グリルしたのはテンペ、アスパラガス、ズッキーニ、マッシュルーム、ピーマン、ジャガイモ。
七月一日はカナダデーでした。
カナダの連邦政府ができて150周年記念のカナダデーでしたので、ケベック以外の州ではさぞや盛り上がったことでしょう。
ここモントリオールでは、七月一日は引越しの日。
一年契約のリースの更新が七月一日というのが一般的で(でも最近はそうではないアパートも結構増えているようです)賃貸に住んでいる人たちがこぞって引っ越す日として悪名高い。(何故なら引越し屋が引っ張りだこになるので、値段を釣り上げたり、そうではなくても同じ日に大勢の人たちが引越しをするっていうのは効率は良くありませんからね。)
我が家は引越しは関係なく、カナダデーも関係なく、雨の土曜日は家のことをしてのんびり過ごしました。
先週のハイキングの筋肉痛もあることだし。笑
で、月曜日は振り替え休日をいただけましたので、夫と二人で川沿いをチョチョっとバイクライドしてまいりまして、午後はBBQ。
実は日曜の夕飯をBBQにしようと思っていたら、午後6時くらいに急に激しい通り雨があり、その後もパラパラと続いたので、延期になった次第です。
天気予報では降水確率こそ若干低めでしたが、また夕方降られたら嫌だし、じゃあいっそのこと、早めの夕飯にしようよ、と、午後3時くらいから始めて夕方4時半には食べ始めましたよ。
写真にある通り、ただ単に野菜とテンペをグリルしたのみで、味付けも塩胡椒のみとシンプルにしました。
テンペは塩を溶かした水にしばらく浸けておきましたけれど、それだけ。
一緒に食べる野菜の旨味でパクパク美味しくいただきました。
野菜は切った後、オリーブオイルをまぶしておきます。そうすることで焦げ付かないし、グリルしても乾燥しません。
気温も20度くらいと丁度よく、BBQの後片付けをしてもまだ6時過ぎと、時間に余裕がある感じでとてもよろしうございました。
通りの図書館
午前中にバイクライドをしてきたのは、うちからちょっと北へ行った川沿いのバイク道です(Bike Paths)。
自分が振り替え休みだから、さぞや世間もお休み気分だろうと思っていたら、それほどの人出もなく、いつも週末には家族連れがワイワイと集まっている公園のBBQエリアには、BBQ じゃなくてお弁当持参のカップルが一組だけ。
土曜が祝日でしたので、世間では金曜に振り替え休を持ってくる職場が結構多かったのかもしれません。
そして、
Bike Path脇のアパートメント・ビルディングの駐車場脇に、こんなものを見つけました。
Bibliothèque de Rue 通りの図書館、というような意味です。
「読書が好きですか?私たちの本と交換しましょう。一冊置いてって、一冊持って行ってください。」と書いてありますね。
この木箱の中をのぞいてみましたら、残念なことに、全部興味のないものばかりだったんですけれどね。笑
ハーレクイン・ロマンスっていうシリーズがあるんですけれど、それのフランス語版が何冊か。笑
他にもハーレクイン・ロマンスじゃないけれど、似たようなラブ・ロマンス系とか。
もしくはケベックの政治家の自伝とか。
欲しい本はありませんでしたけど、よかったらうちからごそっといらない本を持ってきて置いてきちゃおうかなと思いましたよ。
結構しっかりした箱と台ですから、多分来週もまだここにあるでしょう。
英語の本持ち込まれても困るかな。
こういう、家の前とか通りのちょっとした場所に本棚とか木箱を置いて、いらない本のやり取りをしましょう、という試みは以前からいろんな地区の住民が自発的に行っています。
休みの日に公園を通りかかると、ピクニックテーブルの上に本を並べて「欲しかったら持ってって」ってやってたり。笑
無料であげます、っていう場合は大概欲しいと思うような本は見当たらないのですけども、そうやって本を並べてる人たちとちょっと世間話をするだけでも面白いし、ひょっとしたら何か面白い本があるかもしれないので、見かけると寄って行きます。
今のところもらってきたことはありませんけれど。
こういうの、うちでもやろうよ、と夫に言ってるんですけどね。
図書館とは別ですけれど、Aljazeera から、こんなビデオが紹介されていました。
イエメンでは本を読む余裕なんてない人々が大勢いて大変ですけれど、そんな中、本を車に積み込んであちこち移動して、駐車した車の上に持ってきた本をぎっしり並べて通りがかりの人たちに読書をしましょうよ、と進める移動本屋さんです。
Twitterで見つけたのでこのビデオをこちらでシェアする手段が見つけられず、リンクをここに貼ることにしましたが、皆さんも見られるといいのですが。
https://twitter.com/AJEnglish/status/881671589040934912
BBQを楽しめるのも、本を読んで楽しめるのも、幸せなことです。