食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

台所で今年の抱負を

新年が明けて、もう1週間過ぎ去りましたね。

あっという間にあら二月だ、もう六月だ半分過ぎた、夏が来た、夏が終わった、ああもう年末だ、というふうにどんどん月日が経って行きますね。

私としましては、五月、六月あたりで時間がゆっくり足踏みしてくれるととても嬉しいですが、まあそんなわけにはいかない。

 

新年の抱負を、、というにはちょっと遅めですが、ま、来年になっちゃう前に今年やっておきたいこと、変えたいことなどを考えて見ます。

 
市のコンポスト・サービスを利用してゴミをさらに減らす。

まずは簡単な目標から。

我が家は庭にコンポストがありまして、台所で出た野菜クズなどを小さな容器にまとめて、毎日食事の支度の後で外のコンポストに捨てに行きます。

外がマイナス二十度なんていう日には捨てに行きたくないですが、生ゴミ臭が出る前に捨てないといけませんので、結構重要。

これと同時に地下室にはミミズ・コンポストがありまして、こちらは酸性の強いもの(レモンとかオレンジの皮など)や玉ねぎの外の皮(乾いてる部分)そしてバナナの皮などは入れませんが、それ以外のコンポストを。

 

我が家が住んでいる市では、ゴミの収集は2週間に一度だけなのですが、コンポストは毎週一度回収に来てくれます。

家庭のコンポストでは、例えば肉とか魚の骨や皮などといった高タンパク高脂肪のものは消化できないので、そういったものを市のコンポストに出すといいのですが、我が家は動物性のコンポストは一切出ませんので、コンポスト回収には何も出さないでいるのです。

そしたら先日、市の職員の方がきて「コンポスト回収サービスについて何か問題ありませんか?」と。

何もありませんよ〜、でも、うちには二つコンポストがあるので、使ってないんですよ、と言ったら納得してくださいましたが。

 

でも、市のコンポストに出せるものは、なんと野菜クズや動物の骨や皮だけでなく、例えば使用済みのティッシュなどもいけるようです。(うちの市のコンポストの話なので、ご自分の市町村のコンポストについてはご確認ください)

そしたら、うちのゴミ、かなり減らすことができますよ。

だって、ゴミ箱に入れるものといったら、リサイクリングでは回収してくれない汚れた紙やプラスティック(プラスティックはリサイクルしてもらえないレベルのものもある)、使用済みのティッシュ、風呂の排水溝でキャッチした髪など、、ですから。

 

他にもコンポストに出せるものをきっちり調べて、ゴミ減らしを頑張ってみたいと。

 

 

食べたいから食べに行く、という外食は増やし、面倒臭いから出前取ろう、を減らす

 

外食はあんまりしないのですが、たまに知り合いとの待ち合わせなどでヴィーガン対応の店を探すと、確実にそういうお店が増えています。

ヴィーガンにとってそれはありがたいことですから、どんどんそういったお店に行って応援したい。

 

また外食すると、家では思いつかないようなものがあったりして参考になりますしね。

 

一方で、仕事から帰って、「あー、疲れた、作る気がしない、出前でも取ろう」

という、ワクワクしない外食(家で食べますけど)は減らしたい。

こういうパターン、去年は平均して月に一〜二回くらいありました。

 

疲れてどうしようもないときはありますから、無理したい、と思っているわけではなくて、無理しないでもパパッと作れるように食材を揃えておきたい、

でも揃えすぎて傷ませたりしないように工夫したい、

一週間の献立を立てるなり、作り置きをするなり、工夫して一週間をうまくオーガナイズする、、

など、、、を目指したいものです。

 

 

料理本のコレクションをこれ以上増やす前に、今持っているものからもっと作って活用する。

 

私、基本的に本は買わずに図書館で済ませているのです。

でも、料理本ってものすごく量が多くしかも好みも様々だからか、図書館のネットワークで検索してもないことが結構あるんです。

日本の料理本に至ってはこちらに暮らしている限り、図書館では入手できませんし。

 

ヴィーガンになるまではレシピなんか面倒くさくて、実はほとんど参考にしたことがありませんでした。

だいたい和食だと、「調味料はさしすせそ」などの順番や、これをちょっとこうするといい、なんていうコツを聞くことはあっても、どれを何グラム、なんて気にしなくてもできますしね。

 

というわけで、ヴィーガンになるにあたって、面白いもの、今まで思いもつかなかったものなどの作り方を知りたくて、レシピを読むようになったのです。

 

そしてなんだか急に料理本が増えてしまった。。。。

 

ここら辺で、持っているものをもっと活用しないと。

 

世の中にはクリエイティブで商売上手な料理人の方々がごまんといますからね、でてくる端から料理本を買っていては作るのが追っ付きません。買ったものを消化してから次へ行く、と固く決心。

買ったもの、持っているものを消化するとは、やっぱりせめて一冊の中に載っているレシピの全部は無理でも、八割以上は作って見たいものですよね。

そこらへんも全ての料理本に関して、どのくらい活用しているのかチェックしてみるのも面白いかも。

 

去年作って気に入ったものは何度も作ってみる。

こちらに書いたレシピなどは自分のメモ用でもあります。

 

気に入ってブックマークしたサイトが引越しされてしまったりして表示できなくなることもありますし、かといえ毎回きになるレシピをメモ書きするのは面倒だし、とはいえ印刷するのは紙が勿体無いですから、なるべくパソコン上で閲覧するようにしたいのです。

そうすると、紙のレシピみたいにちょっと空白にメモ書き、とかがしにくいのもあり、また紙より手軽に膨大な量をブックマークしたり保存してしまって、収集がつかなくなりやすいので、もうちょっときちんと整理して見やすくしたいのですよね。

 

自分のブログにメモれば簡単、と思っていたのですが、もうちょっとブログ上のカテゴリーを工夫するなりしないとそのうち手がつけられなくなりそうです。

 

インデックスページみたいなのを作ってリンクをまとめてしまうとか、そういった面倒そうだけど後で使い勝手が良くなるような、そんなことを年末までにやってみたい。

 

 

さあ、私の今年の目標、どれだけ達成できるでしょうか。

 

 


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もっと頂戴、Come again!ケーキ

またおいでじゃなくてもっとちょうだい・ケーキ

クリスマスに焼いたフルーツケーキ、Yorkshire Come Again Cake のオリジナルのレシピはどこで見つけたんだったっけ、とネット上で色々と探してみましたが、どうもはっきりとしたことがわからず。

 

前にもそんなことがありましたが、やっぱりレシピも見つけたらどこのサイトのものか、というのをメモっておくべきですね。

 

ググってみると、Cut and Come Again Cakeという名前が並んでますね。

しかも、以前見つけたケーキのレシピの名前が「Yorkshire come again cake」だったので、なんだか勝手に「美味しいからこれを振舞ってお客さんがまた来るように」という意図なんじゃないかと思い込んでましたが、どうやら実は「一切れケーキを切り分けると、その美味しそうな香りが立ちのぼるので、『もう一切れ!』と思わないではいられない」という意味での come againなようです。

Give me one moreって言うことですね。

確かに、前に人に食べさせた時も「もう一切れ」とみんながお代わりをしましたしね。

 

多分これかな、と思われるサイト(そこに乗ってるレシピが私がメモったものとほぼ同じだったので。)を一応ここにリンクしておきましょう。

大元は Paul HollywoodさんのPies and Puds cookbookという本からのレシピだそう。


このレシピ、ヴィーガナイズする段階での工夫はもうちょっと必要(それは私の腕次第ですね。笑)ですが、本当に美味しいんですよ。

 

イギリスのヨークシャの伝統レシピみたいな感じですが(でもこのレシピは他のCome Again Cakeとはちょっと違うみたいですけど)とても美味しいです。

 

砂糖の量は自分で作りながらふと気がつくと減らしてましたけども、それでも食べた人みんなが一様に嬉しい顔になりましたよ。

ココナッツオイルのせい(だけじゃないかもしれませんが)でどっしりしてますけど、食べ物は見かけじゃなくて味だ、と思うので、やっぱりレシピを載せてしまいましょう。

お好みでアレンジあれ。

 

ドライフルーツは、私はドライフィグ、ジンジャー、クランベリー、そしておきまりのレーズン、という感じで。順番はカサの多い順です。

私は生姜が好きなので、料理でもお菓子でも生姜をつい入れてしまいますが、こういったケーキではジンジャー、いい仕事します。

 

 

Veganized Yokshire Come Again Cake レシピ

 

材料

 

  • オイル(*1)200g 
  • ブラウンシュガー  100g 
  • オールパーパス・フラワー  200g 
  • ココア  大さじ2 
  • フラックス・シード 粉末を水大さじ6 につけたもの (*2) 大さじ2 
  • ゴールデン・シロップ (*3) 大さじ2   
  • ドライ・フルーツ各種  200g 
  • レモン果汁  大さじ1 
  • ベーキングパウダー  小さじ2 
  • ラム酒 好みで

 

*1:本来はバターのところ、ヴィーがナイズしてココナッツオイルで作りましたが、液体の植物性オイルを使う方がふんわりするとあとで気がつきました。

*2:フラックス・シードは種状で買っておいて、使うたびにミルで粉末にすると酸化するのが早まらないのでよいです。残ったら冷凍庫で保存してさらに酸化を防ぎましょう

*3:ゴールデン・シロップというのは、イギリスで使われている濃いめのシロップです。なければメープルシロップなどで良いと思います。

 

手順

  1. ドライフルーツは大きなものはレーズンサイズくらいに合わせて切っておく。カチカチに乾いたようなものはラムを振りかけてふやかす感じで置いておく。
  2. ココナッツオイルをハンドミキサーでクリーム状に混ぜ、砂糖を加えてふわっとしたクリームにし、フラックス・エッグを加えてよく混ぜ合わせる 
  3. ゴールデン・シロップ、レモンジュースを加え、よく混ぜ合わせる
  4. 小麦粉にはココアとベーキングパウダーを混ぜておき、全体に均等に混ぜ合わせておき、これをココナツオイルのボウルに加え、全体に混ぜ合わせる
  5. ドライフルーツを混ぜ込み、パウンド型などに流し入れたら摂氏160度のオーブンで1時間半ほど焼く。

ケーキは最低でも一日置いてから食べる

 

 

という次第で、エピファニーの今日、2台目のケーキをスライスしてデザートとしていただくことにします。

あんまり長くおくとやっぱりカビるような気がするもので。

 

 


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私が乳製品をやめた理由

先日、卵好きだった私が卵をやめた理由について書きました。

  

 

今日は乳製品です。

 

乳製品と卵は時に、「動物がかわいそうで肉を食べないのは解るが、乳製品や卵は動物を殺すわけでもないのに、、、極端だ」

と言われるアイテムですよね。

 

牛乳 

私個人の嗜好としましては、保育園と言われるところに通っていた幼少のミギリから、乳製品の臭いというか、舌触りというか、あれがとても苦手でして。

口に近づけるだけで嗚咽が、、、。

それを見て大人が「ちゃんと飲みなさい!」と叱り出すのもストレスで。

 

子供の頃から固く信じていたのです。

「人間の私が牛のお母さんの乳を飲まされなきゃいけないのは間違ってる」と。

 

私の父も乳製品がお腹に入るといい反応をしない体質だったので、親に牛乳を強制されたことはありませんでした。

不幸中の幸いですね。

 

そんな次第ですので、乳製品の悪夢は、戦後のアメリカ主導の牛乳販促キャンペーンの名残で学校給食などに必ず添えられていた牛乳、それくらい。

 

飲むのではなくて、スープなど食事に入れて出された場合は、その時々で美味しくいただいていましたが、やっぱりあんまりたっぷり入ったものだと、調理されて一旦温まった牛乳のタンパク質が冷めて水面にフィルム状になりますが、あれがまたとんでもなく気持ち悪く感じられて、やはり嗚咽&涙が出てつらかった覚えがあります。

 

チーズ 

ただ、やっぱり日本にも、「乳製品は素晴らしいカルシウム源である」と、牛乳のみならず、チーズやチーズを使ったお料理を普及させようと言う魔の手が伸びていたのは記憶にあります。

 

母までもが、「雪*のとろけるチーズ」みたいな、チーズおろしですでに下ろしてあった袋入りのチーズを買ってくるようになったのを覚えています。

 

でもあんまり使う頻度は高くなかった。

だから、袋を開けてちょっと使って、くるくるくるっと袋を丸めて輪ゴムで留めて、次

にまた使おうと輪ゴムをとって袋を開けると、「あ、カビだ」と捨てることも結構ありまして。

だんだん使わなくなりましたね。

 

私が育った家では、カルシウムといえば魚、でしたので、「乳製品がいいと言われているけれど、要するに我が家にとってはあんまり使い勝手が良くないわけだし、小魚の小骨なんかも食べてるんだから平気よね」と言う感じで。

 

 

欧米人と決定的に違う嗜好

そうは言いましても、やっぱり欧米に暮らしているうちに、あちこちで美味しいチーズをいただいたり、乳製品を使った絶品料理をご馳走になる機会はありまして。

 

やっぱり食いしん坊だから、ワインと一緒に臭くてたまらないんだが味がわかるようになると美味しく感じるチーズをいただくようになっていましたね。

牛乳は嫌いだし生クリームのついているケーキ類は美味しいと思えませんでしたが、チーズは別、という感じで。

 

欧米人と食事を共にすると、食事に乳製品が色々と使われていることが多いので、ヴィーガンになると決めた当初は、豆乳やアーモンドミルク、カシュウナッツなどの代替品を使うことも覚えました。

美味しいチーズが食べられないのはちょっと残念だな、と感じましたが、でも本当に美味しいチーズは北米のうちの界隈ではちょっと値段も張るので、もともと毎日ガンガン口にしてたわけでもなく、すぐに慣れましたし。

 

やっぱり、基本的に「好きなのに頑張って口にしないようにしている」わけではないので、乳製品に関しては、苦しみも工夫も大したことではありません。

 

牛の乳がダメかどうかはかなり感情的なものらしい

「なぜ牛乳がダメ?」と言われた時の私の答えは、、、私は人間の成人だから。

子供の頃と同じ理屈なのでどうにも成長していないようで申し訳ないですが。笑

 

動物界には成人が、自分とは異なる種の無抵抗な母親から母乳を奪って飲んで「カルシウム摂取したぞ、栄養満点だぞ!」と喜んでいる動物は人間の他はいませんからね。

 

また、動物愛護に熱心な方がYouTubeなどによくあげてらっしゃるような、乳牛が無理やり妊娠させられて、出産後に赤ちゃん牛と別れ別れにされて搾乳機を取り付けられる様子、あんなのも見てるとえげつない、と感じますね。

あんなストレスとトラウマで不幸な母牛から搾り取ったミルクなんか、本当は体によくないんじゃないの、と理屈ではないものを感じさえします。

 

ところで、生まれてすぐに母親の母乳を奪われてしまう仔牛ですが、じゃあ彼らは何を飲んでるの?

と言うことが気になりまして、ググりましたら、なんと「豆乳」を与えられているんだそうですよ。

 

母の母乳を奪われて、替わりに豆乳?

 

弱いものが抵抗できないのをいいことに、なんて酷いことするんでしょう、人間は。

 

医学的にもいかに母親の母乳が幼児の体にとって大事なものかは認められていますけれども、それは単にカルシウムとかタンパク質とかいう栄養素のレベル以上ですよね。

 

反面、栄養的には母乳じゃなくて豆乳でもあんなに大きな牛が育つ、それは素晴らしいことを聞きました。豆乳は牛乳に遜色ないってことですもんね。

でも、赤ちゃんにとっては、どう考えても豆乳じゃなくてお母さんのお乳を飲ませてあげるべきですよね。

 

 

私がここに書いたような理由が「バカバカしい、何て屁理屈」と思う方は、基本的に感情のレベルでとても遠くの方にいらっしゃると思うのです。 

良し悪しではなくて、距離が遠い。

 

子供の頃から生活に染み込んでいる何か、それを全部否定されてすんなり受け入れることはなかなかできないことですからね。

毎日口にしていて大好きなものだから、それ以外に何を食べるんだ、と想像もつかない方もいらっしゃいます。

 

そういう方がお友達の中にいらっしゃったら、理屈や残酷ビデオで説得しようとせず、乳製品を使わないで作った食べ物を味見してもらう、できるのはそれくらいだと私は思います。

しかも「チーズケーキじゃないなんて気がつかないはず!プラント・ベースのチーズもどきのチーズケーキ!」をチーズケーキだと語って食べさせる、などといった不誠実なことはせず。笑

嘘はいけません。笑

 

 

 

ところで、アメリカの近代文学の名作、スタインベックの怒りの葡萄を読んだことがある方は多いと思います。覚えてらっしゃいますか?

 

あの話の最後の最後で、壮絶な貧しさゆえに妊娠していた赤ちゃんを流産してしまった若い女性が、これまた壮絶な貧しさで食べるものを手に入れられず、飢えで命を落とす瀬戸際といった初老の男性を助けるために、与えるはずの赤ちゃんがいなくなっても母乳で張っている胸を差し出して、男性に吸わせてやるという場面があります。

 

怒りの葡萄はカリフォルニアへ移動してくる農民たちの貧しさ、飢え、生き残るための必死の努力と挫折、その中で描かれる貧しい食事、などがとても印象的ですが、最後のこの母乳の場面に言葉も出なかった覚えがあります。

 

 

食事というものは、生存のために体の必要を満たすためでもあり、味覚、社会性や文化などをひっくるめて心を楽しませるためでもありますが、私にとって、乳製品はそのどちらにも不要です。

 

 

 


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疑問!茶渋は取るべきか、お茶道具は洗わないべきか

私はお茶に通じているわけでも、繊細なほのかな微妙なお茶っぱの違いがふんふんと鼻先で嗅いだだけで識別できるわけでも、お茶を愛してやまないわけでもありません。

 

どちらかというと、お茶は美味しいと思うけれど、自分にあんまり高級なお茶は勿体無いかも、、、というレベル。

 

お茶どころと言われる地方にほど近いところで育てていただき、何かと「これは美味しいお茶」と言われて飲ませていただいて生きてきましたが(北米にやってきてからはそう言った機会は激減しましたが)お茶への愛はそこまで深くもなく。

 

日本酒と同様、私が日本人と見ると「そうか、それなら教えてくれ、どの酒(お茶)がオススメなんだ!」

などと詰め寄られることもあります。

 

でも、日本人がみんな日本酒と日本茶のエキスパートな訳はなく。

 

お酒はまだしも、お茶はそこまで気にして生きてきませんでしたので、「ヘルシーらしいから」と無理やり毎日飲むことにしている人が訳も分からず買って飲んでる、、そういう人よりはまあかなり味は分かっているとは思いますが、そんなレベルです。

 

でね、私が日本人だからと、お茶談義を始める人がよく、「ティーポットなんか洗っちゃダメだよねえ」とおっしゃるのですよ。

 

ティーポットは、お茶を何度も入れることによって深みというかその味わいが染み付くものなので、それを洗剤で洗うだなんてもってのほかなんだ、お茶のエキスパートのアジア人の知り合いは誰もティーポットを洗ったりはしないもんなんだよね、ねえ?(と私に同意を求めてくる。)

 

私、嘘がつけない性分ですので「ねえ?って言われても、私は洗ってるよ。洗剤で。」と答えてしまいます。

 

そうすると、とんでもない、なんてことをしてるんだ、お茶の味が台無しになる、などなどと。

 

確かに、友人知人には、お茶を入れるティーポットは一切洗わない(お湯で濯ぐ程度)とか、コーヒーを入れる道具も一切洗わない(お湯で濯ぐ程度)という人たちはたくさんいます。

でもそれは、「どうせこれはお茶専門、コーヒー専門の道具なんだから、洗わなかったからってどうってことないでしょ」

という、そういうことだと思ってました。

 

日本だとそういうわけにはいかないというか、やっぱり高温多湿な気候で、茶でもコーヒーでも、そういう有機物がついた食器類をそのままにしておくと、なんだか汚いというか匂いが、、というか、なんとなくやっぱりみなさんきっちり毎回使用後に洗うもの、というふうだと思います。

 

私は本当にお茶通じゃないですからね。

急須を洗っちゃいけないかどうか、そんなこと知りません。

でも、やたらに聞かれたり、「洗ってはいけないもの」と断言されたりするので、この懸案に関しては無視できないかな、、と思うに至った次第です。笑

 

 

日本にお住いのお茶好きの方、コーヒー好きの方でも構いませんよ、この際ですから。

教えてくださいな。

 

急須、ティーポット、コーヒーメーカーのフィルターを入れる部分とか、ボデムとか、コンロに乗っけて淹れるエスプレッソメーカーとか、洗剤で洗いますか?それとも、すすいでそのまんまですか?

すすいでそのまんまな場合は、やっぱりそれで味に深みが出るからとか?

 

どうでもいいことといえば、どうでもいいのですけれど、何しろほら、日本人だから、お茶に関しては深い知識があると思い込まれがちですからね、ちょっと勉強しとかないと。笑

 

 

 


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元日の朝に食べたもの・2017

みなさまおはようございます。そして、明けましておめでとうございます。

 

と言っても現在はすでに午後1時を回っております。

 

大晦日は深夜まで起きていて、日付が変わると同時にスパークリング・ワインをあけまして、あけたからには飲み干すまで起きていまして、、と言う次第で寝たのは3時くらい。

若い人たちのように深酒して大騒ぎして、と言うことは一切なかったんですが、なんだか夜更かしになっていまいましたね。

 

と言うことで、今朝は10時くらいに起き、土曜に大急ぎで作っておいたいわゆるお節料理にも頻出する和食のおかずを食卓に並べ、冷酒を出して、とても伝統的とは言えないけれどもやはり日本的な正月の朝食となりました。

 

作ったものは

 

  • 筑前煮
  • 紅白なます(大根のまともなものが近所に出ていたので!ラッキーでした)
  • なんちゃって雑煮 (お餅が苦手な夫のために、餅は韓国のうるち米をついて棒状にしてスライスしたもの、、、なんて言う名前なのか知らないのです。お店では韓国語でしか表示してないので。)
  • 昆布巻き(真ん中には人参と牛蒡を細切りにしてごま油で炒めたものを巻きました。魚じゃないからと生姜を一緒に入れずに煮たのですが、やっぱり入れるべきでした。次回は入れましょう。)
  • 残り物の十六ささげの煮物(元旦に残り物、、とも思いますが、あるものは食べなきゃ。)これ、作ったもののリストに入れちゃいけませんでしたね、残り物だから。笑
  • そしてこれまた、奇跡的に新鮮なレンコンを見つけたので、酢蓮根。 (レンコンの穴が黒くないレンコンって、うちの町でもあるときはあるんだと感動しつつ。)
  • ヴィーガン・伊達巻 (クックパッドで偶然見つけたレシピで。)

 

これ全部、土曜の午後遅くにスキーから帰ってきて「やっぱり食べたいなあ、作れるだけ作ってみよっかなあ」と思い立ち、4時過ぎから8時半くらいまでぶっ通してガガガッと作りました。

 

年末だろうとクリスマスだろうと平日は仕事があるので、帰宅後夕飯以外にもう一品、なんて言う余裕はこれっぽっちもなかったんですけども、元日はやっぱり和食っぽいものが食べたいなあと言う食い意地が前日の私を追い立てたと言う感じでしょうか。 笑

 

今日はそのぶん、のんびりしまして、朝(とは言え11時近く)に食べたのと同じものを夕飯にも食べますので、楽チン。

 

2017年が世界中の人々にとって平和で良い一年になることを祈っています。

 


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