食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

プラスティック・フリーのスキンケア

 

 

はっ、タイトルにスキンケアだなんて書いてしまいました。

このブログを読んでくださっている方は多分ご存じかと思いますが、私は化粧品関係に時間と予算を注ぎ込まないタイプですので、スキンケア、と見かけて何か参考になるかも、とお思いの方はがっかりなさる可能性大です。

 

若い頃は敏感肌

日焼けして真っ赤っかになるのでプールに行くのが大嫌いだった子供時代の後、思春期に差しかかり友人などの影響で化粧水というものに手を出して肌がかぶれ、日焼け止めをつけてかぶれ、映画やテレビで素敵な女性が何かのボトルから何かを取り出して肌につけてる様子などをみても「あれは人ごと、私にはできない」と悟った人生でした。

 

でした、ってまだ生きてますけど。

 

肌って年齢とともに若干変化するようで、二十代に入り東南アジアの灼熱の太陽の下をバックパッカーして歩き回っているうちに、日焼けもできるようになりました。

でもやっぱり日焼け止めでかぶれましたけど。

 

 

モントリオールに暮らすようになり、日本の「洗顔後は化粧水と乳液」というマントラを聞くこともなくなり、顔は洗いっぱなし、日焼け止めもつけないで外出、という暮らしをしていたら、日本の大学時代の友達が遊びに来て、「今はいいけど年取ったら後悔するから、基礎化粧品はしっかり使うべき」とトクトクと説教されました。

 

その後生活態度は変化しませんでしたけど。

 

 

皮膚癌にはなりたくないし

そんな私も、自転車で遠方まで出掛けてキャンプするよ、とか、カヌーで一日太陽浴びて過ごすよ、という時には日焼け止めはつけます。

 

若い頃に使ったことのある日本の日焼け止めは、肌の色が変わらず白いままを維持するという効果があったと思うのですが、こちらで薬局で買って使っていた日焼け止めは、日焼けして赤くなって火傷っぽくなるのを防ぐ目的、それに尽きる、という感じで、一日野外で過ごした後の肌はヒリヒリしたりはしないけど、翌日には「あれ?ちょっとこんがり?」という感じ。

 

まあ歳をとって年齢を重ねて色素が肌の下に待機しているのかもしれませんが。

 

ということで、昔は日焼け止めも割と高価な肌に低刺激、などと謳い文句のあるものを買っていましたが、添加物の害とかプラスティック容器の害とかを考えるようになり、なんだか謳い文句に踊らされるのも馬鹿馬鹿しい、と去年は一昨年の残りを使うだけにして新たには買いませんでした。

 

ということで、今年は私がいつも買っていた日焼け止めがなくなり、夫がそこらへんの薬局で適当に買った日焼け止めボトルが一本あるのみ。

 

 

先日、まあいいや、これ使いましょ、、、と肌に塗って自転車に乗って遠出して来ましたらね、また肌がかぶれてしまいましたよ!

 

そうか、やっぱりある程度お金を出した日焼け止めでないとかぶれてしまうこともあるのか。

 

でも、あんまりお肌のために時間とお金をかけて再びプラスティックの使い捨て容器入りのものを買いたくない。

 

 

ということで、かぶれた肌のまま、日焼け止めを使わない日々が続いていました。

が、なんだかかぶれた部分が瘡蓋のようなホクロの薄いのが広がってるような、なんか不健康な雰囲気になってまいりました。

 

ちょっと変?

 

これってかぶれじゃなくてひょっとして皮膚癌?

今年の夏は休めないのに、お医者さんに予約して診てもらうべき?

と思いつつ、ふと思い出したのは、酸化亜鉛が20%くらい配合されたおむつかぶれ用のクリーム。

 

 

酸化亜鉛は肌の細胞の再生を促す成分なので、かぶれてたりちょっと疲れてたりする肌に塗って眠ると若干回復したかな、という感じがします。

 

しかも酸化亜鉛は日焼け止めの成分でもあります。

 

 

このクリームを出してきて、寝る前にうっすら顔に塗りましたよ。

出かける前にもうっすら塗りました。

酸化亜鉛クリームは真っ白くなるのでどちらかと言えば外出前に塗りたいものではありませんが、日焼け止めクリームでも白っぽくなることはあるので、気にしない気にしない。

 

これを三日ほど続けたら、皮膚癌か?と心配していたかぶれ&膨らみの部分がスッキリ元に戻りました。

 

 

日焼けどめにもこのクリームで今年はいけるかな?

とちょっと欲を出してみて、その後3、4日は朝の出勤時に塗ってみたりして。

 

同じようなことを考える人は必ず他にもいるものです↓

mommyandlove.com

 

Zinc Oxide (ZnO)(酸化亜鉛)は、天然の防腐剤と抗菌剤という効用があるため、皮膚の傷、火傷、発疹、などを治す効果があると言われます。

とはいえ血が出ているような傷につけるには不適切で、どちらかというとオムツかぶれ的な肌の不具合にちょうど良い感じです。

 

オムツかぶれ用のクリームに含まれる酸化亜鉛は私が持っているクリームの場合は20%で、他の添加物は酸化亜鉛をクリーム状にするために必要なミネラルオイルと蜜蝋と、石油からとったオイルも入っている模様です。

蜜蝋が入っているので厳密にはヴィーガンじゃありませんね。

たまたま家にあったオムツかぶれ対策のクリームでしたが、新たに買うならやはり酸化亜鉛が20%以上配合されていてプラスティック容器入りでない日焼け止めにしようと探したら、二つほど酸化亜鉛が主原料で基本的に環境や動物や天然素材に配慮した日焼け止めを見つけました。

 

アメリカや日本や英国などの大都市なら、この商品を売ってる小売店までいけるんでしょうけど、モントリオールはかなり探しても見つけられないことが多いので、通販サイトから取り寄せました。

 

通販サイトもアマゾンは避けたいと思っているので、カナダの会社で。

 

アマゾンが便利な理由は、Amazonという会社が存在するのもちゃんと発送してもらえることも確認済みで、新たに新規の通販会社から何か買う時の「この会社は本当に存在するのかな?ちゃんと発送してくれるかな?返品とか交換にきちんと対応してくれるのかな?」という不安がないから。

でも便利に流されて色々Amazonで買っちゃって、社会的に問題ありの会社をサポートしがちなことに毎回疑問を感じています。

なるべくならAmazonにお金を落としたくない。

 

だから別の会社のサイトを見つけたのでそちらにしたいと思いつつ、それでも大丈夫かなー、とちょっと1週間くらい考えちゃいました。

 

詐欺サイトから買い物するのを避ける大前提は、そのサイトにちゃんと住所や電話番号が記載されているかどうか、というのを思い出し、サイトの住所を見て別のブラウザでGoogleサーチしてみたら、ちゃんと地図上にもその会社名で存在していました。

あとはクレジットカード情報を入れずにPayPalで支払いすることに。

 

で、ちゃんと届きましたよ〜。

Well.caという会社です。

缶入りの日焼け止めはパッケージが開かないようにプラスティックが一部分に取り付けられていた以外はプラスティック・フリー

一緒に洗濯石鹸も買ったんですが、無包装で入っていたので、日焼け止めの缶にも石鹸が擦れてでた小さな粒がまとわりついてましたけど、過剰包装よりはマシ。

チューブ式の日焼け止めを買っても一夏で使い切らないので、私はそんなに大量にいらないと思うのですが、この缶だと若干足らないかも。

足らなかったらまた買いましょう。

どれくらいの容量か、横にペンを置いてみたのでお分かりでしょうか。

 

使い心地はまた今度ご報告します。


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