食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガンな編み物の可能性を探って、、、

先日やっとこさ初めての靴下を仕上げたソック・ニッターのきゃすぴえです。

 

 

言ったもん勝ちですから。笑

 

 

靴下用の毛糸の素材

靴下に適した毛糸とは、ウールが7割から8割くらい、残りがナイロンで、強度が付いた物、、だそうです。

履いて歩き回る物ですからね、補強されてないと擦れて破れやすいということでしょうか。

 

ナイロン等、化繊はプラスティック、石油、生分解されないゴミです。

ストロー、レジ袋、使い捨てペットボトルとか、ああいうのと同じ、ゴミです。

できることなら避けたいですね。

 

 

とはいえヴィーガンの私、動物を利用するウールやシルクなど、動物性の毛糸を新たに買い求めることはできません。

母から譲り受けたウールの毛糸がまだ結構あるので、それは使い切るつもりですが、新たに毛糸を買いたいな、と毛糸屋さんへ赴いたら、ヴィーガン糸のコーナーへ一直線の予定です。

 

余談:

でもね、モントリオールってなぜか、毛糸屋さんに置いてあるものはどれも馬鹿高いんです。

日本製の編み針も見かけますが、「これ絶対日本で販売されてる価格の倍以上ふっかけてる」と思わずにいられません。

 

モントリオールなどカナダの街でモノが高い理由は、ズバリ税金。

輸入品が入ってくるときにかかる関税と、消費税です。

そして、やっぱり遠隔地ですから、輸送費とか諸々の経費も。

 

そして、やっぱり東京やニューヨークやロンドンなどと言った大都会に比べれば、モノが溢れている度合いが少なめ。

ブランド品が好きな人に「え?モントリオールって、***(お好きなブランド名を入れてお読みください)の支店はないの?田舎だなー」

などと驚かれたこともあります。

 

そういう状況ですから、編み物界で評判の良い何かが入荷すれば、ちょっとふっかけても知ってる人はお金を出してそれを買う、、、というぼったくり天国な構図ができたのではないかと推測するのであります。

 

 

でも最近はインターネットで何でも買えますからね。

小さなお店は大変です。 

 

ヴィーガン編み糸の可能性 

いずれにせよ、ヴィーガン糸。

 

靴下を編むときに拝見したたくさんの編み物ブログで紹介されていた人気の靴下糸のブランドのあれもこれも、ウールとナイロンの靴下糸です。

素敵な配色だなあ〜、いいなあ〜、と横目で見ながら、素敵なヴィーガン糸を探して見ました。

 

実際に買うことを前提に。

 

以前にもヴィーガンの編み物の素材には何があるのか、ちらりと書いています。ちらりと。 

casse-pied.hatenablog.com

 

上の記事を書いたときに見つけた、カナダでヴィーガン糸を染めて通販しているサイト。時期が来たらここから買い物することになる予感がしておりました。

 

 

画面で見る限り、とても素敵な色合いだし、国内だし。

www.veganyarn.com

が、靴下糸、100グラム当たり28ドルです。

お高いですね。

フェアトレードでオーガニックで手染めだから、安くは作れないのは当然。

 

大量生産で安価な商品がいかにアンフェアでオーガニックじゃなくて、、、なのかが窺い知れますね。

 

うーん、でも、私はこんな高価な糸をホイホイ買うほど上手じゃないし、、悩みます。

しかも、靴下用の糸にはバンブーとコットンと、エラスティックというのが配合されています。

エラスティックは要するにナイロンらしい。

素敵だけどやっぱりナイロン配合は買いたくないです。

 

やっぱりこの毛糸は却下。

プラスティックゴミ入りの糸のためにクレジットカードを取り出すことはできませぬ。(100グラム28ドルも効いてます)笑

 

 

さあ他はないのか他は。 

 

 

ありました。

www.etsy.com

Etsyはたくさんの出品者が出していて面白いんですけれども、それぞれの出品者の記述の仕方やら値段設定やら写真の見せ方に統一感があるようでなく、見ているうちに頭が痛くなってくるので実はあまり好きではありません。

 

店に足を踏み入れないオンラインショッピングって楽でいい、、と思いがちですが、「これはどういう意味?これとそれはどう違うの?」と言った質問を気軽にできないというか、いちいちメッセージを出して質問して回答を待つ、、とか、面倒臭い部分もあります。

 

 

とはいえEtsyの出店者の商品を見る限りは、バンブー100パーセント、ソイシルク100パーセント、など、エラスティックとかナイロン配合でない糸も割と出回っていて、目玉が飛び出ない程度の金額のショップもありました。

 

 

バンブー、コットン、ソイ(豆腐や大豆関連食品の加工段階で出るカスから作られるんだそうです) など、植物性の繊維は、動物を使わないという点でも石油製品でないという点でもありがたいと思いますが、実際の栽培、伐採、加工、の段階でどれほど化学薬品が使われているのか、という疑問はあります。

バンブーの処理はシルクの処理と同じようなプロセスだという記事を読んだこともありますが、大量に行われた場合に環境に悪影響がないものなのか、とか、しっかりと検証されたわけでもないような気もします。

ソイも、大豆製品の副産物を利用するわけだからエコだ、という気がする一方で、糸になるまでの過程を是非知りたいと思います。

 

ちょっと張り切って買って見ました

出店者に問い合わせたり、素材についてググったり、色々と悩むこと一週間。

 

アルバータ州からの出店者が手で紡いだソイシルク(という名称ですが昆虫は無関係です)100グラム22ドルの購入に踏み切りました。

そして一週間後に郵便受けに配達されました。

 

私にとっては高価な糸様なので、これをガンガン大量消費、、はありません。

大事に大事に編み上げたいと思います。

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通販って梱包ゴミが気になりますが、今回は紙の封筒とプラスティック袋が一枚ずつでした。

個人商店へ買いに行けば避けられるゴミですが、まあこんな感じでしょう。 

 

早速これを毛糸玉に巻いて、靴下に取り掛かろう!と思いますが、私の早速はのんびりなので、クリスマスまでに仕上がるかどうか、、、、。笑

 

一方、バンブー糸は、殺菌効果が期待できるらしいので、実は靴下に最適で割と人気の素材になりつつあると言う話も聞きます。

次回はバンブー糸に挑戦したいと思っているのですが、どちらにしても入手しやすさ、編みやすさ、履き心地の良さや強度など、どんな感じなのか興味シンシンです。

 

しつこいですが、高価なのでそんなにバンバン買えませんから、じっくり楽しみたいと思っております。


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ガイジンとかハーフ、って言わなきゃダメ?

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先日友人宅で食べたテンペ炒めの応用編で、豆腐を同じつけ汁につけ、白菜の代わりにケールを使って黒いご飯の代わりに麦と白米を使いました。美味しかったですが、豆腐よりテンペの方が味が染み込んで美味しかったかも。

 

何かと話題なUSオープンテニス

USオープンテニス、女子決勝戦、ご覧になりました?

ってもう随分前の話ですが。

私は夜遅く帰宅して、ネットで結果を知り、「お、日本の選手が勝ったんだ、すごい!」と喜びつつ、テニスは普段見ないので、大阪なおみさんのことは存じ上げておりませんでした。

で、ユーチューブで試合のハイライトでも見ようと思ったら、その時点のネット上の話題はセリーナ・ウィリアムスのメルトダウン騒動が9割以上で、なおみさんの勝利については、ほとんど見つからず。

野次馬根性でセリーナのメルトダウンと試合後の記者会見と授賞式の様子のビデオを見、試合中のなおみさんの様子を見て、強くって若いなあ、でもこんな嫌な雰囲気で気の毒な初優勝だなあ、と。

 

その後なおみさん関連のNYTの記事を読んだりして、なるほど、と。

日本と北米ではこの試合結果関連の報道の内容、若干方向性がずれている模様ですね。

 

まあテニスのことは置いておいて、今回気になったのは、日本での言葉の使われ方。

 

文法的に美しく正しい日本語、とかそういう話題ではなくて、人の気持ちや認識度を表すバロメーターとしての言葉遣いというか。

 

 

放送禁止用語についての記述

先日知り合いが、日本で放送禁止になってる言葉について説明してあるサイトのリンクを教えてくれました。

なんだかひどいんだよ、と言って。

読んでみると、確かに、「え?苦情がたくさん来ると『自粛』で放送禁止になるの?」と、驚いてしまうし、この言葉はよくてこちらはダメ、でも、その違いは?というあたり、その場しのぎというか、行き当たりばったりできちんと考察されていないから矛盾してる?ように感じました。

言葉の使い方で傷つく人がいるから、それを予防しましょう、という心遣いの部分と、苦情を受けるのは面倒だから、文句が出たらやめておけ、と言う保身のような部分と両方あるのかも。

  

英語圏でのPCの感覚とアメリカ45代目の台頭

 

カナダでもアメリカでも、PC、ポリティカリー・コレクトPolitically Correctな表現を使いましょう、という動きは随分前からあります。

中には「そこまで?」と感じるものもあったりしますので、「それくらいいいじゃない、うるさいわねえ」と思っている人も確実に存在するだろうと思われます。

 

差別用語とか、PCでない言葉っていうのは、それが使われる背景というか、一定の集団を差別化してラベルを貼るという行為、その段階で意識を改革しないと、言葉だけ変えても何にもなりませんよね。

なぜその言葉がいけないのか、その言葉を使って指し示される人たちのことを理解してあげようと思えない人には、通じませんよね。

 

だから上から権威を振りかざして「その言葉を使っちゃいけないんだ、こう言う表現を使うことは差別主義だ」と押し付けられていると感じる人達は、「エリートがよくわからないことを押し付けて来て、表現の自由が奪われている」と感じるわけで、そこに現アメリカ大統領のような人が登場し、人気を得る、と言うことに結びついたんだと感じます。

 

 

日本における、ガイジン及びハーフという表現について

大阪なおみさんが優勝する前に、この方が日本のプロであることについて色々と議論があったらしいと聞きましたが、その理由は、日本の人々がなおみさんを日本人だと思うかどうか、ということらしいと。

 

二重国籍所有者だし、アメリカでずっと暮らしていて日本語はあんまり堪能ではないし、、ということらしいです。

で、お母さんが日本人、お父さんは日本人でない、だから、半分日本人、という意味で、ハーフ。

 

大阪さんが日本人かどうかという話には興味はないのですが、このハーフ、と言う言葉と、外人、という言葉について、ちょっと考えたいと思います。

 

 

日本国籍所有者じゃない人と家庭を持って子供を持った人たちやその子供たち自身が、ハーフ、と言われることに違和感を感じているとはよく聞く話です。

 

私は当事者じゃありませんが、嫌だと感じる気持ちはわかる気がします。半分って言われてるんですから。

 

同様に、日本国籍じゃない人が日本で「外人」って言われることに抵抗がある、と聞いても、そうだよね、よそ者って言われてるんだもんね、と思います。

 

 

嫌だというんだから使わないでおこうと思った時、、、、、気がつくのは、使わないでおこうと思わなくても、使う必要ってないじゃない、ということ。

 

なぜ使わなければいけないのでしょうね?

どんな状況で使われるのか考えてみました。笑

 

  • きゃすぴえの旦那は日本人じゃない=きゃすぴえの旦那はガイジンです
  • きゃすぴえの旦那は日本国籍を持っていないから、成田で日本パスポート所有者の列に並べない=きゃすぴえの旦那はガイジンなので、成田で日本パスポート所有者の列に並べない、、、

 

まあね、ガイジン、っていう方が早いというのはありますかね。 

 

あとはなんだろう、

  • きゃすぴえの旦那は日本国籍を持っていないから、日本で犯罪を犯したら国外追放になる=きゃすぴえの旦那はガイジンだから、、、(以下省略)

 

でも、上の例文のようなことって、そんなに日常的に使う表現ではありませんよね。

 

  • きゃすぴえの旦那はカナダで生まれ育ったから、日本の風習が珍しいんだよ。
  • きゃすぴえの旦那はカナダに住んでるから、日本に来るには大金がかかるから、しょっちゅう来れないんだよ。

この場合は、あえてガイジンというよりは、その人の出生とか住んでるところを言う方がはっきりするし、その方が自然な気がします。

 

話題にしてる人が日本国籍所有者であるか、日本語話者であるか、日本文化を共有する人であるか、話題によってはそれを指摘する必要がありますが、そんなにしょっちゅう指摘する必要があるのかな?

 

カナダには、多重国籍者も、両親の国籍や文化背景が全く異なる人たちや、自ら移民してきて国籍を所得したカナダ人や、生まれた時からカナダ人の人や、いろんな組み合わせの人たちがたくさん存在します。

だから、いちいちこの人はハーフだのガイジンだの、と指摘することは日常会話ではありえません。

 

ただ「私は父方の祖父がウクライナからの移民で、祖母はアイルランド系カナダ人で、母方はフレンチカナディアンだよ」とか、そう言うことを自慢げに言う人は大勢います。

移民で成り立ってる国だからですけれど、いちいち誰の人種がこうで、国籍がこうで、と気にしなくて良いのは気楽です。 

 

 

モンゴロイド、という表現について

そういえばまだ学生の頃、いろんな状況のクライアントを助ける立場になる私たち、クライアントを差別用語で指し示したりしてはいけないから、と、当時の時点でPC な表現とそうでない表現を一通り確認する授業がありました。

 

そこで担当教授が持ち出してきたのは、一昔前は普通に使われていたけれど、その当時はすでに差別用語とされていた言葉の一覧でした。

 

中には「あ、それは聞いたことがあります、ちょっとひどいよねえ」「うわ、その言葉、やめて〜!」と言うのもありましたが、その中に一つ「モンゴロイド」と言うのがありまして。笑

 

ご存知の方はご存知でしょうけれど、北米でモンゴロイド、と言う言葉は、ダウン症の人たちを示す言葉として使われていたのです。

 

現在はこれは差別用語というか侮辱的な表現なので使えないことになっていますし、ダウン症の人をモンゴロイドと呼ぶ人と出会ったこともありませんけれど、昔の映画の中のセリフとか、昔書かれた小説などの中で見かけたことはあります。

 

え?なぜモンゴロイドって?

 

それは、ダウン症の人の外見的特徴がアジア人を思い起こさせるから、ですよ。

 

酷いでしょう?

 

そんな言葉で指し示される人も嫌な気持ちでしょうし、アジア人みたいだから、と言われるアジア人だって嫌な気持ちになりますよね。

 

言葉って、使ってる人はそこまで考えてないわけでしょうから、巻き込まれてる人たちの気持ちはわからないのでしょう。

 

でも、その言葉で気持ちが傷つけられる方は、嫌ですよ。

 

半分、と呼ばれたことがないので、呼ばれたらどういう気持ちになるのか、わかるとは言えないのかもしれませんけれど、嫌な気持ちになります、っていう人がいて、確かにそうよね、と想像ができることなので、私は両親の国籍が違うだけで半分呼ばわりするつもりにはなりませんし、それで支障をきたすことはないと思います。

 

 

差別意識とか排除しようという気持ちがある限り、差別用語はなくならないと言うことかなと思います。

 


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ミスコンセプトと、知人の台所に刺激を受けて

招待してくれたお友達が買い出しに行くのに付き合いました。笑

彼得意の一品を作ってくれるということですが、私がヴィーガンなので、一工夫をしたいとのことで、買い物をしながら話しましょうという感じで。笑

普段は足を向けない大型チェーン店のサバービア大型店舗です。

冷房で体が冷えそうになりつつ、興味津々。

 

そこで発見した変な商品がこちら↓

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がっちり個別にパッケージされてたら、バルクって言わないでしょう?と突っ込みたくなりますね。笑

なんでも売り上げのために商売にすり替えてしまう商売人め、と思うような、これに疑問も感じないでホイホイ買う消費者がいるからだよなー、と思うような。

便利だか、安いんだから、いいんじゃないの?という、そういう価値基準が一般的なんでしょうね。

 

台所のカボード扉のアイデア

我が家の台所、50年代あたりにリノヴェーションされて以来、一切手がつけられていないような(ペンキの塗り替えはされた跡がありますが)とても「アンティーク」な雰囲気です。

ぱっと見は可愛いんですよ、50年代っぽくって。

今時の台所と違って、木材は全て木ですし、ベニアとか合成素材は一切ありません。

でも、引き出しを開け閉めし続けていると、その下に木屑が溜まるんですよね。

最近の引き出しはどれも、引き出し用のレールがついていて、絶対そんなことありえないですからね。

 

それ以外にもやっぱり使いづらい我が家の台所、入居当時からチャンスが来たらすぐにでも造り直したい、と思い続けて十何年です。

 

不便でもなんでも、馴染んでしまえば使えないことはないっていうことなんですけれど、でもやっぱり不便な部分とか、イライラーっとする部分はありますからね。

 

問題は、インスピレーションというか、この狭い台所に一番良いデザインはどんなものなのか、素人なのでなんとも想像がつかないこと。

プロにお願いするといくらかかるんだろう、という恐れもあり、希望らしきものがしっかりできるまではプロに声をかけるのが怖いのもあります。

 

知り合いや親戚にインテリアデザイナーとか、住宅改装のデザイン・マネジメントをするビジネスをやってる人とか、何人かいるんですが、彼女たちにちらっと質問すると、ものすごい勢いで突っ走ってくれまして、これもちょっと怖い。

 

例えば、うちの夫は大雑把な性格で、コップに水を注ぐにしてもドバッとこぼしてしまうことは大いにあり得るのですが、こぼして気がついてそこを拭いておしまいになれば良いですが、気がつかずに水浸しのまま作業を続けたり、どこかへ消えてしまって濡れたカウンターがそのまま、とか、そういうことは大いにあり得るんですが、そんな彼と一緒に住んでる私に、木のカウンターを勧めてくれたり、デザイン一つ取っても、繊細な装飾付きのものを提案されたりすると、「あ、この人はうちの暮らしぶりを理解してないし、言ってるのに聞いてくれてないわ」と思うので、それ以上突き進む気になれないんですよね。

 

そんなこんなで、いっつも気持ちの片隅にあるのに先送りし続けている台所改造。

 

たまに知り合いやお友達の家に行くと、参考になるので台所に入り浸ります。

 

今週はBCに住む友人が、オタワ寄りのケベック州に住む幼馴染の家に遊びに来ているところへ招待されて、訪問して来ました。

お友達のお友達の家、って感じですね。

 

台所のカボードの扉が、こんななんです。

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ぱっと見は普通ですが、扉を開くとこうです

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どういうことかというと、

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こう開きます。

このスタイルだと、洗ったお皿をしまう時など、扉をバタンバタンとあちこち開け閉めしなくても、幅広く一気にガーンと開けっ放しにできる上、開けっ放しの扉に頭をぶつける危険も減ります(上に押し上げた扉をもっと上まで押し上げれば、背の高い人の頭もぶつかりません。)

 

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内部の金具はこういう感じで、扉を閉めるときも、バーン、とぶつかる音などが出ません。

 

こういう金具系の進歩ってすごいなあと思います。

引き出しも、最近増えてる、深くて広くて鍋も入れられるような引き出し、これも、レールがついてることで、ガタガタしなくて出し入れもスムーズですし、こういうの、取り入れたいと思っております。

 

とはいえ、このお家の方は、台所デザイナーのアイデアを聞いて、金具を調べて、別の職人さんに仕事をお願いしたとか。

というのも、このアイデアを提案したデザイナーが契約している職人を使って、デザイナーさんとの契約で勧めた場合は四百万くらいかかると言われたそうなのです。

 

わー、それってすごい金額ですよね。

うちにはないわ、そんな金額。

職人さんに委託してこれをやってもらうにしても、やっぱりちょっとすごい金額になりそうですが、今日明日委託するわけでもないし、夢想計画ですから、夢想してるぶんには無料です。とりあえずこの線で台所、夢想計画進めていきたいかも。笑

 

ちなみにこの扉以外も、ここのお宅の台所には「plyboo」と言われる、竹で作られたプライウッドが多用されています。

竹の繊維の線がいい感じです。

でも北米には竹は自然に生えていないので、アジアの会社から取り寄せたとか。

素材としては私は多分真似しないかなーと思いました。

 

まだ先の話ですが、現在の台所に使われている本物の木材の扉たち、リノベする時が来たら、捨てずに再利用したいので、そのアイデアも探求中です。


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Aquafaba Vegan Cheese、味のご報告

ずいぶん前に、Aquafabaで作ったヴィーガン・チーズ。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

寒天の量がまだまだ少なかったのか、はたまたやっぱり寒天では十分ではないのか、それとも煮込み具合が不十分だったのか、、、、

 

型に流し込んで冷蔵庫で冷やした後のチーズ、固まり方が中途半端でした。

 

このレシピの売りは、「本物のチーズみたいにチーズおろしでおろせるし、ピッツァに乗っけて焼けばとろける」こと。

 

私のはチーズおろしで下ろせない常温でカマンベールみたいなチーズになってしまいましたが。

 

スライスも難しいので、スライスしてクラッカーに乗せて、、とか、そういう気軽な食べ方もしづらく、休みの日にピッツァ、というチャンスが来るまでは味見もろくにできませんでしたが、さあどうなるか。

 

生地はいつも焼いているチブリッツさんの「良い種パン」に種を入れないで準備しました。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

トマトソースはオレガノ、バジル、タイム、ニンニク、オニオンパウダー、塩、を加えたトマトを煮詰めたもの。簡単です。

 

具は玉ねぎ、オリーブ、マッシュルーム、グリーンペッパー。

具はあんまりごちゃごちゃと入れず、三種類くらいで止めておくべき。今回四種類ですが、それぞれが地味なのでまあ良しとしましょう。

 

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チーズはとろとろっと溶けて程よく、味のほどもクラフトチーズには負けてない感じでしたよ。笑

 

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今回は下ろせないチーズだったので、塊からナイフで削り取ってドボ、ドボ、と生地の上になるべく均等になるように落としていき、具を乗せて焼きました。

 

ちゃんとチーズグレーターで下ろせる方が絶対に便利です。

しかも、下ろせないってことは、水分も若干多めってことなのか、真ん中辺はちょっとべちゃっと。涙

チーズが向上できない場合は焼き時間を伸ばすか温度を上げるか。

今回は華氏450度で二十分焼きました。

 

次回作るときは、何を工夫しましょうか、寒天を煮詰めてから混ぜるか、、、、やっぱり寒天じゃなく、kappa carrageenanを入手するか、、、、

 

ピザ生地に載せる場合は、どっちに転んでも、加熱時間をもうちょっと伸ばして、水分を飛ばす方向で頑張ってみようと思いました。

 

さてさて、今でも本物のチーズをたまに食べてる夫、今回のVegan Cheeseはどうでしょうか、、、、

夫の感想は、「テンペを肉みたいだよって言われて食べるよりもこれをチーズだよって言われて食べる方が近いと感じるし、違和感もがっかりもそれほど感じない」と。笑

 

ではたまにこれを食卓に出すのはオッケーってことでしょう。よかったよかった。

 

 

この日はピッツァと、カシュウ・ミルクで作るクリームオブ・ブロッコリー・スープを夕食にしました。


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友人作、ディナーとVegan Pudding

バルサミコ酢が効いてる!炒め物

土曜日に遊びに行った友人は20年前に出会った時からずーっとヴェジタリアンで、七、八年前からヴィーガンになっていた方。

 

彼女がヴィーガンになった時「え?ヴェジならまだしも、ヴィーガンって極端じゃない?」と思ったのは今は昔のこと。笑

だから、私にそういう反応をする方の気持ちもちゃんとわかりますよ。 笑

 

数年後私も後を追うようにヴィーガンになりましたけれど、なった時のきっかけは彼女とは関係ないのです、が、お互いヴィーガンな現在、彼女の食生活は参考になったり刺激になったり。

 

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暗くてよくわかりませんが、テンペと野菜の炒め煮onワイルドライス、、でございます。

奥に見えるのはトマトとレタスのサラダ。

 

テンペは市販品だそうですが、一日漬け込んで下味がしっかりついていて、その漬け込み液も調理に使ってあって、大変美味しゅうございました。

 

メモ程度に口述していただいたレシピをば、、、

 

テンペ、サイコロに切る

好みの野菜を好みに切る(彼女が使ったのは白菜、玉ねぎ、人参)

テンペを下記の漬け込み液につけて冷蔵庫で寝かせておく

  • バルサミコ酢:半カップ
  • オリーブオイル:四分の一カップ
  • 醤油と砂糖大さじ2杯ずつ
  • 塩少々
  • メープルシロップ大さじ一杯ほど
  • タイム

黒いワイルドライスはライスクッカーで調理してました。

 

バルサミコ酢がたっぷり!(彼女いわく、この日はいつものが無くなっていたので、贈り物で誰かにもらった上等なのを使ったので美味しさもいつもより上かも、とのこと)

 

ヴィーガンの私が美味しいわー、って食べてるだけではなく、彼女の雑食ボーイフレンドや我が夫もウンウン、美味しい、と食べているので、この味付け、次に真似してみようと思います。笑

 

 Vegan puddingもいとおいし。

甘いもの大好きな彼女、私が甘いものがそれほど好きでないのを知っているので、甘味をかなり控えめにしてpuddhingを作ってくれました。

私以外の人たちは彼女好みの甘さでちょうどいい人たちだったと思うのですけどね。笑

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これがね、アイスクリームとかクリームとかカスタードとかが好きな人なら好きそうだなあっていう、大ヒットで。

今度作ってみようと思いましたよ。

色々と情報交換したりいろんな話が盛り上がったので、これのレシピはイマイチはっきり覚えていませんが、確か、デーツ、カシュウナッツと水、塩ちょっと、シナモンたっぷり、、、、だったと思います。ちょっぴりレモン汁とかたらしてもいいかも。

 

彼女はVit*mixも所有しているので、こういうのも滑らかに作れますね。

私はお金持ちヴィーガンたちの台所のポルシェ、欲しいと思うこともままありますが、そこまでブレンダーを多用していない現在、あれを買うのは魂を売るにも久しいかと、、、だってかなりプラスティックですしね。

今持っているイマージョンブレンダーで結構かなりなんでも滑らかにできてるので、それでやってみましょう。

 

 

近々真似っこレシピで作ってご報告予定です。


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マウント・ロイヤル墓地散歩と展望台

土曜の朝、ラジオで「今日はSEPAQ(州立公園)一日無料デーです。どこのSEPAQも入場無料ですから、皆さん楽しみましょう」と言うのを聞きました。

 

土曜ですからね、どこかへ出かけたいな、と思ってる家族づれなんか、無料はありがたいですよね。

とはいえ、そんなこと当日の朝言わなくても、、、もっと早めに宣伝してくれれば計画できるのにねえ。

 

我が家はこの日の夕方、友人宅で夕飯に招待されていたので、SEPAQ無料は見送ることにしましたよ。

 

その代わり、街の真ん中、マウント・ロイヤルのすぐ向こう側に住む友人のお宅へ行くので、ついでに山の北側にある墓地と山を散歩してから到着するように、ちょっと早めに家を出ました。

 

山の裏手、地図で見ると上側には大きなマウントロイヤル墓地とユダヤ教墓地、そして西側には Côte-Des-Neiges墓地と、三つの大きな墓地があります。

 

今日はマウントロイヤル墓地を通って行くことにしました。

 

山の裏側のこの墓地、結構古くて、墓石を読んだり綺麗に手入れされた敷地内の花々を眺めたりしながら散歩するのは楽しいもの。

ジョギングしている人たちもいたりしますが、つい最近、自転車の乗り入れは正式に禁止になりましたね。

墓地を訪れる人たちの車は通るんですが、自転車は墓地を訪れると言うよりは、坂道でトレーニングする人が猛スピードで通って行くので危険だ、と言うことなんだと思います。

 

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北側の入口を入って南側出入り口方面へ歩き始めたあたりです。広い墓地内の道路には、緑色のセンターラインが引いてあり、これに従って歩いていれば自然に南側出入り口へ到着するので迷いません。

緑色の線から脇へそれてあちこち散策しつつ、途中で緑のラインへ戻り、また少し進んで脇道へそれる、、、

 

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住宅もそうですが、やっぱり大通り沿いだと通行人も多く、プライバシーに欠けるからか、奥の方へちょっと入ったところの方が人気だったんでしょうね、古くて立派な墓石や、ちょっとした小屋?みたいな大げさな墓石は奥へ行くほど目につきます。

パリの20区にある有名墓地、ペール・ラシェーズ(cimetière Père Lachaise)にありそうな面白い建造物(墓石と言っていいいのか)もいくつかあります。

 

たまに狐が通りかかったりもするんですよ。

休日は人出も多いマウント・ロイヤル公園ですが、自然保護されてる区画も結構ありますので野生動物もまだまだ棲めているのでしょう。

 

この日はあくまでも友人宅へ向かう途中でしたので、そういった興味深い地区には足を踏み入れませんでしたが、大概の墓石には名前や生まれた年と亡くなった年が記載され、亡くなった時の状況とか生前どんな人だったのか、などが記載されていたりする墓石もありますので、それらを読んでは会ったこともない人たちの生前の様子やその当時の社会を想像してみたりするのも楽しいのです。

 

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あら、この人チャールズ・チャップリンだって。ミドルネームはさておき、同姓同名だったから生前はからかわれたこともあっただろうねえ、、なんて。

 

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こちらはいきなり小さな小さな墓石が並んでいる「子供達の墓地」

小さな子供を亡くしてしまった家族で、墓地を購入するお金のない人たちのために用意された一角だそうです。

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墓石には羊?ラム?が乗っかっていたりするのはキリスト教ならでは。

 

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こちらはカナダ連邦軍退役軍人の墓地。

 

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南側の出入り口を出たところから門を振り返ってパチリ。

キリスト教徒の墓石が多いので、キリスト教の墓地、と思っていましたが、墓地のリンク↓を見て見ると、現在ではどんな宗教の方でも受け入れているようです。

www.mountroyalcem.com

 

この門を出たすぐその目の前はマウント・ロイヤル公園の駐車場と、お手洗いやカフェ、お土産屋などが入っているMaison Smith。

駐車場方向へちょっと歩いてから、左手に伸びる広い遊歩道を進むと、山の南側、ダウンタウンとセントローレンス川を望む展望台に到着します。

 

大きな遊歩道ですが、天気の良い土曜日の午後、やっぱり結構な人出でした。

この人たちもSEPAQ 一日無料デーに乗り遅れた人たちか、と思いつつ。笑

 

 

SEPAQはやっぱりモントリオールからだと車でなきゃ行かれない遠方に多いですからね、いきなり当日アナウンスされても、、て、多分前からあちこちの広報誌などに載っていたんでしょうけれども。

 

 

下の写真では、真ん中あたり、向こう側に人が一列にずらずらっと並んで見えますが、そこが展望台の柵の部分で、休日は写真撮る人、セルフィーする人、誰かに写真撮ってもらってる人などでごった返します。

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うちも、遠くから友人や家族が来ると、ここへ連れてきて街の構造を説明したり、以前住んでいたところを見せたり(あの緑色の塔が見える?あれの右側をちょっと進むと、小さな運河が見える?あの手前の茶色い建物のすぐそばに住んでいたんだよ、、、と言う具合に。なので、聞いてる方は実際それを理解しているのかは不明です。笑)

 

大したランドマークのないモントリオール、フォトジェニックな建造物もあまりないモントリオール、観光地にはちょっと不足な中規模都市なモントリールですが、この山は市民生活の象徴?と言う感じでみんなが大好きな公園なんですよ。

この公園をデザインしたのは、あのニューヨークのセントラルパークをデザインした Frederick Olmstedさん。

ニューヨーク大好きなモントリオーラーたちにとってはこれも自慢の種でしょうか。

ま、有名人とか有名なものに弱いって言うことですけれど。笑

 

Mount Royal - Wikipedia

 

展望台からダウンタウンを眺めていたら、あ、あんなところにこんな方が!

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モントリオール人が誇る有名人といえばやっぱりこの人、、、こんなところにいらっしゃるとは気が付きませんでしたよ。笑 (お分かりでしょうか、、、真ん中ちょっと左手にそびえるベージュの建物に描かれたあの方の笑顔が、、、)

 

 

この後友人宅に到着し、美味しいディナーをいただきましたが、長くなったので今日はここまで。笑 


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さよなら庭の木 Ash  

またしても木の話です。笑

 

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木々の間に見える白いまっすぐの柱はいわゆる電柱です。これだってある程度の太さがあるんですが、うちの木とご近所の木々に囲まれると電柱が爪楊枝のように見えます。この写真を見たアウトドア派の友人「この木、葉がついてない枝が多すぎるね、大丈夫?」と。おっしゃる通り、大丈夫じゃないんです。

 

 

我が家には大きな木が3本あります。(ありました、、、、。)

 

3本のうちの一本は、Ashという種類の木で、ここ数年来ケベック州に蔓延する、Ash Boreという害虫が好んで攻撃する(彼らは攻撃してる気は無いでしょうが)対象なのです。

その虫が居着いた木は枯れてしまうので切らねばならず、その木を蝕んで大いに宴会をした後のAsh Borer たちは、次なる犠牲者となるAshを求めて移動していきますので、伝染病のように広まっていくのです。

 

我が家のAshは裏庭の隅に植わっていて、私たちが住み始めた12年前も結構な大木でしたが、そのあともぐんぐん伸びて、かなりな大きさになっていました。

 

Ash Borer 騒ぎが始まって、Ashが植わっている家庭を対象に市が「予防接種」をするようにチラシを配布するようになったのが4年くらい前か。

 

最初は「なるべくお願いします。」だったのです。

 

木に予防接種するとなると、そのコストは結構高く、木のサイズによって値段が決まるので、大木の所有者はやっぱり怯んでしまいます。

昔からの住宅地にある木々は大概大きくなっていますので、我が家に限らず皆さん出費がすごいと思います。

 

ケチな夫婦な我々、「えええ〜、いくらするのよ」って思ったのですが、でもひょっとしてうちの木がAsh Borer に蝕まれたら大変ですし、最初の年、「なるべく」のチラシに応じて業者に依頼して予防接種しましたよ。

最初の年の経費は確か250ドルくらいだったような記憶があります。

 

翌年から「2年に一度予防接種をすること」と強制的になりまして、その代わり、市がコストの半額をサポートしてくれるということに。

 

うちはその前年に予防接種したのでその年はしなくてよくて、その年の翌年にまた予防接種しました。

 

市のサポートが入るから楽になるわ、と思ったら、その年に依頼した業者の値段がぐんと値上がりし、500ドル近かったので結局同じような出費でした。

市のサポートがあるから、市民の財布が緩むのを見込んだ業者のぼったくりでは無いかと今でも思ってますが。笑

 

そんな感じで何回か予防接種をしたのですが、一昨年の秋くらいから夫が「木の様子が変だよ、元気がない」と。

 

よく見て見ると、確かに枝の一部が黒っぽくって、葉っぱがついていません。

 

「あの枝とあの枝、あっちとこっち、あれらは多分枯れてるよ」と。

 

その前の予防接種の時に見てくれた業者曰く、この木はまだまだ元気だよ、大丈夫だよ、とのこと。

とはいえ、枯れてる枝があるのは気になります。

冬が過ぎで春がきた頃、大風だかなんだかで、大きな枝が折れて落ちてきました。

まだ落ちてきてないけど折れてる枝も発見し、これは無視できない、と。

 

そんな経緯を経て、市の担当者が見にきてくれて、「死んだ枝を切り取るだけでもいいけれど、多分来年か再来年には木を伐採することになるのは見えている。こういう弱った木はAsh Borer の餌食になりやすいから、今年切ってしまうのが一番合理的だと思う」というご意見をいただいたのです。

 

今年切らないとしても予防接種処理は必要だし、枝を伐採する必要はあり、多分合計で1000ドルくらいかかります。

 

うちの木のサイズの伐採の相場は数千ドル。

 

数千ドルって、大まかですが、業者によって見積もりは様々らしい。

 

今年伐採しなくても来年切ることになるなら今年の予防接種は無駄な気もしますし、弱ってる木に害虫がたかってしまうのも問題です。

 

という次第で、切ってしまうことになりました。

 

モントリールで庭の木を切る手順

市の条例で、庭の木を切るには市の許可が必要です。

しかも、伐採した後にはその木と同じくらいのサイズに成長するような木を植えなければなりません。

 

わー、面倒くさ。

 

でも、折れてる枝が落ちてきて電話線を切ってしまったり近所の人に怪我させてしまっても行けないし、早く処理しなければ。

 

伐採の申請に必要なものは、

  • 木の様子を写した写真二枚
  • 不動産を購入した時の譲渡証書の中にある敷地の権利書みたいなもののコピーに、敷地のどこにその木があるのかを書き込んだもの
  • 申請書類

うちの木は、市の担当職員の方が見にきてくれた上で「伐採の申請をするのをお勧めします。するんだったら私にメールしてから申請書類を出せば、すぐに許可を出します。」とのことだったので、本当に速攻で許可をいただけましたが、そういうケースでない場合は若干待ち時間がある模様。

 

許可が速攻降りたら伐採する業者に依頼して、手配が終了。

業者も何十社もいまして、去年から開業した会社とか、明らかにAsh Boreの状況に便乗した儲け目当てらしき会社から、うん十年前から庭の木々の世話をしてますよ、っていうところまで。

 

今回は、予防接種の予約を入れてあった会社に電話して、切ることにしようと思うと伝えて見積もりをお願いしたのですが、電話したその日に下見に来る予定だったということで、実際に見てもらって「市の職員は切るべきだと言ったのだけど、どう思う?」と聞いたところ「予防接種のお客さんにそう聞かれた場合、お宅の木の状態なら、健康だから切ることはないよ、って言うようにマニュアルにはあるんだけど、本当のところはやっぱり市の職員と同じで、予防接種してもどうせ来年か再来年には切らなきゃいけなくなるから、うん、切る方が良いと思うよ」と言われたのですよ。

 

ねー、業者ってやっぱり自社の儲け優先ですからね。

そんなもんだよね、と思いつつも、その会社についでに伐採を依頼しましたよ。

大きな木なので、作業は一日かかるとか。

上の方から切りとっていき、大きな幹を最後に切り取ります。

 

今朝8時に来て作業開始した作業員諸君、総勢四人で上の方の枝を切り、切った枝を機械で粉砕し、最後は幹を芝生の上に倒してからチェーンソーでぶつ切りにした模様。

切った枝を運び出し粉砕する作業と、木を切る作業と、掃除、と、やることはいっぱいあって、しかも最後には根っこを掘り出さねばならないのですから、大仕事。

 

夕方仕事から戻った私が見た風景はこれ↓

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夫も仕事で作業中は留守だったのですが、午後帰宅した頃、作業は一段落していたそうで、作業員達は明日またやって来て、この太い木の幹を運び出し、根っこ(左上の横になっていない木の切り株の下にあります)を掘り出して、後始末をしていただいて、それで終了です。

 

何人もの作業員が二日に渡って作業しに来るわけですから、何千ドルという金額はまあ、妥当なのかもなあと思ったのでした。(でも安くはないですけれど!)

 

 

感染経路は元を正せば人間

Ash Borer のせいで、北米の広範囲でAshが死んでいき、伐採されている現状ですが、そうやって一つの種類の木々が一気に消えていくというのは、そのために土壌の成分が変化したり、木々や森林が風を受けて空気が動く、その流れが変わったり、人間の生活には目に見えないところでかなりの環境の変化が起こるのだそうです。

 

外来の害虫や植物などが、輸出入とか旅行者などと一緒に入って来て、その土地の生来の生態系を壊す話はあちこちで聞かれる話です。

 

Ash Borer という昆虫は元々は東アジア、中国や日本みたいなところが原産地というか、本来住んでいる場所だったものが、輸出入などで入ってきた貨物のパレットか何かに付いてきたものが広まって感染したとか。

元来の環境である東アジアにいるAsh Borer には天敵もいるし木々も抵抗力があるとかで、特定の種類の木を皆殺しにする、、なんていうことは起こり得ないのだそうです。

 

でも、北米やヨーロッパに持ってこられたAsh Borer は、天敵もなく美味しい木々の食べ放題なんでしょうね。

 

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上の方の枝の中に、Ash Borerによる被害を受けた部分が見られます。こうやって食い尽くして行ったんですね、憎っくきAsh Borer達。

 

伐採した木の後には、同じくらいのサイズになる木を植える義務があるので、次はどんな木を植えるべきか、ちょっと考えねばなりません。

害虫のいない無敵な木なんてありませんし。

 

 

モントリオール市のサイトには、木の状態によってどうするべきか、手続きのことなども結構詳しく説明がしてあります。

Ville de Montréal - Large Parks and Greening - Emerald Ash Borer

 

 

 

できることなら日本から野菜の種を持ち帰りたいと帰省するごとに心が揺れたりもしますが、やっぱりそういうことしちゃいけないんだ、と思い知る経験でした。


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