食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

普段使いのフラックスとコンブチャ再び

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プラスティック・フリー月間の最終日、表を歩いていて、喉が乾いてきたのです。水を、、水を買いたい、、、とコンビニの飲み物コーナーの前に佇んだとき、水はプラスティックボトル入りだったと気がついて、、、、

 

「飲まないわけにはいかない、、けれどミネラル・ウォーターの入ってるプラスティックボトルは世界的にもプラスティックゴミ問題の問題児。

常日頃から買わないようにしていたものなのに、よりによってプラスティックフリーをやってる時に買うことになるなんて、、、、」

 

ミネラルウォーターのボトルのプラスティックだけが問題なのではありません。緑茶やポカリ*エット、カル*ス、コ*コーラなどのプラスティック塵だって問題なのは同じです。 

 

と悩んでいたら、ふと目に入ったコンブチャ。ガラス瓶入りです。

解決。

買いましたよ、そして、喉の渇きを癒してちょっと残ったのを持ち帰りました。

 

そうです、これっぽっちのコンブチャに5ドル以上も出資したのですから、増やしましょう、そうしましょう。(実際414mlのコンブチャなり甘い味のついた清涼飲料水なりを一度に飲み干せないだけなんですけれどね。アルコールなら飲めますけど。笑)

 

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ローズヒップを400mlほどのお湯で出して、砂糖は350グラムほど溶かしました。

 

これが体温程度に冷めた頃合いに、先ほどのコンブチャのボトルに注いで、そこらへんにあったコーヒーフィルターを輪ゴムで止めて、フルーツフライなどが飛び込んでこないようにして、棚の隅っこに置いておきます。

あとは勝手にScobyが育ってくれるのを待ちます。

 

以前育てていた時にはScobyが大きくなっての中で窮屈そうになるたびに大きな瓶に入れてやり、そうするとどんどん巨大化していって恐れおののいたものですが、今回はどう出るでしょうか。

 

まだScobyが確立していない段階で紅茶じゃなくてハーバル・ティーを使うのは失敗だったかもしれませんが、どう出るか、様子を見てみましょう。

 

オメガ3とか繊維質とか、、、フラックスで

 

気休めかもしれませんけれど、たまにフラックスシードとかチアシードとかを食事に取り入れています。

 

フラックスシードはそのままだと体内に吸収されないで排出されてしまうと聞いたので、料理やパンなどに入れる前にコーヒーミルで少量ずつ粉砕します。

 

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コーヒーと同じで、粉砕されたフラックスシードはすぐに酸化してしまうので、密閉容器に入れて冷凍庫に保存します。

一度に粉砕するのも、短期間で使い切れる程度にしておきます。

うちの場合は一週間くらい。

使う都度粉砕するのが一番でしょうけれど、そうすると面倒臭がりの私は、「あーもう今日はいいや」「今度今度」と言う具合に遠ざかってしまうのが目に見えてます。

 

 

粉砕したフラックスシードは、料理に入れたり、パンの生地に入れたり、卵の代替品としてマフィンだのパンケーキだのレンティルローフだのに入れたり、色々と使えます。

レシピに「フラックスシード」と書いてなくても、胡麻和えに混ぜたり、焼きなすの上にパラパラしたり、ごま感覚で使うと使いやすいかなと。笑

 

フラックスオイルはやはり少々値段が張りますし、加熱するとフラックスならではな栄養が破壊されてしまうだかなんだかという話で、生で使わなければいけない(ドレッシングなど)ということす。

そうすると、用途が限られている「良い」油が長期間台所に鎮座ましましているのは結局は酸化を招いてしまうわけで、高いお金を払ってもあんまりいいことはないなあと。

そんなわけで、私はフラックスはもっぱら粉砕したタネにしております。

コーヒーと同様、前もって粉になった商品を買うことは避けています。 

 

でもね、フラックスもコンブチャも、「これを欠かさないようにして健康になろう!」というような気持ちはあまりなくて、これがなくてもまあ別のものでも体に必要な栄養は取れるだろうけど、まあこういうのもあるわね、という感じで「ついで」感覚です。

 

食べ物は健康維持にとって大事なものですけれど、「これがないとダメなのよ」という思い込みに縛られたくないですし、スーパーフードを取ってれば大丈夫、という安易な思い込みも危険だと感じますし。

 

 

 何事も楽しめて無理のない範囲で,,,


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手軽で美味しい、カリカリ豆腐

最近和食を食べていませんでしたので、久しぶりにひじきの煮物と焼きナスが食べたいなあ、、、と思っていました。

いや、先日行ったヴィーガンのレストランで知人がナスの揚げ浸しみたいなのを食べているのを見た時から、焼き茄子がずっと頭にあったんですよね。個人的には焼き茄子がナスの一番美味しい食べ方だと思っています。

 

なのでこの日、焼きなすとひじきの煮物を作ると決めた後はなんとなく満足して、全体の献立を考えることを忘れていました。

帰宅後も余計なことばかりしていて、食事の支度を開始するのが六時半くらいに。

 

「でもま、作りたいものが既に決まってるから楽ちんよ、後は何か冷蔵庫の野菜を見て考えれば大丈夫」なんてたかをくくっていましたよ。

 

 

和食に使いやすい野菜ってありますよね。

大根とか、菜っ葉類とか、ナスとか。

 

でもあんまり和食にならない野菜もあります。

スイート・ベル・ペッパーとか、ニンニクとか、レタスとか、、

 

この日は冷蔵庫の中身がそういう感じでちょっと困りましたよ。

 

ナスはトースターオーブンの中でじっくり焼かれていて、ひじきの煮物もコトコトとストーブの上で美味しくなっていってましたが、なんだか両方とも「副菜」ぽいなあ。

 

自分一人の時はこれに海苔でもあれば上等なんですけれど、こういう「和食」ぽいおかず=子供受けしない感じのおかず=西洋人にも受けないような、、、という図式が私の頭の中にありまして、夫にはちょっとかわいそうかなあと。笑

 

んー、なんかパッとしたものを添えてあげたいが、、、思いつくものは、パントリーに眠っているがごめ昆布(水を注いでちょっと待つともずくのようにとろっとしてくるので、酢醤油で食べます)とか、冷凍してある長芋のすりおろし(とろろとしてご飯にかけてもいいし)とか、オクラとか、でもそういう「ぬるぬる」系は夫にはちょっと辛いものがあるので、今日の地味おかずに添えたら余計にかわいそうかなと。

 

こういう時って考えても考えても何も浮かびませんよね。

時間ばかりが過ぎていきます。

 

味噌汁の支度もちゃくちゃくと進み、ご飯ももうすぐ炊き上がる、という頃、

もう七時半だから、今からできることもないなあ、、、

という切羽詰まった中で無理やり私が手に取った食材、それは豆腐!でした。

 

 

やあやあ、冷奴か!と思いました?

 

いえいえ、冷奴ではありません(冷奴にして美味しいと思える豆腐がうちの近所にはありません。)

 

カリカリ豆腐を作りましたよ!

 

北米の「普通の」スーパーなら多分どこにでも置いてある、Firm Tofuをサササッと短冊状に切りまして、酒と醤油でチャチャっとからめまして、熱々に熱したフライパンに油をちょっと多めに敷いて、全ての表面をこんがり茶色くなるまでじっくり揚げ焼きにし、皮をむいた焼きナスの隣に置いて、

さあ、出来上がり!

これにかかる時間はせいぜい十分くらいですかね。

 

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ちょっと前に作ってあった大根と人参のなますも出して、ぬか漬けも出して、なんとか体裁が整ったかな、、、酒のつまみ大集合みたいな食卓ですが。

 

何しろ大急ぎでこしらえたので、薬味を乗っけたりせずそのまま食卓に出しましたが、焼きなすに乗っけた薬味と同じもので美味しくいただきました。

すりおろした生姜と刻みネギ、これに醤油で。お好みでポン酢とか。

大根おろしをかけてもいいかもしれませんね。

薬味次第ではこんな手抜き豆腐ももうちょっと美味しくなりそうですね。

 

使ったのは北米で(ヨーロッパでもかな?)よく見かける、カチカチでゴワゴワのFirmTofuですが、水切りしなくても使えるので考え方によっては便利です。

ただこれ、プラスティックの真空(とまではいかない、ちょっと空気が入ってます)パックなんですよね。

豆腐をプラスティック抜きでパッケージしろと言われてもどうしようもないのでしょうけれど、なんとかならないかなあ。

 

いつもご馳走ばっかり食べてられませんよね、いや、いつご馳走食べてるんだなんて聞かないでくださいな。


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失敗を恐れず、手作り納豆

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冷蔵庫の中の納豆。容器はヨーグルトメーカーの内釜(?)です。中身が減ってきたら、最後の大さじ1〜2杯くらいのところで大豆を仕込み、茹で上がって水を切った熱々をこの容器の中に(納豆の残り入りのまま)入れて、ぐるぐるとかき混ぜて、マシンにセットします。洗い物いらず、簡単ですよ。

 

自分で納豆を作るようになって数年になりますが、

そんな大げさなことではありません。

もともと、自宅のオーブンで作ろうと試行錯誤していたのですが、、オーブンが古くて温度調節があまり正確には行かず、しかも低音の設定が怪しい(高温も怪しいですが、熱いぶんにはなんとか応用が効く)ということで、失敗作が続き、誘惑に負けて日本で日本製のヨーグルトメーカーを購入して持ち帰ってきたのでした。

 

ヨーグルトメーカーですが、納豆しか作ったことはありません。

 

もう納豆の匂いがついてるので、他のものを作ろうとしても、納豆菌に邪魔されて何も作れないような気がします。

 

そんなヨーグルトメーカーでの納豆作りですが、レシピは簡単。

 

大豆(乾燥)を300グラム測り、ゴミを取り出して水でよくすすぎ、たっぷりの水に一晩つけておき、翌日好みの柔らかさになるまで茹でるもしくは蒸す。

熱いうちに豆の水切りをして、ヨーグルトメーカーの容器に入れ、納豆のタネ菌(以前作ってあった納豆)と混ぜてよくかき回し、蓋は密封せずに乗せる感じで、上から布巾をかぶせ、ヨーグルトメーカーを摂氏45度くらいに設定して48時間くらい保温し続ける(うちのヨーグルトメーカーの場合はタイマー設定にしておきます)。

 

それだけです。

簡単です。

 

で、もう何百回もやった単純な作業でしたが、先日仕込んだおり、ぼーっとしていたのか、タイマーをオンにしたと思ったのですが、オンにしてなかったようで、電源が切れた保温容器(でもそれほどの断熱効果はないと思われ)に入れっぱなしで24時間気がつかなかった模様で。

 

それに気がついたのは月曜の朝だか、何せ「今から仕事行くから、納豆の世話なんかしてられない!」という時間帯で。

 

焦りましたけど、「どうしようかな、温め直してもう一度セットし直すか、でもどう温め直すか、これを鍋に入れて鍋で、、とか面倒臭いな、、、、えええい、電子レンジで加熱しちゃえ!」

 

と乱暴にヨーグルトメーカーの容器のまま電子レンジで1分加熱して、それをまた保温容器(および加熱容器)に戻し、48時間のタイマーにセットして放置しましたよ。

 

失敗しちゃったかな〜、300グラムの大豆を無駄にしたかな〜、いや〜今度からもうちょっと気をつけよう〜、と思っていたのですが、、、、、

48時間後、出来上がってましたよ納豆。

ちゃんと糸を引きます。

いつもと同じ味です。

 

 

納豆の手作り法をネットとかで調べると、温度管理が大事だの、大豆を3粒以上積み上げてはいけないだのと色々と注意事項が述べられてるページがあるのですが、私のヨーグルトメーカーは、300グラムの大豆を調理して入れて、ほぼ9割くらいを占める程度の大き目の容器です。

3粒以上積み重ねてはいけないというならば、私のヨーグルトメーカーでは納豆なんか作れないわけですが、毎回ちゃんとできてますし、温度管理がそんなに大事なら、丸一日加熱をしなかった納豆が成功したのはおかしな話です。

 

なんだ、そんなに神経質になる必要はないんだね。

 

もちろん、容器を綺麗に洗っておくとか、汚くしない、とかは基本でしょうけれど、消毒とかそういうことは必要ないと思いますし(私はいつも台所洗剤で洗って干して、布巾で拭いて、、、という普通の扱いをしています)未挑戦の方々が「大変そうだ」と思うのではなくて「簡単そうだ」と思うようなネット情報がもっと必要だわ、と思いましたよ。

 

というわけで、早速自分でも書いてみようと思ったのですよ。

 

納豆、自作するの、そんなに堅苦しく考えなくてもいいですよ〜

温度調整、温度が高すぎるといけないかもしれませんが、大豆調理後24時間加熱しそこなってもできるくらいですから、大丈夫ですよ〜

 

細かいことを気にしすぎず、気楽に試しましょう。

 


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バジルがワサワサ茂ったときは

家でバジルを育てている人はみんな経験すると思うのですが、「うわー、気がついたらバジルがこんなにワサワサと!使いきれない〜!」といううれしい悲鳴。

バジルに限らず、ハーブ類は冷凍もできるし、乾燥させれば長持ちするし、どうにでもなりますけれど、せっかくワサワサ元気に茂っているのだから、それを生かして食べてあげたいもの。

 

するとやっぱり、ペスト、そう、pesto alla genoveseが一番かと。

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ヴィーガン・ペストのレシピも、ググるといっぱい出てきます。

レシピなんて特に恐れることはありません。

むしろ、ヴィーガンじゃなかった頃は、「ペストを作るには松の実とパルミジャーノを買ってこなきゃいけない」という思い込みがありましたけれど、パルミジャーノなんかなくったって全然平気です。

松の実はどうしても値段がお高いですので(あのちっちゃな実を収穫することを考えれば手間賃だけでも高くなるのは納得です)クルミだのカシュウナッツだの他のナッツ類で代用することはありましたけれど、パルミジャーノと良いオリーブオイルは絶対かなと思ってたんですよね。

 

チーズを入れないので、ナッツの味が占める割合も増え、そのためナッツの持ち味がかなり全体の味に影響します。

好みの味のナッツを見つけることも美味しく食べるためには大事かも。

でもとどのつまりは新鮮なハーブ(バジルが少なかったら他のハーブでもいいんです)と美味しいオリーブオイルと、鮮度のいいナッツがあれば大丈夫。

ニンニクも入れます。

 

パスタを茹でて、たっぷりからめてあげます。

ケチらずに。

香りがご馳走ですから、本当にふんだんに絡めて景気よくいきましょう。

 

ペストを絡めたパスタだけだと、炭水化物過多というか、野菜が不足気味ですので、私はいつもブロッコリをさっと茹でたものとか、二十日大根とか、野菜を添えます。

 

夫が一時期、血糖値が高めで、糖尿病になると行けないので炭水化物は控えめにと注意を受けたことがあったのですが、その頃はこういうパスタ物を作るときにはパスタを普段の三分の二くらいに減らして、その分のカサをインゲン豆で埋めたりしましたが、これ、おかげさまで血糖値が下がった今でもたまにやります。

うちはショートパスタばかりなので、インゲンをパスタの長さに揃えて切っておくと、まんべんなく混ざって、ソースも絡んで、炭水化物を減らせるのですよ。

 

とはいえラタトイユとかひじきの煮たのとか、そういうのを食べる日に比べるとやはりどうしても野菜が少ないですけれど、まあたまにはね。

 

ペストを作る際、バジルがそれほどたっぷりないのよね、という場合は他のハーブ類を入れれば済みますし、バジルがなければいけないという呪縛を振り切って、緑色のものでババーンと作ってしまったもの勝ちです。笑

 

そういうわけで、うちではオレガノ・ペストとか、ブロッコリー入り・ペストとか、色々やってます。

庭のラピニやアルギュラもだんだん大きくなってきましたので、ラピニやアルギュラ入りのペストなんかもそのうちやるかも。

 

この後バジルは一旦落ち着いています。次はオレガノを収穫せねば。


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素敵なヴィーガン・レストランでチョッと残念な”バインミー”

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友人と、評判のヴィーガンレストランにランチに行ってきました。

知人がキッチンでバイトを始めたというので、それもあって、じゃあちょっと試しに、、、と出かけて見たのです。

 

友人との待ち合わせは平日の昼間、1時半です。

ランチのラッシュは過ぎているだろうし、平日だから、閑散とはしてないかもしれないけどかなりゆったりのんびりしてるだろうと思って入ったら、ワイワイガヤガヤお客さんたちがまだまだ食事を楽しんでいる姿があちこちに。(上の写真は私たちが食事を終えた後、だいたい3時過ぎ頃でしたので、かなり静かになってきた頃合いです。)

 

店内、満席ではありませんでしたが、カウンター席やおひとり様用の大テーブル席が若干空いていたけれども、かなり埋まっていました。

 

サービス担当の女性にもう一人来るので二人です、と伝えると二人席に案内してくださいました。

割と狭くてテーブルとテーブルの隙間が30センチくらい?で両隣の会話もなんとなく聞こえます。それでも店内の喧騒で気持ち声を張り上げないとテーブル越しの相手に声が届かない感じで。

 

両隣はバッチリドレスをお召しでハイヒールを履いた女性二人組と、ジャケットおめしの紳士とやはりサマードレスとハイヒールな女性のカップル。

 

窓から光がたっぷり入り、白い壁も天井もすっきりした感じです。

天井のかごは、「これって昔農家で使ってたような、、、?」という印象で私はちょっと受けちゃったんですが、アーバンな西洋の人たちには単なる竹かご、いや、バスケットなんでしょうか。

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お店の食事は、ローカル産の新鮮なオーガニックの野菜にこだわった、良心的な美味しいものだそうで、期待も高まり。

 

厨房で働いている知人がオススメしてくれたベジ・バーガーと迷ったのですが、よそでは見かけたことのない「バイン・ミー」を試してみることに。

これが、結果からいうと、がっかりしたのです。

 

なぜでしょう。

不味くはありませんでした。

 

いや、ちょっと塩がきつかったですけれど、、、うん、塩がちょっとね、、、味見しにくいものだから、スタッフも気がついてないんだろうなあ、、、、次回(があれば)はソースはサイドに、って言わないと、ものすごく塩分きついかも、、、、

 

塩分以外はまずいとは思いませんでしたが、

何ががっかりさせたのでしょうか。

 

 

まず、バイン・ミー、って名付けてるのに、バイン・ミーな要素がほぼ一切なかったこと。

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ほら、肉を食べる人たちがベトナム料理屋さんで気軽に注文するあれは、肉以外にも、大根と人参のなますみたいなやつに、コリアンダーのフレッシュなのが挟まってて、さっぱりしつつ、でも旨味が、、みたいな、ああいうのがありますよね。

普通はパンもバゲットですよね、なんせフランスがらみですから。

 

でも、ここのは、バーガーバンに挟まってて、大根はなくて、コリアンダーもなくて、豆腐のフライみたいなのが挟まってて、人参の漬物が挟まってて、「みそ」のソースがかかってたのですよ。(確かにメニューにはそれらが入っていると記載されていますけど、それ以外にも定番のバインミー食材が入っていて、なおかつこういう工夫したものが入ってるってことかなと思ったんですけど、メニューに書かれてたものだけが挟まってました。)

 

それなら、豆腐フライ・サンドイッチって命名してくれてたらよかったのですよ。

 

そうしたら多分私は注文はしなかったでしょうけども、バイン・ミー好きな人々が頼んで「がっかり〜」ということは避けられるはず。

 

がっかり、が一番いけないような気がします。

 

不味くてがっかり、っていうのは致命的ですけれど、

不味くなくても、期待したものと全然違うものだったらやっぱりがっかりになります。

だから、変な名前つけて現実と別のものを想像させるのは、やはりお店の側の失敗ですよね。

 

ああ、ヴィーガンの店は全て応援したいと思っているんですけれど。

家から近いわけでもないし、ここはもう行かないかなあ。

塩もきつかったですしね。(しつこいようですが)

ダメだしついでに言えば、ソースがたっぷり(気前よく)かかっていたせいで、塩辛かっただけでなく、バンもグニョっとして、それがやっぱりね。

ちなみにバンのてっぺんにも半分に切ったプチトマトがくっついてますけれど、これも、食べ進むに連れ水分が出て、バンのトップの部分までグニョっとしてきてしまいまして、なんなんだ、このレシピ開発した人は試食したのかな?と思ってしまいました。

ああ、知人オススメの普通のベジ・バーガーでも頼んでおけばよかった。

 

ちなみに、友人が頼んだ「日本風なす」は塩が足りないほどで、出汁の味もなく。

私もちょっぴり味見させてもらいましたが、ナスの味がしっかりありますからね、それなりに美味しかった。”バインミー”に比べたら何も文句ない。笑

サラダは美味しかったです。

野菜の鮮度がいいなと思いました。

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多分ここ、立地がいいし素敵な空間だし、観光客もくるだろうし、多分成功するんでしょうから、私があえて応援しに行く必要はあるまい。

友人のバイトも安泰でしょう。

 

あんまりいいことを書いてないので、この場でレストランの名前と所在地を書くのはなんだか営業サボタージュしてるっぽいかなと感じますので、あえて記載しません。

ひょっとしてモントリオールの旧市街近くでヴィーガンのお店に行こうかな、と思われた方、お客さんがわいわい賑わってる素敵なお店に入ったらば、ひょっとしてメニューにバインミーが載っていたらそのお店のことかもしれませんよ、、、と。笑

 

でも全体的には美味しそうなもの目白押しで、注文する品を間違えなければ楽しめるお店かなと感じました。

 

知人には「どうだった?」と聞かれましたので、塩辛かったとかバンがビチョッとして嫌だったとか、そういうのは端折って、「バインミーっていう命名に騙された」旨伝えましたら、「そうそう、異文化の食べ物の名前を使うのはちょっと気をつけたほうがいいと思ってたのよね」と。


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