるな、子供の目に触れさせるな、と考える大人の気持ちは大変真っ当なものというか、守ってあげなきゃ、と考えてるのでしょうけれども、これだけ世間の多くが話題にしてること、本を見せなくてもネットや街角やクラスルームでの会話で耳にして「それってどういうこと?」と疑問に思うことは多いはず。

 

それを本から回答を得るのではなくて、自分が説明することで、自分の信じるドグマに自分の子供たちを引き摺り込みたい、、ってことなんだろうねえ、、なんて意地悪な見方をしてしまいますが、、、、まあ、自分の子供にはまだこんな話題には触れて欲しくないのよ、という気持ちはわかります。

 

でも対象が子供じゃなくて大学生くらい、なんて書籍もあるので、それくらい成長してるならもう本人の判断力を信じてあげても良いのでは?などという思いも。。。。

 

輝ける第4位は、The Hate U Give

私はこのお話は読んだことはなくて、たまたま乗った飛行機のエンターテイメントのチョイスとして出ていたので、時間潰しに選んで鑑賞しただけなのですが、観終わった後泣いてました。

 

やー、飛行機で映画見て泣くのって、別の映画やテレビやゲームやってて全く別の精神状態にいる周囲の人たちにしてみれば「何?」って感じでしょうけれど、泣けるものは泣けるのですよ。

 

そして同行した同僚にも「これ良かったよ〜」と涙目で訴えて。

同僚はクールに「それ私も見たよ、一昨年くらいのじゃない?新作じゃないよね」などと。笑

 

ここ数年かなりメディアでも取り沙汰されている、アメリカ合衆国における黒人差別の問題を扱った話です。

差別という言葉はいろんな場面で使われて、今や定義がかなり曖昧な印象を受けるのですが、アメリカで、黒人で、警察やオーソリティーが登場する場面での差別、となると、「不当に扱われた」レベルではなくて、命に関わるレベルというか、「それは不当な扱いなんじゃないですか?自分はただ**していただけですけれど?」と反論することすら命とり、という状況なようです。

そんな話は奴隷制度がまだあった頃とか、市民権運動が盛んになる以前のアメリカの話であって、現代ではそんな大袈裟な話はありえない、、、と、私も20年前くらいまでは思っていましたが、あちこちで、警察による黒人市民への不当な扱いが取り沙汰され、取り沙汰されない隠された不当な扱いを含めたらどれだけ横行しているのか、、と思うとそら恐ろしい。

 

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ALAによるトップ11Most Challenged Books 2018年の第4位

 

 

youtu.be

 

不条理にも程がある、と泣けてくるのですが、状況や人種は違っても、差別を行う特権階級と差別される特権を持たない人々、という構図は実は世界中にあって、日本にだって存在することを思い出さなければ。

Hateは物事を解決しませんが、問題を認識することからまず初めて、弱者をいじめる社会構造を改善しなければ。

 

 

人種や肌の色、文化背景や性指向などなどを基準に人を差別してはならない、当たり前だと思いますが、そうじゃないと思う人もいるのが世の中か。


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会いたい人に会っておく、ヴィーガン・ラーメンを即席で

もう十二月も半ば近くになってしまいましたねえ。

日本では師走と言いますが、この辺ではホリデーシーズン。

クリスマスを祝う多くの人たちがプレゼントを買いに走り、チャリティーのイヴェントに出席して寄付をしたりラッフルティケット(くじ引きのようなもの)を購入したり、街角に出没する寄付金集めの人々に小銭をあげたりあげなかったり、、、。

この時期は、北米の多くの街では、恵まれない人々に自分の持っているお金や物質の余剰の部分を分けてあげる季節でもあります。

 

ディケンズのクリスマスキャロルっていうお話がありますが、「クリスマスが大嫌いで、他人を喜ばせてあげることなど大嫌い」なのはスクルージという惨めで嫌な感じなキャラクターで、それ以外の人々はみんな、他人同士で分け合い贈り物をしあう、というそういう設定。

 

私はクリスマスがらみの大騒ぎは嫌いですけどね。

物欲に走って無駄なお買い物に焦っていらないラッピングをしてゴミを大量に出して、モールなんかは一年の売り上げの半分以上はこの時期にあげてるんでは?という時期。

 

でもここ数年、最寄りのメトロの駅前の商店街がクリスマス音楽をスピーカーから延々と流す、というのを辞めてくれたので、ちょっと気持ちが楽です。

やっぱりキリスト教徒以外の人も多いから、気を使ってくれてるのかな?

 

 

暗くて寒い冬、同じ街に住むみんなと余ってるお金やものを分け合って助け合う、みんなで集まって楽しい時間を過ごすことで辛い冬を少しでも楽しく、、とか、そういうのはどんな社会にも必要ですけれど。

 

 

2019年を振り返り、2020年を考える

今年は、というか去年の年末から今年の年始にかけては、日本の親元へ夫と二人で帰省してまいりました。

 

夏はイングランド&ウェールズを訪問しましたが、これはウェールズのすぐそばの村に住む幼なじみの誕生日のお祝いに出席しつつ、そのお友達の両親にも会っておこうという目的がありました。

私の両親も年々年老いていくなあ、と気がついて焦っているのですが、昔から仲良くしていた友達の両親も、あの頃に比べるとやっぱり歳とっていて。

友達の家に行く前に両親の家に遊びに行ったのですが、あとで友人には「お父さん、歳とって痩せてたでしょ」と。

やっぱり友人も父親の老いを認識し始めて、色々と心配しているようです。

 

というわけで、2019年は自分と友人の両親との再会を果たしました。

日本も英国もやっぱりちょっと遠いですからね、しょっちゅうは行けません。

実の親の場合はそうは言いつつもまた来年も逢いに行こうと思っているんですけれども、遠隔地の友達の家族とは、次に会うのはいつだろうか。

 

 

年末は西海岸へ引っ越して行ってしまって滅多に会えなくなったお友達とその両親と会っておこうということになりました。

カナダ国内ですので、まあ若干行きやすいですし、向こうもたまに東側に遊びに来るので、英国や日本にいる人たちに会うよりかは楽といえば楽です。

 

 

この先の人生で、自分たちにとって大切な人たちにあと何回会えるのだろうか、と夫と話すのですが、お互いに大切な家族や友人が遠くに散らばっている(自分たちが飛び出てきたせいもあり)ため、今後、会える回数が片手で済んでしまいそうな相手も少なくありません。

  

友達や家族がみんな同じ地域に集まっているんだったらそういうことは考えなくても平気ですけれども、私の場合は皆遠隔地です。

 

グレタさんのようにセイルボートに同乗して訪問していたら、みんなのところへ行ってくるまでに何年かかるかな。

 

夫の両親は第二次世界大戦後にそれぞれにオランダからカナダまで、船で移民してきたのですけれども、義父は一人で、義母は両親と兄弟姉妹と一緒に、それぞれ「ヨーロッパを離れて北米へ赴いたら、2度と戻らない」という気持ちでやってきたという話です。

そうですよね、当時は一般人が簡単に船で大洋を横断したり飛行機に乗ったりできる時代ではありませんでしたから。

 

夫の両親は結婚して、子供たちも手が離れ、経済的にも安定した頃、移民してきてから二十年近くたった頃、やっとオランダへ遊びに行ったそうなのですが、自分たちが後にしてきた戦後のオランダと、近代化して前衛的な国として繁栄しているオランダとのギャップに驚いたり、歳をとった親戚との再会を喜んだり、その旅行で両親が思うところは私たちが旅行して感じるレベルを遥かに超えていたのだと思います。

 

それを考えると私はまだまだ親兄弟と頻繁にやりとりができている方です。

メールやスカイプでお互いの近況を報告しあったりもできます。

 

 

でも、会うならお互い元気なうちにあっておきたい。

祖父がよく言っていたらしいのですが「死んでから会いに来られてもこっちは知らないよ」「楽しい時間を共に過ごせるうちに会いに来て」と。

 

自分にできるあらゆることでカーボンフットプリントを減らしますが、飛行機の旅は来年も続けてしまうことになります。

 

 

餃子とくればラーメン

先週餃子を夫と友人と作ったので、なんとなく「ラーメン食べたい」と矢野顕子さんの曲が脳内を延々とぐるぐると回り始めました。

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即席ヴィーガン らあめんですよ

スープをきちんと作る時間的余裕がなく、夫は別のところでご飯を食べるというので急遽思いついたラーメン。

春菊とキャベツと生椎茸とエノキをごま油で炒め、ニンニクと生姜をドバッと 入れたら昆布だしと豆乳を少しずつ入れて好みの濃さにして、丼に入れてから味噌を小匙1ほど溶いて入れました。

味噌は友人作のオーガニックで、中味噌っていう感じの色合いです。

あと最後に辛い油もちょっとたらして。

 

 

ラーメン、また食べたい。


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Girl Model とファッション雑誌・手早くインディア気分

先日帽子を編み終わって、ちょっと嬉しくなって「次はセーターにでも挑戦してみようかなあ〜〜〜」なんて思っていた昨今。

古い編み物雑誌を引っ張り出して眺めていたんですが、この編み物雑誌を見ていると気になることがあるのです。

 

それは、

 

モデルがほぼ全員ヨーロッパ系の、いわゆる白人と言われる人々なこと。

 

それも、どうみても未成年な若い女性たち。

 

同じモデルが何度も出てきますから、人数的にはそれほどではありませんけれども、この子たちの若さが気になります。

だって、どう見たって15歳前後ですよ彼女たち。

 

どういう経緯で日本に来てモデルになってるのかな、と想像するたびに思い出す、日本の「外人モデル」の女の子たちの話があります。

 

ロシアや東欧の田舎育ちで、素朴で夢みがちな少女たち。

 

彼女たちのイノセンスというか無知というか世間知らずというか、「モデルになりたい」「有名になりたい」という思いを利用して、「優勝者は日本でファッションモデルとしてデビューさせてもらえます」というプライズを餌に、モデルとして使えそうな素質?のある若い少女たちを集め、あれよあれよというまに言葉の通じない日本へ連れてくるというやり方。

 

日本で雑誌に載ってる非日本人モデルが全部そういう経緯でモデルになってるとは思いたくありませんし、そこらへんは全く知らないのですけれども、でもこうやって雑誌に載ってるモデルさんを見ると、彼女は大丈夫かな、納得して仕事してるのかな、それとも、、、と想像してしまいます。

 

 

以前にも同じことを書いたような気がしてみてみたら、ありました、2年と1ヶ月ちょっと前に書いてました。

casse-pied.hatenablog.com

 

同じ雑誌が現在も日本人以外のモデルを多用してるのかどうかは知りません。

発行年は2012年だったかな、結構前です。

でも、変なカタカナ語と外人モデルの多用、帰国するたびに毎回やっぱり見かけます。

 

 

なぜそんなに外人モデルを起用するのか。

だいたい、日本語の編み物雑誌なんだから、読者はほぼ日本人。

 

素敵に編まれた作品が日本人の背丈や体型にあって、美しく見えるものなのか、それを見せるための写真ページなのでは?

 

雑誌に載っている作品はそれぞれが美しくて、雑誌そのものの編集者や写真家やデザイナーの皆さんが毎号大変な仕事量をこなしてプロの目で吟味したものを作り出しているん、、、、と素人なりに想像します。

あとはモデルさんを日本人モデルにしたら、もっと身近に感じるような気がするんですけれどね。

 

あ、でもモデルさんになるっていうこと自体、一般の平均的な体型の人たちとはちょっと(かなり?)体型が違うから、あんまり参考にはならないか、、、そうか、ならないならもう、いっそのこと全くかすりもしない別の姿をした人たちに着せて写真を撮ってしまえ、ってことなのかな、、、。

 

ファッションのことはよくわかりませんので、この辺にしておきましょう。

ああでも、やっぱりモデルさんたちの経緯は気になります。

 

 

 

手早くインディア気分

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よおく火が通ったナス大好き、法蓮草も辞められません。

買い出しは週に一度行っているんですが、このところ忙しかったのと、家にある乾物なども多用してご飯を作っていたのもあって、買い出しで買った野菜が一週間後まだ残ってたりして、「この上また野菜を買うのはちょっと」と買い出しを休んだり。

 

ファラフェルを作った日は乾物のチックピーでファラフェルとフムス両方いけますしね、使う野菜は玉ねぎとハーブ類、、、付け合わせは前に作ってたものを使いまわしたりしたので、残り物掃除メニューといった感じで。

 

ある日は疲れて帰宅して、ああそういえば、と夫が間違って冷凍庫に入れちゃったブロッコリを消費すべく、スプリットピートブロッコリでスープにしましたので、この日も新鮮野菜は手付かず。

 

そんなこんなで、ちょっと前に買ってあった茄子と、今日久しぶりに買い出しに行って鮮度がよくって美味しそうだったのでつい買ってしまった大量なほうれん草を両方使い切ろうと、インディア気分な夕ご飯にしました。

 

サーグ・パニールが好物だったんですけど、今はパニールやクリーム抜きでヴィーガン・サーグ。

そしてナスの煮込みっていうのか、グツグツ煮込んで姿が見えないようになったナスとトマトと玉ねぎのグレィヴィー。

 

明日は仕事できっとくたくたになるから、帰宅後は残り物の温め直しでいきましょう。

 

だから、週一の買い出しも、買う野菜をもうちょっと控えなきゃなー。

 

覚書のレシピというか、入れたものなど、、、

 

ヴィーガン・サーグ

  • ほうれん草(生で6リットルの鍋がいっぱいいっぱいになるだけ)
  • 玉ねぎ 中くらい二つを粗みじん切り
  • ニンニク 一株潰してスライス
  • グリーン・ペッパー(辛いの)3本くらいスライス
  • ココナッツミルク 500mlほど
  • 黒マスタードシードとクミンシード
  • ジンジャー・パウダー
  • コリアンダー・パウダー
  • 今日はチックピー

 

ナスのグレイヴィー

  • 米なす、小さめを二つ、オーブンで丸ごと500度でロースト、くたくたに加熱
  • 玉ねぎ中くらい二つと前に冷凍してあったキャラメライズドオニオン半カップほど
  • ニンニク一株
  • グリーンペッパー3本くらいのスライス
  • クミンシード、コリアンダーシード
  • 生のトマト小さいのを一つとクラッシュド・トマト瓶入りのを1カップほど
  • ガラムマサラとターメリックパウダー

 

明日はこの残り物にダールでも追加しましょう。


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ヴィーガン餃子と生姜すり下ろし保存

Vegan餃子 

職場での調理活動、私は月曜日と金曜日担当なのですが、最近新たに加わった参加者の皆さんで、金曜日にいらっしゃる方々がものすご〜く手際が良い上に「さ、これ刻み終わったら、次は何?ささ、それをやり終わったら次は何?」とどんどん仕事を進めていくタイプの人たちです。

 

基本的に調理場の仕事は、来訪者に昼食を安価に提供するという目的と同時に、調理作業にボランティア参加して、将来職場復帰したいと思っている人たちに技術を習得してもらったり、他人と一緒に働いて何かをやり遂げることで達成感や連帯感のようなものを感じて自信をつけてもらったり、はたまた職場復帰など社会復帰へ向けて、毎日の生活のリズムを掴んでスタミナもつけて、、などと参加者の人たちが次の目標へ進むための手がかりとなってもらうのが目標です。

 

私の役割は、手順を明確に示して、個人の得意、不得意を理解して、それぞれがやりたい、挑戦したいと思う作業をやってもらうこと。

例えば、玉ねぎを刻むのは10人いたら7〜8人は嫌がる作業なのに対して、炒め物をヘラでかき回す、という作業はほとんどの人が抵抗なくできる、という、必要な作業内容と人々の好みの傾向とのアンバランスも踏まえて、ある程度たくさんの作業が必要なメニューを使うことが要求されます。

 

「チリとコーンブレッド」なんかだと作業が単純すぎて、1時間もしないうちに完了してしまいますし、一方で、フレンチオニオンスープみたいに、玉ねぎをじっくりじっくり炒め続ける作業が必要なものなんかだと、堪え性のない参加者の皆さん、五分もしないうちに「もうこれでいいんじゃないの?」と炒める作業をやめたがるので、全員で交代に順番にやってもらってもなかなか難しい、、、などなど。

 

そんなわけで、金曜日に作るチャレンジングなメニュー、どうしようかなー、なんて思い続けていた頃、中国系の栄養士の学生さんがインターンシップにやってきたのです。

 

ご両親が中国の北のほうの出身だという彼女。

餃子の話で盛り上がり(栄養学やってるのでやはり食べ物の話で盛り上がる学生が多いです)、ランチでやってみる?と勢いで提案。

肉を買えない低予算の我が職場でみんなが喜ぶようなヴェジな餃子のレシピを開発もしくは見つけることもついでにお願いしてしまいましたよ。

 

皮をきっちりとじられるか

 

餃子の皮を包むのって、慣れてない人には結構大変な作業なんですよね。

アジア人ってやっぱり手先が器用なのか、それともそれは子供の頃からお手伝いをして慣れてるからなのか、日本の友人知人で餃子が包めないと言う人を知りません。

 

夫や友人に教えて手伝ってもらう時もそうなのですが、形はかなりブサイクになります。

だいたいみんな、具をてんこ盛りに乗せすぎますし。

縁がきっちりとじられていないと、茹でた時に中身が全部出てしまいますから、今回のクオリティーコントロールはこの点に集中。

見た目まで期待しない。

 

最初は市販の皮を使ってみたんですが、包む作業自体に馴染みのない人たちにとって、市販の皮は伸びないから扱いにくそうでした。

 

何度か餃子を金曜日のメニューにのせてきて、作業の流れにも馴染んできた頃に、今度は手作りの皮でやってみました。

 

手作りの皮はフレキシブルなので、ちょっと具を盛りすぎてしまったわ、とか、具を乗せたら端に寄りすぎてしまったわ、とか、そういう状況でも引っ張ってなんとか形にすることも可能です。

 

なので包作業担当の皆さんは笑顔でワイワイと「うん、自分、だんだん上達してる、餃子くらい作れるようになったわよ」と自信を持ってるふうでさえありました。

 

そうは言っても包む作業がそれほど早くない人たちと、百個以上を包まねばならないので、包要員に5人リクルートしての作業です。

皮を作るのは私ともう一人のボランティアの二人っきり。

たまに3人くらいが手持ち無沙汰で待っている中「あー、ちょっと待ってね〜」と焦って皮を伸ばし続け、二人して「手首が痛いねええ〜」と。笑

 

まあそんなこんなで、作業にばかり注目していましたが、この餃子、メニューに載せるたびに皆さん喜んで食べてくれてます。

そうか、ヴィーガンだけど美味しいってことか、と。笑

 

で、土曜の夕飯にうちでも作ってみました。

我が家ではひさーしぶりの全部手作り餃子です。

 

ヴィーガン餃子の具 (野菜は全てみじん切り)

  • キャベツか白菜
  • ニラ
  • 人参*1
  • 椎茸もしくはマッシュルーム
  • 緑豆春雨
  • 生姜とニンニク
  • 青ネギ
  • firm tofu

醤油

塩胡椒

砂糖*2

ごま油と味噌*3

 

*1:人参と言うのはこのレシピでみて初めて入れてみましたが、結構大丈夫でした。

*2:砂糖 これは職場ではレシピに従って入れてますが、家では入れませんでした

*3:ごま油と味噌、これは家にはありますが職場にはないので入れません。なくても平気と言えば平気

 

我が母親が作る餃子の具は、野菜は塩をして水気を絞りますが、このレシピではフライパンで炒めて水気を飛ばしてから調味して包みます。

春雨はみじん切りにしても包む時に飛び出てきやすくて扱いづらいので初回のみ利用しましたがそれ以降は省略。

 

 
生姜すり下ろし保存 

 最近よく行く店で売られてる生姜は、欲しいだけちぎって買うと言うことができないように、全てプラスティックの網に入って陳列されています。

 

ちょっとしか要らないのにこんなに野球のグローブみたいなのが入ってるパッケージを売り付けられるのってどうよ、と思うので、最近買う頻度が減っていたのですが、ずいぶん前にゼロウェイスターのぽこ33さんのブログで拝見した、全部おろしてしまって保存、と言うの、いい機会だし挑戦してみました。

 

 

酢の量が分からなかったので、ひょっとしたら全体量に対して少量すぎたかなあと言う気もしないではないのですが、、、

 

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2カップ以上はできたかな

gominaikurashi.blog.fc2.com

 

手っ取り早く使える状態で置いてあれば、古くなる前に使い切っちゃうかな?と言う期待も。


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マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た「北斎漫画」展

 

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ファラフェルと有り合わせオカズで夕飯

この日の夕飯は、ファラフェルとフムス、これにちょっと前に作ってあった野菜のコンフィ、赤キャベツと普通のキャベツのザワークラウト、そして再挑戦のトマトのローストは十二分で取り出して、かなり満足度の高いアルデンテに近づきました。

次は十分で取り出してみよう。

 

 

マンガ・北斎・漫画

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ポスターのスクリーンショット

 

モントリオールのRiviere-des-Prairies地区にある市立図書館(Bibliotheque Riviere-des-Prairies, 9001 Boulevard Perras, Montreal)で開催されている『マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た「北斎漫画」展』を見てきました。

領事館と国際交流基金の共催だそうで、領事館からのメールのお知らせで開催を知りました。

お知らせメッセージによると「江戸時代に葛飾北斎が描いた「北斎漫画」と日本の現代マンガの接点や相違点を通して,日本のマンガ文化の魅力を紹介する展示会」という趣旨。

無料です。

 

マンガから見た北斎漫画ってどういうこと?と思ったんですが、近代のマンガと北斎の北斎漫画や他の有名な浮世絵師の絵がテーマに沿って旨いこと並んでいまして、割と見応えあり。

 

 

図書館での展示ですし、きっと三十分くらいで観終わるだろうと思ったら、四十五分かかりました。

浮世絵は全部パネルにプリントされたもので実物は一枚もないのですが、北斎漫画の冊子は本物(多分)の展示もありました。

 

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北斎

 

マンガ北斎

帰国した折に訪問した深川江戸博物館でたまたま杉浦日向子さんの作品の展示もあったのですが、このマンガ展でも杉浦さんのマンガ数作品のページが展示されていました。

 

杉浦さんが描いた北斎と娘のマンガもありました。

 

私は知らなかったのですが、北斎のことを描いた近代の漫画作品って杉浦さんだけじゃなくて、他にもいろんな漫画家さんが取り上げた題材だったようですね。

 

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石森章太郎さんの作品

 

 

あと、これはわざとなのかプリントする際に間違って裏返しにプリントしてしまったのか、どっちなんだか不明な掛け軸?がありました。

近寄ってみるとこんななんです。

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文字を見るとすぐわかります

たまーに、日本の文字を裏返しにプリントしちゃったTシャツとか見かけますけれど、日本の美術関連の展示でこれは、大きな失敗もしくはわざと、、、どっちでしょう。

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作者は日本人名


日本のマンガ文化についての展示もありました。

コミコンとか、最近では北米でも普通にありますけれど、こういうのって昔は日本だけのものでしたね。

 

そして漫画の描き方教本。

こういう感じの本、子供の頃に一冊家にあったような覚えがあります。

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マンガの描き方本コレクション



日本の美術やマンガが好きな知り合いがいたら、無料だしぜひ、とお勧めしたいとは思うんですが、この図書館、かなり東の方にありまして、メトロ圏外。

 

地図で見ると東というより北ですが、モントリオールの島はグイッと東側が右上がり、街の作りはさも島が東西に長く広がっているようにできているので、私たちの頭の中の地図ではダウンタウンより右手は「東」。

逆に真ん中にある山、マウントロイヤルの左手に進んでいくと「モントリオール・ウェスト」などと「西」扱いされるんです。

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地図の上の方、赤い印がついてるのが図書館所在地

とにかく、バスを乗り継いでいくと我が家からだと1時間半、ウェスト・アイランドなんかからだと車でも1時間かかるでしょうね。

なんでこんな辺鄙なところで開催することにしたのでしょう、、、ちょっと謎。

 

辺鄙なところとはいえ、図書館そのものは割と良い感じでした。

 

普通に本が並んでいる部屋の壁や部屋の隅に転々と展示されているので、あれ、この続きはどこへ?と所々でどっちへ向かっていけばいいのかわかりにくいんですが、図書館のセキュリティのお兄さんやカウンター内にいる司書の皆さんが親切で「地下にも展示ありますよ、見ましたか?」とか「この冊子持っていっていいんですよ、どうぞ」とか、気を使っていただきました。


  

 

 

日本のコミックブック、うちの近所の図書館でもいくつか置いてあります、、、フランス語訳ですけど。


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熱々をふうふう言って食べる・人参消費

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ファラフェル続いてます。人参サラダたっぷり。

人参をたっぷり使って、人参サラダを作りました。

チーズ・グレーターで下ろした人参に、塩、胡椒、乾煎りして粉にしたコリアンダーシード、マスタード、好みの酢とオリーブオイルで作ったドレッシングをあえただけですが、人参の甘味とドレッシングに入れたオイルやスパイス類の味を楽しみます。

 

 

 

 

熱々を冷めないうちに、、、は気遣いなのか

先日作った海苔シーフード・チャウダーですが、

夫には思いの外好評でした、が、

熱かったそうです。

芋が。

 

 

煮込み系に入れる野菜は、大きめに切ってバッチリと歯応えも楽しみたい、、と思うんですが、芋はちょっと一口で口に入れると頬張る感じで、とろっとしたチャウダーの中に入ってるものだから、スプーンですくって口に持って行っただけじゃあ冷め切らないから、アッチッチ、、と。

 

一口で頬張るには大きすぎるというのなら、スプーンで半分に切って食べれば良いじゃん、と抵抗してみましたけど、次回はもうちょっと小さく切るべし、と合意。

 

 

そう言えば私の知り合いの北米の皆さんって結構猫舌です。

熱々のスープをだすと、熱い、、と困る人が多いのです。

職場であっつ熱のスープを出したときなんか、「熱くって食べられやしない!」と怒ったような顔されたり。

 

一度なんか、ホット&サワースープを作って、片栗粉でとろっとさせたのを出したんですが、とろっとして冷めにくいもんだから、スープを前に真っ赤な顔して怒ってる人が数人いて。笑

 

笑っちゃいけませんが。

 

日本では「あったかいものは熱々のままで食卓へ」って言いますよね?

ステーキなんかで、キャストアイアンの皿にのっててジュージュー言ってるのが出てきたりして、わー、熱々〜!なんて喜ぶのは普通に見かける光景ですよね?

 

スープなんてそのうちに冷めますし、スプーンですくって口の前でふうふう、って息を吹きかけてゆっくり口に入れたらそれで済む話じゃ?と思うんですが、そういう手間を一切かけたくないってことなんでしょうかね。

 

職場ではありとあらゆる方々がいらっしゃいますが、過半数が熱々を苦手とするらしいと気がついて以来、スープは十二時になる十分くらい前から鍋を火からおろして冷ましておきます。

 

せっかく熱々なのに。

 

人のことは言えませんけれど、それだけ食事を勢いつけて流し込むように食べる習慣の人が多いっていうことなのかなあ、とも感じます。

 

五分くらいで食べ終わってる人、結構たくさんいますから。

 

 

 

 

なぜそんなに急いで食べるのか、、、、


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キャロット・ケーキとヴィーガン・フロスト、焼き型

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キャロットケーキ

 

大きくて美味しい人参を沢山買ってきました。

そこで人参サラダと、人参のケーキを作りましたよ。

 

本当は日本のなかしましほさんの焼き菓子のレシピを参考にして作ろうと思っていたのですが、パラパラとページをめくって見つけたレシピ、この本の中のレシピの多くがヴィーガンなのに、これには卵が入っています。

卵はフラックス・シードと水で代用すれば良いのですが、なんとなくここでちょっと出鼻を挫かれた気分になり、さらに日本の焼き菓子のレシピにありがちな、型のサイズが小さすぎてうちにはそんなサイズない!問題が。

 

いつもそうなんですよね、日本の焼き菓子の本。

 

クッキーなどは別として、型に入れて焼くお菓子は、いちいち焼き型のサイズが違いすぎて、レシピの生地の量を増やしてうちにある型に合わせなければいけません。

 

材料を増やして大きめの焼き型に入れて焼くと、量が増えるため焼き時間も長くせねばなりませんが、どれくらい長くすべきなのか?

 

焼いている途中でたまに出してみて様子を見て、、とやれば良いのですが、なんだか面倒臭く感じてしまうのですよね。

 

 

 

 

で、結局オンラインでヴィーガンのキャロットケーキのレシピを検索して試してみました。

 

砂糖はきっと多すぎるだろうから、レシピの半分にして作りましたよ。

人参の甘味も加わりますからね、半分でちょうど良かったです。

 

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フロスト、白くありません

欧米のキャロットケーキのレシピは大概フロストつきです。

ヴィーガンでない場合キャロットケーキでよく見かけるのはやっぱりクリームチーズ・フロスト。

 

この方のレシピを見たら、ナッツを水につけておいたものとアーモンドミルクで作ると。

 

豆乳で代用しつつ、レシピを参考にしつつ、ナッツはアーモンドとヘーゼルナッツが家にあったのでそれで代用して見ました。

 

ナッツは水に漬けておいたものをブレンダーでクリーム状にして乳製品の代わりに使うことが結構ありますが、普段こういうナッツ系のレシピをあんまり頻繁に作らないため、「この薄皮はどうするのかな?」と思いつつも、いちいち薄皮を除去する面倒くささを想像して、まあいいや、とそのままで作り始めました。

 

参考にしたレシピの写真のフロストには茶色いつぶつぶは入っていないので、やっぱり薄皮は除去して進むべし、っていうことだったんでしょうね。

 

www.loveandlemons.com

 

 

追加:

型のサイズを変える時、生地の量を増減するときの計算方法がわかりやすいページ、日本語にもありました。

bondouce.com

 

卵を使う方はこういうのも知っておくと良いのでしょうかね↓

www.lotte.co.jp

 

Bundtなど変形型も考慮すると、容量を比較できる一覧表が便利でもあります↓

www.browneyedbaker.com

 

 

なかしましほさんの焼き型のサイズが小さめなのは、焼き上がったお菓子を美味しいうちに食べ切ってしまって、「また焼きたいな」と思えるように、という配慮があるからなんですって。

 

毎回焼き菓子は余りますけれど、私はほぼ味見以外は食べないので夫がせっせと食べてくれてますけれど、確かに、残り物よりかは焼き立ての方が美味しいですしね。

 

 

次は生地を減らして小さく焼いてみましょうか


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