食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ブログ4周年でした

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ほぼ毎週焼いてるいつものパン。これも何年焼いてるんでしょう。

 

これを書いているのは北米東部時間で9月8日の日曜日です。

昨日気が付いたのですが、このブログを始めたのは2015年9月7日だったようで、昨日でブログ4周年でした。

 

はてなブログと私(なんて大げさに)

はてなブログ良いよ、と巷で言われていたので、大した知識もないのにブログを始めてみたのが、ヴィーガンになって一年たった頃でした。

 

ふと気がついたらこのブログも4周年。何も知らなくてもなんとかなるもんですね。笑

 

4年経とうと10年経とうと、ブログ運営に関してはあんまり詳しくはならないように思いますが、たまにはてなブログのお知らせとか、こういうことをしておくべき!とか、そういう記事をみて、ふむふむ、、、そういうこともあるんだ、、へえ〜、と気持ちだけ努力してみることもあります。

が、実際にそのお勧めされる設定とかカスタマイズのやり方を読んで実行するかといえば、よくわからないと思ったらそこで速攻諦めます。

 

先日はたまたまこちらのブログを発見して、面白そうだったので読んでみて、自分のブログの設定ページやデザインのページをちょっとだけ変更してみました。

 

www.specializedblog.com

 

私個人は、本でも雑誌でもウェブでも、スッキリした白もしくはニュートラルな明るめな色の背景に黒くはっきりと読みやすいフォントで文字がきちっと並んでいるものが好みなので、宣伝やらSNSのボタンが並ぶのは見かけ的に好きじゃないのです。

まあ宣伝は無料サービスなのでしょうがないですけれど。

 

私がブログを始めて、書き続けている目的は何か

アフィリエイトなど一切やってませんから、お金じゃないのは明白。笑

 

自分がヴィーガンというライフスタイルに切り替えるにあたって、ネット上でどんな感じかな、と色々とみて回ったところ、4〜5年前は日本語でヴィーガンですよ、って言ってる人のサイトやブログをほとんど見つけられなかったんですよね。

最近は増えましたけれど、私がブログを始めた4年前(全然昔じゃないですけど)当時は、人気ブログランキングのヴィーガンのランキングに登録されてるブログは10に至らない程度だったと思います。

そこの1位にいらしゃったのが、絹ごしどうふさんのブログで、そのほかの方のブログはあんまりヴィーガンの話には触れてなく、スピリチャルの話だとか、もしくは全く更新されてないとかでした。

 

日本語じゃないヴィーガンブログでは英語圏のものがたくさんありましたけれども、英語圏の食文化を反映して、甘いもの、バーガーとかチキンフィンガーのヴィーガン版とか、自分があんまり食べたいと思わないものを紹介しているようなサイトばっかりで。

 

世界の片隅にこんなヴィーガンが生息していて、こんなことに困ったり喜んだりしているよ、と細々と公開してみたら面白いかも、と思って始めてみました。

それがきっかけでほかのヴィーガン諸氏と繋がれたら儲けもんだし、とも。笑

 

どんなブログを目指してる?

料理研究家でもないので、レシピブログを作る気はありませんでしたが、なんとなく食べ物の話題重視で行くだろう、と「食いしん坊」をタイトルに入れ。笑

 

外食したり自分で作ったものを載せたりしますが、レシピを公開して「こんなに美味しいよ」というよりは「こんなアイデアを見つけたよ」「気楽に作れるものがもう一つ見つかったよ」という心意気です。

他人のレシピを使って作ったものは私がレシピを公表するべきものではないのでオリジナルのサイトをリンクするのみ、英語のレシピは日本語にして公表してみたこともありますが、最近はこれも控えるようにしてます。

 

テーマが絞りきれてないというか、絞りたいと思っていないというか

食べ物のこと、環境のこと、ゴミ問題のこと、住んでいる町の話、出かけた先の話、、などなどとりとめもないですね。

このブログに「情報」を求めてやってきた方はがっかりされると思います。

 

最近「お洒落でヘルシー」で普及してるヴィーガニズムですが、私のブログにお洒落を求めてやってきた方も、環境が〜、とか条例が〜、とか書いてある記事を見てがっかりして去っていくのでしょうね。笑

 

こんなブログですが、いつも見に来てくださるみなさんや、コメントを下さるみなさんのおかげで楽しくブログを書き続けております。

ありがとうございます。

 

 

 

 


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大自然を楽しみ続けるために

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左手の緑色の部分が公園。右端にオタワ、モントリオールはもっともっと右

オンタリオ州にあるアルゴンクィン・パークは、都市に比較的近い立地ながら野生の生態を保護しつつ、訪問者が自然に親しむことのできる大きな公園です。

 

この夏、夫は友人と5泊のカヌートリップに行きましたし、私も夫と友人カップルと合計四人でカヌー・キャンピングしました。

 

 

キャンプ地の施設は、、、、湖とビーチと森林、それだけ。笑

もちろんビーチがないキャンプサイトもあります。

 

飲み水などは湖の水や湧き水を汲んだのを自分たちで濾過したり加熱消毒したり浄水タブレットを使って飲める状態にしたり、全て自己責任です。

電気などないので、夜は星空が綺麗です、、、雲で隠れてなければ。

 

電気も水道もないし、シャワー施設トイレもありませんが、利用者があっちこっちに勝手に下のものを落としていったら大変なので、キャンプサイトとして指定されている場所からほんの少し森の中を歩いて一人になれるような距離の所に、地面にあいた穴の上に木の箱が乗っかっていて、そこに座って用を足せるようになっています。

これを人は、宝箱と呼ぶのです。笑

 

レイバーデイの三連休だったので、公園への訪問者自体は普段よりもかなり多かったとは思うのですが、別のカヌーと遭遇したのはほんの2回ほど、こちらの湖から陸地を超えてあちらの湖へ、と陸地を徒歩移動している際に、ポータージュサイト(陸地にカヌーを引き上げる地点が指定されています)のすぐ横にあるキャンプサイトに滞在している人たちと遭遇したり、カヌーで湖を移動しているときにキャンプサイト付近で泳いでる人たちと遭遇したのが一度ずつ、と、ほとんど他人と顔をあわせることもなく、かなり静かで良い意味で孤独な時間を過ごせました。

夜はルーンと言う水鳥の孤独でもの寂しい独特の鳴き声が湖上に響いてきたり、ものすごい数の星で埋め尽くされた夜空を眺めたり、大自然のなかに身を置いて楽しませていただいたと言う感じです。

 

ルーンと言う鳥はカナダの1ドルコインのデザインにも登場していて、そのため1ドルコインはルーニーとも呼ばれます。

オンタリオやケベックの湖に行くとよく見かける鳥ですが、この鳴き声に特徴があって、一度聞いたら忘れられないと思います。

 

私が書いて説明するよりもこのビデオが丁度いい感じにまとめてくれてますので、興味のある方は聞いてみてください。

youtu.be

説明している男性はアメリカの方のようで、アメリカの地名があちこちあがってますが、アメリカだけじゃないですよ〜、カナダにもいますよ〜。笑

 

 

最小限持ち込んで、ゴミは持ち帰る 

自然を保護して大切に守り続けることで、こうやって私達が足を踏み込んで楽しい時を過ごすことができます。

 

とはいえ、慈しみ楽しみたくて訪問する私達人間の存在は、やっぱり自然にとっては迷惑というか、重たいんだろうなあと感じないではいられない。

 

人間が存在して食べ物を食べて活動していれば避けられないのがゴミですけれども、本当に、ゴミ、なんとかならないものか。

 

 

下の写真の黄色い袋は、夫と友人が二人で訪問した際に公園事務所でもらったゴミ袋。

この袋がまた分厚いプラスティックなのが泣けますけれど。

中身のゴミも、夫と友人が食事やスナックとして持ち込んだ食料品のパッケージが主です。

見事にプラスティックのパッケージゴミばかりです。

 

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ゴミ袋

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中身はゴミ

中に入ってるゴミは全てプラスティックのパッケージばかり。

紙パッケージもありましたが、裏にはきっちりアルミの層が付いてました。

 

写真のオレンジのものは多分マッシュルームが入っていたものだと思われますが、リサイクリングの三角の中に印字してある番号は1、リサイクリング可能ですのでうちのリサイクリング・ビンに入れて起きました。

そのほかは全てゴミになります。

くーっ、悔しい。

 

滞在中の移動はカヌーですので、運べる荷物には限界があり、水に濡れないように樽に全てを入れて密封して乗っけます。

湖を移動した後岸について、カヌーを水から上げたら次の湖まではカヌーと、荷物の入った樽と、濡れても良いようなものが入っているバックパックと、全てを担いで運びます。

 

そんな状況ですので、パッケージのない野菜類を運ぶとか、家から調理済みのものをタッパに入れて持って行くとか、そう言うのはちょっと無理。

なるべく乾物を、なるべく軽いものを、なるべく簡単に調理できるものを、となります。

また、アルゴンクィン・パークでは缶と瓶は持ち込みが禁止されています。

瓶は割れたものが地面やビーチなどに落ちていると危険だからだと思いますが、缶が禁止なのはなぜでしょう。

多分一時期缶入りの食品を持ち込んで捨てていく不埒者が多かった、とかそういう理由ではないかと思うのですが、プラスティック汚染が広く知られるようになった昨今ですが、プラスティックを禁止することは多分無理なのではないかと思います。

 

プラスティックはキャンプ用具にもカヌーや水上スポーツ用具にもかなり幅広く使われていますからね。

 

それ以外にも、サンダルやウォーターシューズ、速乾タイプのシャツ、ジャケット、パンツ、などなど。

これらを全部プラスティック抜きで、要するに100年くらい前の人たちが使っていたものに取り替えてみたら、と想像すると、その重さや不便さ、寒さなど、かなり過酷なことになりそうです。

 

自作グラノラ・バーと味噌ボールと自分で個別包装にしたオートミール、これだけで私ひとり分のパッケージゴミは同行者に比べてかなり少なかったんですけどね。

 

友人カップルは使用したプラスティック・バッグは全部綺麗に洗って何度も再利用するそうです。

私も、今回利用したのは何度も洗って再利用しているプラスティックバッグばかりですが、少しづつ、もっと脱プラスティックの工夫をしなければ、と強く感じます。

 

How trees talk to each other | Suzanne Simard

下のリンクは18分ほどのTEDトークです。

森林のなかの木々がいかに繋がっていて、お互いに助け合っているのかというお話。カナダの森林伐採の現状にも少し触れています。

youtu.be

 

 

貴重な森林資源、大事に大事に。


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ヴィーガン・グラノラ・バーでエナジー補給

レイバデー・ウィークエンドのカヌーキャンピングから戻りました。

夏の終わりの連休だけあって、キャンプ地から眺めた湖の向こうの森はほんのり紅葉が始まっていました、、、

 

あー、紅葉かっ!

寂しい!

朝晩の気温も7度とか。

テントの中で暖かく寝て、朝ジッパーを開けてテントからもぞもぞと出てくるときに、タープの内側が結露しているんですよ、、、ああ、、夏じゃないんだ、、、と実感。笑

 

その上、金曜日は仕事を終えて急いで帰宅して、私を待ち構えていた夫と友人たちに合流して出発しましたので、携帯を充電する時間がなく、写真らしいものがほとんど撮れず。

カメラを持って行こうかどうしようか悩んだんですが、防水バッグや防水バレルの容量やカメラの重さを考えた挙句、携帯のカメラでいいや、と判断し、持って行きませんでした。

 

でも携帯は、日中使った後充電する機会もないまま持っていったため、使えない単なるプラスティックの板でした。

車でも充電できるようなチャージャーを買っておけばよかったんですけど、普段使わないものをあえて買うという発想がなかった。

 
簡単グラノラ・バー

カヌー・キャンピングで昼間ちょっとお腹が減った時や力をつけたいときにつまむスナックとして、グラノラ・バーを作りました。

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デーツ・バーと呼ぶ方が正しいかも

以前も同じレシピで作りましたが、その時は家にあったシード系に材料を入れ替えた上、余分にドライフルーツを1カップ加えるなどして、まとまりがちょっと悪かった。

 

今回は、時間もなかったのでレシピ通りに作り始め、途中でちょっとデーツとナッツの配合が勝ちすぎてる気がしたのでちょっとオーツを加算してみた程度で、基本的にはレシピ通りです。

 

なので、まとまりはバッチリ。

でも味は、ものすごーく甘い!!! (試食時の感想)

ドライフルーツはデーツのみなので、酸っぱさがない!!!

しまった!と気が付いたのは切り分けた時。

 

まあね、一日中カヌー漕いでますし、重いもの持って歩いたり、運動はしますので、力が出なくなった時などに、本当にエナジーをもらえるであろうということで。

 

 

レシピはこちらのサイトのものを参考に、蜂蜜の代わりにメープルシロップで。

あと、アーモンドはちょっと刻みました。

minimalistbaker.com

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個別包装 

よく考えてみたら、本当にドライフルーツなどで酸っぱいものを加えないと、このレシピ、デーツ(甘い甘い)プラスメープルシロップで、ものすごい甘い。笑

 

でもまとまりはいいので、次回は酸っぱいドライフルーツとナッツの割合を変えて工夫してみましょう。

 

 

 (使用後の感想)

運動たっぷりして食料はちょっと不足な状況で、このスナックはちょうど良かったです。

普段甘すぎると感じる味も、甘いけど美味しい、と感じました。

 

 

でも次回は何か酸味のあるドライフルーツを入れようと思います。


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棚ぼた?自作昆布パウダーと味噌玉

この週末は北米時間で月曜日の昼辺りまで湖におりますので、この記事は予約投稿という機能で投稿いたします。(書いているのは出発前です)

 

 
携帯食品の仕込みの話

カヌーキャンピングの為に、携帯しやすく軽量、美味しくてヴィーガンで栄養もちゃんと足りる食料を、、、、と考えていて、ふと思いついたのが、「戦国時代のフット・ソルジャーたちってそういえばこう言うのを食べていたのではなかったっけ?」の味噌玉です。

 

実際に本当に歴史的に正しいかどうかは置いといて、気分は足軽。笑

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味噌は白味噌と赤味噌?友人手作りのオーガニック

初めて作りましたからね〜。

試行錯誤ですが、普段自分が好きなものを入れておけば問題あるまい、と。

入れたものは

  • ワカメを細かく砕いたもの
  • 刻みネギ
  • 名称不明のワカメっぽい(けど違う)海藻を細かく砕いたもの
  • 昆布の粉末

 

です。

 

名称不明のワカメっぽいけど違う海藻というのは、こちらの友人に「きゃすぴえ、海藻好きでしょ」とその人の友人が土産にくれたという海藻を譲られたのですが、パッケージから出してグラスのジャーに入った状態でもらったため、名称不明。

ワカメよりさらに薄くて柔らかく、乾燥した状態のままパリパリ食べても割といけます。

でも名称不明なのでこれを食べ終わったらそれでおしまい。。。。

 

 

さて味噌玉、

出汁が入ってないと塩味だけじゃダメだろうと、昆布をコーヒーミルで粉砕してみたのですが、そこらじゅうが昆布くさく、昆布の粉でカウンターも汚れましたが、案外できるもんですね。

 

ちょっと余分に粉砕して空き瓶に詰めて出汁がないときのお急ぎ粉末出汁と言うことにして置いておきましょう。

出番があるといいのですが。笑

 

で、この味噌玉は主に朝食のオートミールに混ぜる予定で製作しました。

夫と友人カップルは出来合いのインスタント・オートミールにお湯をかけるだけ、と言うやつをキャンプの時の定番の朝食として使うのですが、私は正直あの甘さが苦痛で。

 

なので今回は私だけ自宅にあるオートミールの「クイック」だったか「ミニッツ」だったか、とにかく1分かそこらで調理できると言う(インスタントとどう違うんでしょうね)オートミール(でも味はついてない)を持っていくことにしたのです。

 

これに味噌玉を一つ入れてお湯を注いで蓋をすれば、お味噌汁にオートミールが混ざったような、おかゆにお味噌汁がかかったような、そんな感じになるかも、と。

 

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個別包装して出発の日まで冷蔵庫で保管

キャンプ地までの荷物は軽い方がいいですので、グラスやステンレスのケースに入れていくのは避けたいため、一回分ずつワックス・ペーパーで包み、オートミールも同様に個別包装にしておいて、洗って使いまわしているジップロックバッグに入れると言う作戦。

 

グラスジャーに入ってる状態を夫が見たら「こんな重い容器に入れて持っていくなんてとんでもない!」と驚くでしょうから、冷蔵庫のすみにひっそりと隠してあります。

まあ見られてもこれが私の朝食だとは思いも寄らないとは思いますが。

 

 

これ、1回分づつに分けたあと中途半端に余ったものをだいたいボール半分ぶんくらいかなと想定してお湯を予定している分量の半分ほど注いで味噌汁みたいにして試食してみましたが、美味しかったんですよ!

味噌を加熱してないからフレッシュな味噌の香りが高くて。

 

 

昆布パウダーも、常にそうやって使っていると言う方のお話をブログなどで見かけて、いつか自分も、と思いつつ面倒で手が出なくて、今回初めてやりましたが、すぐにできるし、それを混ぜ合わせた味噌玉、これがこんなに美味しいとは!

 

これはスーツケースに忍ばせれば海外旅行にも持っていけますから、ヴィーガン対応の怪しい国や地域へ行く時の非常食としても使えるかも!

という次第で棚ぼたなキャンプ支度でした。笑

 

 

週末は暑すぎず寒すぎませんように〜。


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ヴィーガンで省プラスティックなランチと朝食

レイバー・デイの三連休は、湖でカヌー・キャンピングをしに出かけることになりました。

 

夫と私と、友人カップルで、合計四人。

カヌーは二隻。

 

私はカヌーの操作、ちゃんとできるんですけれど、夫との体重差があるので後ろ側(Sternと言います)に乗ってカヌーを操作するのは夫が、私は前に乗って「岩があるから右へよけて」などと夫へ知らせたり、もしくは夫の言うなりにピッチを上げたり漕ぐのをやめたり。

 

カヌー操作の授業を受けていた時、インストラクターの女性が言っていたっけか、

「今付き合ってる相手と一生添い遂げられるか見極めるにはカヌーに一緒に乗るのが一番よ。お互いにコンパティブルかどうか、一発でわかるもん。」

 

思えば、あの授業を終了した後夫とどこかの湖でカヌーに乗り、私が覚えたての技術を披露したくてStern役を頑張ったのに、体重差のせいでカヌーが前のめりになってて私がいくら頑張っても思い通りに動かず、夫がイライラし始めて喧嘩になったのでした。

 

あとで側にいた義弟カップルが「体重が軽いきゃすぴえが空に浮いてる状態も同然だったから、あれで操作できるはずがないよ」と慰めてくれましたけども。

 

あれ以来夫とカヌーに乗る時は夫に好きにしてもらってます。

カヌーとかバーベキューとかオーブンでの七面鳥の調理とか、所詮はマッチョな分野なんですよ。

 

 

そんなわけで、カヌーで湖のこっちからあっちまで移動して、陸地に上がったらカヌーと荷物を背負って1キロほど徒歩で移動し、また湖にカヌーを下ろして湖を横断、また陸地をポータージュして、、の繰り返し。

 

 

そうすると、荷物は軽い方が良いのです。

これは大前提。

 

水や野菜や果物なんかを欲しいだけ持っていく、、、と言うのは論外。

なるべく軽くて、食べるのに手間のかからない物、傷まないもの、が求められます。

 

朝晩はキャンプ地で調理してご飯を食べますが、移動中のランチはサンドイッチとかそう言う類でないといちいち荷ほどきして調理開始、、になるので具合が悪い。

 

と言うことで、2泊3日分の食料と、移動中にパパッと食べられるスナックの準備が必要。

 

夫や友人カップルはチーズやハムでサンドイッチだそうです。

私は、ハムスとかグアカモレなどの定番アイテムだと重いし保管容器やカトラリーを要するので、簡略化を狙ってテンペをスライスしたものを挟んだサンドイッチでも作ろうか、と思い立ちました。

 

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醤油、酒、お酢、スモークト・パプリカに漬け込み中

テンペは薄切りにしてカリカリっと少量の油で焼いておけば、扱いも手軽だしパンに挟んで食べるのに便利そう。

 

 

持ち運びも楽だし、テンペはタンパク質も取れるし軽いし、美味しいし、ちょうど良い食品じゃないですか。

 

パンは自分で焼く普段のパンではなくて、既製品のピタを買いました。

二泊三日持ち運びますからね、ぺちゃんこに潰れて困るパンじゃなく、しかもちょっと長持ちする系の物の方が安心。

 

 

夕飯は、なんとラッキーなことに、一緒に行くカップルが二晩ともやってくれるそうです。カヌー・キャンピング慣れしてる二人なので 道具もレパートリーもうちよりも豊富でしょうから、甘えさせていただきますよ。わーい。

その代わり朝食は我が家が三回担当します、、とはいえこれはお湯をかけるだけのインスタント・オートミール(私以外の参加者全員の希望)なので楽なんです。

私の朝ごはんは個別パッケージされたインスタントのものではなく、普通のオートミールに味噌玉を入れて食べる予定。 

普通のオートミールと言っても、朝素早く調理できますよ、と言うのがウリなミニッツだかクイックだかの、沸騰したら火を止めてちょっと待てば出来上がる物なので、インスタントみたいなもの。(要するに他の参加者はみんな甘く味付けしてある既製品が好きなだけ、、、笑)

 

 

何をどう食べるにせよ、自分で持ち運ぶとなると、食べ過ぎになるほどの食料を運ぶことはあり得ませんから、無駄を省けて無駄な肉も落ちて、たまにはこう言うのもいいかもしれません。笑

 

 

無駄に買いすぎたくないので私はいつもスーパーでもカゴを手に持って買い物派です。


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