食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

久しぶりにVIAに乗ってオンタリオへ

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義母の訃報を受け、先に一人で義母の元にかけつけていた夫とその兄弟姉妹たちと合流すべく、私は長距離列車・VIA Railでひとまずトロントへ行きました。

 

義母が住んでいた老人ホームや自宅はトロントからだと2時間くらいの田舎にありますが、そこへ運んでくれる電車やバスはないので、最寄りの大きめの街までトロントから乗り継いで行こうと思いましたら、VIAだと待ち合わせが3時間とか、そういうふざけたことになっていました。

乗客があんまりいないから、そんなにしょっちゅうは電車を出せないんでしょうね。

そこで、VIAはトロントまでにして、そのあとはオンタリオのトランジットシステム、その名もGO Busでハミルトンという街へ行くことに。

Go Bus & Trainは通勤の足ですし、ハミルトンはとても大きな街ですので利用客も多いようで、週末でもバスが20分おきに出ています。

 

 

義母の住む町の最寄りの比較的大きめの街まで、ハミルトンからさらにバスを乗り継いで行こうと思ったのですが、夫がハミルトンまで車で迎えに来てくれるというので、渡りに船とはこのこと、楽させていただくことにしました。

 

 

カナダは大きな国ですからね、田舎までの足は本当に、公共の交通機関のみだとかなり不便です。

車社会になってしまうのも、わかります。(夫がハミルトンまで来てくれなければ、次の街まではバスで行かれますが、その先は公共の交通機関は途絶えるので、タクシーか、、、タクシーなんかないかも、、、やはりお迎えをお願いするか、レンタカーか、、、レンタカーの支店なんかないかもしれないので、それならハミルトンとかトロントからレンタルして来ちゃうしかないか。)

 

 

 

というわけで、電車とバスの部分は、久々に一人旅なんだと思ってせいぜい楽しみました。

 

旅の目的がお葬式っていうのは悲しいですけれど、一人で電車に乗って車窓を眺めたり、ぼーっとしたり、本を読んだり、WIFIがあるのでネットで色々読んだり。

ただ、日本からカナダに来て、旅の楽しみとしてVIAを組み込む予定の方は、モントリオールートロント間は景色は特に美しくもありませんので、景色で勝負している別の区間を選ぶことをお勧めします。WIFI もちょっと遅いと感じましたしね。笑

 

乗り換えのトロントも、いつもは車で高速を通過するだけです。トロントの渋滞に引っかかりたくないので、高速から見えるトロントの建物の屋根を見るだけです。

 

今回は駅とバス・ターミナルの間のほんの5分ちょっとだけですけれど、街中を歩いて、そのぶんだけ街を感じることができました。

いや、実際は駅を出て、バスターミナルに行き着くまでに人に尋ねたり、切符を買う列に並んだり、そういうのもあったので、トロントの世俗を感じたのは15分くらいでしょうか。笑

 

 

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旅行でトロントへ行く方が楽しみにして見に行くようなところはかすりもしませんでしたけど、義母の容体が悪化して、訃報を受けて、ずっと頭の中が暗くなっていたので、長距離移動や慣れない街での乗り換えはいい気分転換でした。

 

 

義母もですが、数年前に亡くなった義父は船で北米にやって来て、最初は生活を確立するのに一生懸命で、義父の両親が亡くなってもヨーロッパにお葬式に帰るなんて想像もできなかった時代だったとか。そう考えると現代は恵まれています。


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