ヨーロッパ各国は10月末にすでに夏時間が終わったようですが、北米は11月に入って最初の週末でした。
もうそんな時期ですねえ。
ところで先週の月曜、寝坊をしたんですが、それに気がついたのは、朝の会議の1時間前くらいに朝ごはんを食べながら仕事のパソコンに向かいつつさあやれやれ、メールから片付けて、会議の30分前くらいにはメモに目を通そうか、、なんて思いながらパソコンの時計のを見たら、ええええ?会議の開始時間を2分過ぎてる!
すごーくびっくりしましたよ。
いつの間に時間が進んだ?
あれ?
もう夏時間終わって時計が1時間ずれた?
いや、秋は1時間遅くなるから逆のはず(時計の針を動かし忘れた場合、世間よりも先取りになってるはず)だから、変?
寝坊した(確かにギリギリまで寝ていました)せいでボケちゃったのかな、気絶でもしてたのかな知らないうちに?
などなど、かなり不可解でした。
数日後に夫が「そういえば日曜日、iPhone使ってた人たちの時計が狂ったっていう騒ぎがあってね、でもよくよく調べてみたら、アップルじゃなくてBell(カナダの電話通信サービスの大手)のネットワークが狂ってたんだそうだよ」と。
夏時間と冬時間の切り替えを1週間間違えたようです。
そんなことがあるんですね。
利用しているプロバイダーがベルのネットワークを使っている会社ですから、私の携帯の時計もこの騒ぎに巻き込まれたようで、私のスマホの目覚ましも1時間遅れていたようです。
スマホを使い始めた当初は電話ネットワークで調整されてる時計を信頼して目覚ましをかけるなんてできないと思っていたものでしたが、今やすっかり信用してて、携帯の目覚まし一本だったせいですね。
時計を1時間ずらしたら、夕方暗くなる時間も一気に早まります。
一気にっていうか、1時間早まるんですけども。
この時期の1時間の差は大きいですから、グッと秋がふけた感じになります。
アラスカエアラインズが機内サービスの使い捨てプラスティック激減らし
機内で提供される食品や飲料の多くは使い捨て容器に入っていますが、その多くはプラスティックです。
アルミや紙なら良いという話ではありませんが、プラスティックはゴミとなった後分解されずマイクロプラスティックになって土壌や海水を汚し続けますし、餌と間違えて動物が食べてしまったりするなど、多くの問題を引き起こします。
アラスカエアラインズは使い捨てボトルとカップをプラスティックからBoxed Water Is Betterという会社が作っている92%プラントベースのカートンとリサイクル可能な紙のカップに切り替えるということです。
92%って?と思ったら、要するに牛乳パックと同じ容器に水を入れているということで、しかも昔ながらの牛乳パックではなくて、注ぎ口の部分にばっちりプラスティックが付いているスタイル。
これ、必要ですか?
このキャップの部分が一番プラスティックが分厚い部分ですから、プラ使用量全体としてはどれほど減ってるんでしょうか。
昔の牛乳パックみたいに、プラ部分なしではなぜダメなのでしょう。
開けにくいとか、開けるときに手が触ってしまうと衛生上問題ありとか?
ならハサミで切るとか、カートンの開封部分を摘むクリップみたいなものを使うとか、なんとでもなるような気がしますけど?
カートン製造元の会社のサイトには、このカートンについてこんな情報が載ってました。
私が文句を言っているキャップ部分は「Tree cap」ってありますけど、なんですかそれ?
それについての説明は見当たらないんですが、Tree=木ってことで、なんだかわからないけどナチュラルってことよね、いいんじゃない?っていう印象操作の試みですよね。
怪しすぎる。
しかも、Refillableってありますが、こんなカートン入りの水を使う人や状況で、水がなくなったから水道水を入れて何度も使おう、なんて現実には有り得ないんじゃないでしょうか。
100% pure waterっていうのも、「水」であるという事実に「ピュア」という印象操作ワードを追加してて胡散臭い。
しかもその下には5% alminumって、アルミも使ってるんですか?
紙パックにアルミの層が付いてるものは確かにありますけれど、そういう容器は中身が油脂が多いとか何か理由があると思いますが、水入れるのにアルミが必要なんですかね?なぜ?
しかも左側を見ると、しっかりBPAフリーのプラスティック層がついていますからね、紙だからプラスティック不使用っていうわけではないのです。
アラスカエアラインズの決定そのものは素晴らしいと思います。
存在しない代替策には切り替えられませんから、今現在存在する、プラ以外の容器を探してここに行き着いたということなのもわかります。
容器を作る会社もいろいろ試行錯誤しているんだと思いますが、なくても良い便利さは捨てちゃって良いんじゃないでしょうかね。
あとは、「リサイクル可能な紙製の使い捨て」容器類の使用は、最後までちゃんと本当にリサイクルの処理をして、リサイクル・パルプになったその先に「こういう製品に再生されます」という段階まで確認しなければ意味がないと思います。
個人で消費する「リサイクルできるはずの製品」は、その個人が住む市町村のリサイクル工場の設備次第では結局ゴミになっていたりしますし、リサイクルされているはずのパルプは結局コストがかかるのでバージンパルプより割高になるとかそういう理由で誰も買い取らず、結局破棄されてしまう、、なんていう話だとしても、消費者個人がそこまで追跡調査することはできません。
でも、こうやって大々的に公表して「我が社の目標は、、」なんてやってる大企業は、その先のこともきちんと考えてやっているはずですから(ね?)ちゃんと調べて公表していただきたいです。
そうでなければ単なるグリーンウォッシングでしかありません。
搭乗ゲート付近に給水所を設置する空港が増えればかなり良いんですけども