春になると南から戻ってくるカナダ・グースが、子連れで歩いてました。
これって全部このお父さんとお母さんから生まれたんでしょうかね?
いや、この二羽はお父さんとお母さんなのか?
ちょっと離れたところにもう一カップルいて、そこんちは雛は二羽だけぴよぴよしてました。
こういう広い芝生のある公園なんかには、カナダ・グースが大量に着地して餌をついばみながら、フンもしていきます。
芝生を素足なんかで歩いてたら踏んじゃいますからね、ビーサン程度でも、変な角度で踏んだらグニュっと素足に触りかねない。
ああヤダヤダ、自転車の車輪で踏むのだって嫌ですからね。
その昔、テレビのニュースで、カナダギースが到来して糞害にあっていたアメリカの住民がショットガン持ち出して「皆殺しにしてやる!」と言ってるのを見て、あらやだなんて酷い人たちでしょう、、、と思ってましたが、皆殺しという発想は銃を所持していつでも使える発想なのかもしれませんが、確かに庭じゅうに糞害を被ったら憤がいしますよね、、ダジャレ、すみません。笑
でも雛がぴよぴよしてるのを見て、小さな子供が喜んで付いて行ったり、立ち止まって写真撮る人たちなどで盛り上がってました。
でも最近、野生のカナダ・ギースがベンチに座ってる人間に向かって歩いてきて餌をもらえるのを期待してる場面に遭遇することも増えています。
野生動物に食べ物をやってはいけませんよ!
可愛いと思っても、あげちゃダメです!
日本で育った私、日本の教育のどこで教わったのか記憶にありませんが、野生動物に餌をやるなんてとんでもない、というのは常識だと思っていましたが、野生動物に滅多に遭遇しない日本ではきっちり教わってたのに、野生動物があちこち出没する北米で、あげたいからあげて何が悪いのよ、とばかりに水鳥、リス、その他チャンスがあればどんな野生動物相手だろうが餌をやってる人間を目撃します。
リスに関しては本当に驚愕ですが、お母さんが小さな子供の手に餌をのせて「ほら、こうやってリスに差し出してごらん」とやってるのを目撃したこともあります。
モントリオール市の看板、初めて見ましたが、やっぱり酷いって自治体も気がつくレベルになったってことでしょうか?
この写真で見ただけではわかりにくいですが、これは川辺に設置してあるベンチに腰掛けたままで撮ったもの。
普通ならベンチのあるあたりは川の水面より8フィートくらい高い場所にあります。
そしてベンチから水辺までの距離も、この写真なら左手の岩の向こうの木が倒れているあたり、あの辺りの先くらいまで。
カナダは他の国よりも温暖化のスピードというか温まる温度も高いらしい、とかなんとかどこかで見かけました。
日本もまだ五月なのに真夏日というか、そんな気温私は経験したことないよ、っていうレベルの気温だったりして、茹で上がっちゃうようで恐ろしいですよね。
気候変動、ものすごいスピードで進んでいるように感じますね。
プラスティック汚染を減らすために
ゼロ・ウェイスター、チルルさんのブログで紹介されていた本と、プラスチックフリージャパンの小島さんのインタビュー。
本は日本に帰省した折にでも見てみたいと思います。
ユーチューブのリンクのおかげですぐに見られたインタビューでは、プラスティック・フリー・ジャパンという団体(があるなんて存じませんでした)代表の小島さんがお話されていて、まあ大体は去年のアースデーなどで知られている事実だったんですけれども、興味深い点もありました。
日本ではプラスティックの生産量に対し、8割くらいがリサイクルされていることになっているらしいのですが、実態は燃やされていて、燃やす際にそのエネルギーを使っているので「サーマル・リサイクル」とかなんとか言ってるんだけど、実際はやっぱりただ燃やして処理してるんだ、と。
日本はゴミ処理も焼却ですもんね。
中でもプラスティックと車の受け入れ方のたとえが、なるほどな、、と。
車っていうものは有害なもの(排気ガス、産業汚染、道路上での危険が増える、死亡事故や重度な後遺症の残る負傷事故を起こす、廃車はゴミになる)ですが、有益でもあるので、社会はそれを受け入れて利用し続けるけれど、そのためには生産する側にもしっかり規制して環境への影響をコントロールしようとし、事故の防止にも務めているし、利用者は車を運転するために免許証を取得し、車検で車の状態を一定レベル以上にキープしなければ運転できないように規制されている、その上運転者でもない歩行者までも、車と共存するためにはこうやって身の安全を守りましょう、という教育を受ける、、、と。
それに対して、プラスティックは、生産者はゴミ問題やプラスティックの与える環境ホルモンの害など御構い無し、買って使う消費者だって、使った後のゴミがどうなるのか一切御構い無し、下手なプラスティックを下手に使えば体に有害なものもあるというのに、それを知らないままにプラスティックラップに包んで料理とか、そんなことも平気でやってのけています。
小島さんはこれを変えていって、生産者も利用者も、プラスティックの利点だけでなく有害な部分の教育や、回収してリサイクルもしくは再利用するシステムを徹底するための規制などをしてはどうか、とおっしゃっています。
政府、企業、一般市民、全てのプレイヤーが同じ目的のために生活の仕方や物流のあり方を変えていく必要があると思います。
放り出せば自分には関係ない、という考え方でゴミ捨てをしてはいけない
父ロボさんのブログで、木炭は土に還らないのに河原に捨てていく人が続出して問題になっているという話を拝見しました。
日本ではバーベキューといえば皆で河原やビーチに集まってやる場面が多いようです。
河原の写真を見たらものすごい人数なのでびっくりしてしまいましたが、気候がちょうど良い季節の天気のいい週末などは多くの人が楽しみに河原に出かけるのでしょうね。
でも自分たちで出したゴミを持ち帰らないのは、そのゴミが何であれ、ダメですよ。
バーベキューに来る人々のためにちゃんと炭の回収場所まで設置してあるような場所ならなおさら、捨ててはいけません。
私は河原でバーベキューの経験がないので、河原のどこででもバーベキューをしても良いことになっているのか、そういう場所が指定されているのか知りませんけれど、大勢が繰り出すような人気の河原なのだったらやっぱり自治体が炭回収ボックスなど設置してくれているのでしょうかね。
自分ちの床に捨てておかないものなのだったら公共の場に捨てるべきじゃないでしょ?