食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

セイタン・ソイミートで夕ご飯

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上に乗っけたコリアンダーで全体像がすっかりわけのわからない状態になっていますね。

 

先日購入したセイタン、じっくり見て見たら、大豆のタンパクも入っているようで、まあいわゆるソイ・ミートでもあるようで、セイタン&ソイミートということで良いのでしょうか。

 

製造元は台湾の会社で、パッケージは素っ気ないものでしたので、戻し方なども一切載っておらず、なテキトーにやってみたので、戻しすぎだったり洗いすぎだったりするかもしれませんが、出来上がりは美味しくなりました。

 

肝心の肉もどきがあんまりはっきり写っていないので、フォークで引っ張り出してアップで撮影。

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見た目は豚肉の薄切りっぽいですね。食べた感じも、肉の薄切りっぽい。

タンパク質は全体量の50%だそうです。

 

作ったのは、ココナッツミルクを入れたタイっぽいカレー(あくまで、ぽい、です。)

 

肉もどき入りのココナッツカレー

 

肉もどき(好きなだけ)  

エリンギ 2つ

赤いパプリカ 大きめひとつ

玉ねぎ 小さめ一つ

にんにく4〜5かけ

青ネギの小口切り 2〜3本分

チャイニーズ・ブロッコリ 10本くらい

コリアンダー(生のもの)一把

ココナッツミルク 500ml

好みのスパイスや調味料 

レモンもしくはライム

 

  1. チャイニーズブロッコリは茹でて絞って適当な大きさに切る
  2. 肉もどきは茹で、水洗いしておく
  3. 大きめの中華鍋で敵というに切ったにんにく、玉ねぎ、パプリカ、エリンギ、肉もどきの順で炒めていき、青ネギの小口切りと茎の部分のコリアンダーを入れ、ココナッツミルクをそそぎいれ、火を弱めて全体に温める
  4. 好みでスパイスや調味料を入れ、別に用意しておいたヌードルなりご飯なりの上からかけて、上にコリアンダーの葉っぱの部分をたっぷりかけ、レモンかライムを絞って食べる

 

既製品の肉もどきは普段常備していないので、いつもならとうふとかテンペまたはセイタンで作っていたのですが、戻してすぐに使える乾物は在庫しておけるから便利ですね。

 

夫も「今までの肉もどきの中で一番肉みたい」と言っていました。

比較対象が私の手作りのセイタンですから、当然と言えば当然ですけどね。笑

 

 


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残念な味のお店に行ってしまった。

土曜日は夕方映画を観に行く前に、友人たちとご飯を食べに行きました。

ちょっと前にHappy Cowで見つけて、気になっていた「ヴィーガン&ヴェジタリアンのヴェトナム料理」のお店。

 

フォが大好きだったので、これは行って見たい!と。

 

ところが、、、、。

 

タイトルからもすでにお分かりかと思いますが、これが残念なことに、味が好みではなかったのですよ。

 

店の人の態度がつっけんどんだとか、

店の内装がいけてないとか、ボロいとか、

テーブルがちょっと汚れてるのに頼まなきゃ拭いてくれなかったとか、

サービスが遅くて待たされるとか、

 

そういうのも嫌ですけれど、味が好みでないって決定的ですから、残念無念!

 

そのお店がある地域には、他にもヴェトナムのフォのお店が軒並み並んでいて、アジア系の食材のお店もたくさん。

そんな激戦地区ですから、生き残るのも大変なのではないかと。

 

ヴィーガンというのが売りになって、成功しやすいのではないかな?

と思う反面、肉が入ってないフォなんか食べに行くもんか、隣に肉入りの伝統的なフォの店があるんだから、そっちへ行くよ、、、という考え方をする人たちもいるでしょうから、ヴィーガンであることがハンディキャップになるかも?という気もしますね。

 

どちらに転ぶにせよ、ヴィーガンの外食環境改善のためにも、ヴィーガンのお店は応援したいと思っています。

 

というわけで、友人4名と夫を連れて乗り込んだのですがね。

 

お店の人はとても親切で、私がヴェジタリアンの一皿(卵が入っていた)を気がつかずに注文しようとしたら「あなたはヴィーガンじゃない?大丈夫?」と確認してくれたり。

卵は後からのっけるから、外すこともできるよ、と言われたのですが、結局そのスープは頼まず、別のものを注文しました。

 

そのお店にはヴィーガン食材、ヴェジタリアン食材もたくさん置いてあったので、ヴェジパテやグルテンミートを買いに行くという形で応援することもできるんですけれど、たまに「フォが食べたい!」と思った時に駆けこめる店が見つかったかなと期待していただけに、本当に残念。

 

味がね、甘かったんですよ。

 

私のスープだけが甘かったのなら次回は別のを頼めばいいのですが、友達のスープをちょっと味見させてもらったら、他のも甘かった。

ついでに言えば、同行した友人の一人が好奇心で購入したキムチをみんなで味見したのですが、これもまたキムチらしからぬ甘さが気になったのです。

辛いけど、甘い、タイ料理のサラダみたいな感じで。

それはそれでいいのだけど、キムチを期待するとちょっとがっかりするかな、という。

 

友人たちと夫はみんなこのお店のスープが気に入っていたので、本当に好みの問題だと思うのです。 

 

スープが全部甘いなら、次はサンドイッチとかご飯ものを試して見たいと思います。

ひょっとしたらここのお店は全部甘いのかもしれませんが、サンドイッチや炒め物ならまだちょっと甘さがあっても大丈夫じゃないかなあ、、、、と期待しつつ。

 

 

 

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小売部門の棚から、グルテン肉もどきを二種類買ってきました。

スープにはこれの左側のが使われていました。 

 

 


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冷蔵庫にあるもので、チャプチェもどき

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いや、チャプチェに使う麺を使っているだけで、本当にもどきになりきれているかどうかはちょっと不安ですが。

 

うちは、基本的に週に一度食料品の買い出しに行くのですが、先週末はオンタリオへ遠征していたので、買い出しはなし。

 

あるものでなんとかできるだろう。

ついでに乾物とか冷凍したまま忘れてたものとかも使っちゃえばいい。

 

と思い、あえて別の日に買い出しに行く、などということもせず。

 

平日は私、仕事ですから、食料品を買いたい場合は仕事が終わった後、帰宅途中の駅前のスーパーなんですけど、激混みなのです。

 

みなさん、やっぱり便利な立地にある便利な店で買い物したいと思うんでしょう。

しかもその駅前のスーパーは、野菜が比較的割高なんですよ。

高いのに並んで時間が無駄になる、、、、それは避けたいですからね。

 

ということで、本日、木曜日の夕食も、残り物で無理やりひねり出す料理です。

 

残り物野菜でチャプチェもどき

 

材料
  • チャプチェの麺 1束
  • 豆腐 firm 1パウンドのものの半分 細切りにする
  • 人参一本 
  • 玉ねぎ、小さめ一つ
  • 菜の花に似たような中華野菜 一掴みほど(一把の半分)
  • にんにく 5かけ程
  • しいたけ 4枚ほど 
  • きくらげ 乾燥状態で半カップほどを水に戻して
  • 青ネギ
  • 醤油
  • 砂糖もしくは好みの甘味料
  • お酢(ほんのちょっとだけ入れます)
  • ごま油
  • 炒りごま
  • 青のり(最後にパラパラっとかけます)

 

手順
  1. 野菜は食べ易い大きさにスライス
  2. 豆腐はスライスしてさらに細切りにし、醤油、砂糖、酒、ごま油で和えておく
  3. しいたけときくらげは戻し、麺にからみ易いように切る
  4. 野菜類を炒め、醤油、砂糖、酒などで好みの味付けをして皿に出す
  5. 豆腐を炒め、野菜の皿に移す
  6. 酒、醤油、砂糖、ごま油をフライパンに合わせて煮立て、茹でたチャプチェを入れて炒め煮する
  7. 加熱した材料全部を合わせ、炒りごまをふりかける

 

適当にパッケージの裏に書いてあるレシピを参考に好みに味付けましたので、韓国のお母さんたちに「全然違うわよ!」と怒られる可能性大ですが。笑

 

明日の夕飯はちょっと前にたくさん作って冷凍してあったチリで済ませましょう。

買い出し行かなくても一週間くらいならなんとかなりましたね。 

 

 


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老後について、ほんのすこし考えてみた

私は世間でいう、いわゆる中年という年代です。

日本ではいつの頃からか、アラサーとかアラフォーとか、そういう言い方が普及したようで、ナンノコッチャ、と思ってましたが。

自分がアラ*なのか、特にここで表明するつもりはありません。

 

でもまだまだ現役なワタクシ、仕事でクタクタになった時とか、クリスマスと元日が日曜日だったせいで、この時期一日も祝日がなかった今シーズンなど、「あああああ、もっと歳とってたらリタイアしてのんびり生活できるのに!」

などと思ったりもします。(歳とってても蓄えがきっちりできてないとリタイアできませんけども。)

 

 

でも、リタイアってやっぱり先のこと、先の、ちょっと不安なこと、ですね。

 

知り合いにほんの数人ですが、羽振りが良くって、50代になってすぐにリタイアしちゃった人がいらっしゃいます。

 

いいなあ、私も今のうちに転職してお金稼ぐことに気持ちを集中して、50になったらリタイアしたい、、などとも思いますが、まあお金を稼ぐ才能がある人とない人がいますしね、現実と向き合わねば。

 

健康のこと、収入のこと、色々と老後といえば気になることはありますが、私、食いしん坊ですので、一番気になるというか、これをクリアできないうちは如何にもこうにも安心してボケられないわ、と思うことがあります。

 

 

はい、老後の食事です。

 

 

私は日本出身ですので、やっぱり北米の病院食とか老人ホームで出される食事とか、ああいうのはダメなんですよね。

 

病院食ならせいぜい3泊くらいで終わるから我慢もできますが(こちらはベッド不足が深刻なので、同じ病気の人が日本で入院すると二週間くらいのことが三日だったりするのです。)老人ホームだったら、死ぬまでずっと、毎日。

 

以前、老人ホームにボランティアに行っていたことがありまして、

 

90歳なのにめちゃくちゃ元気な(でも電動車椅子で移動なさっていた)ムッシュ・T、彼は老化のせいもあり、味覚がちょっと衰えていたフシもあるのですが、ホームの厨房も栄養士の指導のもと、減塩、ローファット、などの健康食を提供していたようで、毎回お会いするたびに

「自分はね、神様に余分に時間をもらってこんなに長生きしてるんだよ、だから、もっと長生きしたいなんて全然思わない。明日死ぬかもしれないけどそれはいい。だけど、今夜が最後の夕食かもしれないと毎回思うのに、食事が味も素っ気もなくてやってられない」

とこぼしていました。

 

現に、一緒に食堂に同伴して、テーブルに着いたムッシュ・Tとお話を続けていると、テーブルに届けられたお皿の上のパスタとトマトソースは、見るからにゆですぎなパスタに、トマトの水煮缶をそのまま上にぶっちゃけただけ?なようなソースです。

「まずいんだ、味がないんだ、食べてみる?」

なんて言われましたけど、試食するまでもなく、それは本当に味気なさそうなパスタ。

 

夕食は大概、メインの料理に炭水化物が組み合わされ(便利なのでパスタが頻出)アップルソース(プッチンプリンみたいな感じでプラスティックの容器に一食分がパッケージされたもの)クラッカーが二枚袋に入ったもの、密閉パックのチェダーチーズ(ローファット)の一食分、オレンジジュースのパック入り一食分、そんな感じでした。

 

病院食と基本的な路線は同じです。

 

栄養士が「たんぱく質、ビタミン、鉄分、炭水化物、、」とチェックしたもので、北米の一般的な人々の食事のパターンに寄り添ったようなものです。

 

これを渋々口に運ぶムッシュ・Tが気の毒で。

 

塩気がないんだと言って、どこからかもらってきてポケットに忍ばせていた小さな紙製の小袋に入った塩を取り出してちょっとふりかけ、「これを見つかると部屋を捜索されて没収されるから、見つからないようにやらないといけない」と。

 

日本でもきっと、病院や老人ホームで食事を供される場合は、減塩とかローファットとか、そういう「健康志向」なものが出されているのだと思いますし、病院食なんかはどうしたって家で家族が調理した食事やレストランなどの食事に比べたらまずいと言われているとは思うんですが、こっちのは、ちょっとレベルが格段に下がります。

 

自分の体がヨボヨボになって、買い物も満足にできなくなって、料理を作る体力もなくなって、行政のサービスなどが介入してくるようになったら、ムッシュ・Tが食べてたような、あんな食事を与えられるんだろうなあ。

 

と思うと、本当に、自分で自分の世話ができなくなった時が年貢の納め時というか、これは辛い、辛いという言葉では表しきれない。

どうにか避けられないものか。

 

歳をとるということは、だんだんと自分のことが自分でできなくなっていき、若い世代の人たちに身を委ねるようにならざるを得ないことなんだと思います。

 

コロッと逝ってしまいたいですね。

人に世話されるくらいなら。

 

というのは多分万人の希望するところ。

 

うちの祖父も毎年正月になると言ってました「わしは今年こそ死ぬぞ。」と。

正月早々そういうことを言うのはやめてくれ、とか、おじいちゃん毎年それ言ってるけど毎年ちゃんと生きてるから今年も大丈夫だよ、とか、家族は毎年祖父にそっけない返事をしてましたけどね。笑

 

祖父は、死ぬときはさっと死んでしまいたいといつも言っていましたが、癌で長患いをして、苦しんで逝きました。

 

希望することがいつも叶うとは限らないけれど、あんなに毎年希望をはっきり表明してたのに、全く逆になるなんて、かわいそうでしたね。

 

 

それを思うと、自分も、老後は希望の全く反対の、まずーい北米デフォルトの「健康志向な味気ないパスタ」を毎食食べて老いていく可能性は高い!

 

 

ものすごく蓄えをしっかりして、プライベートで美味しい食事を提供するサービスを雇うか、もうちょっと食文化が豊かで美味しいものが割と普通に食べられる文化圏に移住するか、、、、

 

どちらも現実味がないですねえ。

 

せめて私が老人ホームにお世話になる頃には、ヴィーガン・オプションも普通にありうるような社会になってるといいですけどね。

 

ああ、それでもやっぱり、ナッツとスムージーばかりでは食いしん坊の私、満足できませんから、ヴィーガンでなおかつ美味しいもの、、、が一般化してくれるといいなあ。

 

そういう社会にしていくのは自分たちですから、私もせいぜい地元で人々と話す機会があれば、美味しいヴィーガン・ダイエット、広めていきたいと思います。。

 

 

 


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オンタリオの義母を訪ねて

むかーし昔、「母を訪ねて、3千里」というお話がありましたが、覚えておいででしょうか、、、。

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出発して1分もしないくらいの地元です。先週は割と暖かい日が続いたので、雪もかなり溶けたような。。。

 

この週末は、義母を訪ねて長距離ドライブしてまいりましたよ。隣の州まで。

直線距離でどれくらいあるのかなと思いましたら、だいたい666キロメーターだそうです。

一里は4キロですから、4で割ると166,5里です。

そう考えると三千里ってすごいですね。マルコ、すごい。笑い

 

片道166,5里ですから、往復で333里。

私が義母を訪ねていく旅を9回すると、三千里。

マルコに匹敵します。

だからなんだっていう話ですけれど。笑

 

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我が州とお隣の州は、似たような気候ですからうちが暖かい時にはあちらも暖かく、暖冬なのは同じなのですが、やっぱり若干あちらの方が気温が高めなので、ほら、こんなに雪がなくなっています。同じタイムゾーン(カナダは国内に6つのタイムゾーンがあります)の中でも西側へ行きますので、夕方暗くなるのもうちよりもうんと遅く感じます。なので、気分的には「春かな?」と言う感じ。遠いトロピカルな土地へ行けないので、こんな小さな春を喜びます。

 

 

 

今回の帰省は、ひょんなことから私が金曜日お休みをもらえることになったので実現しまして、ろくに準備もせずに、ぱぱぱっと荷造りして、行きのお弁当と帰りのお弁当用に梅干しのおにぎりを自分用に、きゅうりとチーズのサンドイッチを夫用に(夫が自分で作りました)木曜の残り物のパスタ(トマトソース)をパックし、お茶をサーモスに入れて、慌ただしく出発しました。

 

冬の時期の車の旅は、食品などはトランクに置きっぱなしにしておけば勝手に冷凍しますので長持ちします。

冷凍しても平気な食品はそうやって保存が可能。

若干乱暴ですけれど。

 

そんな感じで、滞在中はもし必要なら自分で持参した食事をトランクから持ち出してチンして食べれば大丈夫、、という感じですごしました。

 

土曜日の晩は義母の家を出て、もうちょっとうちに近い(とはいえ車で4時間くらいの距離です)の義妹宅に泊めていただき、残りのご飯(おにぎりのみ残っていました)は帰りの車の中でランチにでもすればいいや、、、とトランクから出さずに一晩過ごしまして、翌朝、「あ、いけない、おにぎり凍っちゃってるじゃん」と気がついたのでした。

 

ご飯ものは、一旦凍ったものは、ちゃんと加熱してやらないと、解凍されてもパサパサなので美味しくもなんともないですよね。

ならば出発前に電子レンジでチンしていこう、、、と思っていたのですが、人と話したり荷造りしたりあれこれやってるうちにやっぱりすっかりそんなことは忘れ、冷凍おにぎりを搭載したままで義妹宅を出発。。。。

 

ああ、お昼に食べるアイテムがないまま出発してしまいましたよ。

夫は、どこでストップしても売店やファーストフードでなんでも買えばいいですからいいけれど、私はやっぱりハイウェイのサービズエリアでは食べるものがなかなかない。

 

ということで、ハイウェイに乗る前に勝手知ったる義妹の地元のスーパーでランチアイテムを買い込んで行きました。

 

買ったものは

 

ピスタチオ(塩がかかってないもの)

すでにカットしてあるパイナップル

夫用にツナとサーモンのサンドイッチ

自分用に、、なんと、ベジタリアン・スシ

 

最初は冷やかしで見ていたスシでしたが、材料に何が入ってるのか見て見たら全部植物性だったので、面白半分、試しに食べてみようかな、と思って買って見ました。

 

食べ終わった後で気がついて写真を撮ったので、肝心のブツは写っていませんが、こんな感じです。

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中には小袋入りのワサビと醤油、生姜が入っていました。パッケージにはもちろん割り箸は付いていません。笑

 

スシが200グラム入って、具は全部野菜で、それで6ドル49セント、これは結構いい商売ですよねえ。

 

しょぼいのは承知の上で買いましたので、文句を言ったりはしませんが、こんなものがひっそりと、でも細々と販売され続けてるってことは、ヴェジの人でこう言うのを買う人がいるってことでしょうから、もっと美味しいものをこれくらいの値段で出したらヒットするかも。

 

こう言ういかにも怪しげなスシをスーパーで買ったのは初めてのことなのですが、感想としましては、こんな感じです。

  • ご飯粒が押しつぶされててひどいことになってる上、ご飯の層はかなり薄く押し延ばされた状態(多分ご飯の美味しさがわかる人は顧客層にはいないんでしょうね。)
  • 冷蔵エリアに陳列されていましたので、もちろんご飯は美味しくない状態。魚介類を使ったスシと一緒に並んでますからね、冷蔵コーナーでないところに置くことはできないですから、仕方ないっちゃ仕方ないですが、こういう商品を買った人が、スシって美味しくない、と思っても仕方ない。
  • 裏巻きなのはわかるが、海苔の風味も何もあったもんじゃない(海苔の味がわかる人が顧客層にいないんでしょうけど、海苔は押しつぶされたご飯を延ばしたものがバラバラにならずに形を保つために存在する単なる裏方、って感じでしたね。)
  • 中身は細切りの人参、赤ピーマンの細切り、青梗菜、枝豆を薄切りにしたもの、ハムス、ごま、、、、なるほど、、で、意外にも青梗菜のシャキシャキッとした歯ごたえが美味しかったです。
  • スシだから、お約束のようにわさびがついてました。笑。スシ自体の味がぼやぼやしているので私も使いましたが、醤油やワサビを必要もないのにガパガパと巻き寿司につけて食べる北米人の気持ちは、この寿司を食べたらなんとなく理解できた気がします。。。。

 

面白い経験をさせていただきましたよ。

 

旅先でもなければこう言うものに手を出さないで、どうしても安全圏内でぬくぬくと過ごしてしまいますからね。

 

ヴィーガンになって楽しくなったことの一つは、食の冒険というか、伝統的なものじゃなくても面白そうなものを食べたり作ったりする機会が増えたこと。

スシももうちょっと羽目を外したのを作って見たいなあと思った車中のランチでした。

 

 

 

 


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