食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

雪国、ヤッホー。

雪国〜雪国往復して、帰宅しました 

 

トンネルを抜けると、そこは雪国であった、、、

 

って、とっても日本らしいなあと最近思います。

あ、ヨーロッパにもそういう状況はありますね。

ということは、山がちな土地らしい、、ということでしょうか。

 

ケベックあたりでは、トンネルを抜けて運転(電車も)するっていう体験はあまりありません。(市内でトンネルと呼べるのは二箇所くらいしかないような、、、、)

f:id:casse-pied:20180103053848j:plain

12月29日(金曜日)行きの高速で渋滞してる時に見かけた、アイス・フィッシング用の小屋を積んだトラックです。この小屋を氷が張った湖の上に置いて、氷に丸い穴を開けて、そこに糸を垂らして魚釣りをする人たちがいるんですよ。寒そうですけどね。笑

 

トンネルなしで、平らなケベックの土地をまっすぐ突っ切って、

国境を越えたらぐんと丘陵地帯なバーモントに入り、

丘や湖の脇の曲がりくねった道を進み、坂を登ったり降りたり、ふと気がつくと標高が上がって気温が下がり、、、。

 

確かに南には行きましたが、標高が高い地域へ行ったので、出かける前の勘違い(あったかいかもという期待)は外れ、気温はどっちもどっちで。

 

たまたまこの週末自体が、若干普段より寒い週末だったため、滞在中はいつもよりも多めに重ね着をして挑みましたよ。

 

重ね着は重要なのです。汗をかく前に余計なレイヤーを一枚脱ぎ、さらに温まってまた汗をかきそうになったらもう一枚脱ぎ、、と玉ねぎのように余分なレイヤーを脱いでバックパックにしまって進むうちに、寒い寒いと思っていた冬の空の下、気がつくとTシャツ一枚になってることもあります。

クロスカントリーって要するに雪の上でスキーを履いてジョギングしてるみたいなもんだから、そうなるんです。

でも、山間のトレイルだと、降り坂で距離を稼げるので、あんまり汗をかかない(あまり運動になってない)区間もありうるので、そういう時にはバックパックに突っ込んだ一枚を取り出して再び着込みます。

 

f:id:casse-pied:20180103043201j:plain

泊まっていたキャビンの向かいにはダウンヒルのスキーリゾートが見えます。

上の方はダウンヒルで、麓のあたりにはぐるぐるとクロスカントリーのトレイルのネットワークが張り巡らされていて、こちらの丘の方までトレイルが続いています。

 

ダウンヒルはお金になる商売ですが、クロスカントリーは全然儲からない中、地元の人たちが運営している地味なトレイルから、きっちりした州立公園みたいなところまで、大小様々なネットワークがあります。

 

f:id:casse-pied:20180103043329j:plain

こういう景色はうちの近所にもあるんですけど、やっぱり嬉しい。

ナルニアか八甲田山か、、、って感じですけど、ナルニアってことで。笑

 

f:id:casse-pied:20180103043836j:plain

休憩所の片隅にはこんなものが。

 

ゴミの区分けを「リサイクル」「コンポスト」「埋め立て行き」と表示してあるのはそれほど珍しくありませんが、投入口にも「それ綺麗に洗ってある?=リサイクル、汚い?=ゴミ」などというメッセージが貼ってあったりして、利用者にもゴミ区分を積極的に行うように呼びかけていました。

そしてここはトイレもコンポスト・トイレでした。

 

自分ちでゴミの区分けをするのも頭がいたいのに、こういうところで利用者個人個人がきちんと区分に参加するようにするのは結構大変なのではないかしらと思ったり。

まあ、でもこんなところにわざわざやって来る人たちは、やっぱり自然を愛でる気持ちがあるだろうから、みんなで自然を守らなきゃ、ゴミもきちんと区別しなきゃ、って思ってる人たちが多いのかもしれません

 

 

今回滞在したのは、エアB&Bで借りたキャビンだったのですが、6人で4泊、みんな国境を超えてから食料品を買い出ししたせいもあり、ゴミは家で過ごしている時よりもやはりたくさん出てしまいました。

 

ヴィーガンなのは私一人ですが、みんなヴィーガンの夕飯を作ってくれて、自分が作った一晩以外は誰かが作ってくれたご馳走を楽しめたので、とても嬉しかったですよ。

 

詳細は次回、書いてみたいと思います。

 

 

 

出かけた先は雪国だったが、帰宅したところも雪国である。

ならなんでわざわざ出かけたのか。楽しかったからあまり深くは考えますまい。


ヴィーガンランキング