
クラッカーかチップスか
間食はあまりしませんが、夕食後にデザートらしきもの、食前につまみになるようなもの、などがあれが嬉しがる人がいるので、何かと暇があれば作っておきたいと思っています。
クッキーよりクラッカーの方が常備しておきたいなあと感じる食品なのですが、店で売ってるクラッカーって、最近ぐんぐん値段は上がってるし、ヘルシーっぽい箱に入ってるのも、ちょっと原材料リストを見ると買う気がなくなるものばかり。
シード類ナッツ類をもうちょっと食べましょう、と栄養士さんに言われたこともあり、シードクラッカーも作りましたが、もうちょっとこう、つまんでも崩れない、ディップをぐいっと掬っても崩れない、そんな奴がいいなあ、と。
で、見つけたというかあちらから私のおすすめに登場してきたというか、レッドレンティルで作るクラッカーというの。
色々なレシピがあるみたいですが、基本的には2種類。
一つはレンティルを洗って水を切ってからフライパンなどで炒って乾かしてから、ハイスピードブレンダーに入れて粉砕して粉にして、それからいろんな材料を合わせて生地を作り、オーブンで焼くもの。
えええ、一旦水で洗ってから炒って乾かすって、それは大変無駄な作業?
これはどんなに出来上がりの写真やビデオが美味しそうでも、納得できないからやる気になれない。
二つ目のアプローチは、浸水しておいて、水切りして、それから(新たにちょっと水分を足すレシピあり)ブレンダーで粉砕してペーストっぽくして、そこに他の材料を入れて生地にして、天板に広げて焼く、というの。
こっちならできる。
水に浸して柔らかくなったレンティルをペースト状にするのは簡単だし、間に炒って乾燥させるという無駄な手間がないから余計に簡単に感じる。
ということで、そんなレシピを試して作ったのが冒頭の写真。
見つけたのはyoutubeだったか、インスタグラムだったか。
もうオリジナルのリンクをなくした模様です。
メモしたのでレンティル、水分、塩分などの分量はわかりますが、ええと、ビデオの方のやり方通りやったけど、薄く伸ばすのが意外に難しくて、薄すぎる部分はちょっと濃いめに焦げてて、若干苦くてまずいのに、真ん中へんの若干厚すぎる部分は焼けてるんだけどカリッといかない。
これはもう自分の広げ具合の才能または技術と、オーブンのクセと、あれこれ考慮して自分なりの最高の温度と時間を見つけるしかないですね。
とりあえず、オリジナルのレシピを盗まない程度に作り方をメモるとすると、
乾燥状態で150グラムのレッドレンティル(浸水30分)を浸水後ザルにあける。
水150mlと一緒にブレンダーに入れて滑らかなペーストにする。
オーブンの天板にパーチメントペーパーを広げ、そこにペーストを流し、ヘラでなるべく均一になるように薄く広げる。
オーブンで焼く。
クラッカーはカリッとサクッと焼き上げたいのですが、水分が多い生地の場合は低温で長めがいいと思います。
誰がオリジナル?
こういうレシピって本当にネット上には氾濫しているので、どの人のレシピがオリジナルなのか、もう全くわからない状態です。
レシピを書いて本を売ってる人とか、オリジナルの食品をパッケージして売ってる人とか、そういう人たちにとっては商売もんですから盗まれたら嫌でしょうから、そこら辺は尊重しようと思うんですが、レシピとか編み図とか、こういうものって著作権というか知的所有物だという概念自体が広く根付いて(受け入れられて)いない、もしくは根付きにくいものだと思います。
だってね、味噌汁ひとつにも我が家流ってのがあるだろうし、誰かがこれ入れると美味しいよ、っていうのでやってみたら美味しかったよ!っていう具合に美味しい食べ方が広がったり、よその地域からきた人が、うちの地域ではこれを入れるのよ、っていうのを取り入れたらまた美味しくなったよ、とか、そうやって変化しつつ伝わってきてるものに、急に「これは私のレシピです」って所有権を持ち込まれたら抵抗を感じるだろうし。
一方、自分の家の伝統の味を商品にして売ってたら、大企業がその味付けを盗んで似たようなものを商品化して販売し始めた、とか、そういう状況だとしたら、なんてことだ!って思います。
そんなことを考えさせられたのは、アメリカの人気スーパーチェーン店のトレイダージョーズについてのyoutube↓
youtu.beアメリカに住んでる日本人にも人気なストアブランドの商品は、冷凍ピザからスパイスブレンドまで幅広くて、値段も手頃です。
が、その中には小規模手作り商売をやってる人たちのオリジナル商品を盗むような形でコピーしたものも含まれてるんだ〜〜〜、って驚きました。
モントリオールには支店がないし、私には関係のない話ですけれど、アメリカに行った折にたまに寄っては「儲かってるチェーン店なのに近所の小さな店の雰囲気で店員がおしゃべりさんで楽しい店」だと思って贔屓にしてた(というほどでは決してない)のになあ、って。
模倣は最高の賛辞と言いますが、された方はたまったもんじゃない