またおいでじゃなくてもっとちょうだい・ケーキ
クリスマスに焼いたフルーツケーキ、Yorkshire Come Again Cake のオリジナルのレシピはどこで見つけたんだったっけ、とネット上で色々と探してみましたが、どうもはっきりとしたことがわからず。
前にもそんなことがありましたが、やっぱりレシピも見つけたらどこのサイトのものか、というのをメモっておくべきですね。
ググってみると、Cut and Come Again Cakeという名前が並んでますね。
しかも、以前見つけたケーキのレシピの名前が「Yorkshire come again cake」だったので、なんだか勝手に「美味しいからこれを振舞ってお客さんがまた来るように」という意図なんじゃないかと思い込んでましたが、どうやら実は「一切れケーキを切り分けると、その美味しそうな香りが立ちのぼるので、『もう一切れ!』と思わないではいられない」という意味での come againなようです。
Give me one moreって言うことですね。
確かに、前に人に食べさせた時も「もう一切れ」とみんながお代わりをしましたしね。
多分これかな、と思われるサイト(そこに乗ってるレシピが私がメモったものとほぼ同じだったので。)を一応ここにリンクしておきましょう。
大元は Paul HollywoodさんのPies and Puds cookbookという本からのレシピだそう。
このレシピ、ヴィーガナイズする段階での工夫はもうちょっと必要(それは私の腕次第ですね。笑)ですが、本当に美味しいんですよ。
イギリスのヨークシャの伝統レシピみたいな感じですが(でもこのレシピは他のCome Again Cakeとはちょっと違うみたいですけど)とても美味しいです。
砂糖の量は自分で作りながらふと気がつくと減らしてましたけども、それでも食べた人みんなが一様に嬉しい顔になりましたよ。
ココナッツオイルのせい(だけじゃないかもしれませんが)でどっしりしてますけど、食べ物は見かけじゃなくて味だ、と思うので、やっぱりレシピを載せてしまいましょう。
お好みでアレンジあれ。
ドライフルーツは、私はドライフィグ、ジンジャー、クランベリー、そしておきまりのレーズン、という感じで。順番はカサの多い順です。
私は生姜が好きなので、料理でもお菓子でも生姜をつい入れてしまいますが、こういったケーキではジンジャー、いい仕事します。
Veganized Yokshire Come Again Cake レシピ
材料
- オイル(*1)200g
- ブラウンシュガー 100g
- オールパーパス・フラワー 200g
- ココア 大さじ2
- フラックス・シード 粉末を水大さじ6 につけたもの (*2) 大さじ2
- ゴールデン・シロップ (*3) 大さじ2
- ドライ・フルーツ各種 200g
- レモン果汁 大さじ1
- ベーキングパウダー 小さじ2
- ラム酒 好みで
*1:本来はバターのところ、ヴィーがナイズしてココナッツオイルで作りましたが、液体の植物性オイルを使う方がふんわりするとあとで気がつきました。
*2:フラックス・シードは種状で買っておいて、使うたびにミルで粉末にすると酸化するのが早まらないのでよいです。残ったら冷凍庫で保存してさらに酸化を防ぎましょう
*3:ゴールデン・シロップというのは、イギリスで使われている濃いめのシロップです。なければメープルシロップなどで良いと思います。
手順
- ドライフルーツは大きなものはレーズンサイズくらいに合わせて切っておく。カチカチに乾いたようなものはラムを振りかけてふやかす感じで置いておく。
- ココナッツオイルをハンドミキサーでクリーム状に混ぜ、砂糖を加えてふわっとしたクリームにし、フラックス・エッグを加えてよく混ぜ合わせる
- ゴールデン・シロップ、レモンジュースを加え、よく混ぜ合わせる
- 小麦粉にはココアとベーキングパウダーを混ぜておき、全体に均等に混ぜ合わせておき、これをココナツオイルのボウルに加え、全体に混ぜ合わせる
- ドライフルーツを混ぜ込み、パウンド型などに流し入れたら摂氏160度のオーブンで1時間半ほど焼く。
ケーキは最低でも一日置いてから食べる
という次第で、エピファニーの今日、2台目のケーキをスライスしてデザートとしていただくことにします。
あんまり長くおくとやっぱりカビるような気がするもので。