小さい秋見つけた
週末にAlfred Kelly Nature Reserveに出かけた折にもあちこちで紅葉が始まりつつあるのを目にしました。
まだまだそのためにわざわざ出かけるほどには紅葉していませんが、「おお、夏は終わったのね」と感じるくらいには色づいて。
いつも紅葉見物とリンゴ狩りを一緒のお出かけで済ませてしまおうとしていてりんごのピークを過ぎちゃったり紅葉が速過ぎたり、とうまく行かないので、今年は別物と捉えて取り組もうかと思います。
たまたまりんご狩りに行ったら紅葉が綺麗だった、とか、そういうのもあるんですけどね。
それまでは近所のこういう木々を見て楽しみましょう。
煮物を楽しむ秋
日本のスーパーでは、蒟蒻芋を原材料とする大きくて立派なこんにゃくを買ってきました。
こちらで売られているのはどれも、原材料は蒟蒻粉なのです。
なんとなく芋から作られてるものの方が弾力があって美味しい、、、という気になるので、帰国するたびに覚えていれば買ってきます。
重いですからね、忘れていたり、諦めたり、ということもあり。
こんにゃくを美味しく食べるために、どうしようかしらと思っていたら、冷凍庫に水煮の状態で凍らせた大豆を発見しましたので、インスタントポットで五目煮にしました。
と言いたい所ですが、凍っている状態で大豆だと思い込んでいた豆は、解凍してみたら実はネイヴィービーンズでした。
ネイヴィービーンズは普段はベイクト・ビーンズを作るときに使うのですが、なんで水煮にして冷凍してあったんでしょう。
しかも、冷凍するならちゃんとラベル貼っておかなきゃいけませんね。
一瞬迷いましたが、すでに解凍しちゃったし、ネイヴィービーンズは大豆よりもうんと柔らかいのですが、まずいってことはなかろう、とそのまま強行突破して、作っちゃいましたよ。
ぱっと見はわからない、、、かな、、、わかりますか?
ネイヴィービンズの方が甘みが若干多く、歯応えは少なくて、まるで違う豆なんですけれど、煮てしまったらそれはそれで美味しく食べられるものだと発見。
あえてこの次もこれを使おうとは思いませんが、ひょっとして大豆が全く手に入らないような状況で五目豆が食べたいとなったら、これでも私は満足です。
日本から持ち帰るお土産は主に自分用の日本食材です。
ほぼ全部乾物というか、海藻類。
あとは蒟蒻とか味噌とか。
カナダの入国で食べ物を持っているというと、肉類を持ってるか、と必ず聞かれます。
ヴィーガンですから、一歳ありませんから、自信たっぷりで否と答えます。
今回はバンクーバーで入国しましたけども、ケベック州に入国の場合は、チーズなど乳製品も、州の酪農業の推進の邪魔になるブツですので、ダメだったと思います。
日本からわざわざチーズ持ち込む人もいないと思いますが。
ケベック州は同様に、アメリカ東北部の州などから入国する場合にメープルシロップを持ち込むのも禁止しています。
メープルシロップはケベック州から持ち出す(売る)べきであって、持ち込んじゃいけないんです。
リークの値段で秋の到来を感じる
まだまだ私の脳内では夏のはずなんですが、世間はどんどん秋になっていて、夏のつもりで買い出しに行った時に目についたリーク、太い立派なのが一本99セントでした。
おおお、もうそんな時期でしたか、とリークの値段に秋の到来を教わった気分。
早速たくさん買い込んできて掃除して、スープ用に輪切りにして一回分ずつタッパに入れて冷凍。
もちろんその前に、根っこと硬い濃い緑色の部分を切り分けて、これもスープストック用に回数分に分けて冷凍。
スープは夫も好きですし、疲れてる晩の夕ご飯に最適なので、こうやって何回か分に分けておきます。
簡単リーク&ポテトスープ
- リークの出汁(緑色の硬い部分や根っこを水に入れて沸騰させしばらく煮出してやる)
- リーク(輪切りにする)
- ジャガイモ(皮を剥いて1〜2センチくらいのサイコロに切っておく)
- 豆乳、塩、胡椒、ナツメグ、ベイリーフ、タイム、など好みのハーブ類
- 厚手の鍋に油をしいたらリーク(に塩を振りかけて)を中火程度でしんなりするまで炒め、ジャガイモを入れたらひたひたになる程度にリークの出汁を入れ、芋に火が通るまで加熱。この時ベイリーフを一枚入れてやる(好みで他のハーブ類やスパイス類も入れる。)
- 火が通ったらイマージョンブレンダーでジャガイモをマッシュしてとろっとしたポタージュ状にして、豆乳、塩胡椒などで味を整えて出来上がり。
豆乳を加えた後は火を止めるか超弱火にして沸騰しないように。
本当に簡単なので、疲れて帰宅した晩には最適です。
が、日本ではスープは朝食べる人が多いし、スープだけで夕飯って粗食すぎるかな?
うちはこれと美味しいパンで十分夕飯になります。
スープの次にうちで定番なのは、やっぱりお鍋です。
スープだと二人とも普通に落ち着いていただくリークですが、鍋にすると競争になるほど美味しさがうんと強調されるんですよ。
鍋の場合は大きめに斜めに切るのと、冷凍しちゃうと使いにくい気がするので、毎回買ったその日と翌日に食べます。
今年は鍋用のリークも冷凍して、どうなるか実験してみましょうかね。
どっちみちよく煮てクタクタっとしたところが一番好みなのです。
食べることばかり考えてます。