食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

この秋初のヴィーガン鍋と空港のカルセル

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Big City (カナダ国内比)の片隅


秋ですね〜。

私の周囲では秋といえばみなさん南瓜関係で盛り上がります。

職場の同僚ももう何度スクアッシュ・スープを作ったことか。

 

私は甘いものへの情熱がないので、秋といえばやはりリークです。

リーク・ポテトスープはもちろんですが、リークといえばやはり鍋でしょう、鍋。

 

日本にいるとリークじゃなくて長ネギで美味しいのを使えば良いのですが、日本の太いネギ、最近でこそアジア系グローサリーストアで見かけるようになりましたが、やっぱり割高な上、しょぼいものが多いので私はまだこちらで日本のネギ(多分アメリカ産か中国産だと思いますが)を買ったことはありません。

 

なのでリーク。

 

リーク・ポテトスープを作る時にはリークを2、3本使って鍋いっぱいに作りますが、夫にじゃがいもを剥いてもらうと、芋の比率が多すぎると思うほど芋をむいてくれてリークより主役はじゃがいも?

でも鍋にするとリークを3本使ってもたらないほど、リーク大好きなのです。

 

カタカナで表記する時、つい「リーク」と書いてしまいますが、Leek、最後のkの音は「ク」でもないんですけれど、たまに日本語のサイトで「リーキ」とあるのを見ると、いやいやいや、キはちょっと無理無理、と感じます。

水とかガスが漏れてる、、などと言う時に使うLeakと同じ発音ですが、この言葉をカタカナにしたら多分「リーク」なんじゃないかと思うんですよね。

ウィキ・リークス、とか。

ウィキ・リーキス、って言わないですよね?

 

フランス語ではポワロですから、「ポロ葱」と書いている方も。

そっちの方が原語にも近いし、ひょっとして日本語でも馴染みがあるのかな。

 

いや、そんな話はどうでも良いですが、今夜は鍋にしました。

久しぶりに鍋の材料を買いに行ったのでリークを買わずに帰宅して「おお、だめじゃん」と気がついて買いに戻りましたよ。

流石にリークのない鍋はうちのヴィーガン鍋ではあり得ません。

 

次の時のために買い物メモを

 

  • リーク
  • 白菜
  • 豆腐
  • 糸こんにゃく
  • えのき
  • しめじ(は売り切れてたのですが家に在庫あり)
  • 椎茸(たまたま安かったし)
  • ヒラヒラのアジア系のきのこ(名前失念)(多分日本のものと思われる)
  • 台湾製のロースト・グルテン(要するに麩)
  • 緑豆春雨(はなかったので韓国の冷麺にする芋のデンプンの麺を使用)

 

夫が「鍋用に使えるインポッシブル・ミートみたいなのはまだないの?」と。

私はそこまで肉の味が欲しいとは思わないですけれど、夫が希望ならインポッシブル・バーガーをつみれみたいに小さくまとめて入れてもいいですけれどね、、でもなんとなく気が向かないので今回は見送ります。

 

 

 

空港のカルセルの謎

ノルウェイから戻ってはや一月近く経ちます。

早いなー。

ノルウェイの話をまたする気なのではありませんが、ちょっと思い出したことがあるのでもう一つだけ旅行関連の話題を。

 

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どこへ飛んでいくのか、、行ってらっしゃ〜い。


 

空の旅、好きなこと嫌いなこと

好きなのは、やっぱり遠くへ行くと言う高揚感。

こんな短時間(長い時は長いですけれど)でこんなに遠くへ行けてしまうのって凄いなあと思います。

嫌なのは、長時間体を動かせないせいで足腰が痺れる感覚。

通路を歩き回ったりストレッチしたりしてかなり改善できますけれども、狭い座席で眠ることもままならず、やっぱり疲れますね。

 

一番嫌なのは、公共の空間であるだけに、周囲の人たちの素行次第で旅の快適さが左右されやすい点。

 

ほら、隣に座ってる人が足をガニ股に広げて座るタイプの人だったり、肘掛を独占してグイグイっと肘を広げてくる人だったりしたら、まずそこで心地よさが半減します。

ひどい人の場合はちょっと言いますけれど、そう言うタイプの人は言われた時には気をつけてくれてもすぐに忘れてグイグイっと来がちです。

あとは着陸後、シートベルトのサインが消えてさあさあ頭上の荷物をとって外に出る準備を、、と言う頃合いになると、窓側に座っている人たちまで通路側にグイグイ押し出てこようとしたりして、まだ誰も動いてないんだから押さないで、、、などと言う状況になったり。

 

どうせエコノミークラスの私たちはそんなにすぐには動けないので、立ち上がって荷物を持ってさあさあ、と言う姿勢になるのはかなりあとでいいと思うんですけれどね。

 

 

カルセルのエリアには人を自己中にする魔力があるのか

でも一番呆れる場面はやっぱり預けた荷物をピックアップするためにカルセルのエリアで待ってる時でしょうか。

 

今回、レイキャビクの空港で全てのフライトがキャンセルになったので、小さな空港(カルセルは3つしかなかった)とはいえ、その空港に居合わせた人たち全員が荷物をピックアップするために押し寄せたので、物凄かったのです。

 

そうじゃなくても長いフライトを終えて荷物のピックアップにやってくると、我先に荷物を受け取りたい一心で、他人が立っている目の前を「すみません」などと言う言葉もなくぶつかりそうな勢いで通り抜けたり、人が立っているそのすぐ後ろにカートをグイグイっと押し込んできたり、コンベヤーベルトの前に立っている人たちをかき分けんばかりに自分の体を押し込んできたり。

 

他の場面ではきっと絶対やらないであろう失礼な行動を繰り広げるそんな人々の行為を見るのは、大概このあたりです。

 

何が彼らをそう言う人でなしにするんでしょう。

 

全員がそうじゃないですけれども、でも全体的にやっぱり皆、比較的焦りが入ってて自己中気味になってるように見えます。

荷物をピックアップしてから乗り継ぎに走らなければいけない、、、とか、そう言う事情の人もいるのかもしれませんけれど、押しの強い(他人の立ってる前にグイグイっと乗り込んでくる系)人たちが皆そうだとは思えない。

 

いつもちょっと不思議だなと感じていたんですけれど、今回は人数も多かったし、キャンセルという非常事態でスイッチが入ったスーパー人でなしモードの人たちが多くて、逆に可笑しかった程です。

 

 

荷物をピックアップしたら皆のんびり良い人に戻る?

荷物をピックアップしたあと、今度は何時間もの間大勢の人たちが長い行列を作って航空会社のチェックイン・カウンターに並んだのですが、この時は長い時間同じ境遇で待っている間に世間話をしたり仲良くなったりする人たちがあちこちで出現し、助け合っている男女がカップルかと思ったら「今この行列で知り合っただけ」とか。

 

私と同行者も列の後ろにいたそんな人たちと親しくなって、同じホテルへ輸送されたこともあり、その晩はその人たちと夕飯とビールを同席しました。

 

 

カルセル周辺で袖すり合わせた人たちとは絶対に食事を共にしたりビールを飲みながら世間話したいとは思いませんでしたけれども。

 

 

いつか手ぶらで飛行機乗って旅行してみたいもんですけれど


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