子供のいない私たち夫婦ですが、もしかしたら、「また豆〜?」なんて言われかねない。豆を末永く楽しむためにも、他のものもふんだんに食べます。
ローステッド・ブロッコリのアボカド和え
これは、Cocolate & Zucchini の Clotildeさんのこのレシピを作るうちに我流になったレシピです。
ブロッコリは同じくらいの大きさになるように房(というか、蕾ですかね)の部分を切り分ける。ごま油少々で和え、天板に重ならないように並べて高温のオーブンで短時間かりっとローストする。蕾の先がちょっと黒く焦げても平気です(あくまで、ちょっと、です)ブロッコリーは火が通りやすいというか、まだまだかも、と油断してるとしょぼんとしてしまいかねないので、最初はもう一息くらいのところで妥協してもいいかも。表面をちょっと香ばしくするのがポイントです、生でも食べられますから。
ローストしたブロッコリを、アボカド(適当に切る)とタヒニ(ゆるめの練りごまで代用できます)とレモン汁少々で和えます。塩や胡椒、ハーブやスパイスなどお好みで。
ブロッコリーの蒸しごま油和え
知人のレシピ(というほどのものでもないですが)より。
ブロッコリーを適当に切り分けて蒸し器で蒸します。柔らかさ具合は好みで。暖かいうちにごま油少々で和えます。私はごま油の香りとブロッコリーの味だけでも十分美味しいと思いますが、好みの塩梅は人それぞれですから、どんとテーブルに出して、各自で好きに味付けしてもらってもいいかも。塩をちょっと振ってもいいし、醤油などお好みで。暖かいうちが美味しいです。
ブロッコリが続いてますね。ではブロッコリー特集ということで、もう一ついきましょう。
ブロッコリーとサヤインゲン入りパスタジェノヴェーゼ
ペスト・ジェノヴェーゼは美味しくて大好きですが、これにすると炭水化物ばっかりすごくて、ちょっと栄養が偏るなあ、、と思って考えついた堂々の自作レシピ(というほどでもないけど)です。
あらかじめバジルなどでペストを作っておきます。新鮮なハーブを使えばパルメザンチーズなんか入れなくてヴィーガン仕様でも十分美味しくできます。パインナッツは高価なので、お好みのナッツで。
パスタはショートパスタ(ペンネとか)を選ぶと食べやすいかと。
パスタをいつもの人数分マイナス2〜3割くらいの分量茹でる準備をします。お湯が沸く前の間に、ブロッコリーとサヤインゲンを、パスタの中に2〜3割くらいまぜて一人分になるくらいの分量(ブロッコリーもサヤインゲンも、加熱後の嵩はあんまり減らないので予測しやすいですよね)洗って切っておく。サヤインゲンはショートパスタの長さに合わせて切り、ブロッコリーもなんとなく同じくらいの長さに揃えます。
パスタを茹でる鍋に塩を入れて、お湯が沸いたら、決断のときです(笑)
パスタと野菜が同時に茹で上がるように時差をつけて、パスタを先に入れ、野菜の茹で時間にあわせて野菜を鍋に入れ、パスタ茹で時間プラス1〜2分で全てを湯から出す方式をとるか、もしくは、先に野菜をさっと茹で、野菜がアルデンテになった時点でお湯は捨てずに野菜のみすくいとってからパスタを普通に茹でる方式をとるか、です。
野菜は冷蔵庫から出したばかりだとやはり冷たいので、茹でている途中のパスタ鍋に投入すると、お湯の温度が結構下がり、再沸騰するまでの時間がかかります。そうすると、仮にパスタの茹で時間が8分として、野菜を2分ゆでようと、6分目で投入したとしても、8分経過した時点ではパスタはまだアルデンテに到達していない、ということもあり得ます。
ここらへんは調理台の火力や鍋の熱伝導率、お湯の量、野菜の温度、室温、などにもよりますし、自分の好みというのもありますので、何度かやってみて自分流のコツを掴むとよろしいかと。
パスタと野菜ごときにそんな手間かけなくてもいいわ、と思うならそれでも良いし。
茹でたてのパスタと野菜(先に野菜を茹でてあった場合はその上からパスタの湯を捨てるとあたたまります。それを考慮にいれて野菜を固めに茹でておくといいかと)にペストをよくからめ、皿に盛って召し上がれ。
こう書いてみると面倒くさいようですが、実際はとても簡単で、洗い物も鍋一つとコランダー(穴あきの、パスタや野菜を湯からあげるときに使うあれです)くらいで済むし、手抜きも良いところです。
今回はブロッコリーとサヤインゲンですが、なんでもお好みで。以前大根の葉っぱの真ん中の硬い部分をインゲン豆の代わりに使ったことがありますが、苦味が程良くて私は割と好きでしたが、ペストの風味と喧嘩しない程度のマイルドな野菜のほうが受けるかも。