食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

女物と男物の差について、と、脱水?

温暖化と雪解けと凍りつく雪解け水

先週の雪はその後の気温上昇で溶けかけ、凍った雨(雪でもなく雨でもない)が降ったりそれがまた気温降下して凍りついたり、その上にまた雪が降ったり、なんだかひどい事が続いているモントリオールです。

 

地球温暖化の影響、日本では猛暑、フロリダやカリビアン地域では酷いハリケーン、うちの界隈では凍った雨や気温上昇と下降の繰り返しによる路面のアイスリンク化。

毎年ひどくなっている気がします。

 

今週の金曜には、雨が降るという予報。

雨ですよ、雨。

雨って、ケベックの冬にはありえないはずのもの。

気温が0度以上ないと、水は空から液体で落ちてきませんからね。

気温が上がると暖かいんだからいいじゃないか、という話もありますが、暖かいままで済むわけはなく、ちょっと気温が緩んで(雪が溶けかけ)はすぐに翌日から冷え込み、地面が凍りつき、、で、いいことはありません。

 

そんな中、10年履いているウィンターブーツのジッパーが壊れてしまいました。

仕方ないので、冬の気温(マイナス40度まで)にも対応するハイキングブーツに履き替えて出勤しましたが、ハイキングブーツはくるぶしが隠れる程度の高さなので、雪の中にズボッと足が入ったりすると、ブーツの中に雪が入りますし、雪が溶けかけてる日にそれをやると、冷たいドロドロの水が入ってきますので、困ります。

 

ジッパーは補修屋さんに出しに行く予定(通勤経路にある補修屋さんは腕が悪いので、ちょっと遠いところへ週末に持っていく予定)ですが、急場をしのぐため(気温が上がって地面が水たまりだらけになる日に対応するため)に、所用で出かけた先の近くのお店で長靴を買ってきました。

今まで持ってた長靴も、気がついたら足首のくびれのあたりでよく曲がる部分が破れていたのです。

 

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買ったのはこれ、カナダ国産なのが決め手

ブランド物には興味のない私ですが、前のが情けなくも2年で破れてしまったので、安かろう悪かろうを繰り返すまい、、、、と、選んだのは「男の子用」の製品でした。

 

ジーンズなどでもそうなんですが、男性用と女性用を比べると、男性用の方が布地が厚くて縫製がしっかりしていて、しかも定番の型が延々と製造され続けるのに対し、女性用は薄っぺらでいい加減な縫製で、去年買って良かった型を今年見つけようなんて思ったってそんな物どこにも置いてない、、、と。

 

心変わりの激しい女性、身につけたものを大事にするし、なかなか破れるまで着ることの無い女性、そういう事を想定してそういう製品になっているんでしょうけれど、心変わりはせず、良いものを一生使い続けたいと思っている私のような人には女性ものはダメな事が多すぎます。

 

しかも、長靴ってゴム長っていうくらいですからねえ、バリバリ石油由来の素材です。

これを軽々しく買い換えてまた捨てることになるのは嫌です。

 

男の子用に作られてますし、女性ものに比べて格段に重いこの長靴、きっと頑丈だと信じたい。(破れた女性ものを買った時も男の子用と迷ったんですが、重さのせいで躊躇して、女性ものを選んでしまった次第でした。)

ゴムが自然に劣化してどうしようもなくなるまで履き続けたい所存です。本気で。

 

それにしても本当に、洋服や靴など、女性ものの作り方、もうちょっと頑丈にやってくれると嬉しいんですけどね。

 

 

新たな偽肉製品

新たな、っていうのは我が家にとって、という意味で、こんなの前から知ってるわよ、という人がきっと世界中には1兆人くらい存在する気がします。

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グルテンの乾物、麩っていう文字もあるし、、、と期待して挑戦

以前移転してしまってなくなってしまった中国系スーパーの後に、別の経営者の、でもやはり中国系なスーパーが入ってしばらくたちます。

何が良いんだか、前の店よりもお客さんの入りが良くて、いつ行っても混んでて、いくのが億劫なんですけれど、なんだかんだ言って私も行ってます。

 

ただ、前の店には普通に置いてあったものがそこには置いていない、とか、置いているけど値段が高くて小さいパッケージだ、とか、若干の違いがありまして、前の店には十種類くらいあった大豆製品の偽肉コーナーが、この店にはありません。

 

お店のお兄さんに「無いの?」って話しかけて仕入れてもらうよう働きかけようかなあ、と思っていたらば、大豆由来はありませんでしたが、グルテン由来のを発見。笑

 

夫は大豆由来の偽肉は匂いが嫌いだと申しまして、あんまり好まないので、ならこれを使ってみようかと早速購入しました。

 

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中国語と日本語って同じ漢字の文化だけど、漢字の使い方はやはり微妙に違いますね。脱水って、洗濯機関連以外では、あとは脱水症状が、、とか、それくらいしか用途を知らなかった。笑

お湯に戻すとかお湯を沸かしてそこに入れてグラグラっと戻すとか、そんな感じらしいですが、戻す前の状態はカチカチのパン生地って感じ?

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日本の麩はサワサワと柔らかげですがこれはカチッとした感じ

夫は大豆由来の偽肉を戻してる時の匂いが嫌いだとか。

これは戻してる時も平気な顔してました。

ふむ。

 

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ブロッコリとエノキと一緒に炒めました

たまたまネットで見つけた「戻し方、調理の仕方」のページにあった下味のマリネ液のアイデアをいただいて、漬け込んだのは酒、醤油、出汁、そして、タヒニ(胡麻ペースト)。

タヒニをこうやって使うの、結構気に入りました。

偽肉と私は呼びますが、要するにタンパク源で、肉の代わりに使いやすいということであって、やっぱりこれも「わー、肉みた〜い」ではありません。

戻して調理すると、セイタンみたいになるのかなと思ったら、セイタンのような重さはなく、ふわっとしたスポンジ状です。

また買ってきて色々使ってみたいものです。

 

 

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いつものパン

ついでにパンも焼きました。

いつものレシピですが、焼き方をちょっと別のやり方で。 


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日本のフードガイドを見てみました

先日、カナダの新しいフードガイドについて書いた時「日本にも多分ありますね」と書き、調べもしないでいましたら、マモさんが早速イギリスのと一緒に日本のリンクも載せてくださいました。

pan-panpan.net

 

早速日本のフードガイドを拝見。

内容の前にまず、農林水産省が出してるってことに衝撃を受けました!

これ、生産者側の視点優先ですよ、って公言してるみたいだと感じるのは捻くれて汚れた人の発想でしょうか。笑

 

www.maff.go.jp

 

伝統的な日本の食事のスタイルに沿ったガイドは、欧米のように栄養素別のグループ分けではなくて、日本的な「主食、主菜、副菜」という区分。

そこまではいいんですが、日本的でもなんでもない乳製品の区分がどどーんと。

 

ああ、やっぱり、汚れた心がむっくりと頭をもたげてきますよ。

酪農生産者の圧力って日本でも大きいのかしら、、と。笑

だって、日本の伝統的な食生活でカルシウムといえば、小魚でしょ!小魚!

 

乳製品といえば、戦後アメリカ主導の戦勝国による占領期に、アメリカの酪農産業が市場拡大のために日本がちょうどいいじゃん、と日本でも学校給食などで出されるようになり、、、、、。

 

まあそれは置いといて、この日本的な食品グループの区分け、日本で食事を作っている人たちにとっては使いやすいんでしょうか。

 

 

ガイドに沿って食事内容を考えてみた 

バランスガイドは、カナダのお皿やイギリスのパイチャートとはまるっきり違う、ピラミッドが上下逆さまになったような形です。

 

これは「独楽」がくるくる回ってるところを表したのだそうです。

 

なぜなら、常にくるくると体を動かしてこそ成り立つ独楽同様、バランスを取る上で運動はとても重要だから。

わー、凄い、それで独楽に結びつけた発想なんですね。

 

 

食事の適量は、性別、年齢、運動量などで個人差が出てきますが、この農林水産省のページのリンクにさらに詳しく載ってました。。。

 

www.maff.go.jp

私は18歳から69歳枠の女性ですので、一日のエネルギー摂取量は2200カロリープラスマイナス200カロリー(2000カロリーから2400カロリー)くらい食べればよかろう、と言うことらしい。

 

実際は運動量を考慮すべきなので、運動量が多い人は上限、少ない人は下限を基準にせよ、と。

 

運動量が少ないと言うのは、一日中椅子に座ってる人等。 

 

 

 

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上のバランスガイドに従って、摂取する総カロリーの中で色々食べれば良い、と言うことですよね。

 

内容の区分は、

  1. 主食(炭水化物)5〜7サービング
  2. 副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)5〜6サービング
  3. 主菜(肉、魚、卵、大豆料理)3〜5サービング
  4. 牛乳、乳製品 2サービング
  5. 果物  2サービング

 

上のバランスガイドの区分の横には料理例として、それぞれの区分に該当する料理が載っています。

参考にしつつ、一日の献立を考えてみましょう。

 

主食は、例えば1サービングはご飯を軽く一膳、おにぎり一個、食パン一枚、ロールパン二つ。

うどん一杯、もりそば一枚、スパゲティー一皿は2サービングに相当するとか。

 

ということは、お昼にうどん一杯食、朝ご飯と夕ご飯でそれぞれ軽く二杯ずつご飯を食べて、それでも一日合計6サービング、範囲内です。

炭水化物は食事の25%以内にしましょうというカナダのガイドに慣れてるので、これはちょっと嬉しいような、多すぎるような。笑

糖尿や血糖値の高めの人はこれ、要注意ですよね。

 

副菜は、野菜、きのこ、いも、海藻料理を5〜6サービング。

これは野菜の煮物、野菜炒め、芋の煮っころがしが2サービングに相当するそうで、具沢山の味噌汁、野菜サラダ、きゅうりとわかめの酢の物、法蓮草のお浸し、ひじきの煮物、煮豆、きのこソテーは1サービング相当。

 

私は朝は納豆か豆腐(これらは主菜に該当する)とご飯ですので、副菜は特になし。夕飯には野菜炒め、具沢山の味噌汁、きゅうりとわかめの酢の物でもいただいておきましょうか。

これで4サービング、、足らない、、、じゃあ、、芋の煮っころがしでもつけとくか、、これで6です。

 

主菜はタンパク質料理って感じですが、肉、魚を食べない私は大豆料理で3〜5サービングを取る必要があります。

朝納豆を、夕飯に冷奴、、、お、このガイドにはヴェジタリアンやヴィーガンへの配慮はないようで、プラントベースのタンパク質料理は冷奴と納豆以外ないです。笑

豆製品やセイタンなどの偽肉で唐揚げを作って、ここは3サービング追加して、合計5サービングとします。

 

次の牛乳・乳製品は、豆乳コップ一杯にチアシードでも入れて、チアシードプディングをデザートにいただくと言うことで、2サービングと言うことにしましょう。

 

最後の果物、みかん二つ食べて、これできゃすぴえの食事のバランスは無事に丸く収まりましたかね。

 

 

 

ちょっとした疑問と不満

日本で献立を建てる際に参考にするのなら、このガイドは使いやすいんでしょうか。

 

主菜、副菜に関しては、料理名もしくは食品名は載っていますけれど、それをどれくらい摂取するのが1サービングなのかがどこにも載っていません。

それがはっきりしないのに「一日にこれは2サービング食べるべき」と言われてもね。

 

  

さらに疑問なのはやっぱり「副菜」「主菜」の区別の根拠と、牛乳・乳製品。

 

主菜は要するに、メインになる肉!魚!!と言うことだと思うのですが、肉や魚がちょっと入っているけど実際は野菜や豆腐などの比重の方が大きい一品もありますし、芋の煮っころがしなんて、じゃがいもだとすれば栄養素的には炭水化物がメインですから、ご飯二膳とじゃがいもの煮っころがしではちょっと炭水化物過多になります。(里芋とかさつまいもとか、別の種類はまた別の話ですが)

 

 

同様にじゃがいものマッシュにパン粉をつけて油であげるコロッケだって、炭水化物の塊。

実際、コロッケは主菜なのか副菜なのか、どっちなんでしょう。

 

野菜炒めに豆腐とかセイタンを加えたものにはタンパク質もしっかり入りますし我が家ならメイン扱いです。

冷奴や納豆は私にとっては主菜ではなくてつまみ(冷奴)か朝ごはんの友(納豆)です。

タンパク質たっぷりの一皿ですから、同じ区分で捉えるのはわかるんですが、ならやっぱり区分を「タンパク源」にするべきな気が。

 

 

あとはやはり、プラントベースの食事をしたい人たちへの配慮がありませんね。

 

一切動物性を食べないヴィーガン人口は少ないでしょうけれど、医療の世界でも健康に良いのはプラント・ベースの食生活だと言われて久しいので、健康のためにプラント・ベースの食事を心がけている人たちはかなり多く存在するのではないかと。

 

そう言う人たちに、肉や魚以外に何があるのか、どんな代替品を使えば比較的簡単に食生活を大幅に変えなくてもプラント・ベースの食事を続けられるのか、ガイドしてあげるべきなのではないかと思います。

 

それともそれは健康のことを考えた省庁が担当する話であって、農林水産省の担当することではないってことか。

 

 

判りやすく使いやすいガイドを作ること自体大変なことですけどね。


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日本でヴィーガン、雑感

ヴィーガンのお店

 

は少しずつ増えているよう。

携帯にHappy Cow を入れてあるんですが、前よりは少し出てくる店の数が増えたかなあ、、、。

 

でも、掲載されてる店が全てヴィーガンやヴェジとは限らないという落とし穴が。

要するに、あんまりあてになりません、Happy Cow。

 

投稿してる方が主に英語圏の旅行者なのでお店の方ときちんと確認ができかねている例もあるような雰囲気でした。

 

例えば「肉や魚抜きありますよ」と言われてそれを注文し、でも出汁がカツオだったり、加工品の動物性原料入りの調味料が入っていたり、それに気が付いて「ここは違うっぽいよ」というコメントが入っていたり。

店を探す時に、その店に関するレビューをいくつも読んでじっくり選ぶことができる場合と、ささっと見つけたい時とありますので、やっぱり微妙。

 

そしてやはり、この街のここに一軒、あの街のあそこに一軒、、という風に点在しているので、ちょうどいい時間帯にそこにいるようにしていないと、やっぱりそのお店に入るチャンスはないですね。

 

ヴィーガンに対応してもらえるお店

いちいちリクエストして「これを入れないで、これはこうして」というの、欧米だと言いやすいんですが、やっぱり日本だと言いにくい雰囲気バリバリですね。

ただ、蕎麦屋で「塩ください」とか、追加でどこにでもありそうなものをお願いするのは楽でした。

「これを入れないで」は、調理人のやることに口出しするみたいな雰囲気というか、なんというか。

 

でも、ヴィーガンやヴェジじゃないお店なのにヴェジメニューやヴィーガンメニューあり、というのがちょこちょこあって、それがとてもよかったです。

あと、寿司屋でも、野菜ネタで過ごせることを発見したのはよかったです。

安いから申し訳ないですけれど。笑

まあ同行者が色々食べるからよしということで。

 

 

 

野菜たっぷり!をアピールしているわりに肉バッチリ!

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とあるチェーン店のチラシ?

電車の乗り継ぎを逃して、1時間ほどすごい田舎の駅で待つことになった時、とりあえずあったかいお茶を飲み放題できるかな、と入ったファミレス。

特に夫と一緒の時にはあえてこういう中途半端に西洋風な大量生産なチェーン店は避けるんですが、こういうのもまた日本の暮らしの一場面ってことで、夫は面白がっていました。

そこにあったチラシに、店名+Vege Kitchen 2018と。でも写真のメインは肉!売りは肉なんですよ!としか思えないその構図。笑

ふた切れのパンチエッタ以外は全部野菜だから、野菜が多いメニューなんでしょうけれど、英語しかわからない夫には謎だった模様。

他の店でも、英語のメニューには「野菜炒め」とあるのに日本語には「肉野菜炒め」とあったり、肉の存在が推しなのか推しじゃないのかわかりにくい、、、けれど結局、肉が入っていないメニューは売れないってことなんでしょうかね。

 

日本にいると、外食続きでも野菜不足になることはなさそうですが、肉を避けることはやっぱり簡単じゃないのだと再確認。

 

野菜の一品なのに何気に、、、要らないのに!

小松菜の芥子和え、水菜のおひたし、冷奴、、、、字面だけみて「おお、これなら食べられる!」と嬉々として注文して、出てきた小鉢をみたら鰹節がまぶしてあったりてんこ盛りになってたりして「ああああ〜、そうだったっけ」と残念に思ったことが何度かありました。

 

後からてんこ盛りになってるだけならば、注文するときに「この品は鰹節がかかってますか?なら、かけないで出していただけますか?」と言えば済む問題です。

和え物やおひたしなどは、出す直前に食材を合わせるものですが、やっぱり居酒屋などでは効率優先で先にできてるものを小鉢に分けるだけだったりして、「これに入ってる鰹節を取り出すことはできません」もあり。

菜っ葉ものの和え物やおひたし、味付けが鰹節中心ということならまあしょうがないかなと思うのですが、メニュー名に鰹節という言葉が一切なくて、芥子和え、なんて書いてあったら、辛子のピリリと聞いた和え物なんだろうと思いますが、こういう和え物、出汁なんかも使ってるんでしょうかね、鰹節がまぶしてあるってことは出汁も怪しいかな。

やっぱり見えないところに動物性がたくさん潜んでいますよ、日本の食べ物。

 

 

ヴェジとかヴィーガンという選択への理解が広まってる?ヴェジやヴィーガンが商売になりうる?

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野菜がフィーチャーされてるのか、ヴェジやヴィーガンという選択がフィーチャーされてるのか、雑誌

 

買いませんでしたけど(結構お高かったし)ヴェジタリアン・ヴィーガンに関心のある方向けの雑誌がありました。

日本では、やっぱりヴェジ関係って「お洒落」の路線で広めていこうという意図が(何処かの誰かに)おありなんでしょうか。

ヴェジの食べ物だけを出すお店って、ラーメン系以外だとやっぱり「カフェ」って名前のところが多い印象ですし、和食系でも「カフェ」で玄米やら雑穀入りのご飯や、スプーンが木製だったりして、有機野菜・自然食系と同じ傾向なところが多い感じでした。

 

だから、というのも変ですが、お店にいらっしゃる方々はみなさん若くて。

オーナーも若い方だったり、頑張ってる!という感じのところは、本当に頑張って続けていっていただきたいと思いました。

若い人がたくさんヴィーガンに理解を示してくださるのは良いことです。

地球の将来もこれからの若者や子供達にとってはもっと切迫した死活問題ですしね。

 

一方で、昔から日本にある「精進料理」系はやっぱり今回も遭遇せず。

検索したんですよ、Happy Cow のみならず、他の検索サイトも多用して。

でも、精進料理でヒットしてもよく見るとそこの店は懐石料理で、刺身やステーキがどどーんとメニューの中心に据えられてたり。

 

 

次に行く頃にはどうなってるんでしょうか。きちんとした理解が広まってくれることを祈ります。


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日本帰国時の携帯電話対策と、近所の森

帰省している間の携帯電話、ポケットWi-Fiを滞在期間中レンタルしました。

 

ネットと電話の通信と両方できるようなSIM を探しましたが、SIM のレンタルはあれど、音声の通信やテキストメッセージなどはできない、という、、、じゃあSIMにする意味は?という現状でした(2018年年末と2019年年始のお話)

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

こちらのサイトなどを参考に

www.yohey-hey.com

 

一番良さそうなレンタルの会社を見つけ、、、

www.gmobile.biz

 

モントリオールの自宅からネットで出発一週間前くらいに申し込み。

これで準備万端だ、と思ってたら数日してメールに「この期間中の需要が多すぎて、お客様のご注文には応じられませんのでキャンセルさせていただきました」なるメッセージが。

 

「我が社ではお客様の個人情報を重大に受け止めておりますので、ご注文の際にいただいた個人情報は全て消去させていただきました」

なんてありますが、そんな事言われたら「とか言って実は保管してあるんじゃないの?」という気もします。

しかも、出発間際になってキャンセルされたら困るじゃないですか!

と大慌てで似たようなサービスをしている別の会社を探し、ちょっと割高な上、使い放題ではなくて月額10GBという制限のあるものを選択し、注文。

 

www.yohey-hey.com

 

その後その会社からもメールが届いたので「なんだなんだ」と思ったら、やっぱり年末年始は帰国する人が多いのか、「需要が多すぎる」ので、希望の期間全てには応じられず、使用開始(希望は31日から)を1月2日からにさせてくれと。

 

30日に成田到着ですから、年末年始は遠出することもないだろうし、ないものは無いんだからしょうがあるまい、と、一月二日始まりでその会社のサービスで行くことに。

 

そして本当に一月二日の昼ちょっと過ぎた頃に無事配達されました。

こういうのが予告通りっていうのは日本では普通なんでしょうね。

予告なんかあってもあてにならないところに住んでいるので「二日からって言ってたけど今日届かなかったらいつになるのやら、面倒臭いなあ」と届かないのを前提で過ごしていたので、ちょっと気が抜けた気がしました。笑

 

 

容量の制限があったので親の家に滞在している時間帯はポケットWi-Fiの電源を切り、家のWi-Fiのみに。

 

ポケットWi-Fiを使用するのは基本的には出先で電車の乗り換え検索、行きたい場所に関する情報を検索する、メール、スカイプ、あとは食事をする時間や場所がわかった時点でHappy Cowなどで検索する、、、くらい。

 

スカイプでの連絡は実際にあってよかったな、と思える場面は何度かありました。

仕事先の友人と待ち合わせ時間の調整をするとか。

 

 あると便利なので次の帰国の時にもやっぱりこういうのをレンタルすると思います。

  

そうそう、レンタル開始は実家に郵送してもらいましたが、返却は成田で直接返却しました。

郵送して万が一事故って届かなかったらこちらの責任になりそうな感じだったし、日本を去ってからトラブルになったら後が面倒くさいかなと思ったので。

 

でもね、成田の返却カウンター、そこの会社の名前らしいものがドーンと書いてなくて、「ここで、、いいのかな?」と不安になりつつ持って行ったら「はい、かしこまりました」って感じで何にも確認せずに受け取ってくれて、何の受取証も何もくれずに「ありがとうございました」って言ってやり取りを締めくくろうとなさるのですよ。

「ええ?それだけですか?ちゃんと期日に返しましたよっていう証明とかいただけませんか?」

と言ったら、「普通はそういうことはしませんけれども、そういうことでしたら、、」と、何やら返却した端末のケースに入っていた書類を一枚コピーして「こちらのコピーをお持ちください」と。

でもそこには日付とか、「確かに返却したものを受け取りましたよ」っていう文章は一切なくて、「こんなんで大丈夫なのか?」とちょっと不安でした。

 

まあその後メールで「遅延」とか言われてないので、無事に収めていただいたってことみたいですけれど、これでトラブルが一切ないのかな、とちょっと不思議です。

 

 

 
雪が降った翌日

たまたま休みの前の夕方から晩にかけてちょっとした積雪がありましたので、今朝は休みだけど早めに起きて、これまた午後から仕事の夫と、近所の森の公園(自然保護公園みたいな感じ)でスキーしてきました。

雪がどかっと降っても翌日休みじゃないとか、休みになる前に気温が上がって表面がガチガチになっちゃってコンディション最悪になったりとか、タイミングもあるので、こういう風に休みの日にフレッシュでふわふわのいい雪があると嬉しいです。

今シーズン初。わーい。

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ダウンヒルなら「雪山が呼んでるよ」ですが、クロスカントリーなのでまあ、「森が呼んでるよ」ですかね。

うちの近所の公園は、落葉樹の森なので、冬場は裸の木々が寂しそうに立ち並んでいて、あまり美しくはありません。これがコニファー系だと、ナルニア国?って感じで雰囲気いいんですけどね。

 

この日はまだ朝のうちだったので、私より先にトレイルを行った人たちは一握りほどという感じで、上り坂もスキーをガニ股にして登った人がまだ一人もいなかったようで、綺麗なトレイルのまんま。

私も頑張ってガニ股にせずにまっすぐに坂を上がりましたよ。笑

一応この公園内では最上級レベルのトレイルなので、ものすごく下手な初心者の人はあまり来ていない(朝だし)という感じで、カーブの部分もはみ出した板の跡など見受けられず。笑

 

昼近くなってくるとだんだん人が増えましたけれど、それでも平日の午前中だから、森の中に私一人と、、、たまーに先の方に一人、、という感じで。

 

 

薄着してはじめましたが最後には汗だくで体がホカホカ。


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フライパンでパパパッ、と、OKAへ冬の丘散歩行ってきました。

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OKAの小山というか、ちょっとした丘を登った頂上から眺めた湖。真ん中辺に点在するアイスフィッシングの小屋の集まりが見えますか?

 

土曜日、一月二十六日、ケベックの州立公園ネットワークSEPAQが無料で解放されました。

たまにこういうことしてくれます。

そうしないと、普段のぼったくり値段のせいで足を向けない州民相手に商売が成り立たないのかも。

少しでも良さを知ってもらって、高いけどたまには、、、っていうお客を拡大したいのでしょう。

 

 

ケベックの州立公園の中には、本当に素敵で素晴らしい雄大な自然を思い切り楽しめる場所がたくさんありますが、とりあえず近場の州立公園、Parc National d'OKA に行ってきました。

 

本当はもうちょっと遠出してもうちょっと素敵なところに行きたいとも思いましたが、先週の悪天候でまだまだ運転したくない道路事情なので、高速道路の除雪は問題ないのですが、田舎の山道に入って立ち往生とか事故とかも嫌なので、近場で。

 

この日は無料とあってか、駐車場もほぼ満車でしたが、一旦山に入って歩き始めると、周囲に誰もいないひと時も結構あり、小さいようですがトレイルもあちこちあるので、混んでいるという感じではありませんでした。

 

冬を楽しむ

冬のケベックは、雪に埋もれ、気温も低く、日照時間も短く、基本的にはわざわざ日本から遊びに来るような所ではありません。

けれど、留学なりワーホリなり仕事で転勤になっちゃったなりでこの土地に住むことになって、冬が来ちゃった場合は、この冬を「寒いわー、暗いわー、辛いわー」と後ろ向きに受け止めるよりは、「簡単に雪を楽しむ良いチャンス!」と思ってウィンタースポーツを満喫するのが得策。

 

ダウンヒルのスキーはあんまり経験がなく、たまたまクロスカントリーの楽しさを先に知ったせいで、私にとって冬の娯楽はクロスカントリーです。

雪のなかで体がホカホカして(そのうち汗だくになるほど)動き回るのは、こんな良い歳ですけれど楽しいですよー。

 

それでもなんだかんだ言って、スキーだとやっぱりスキー板を抱えてトレイルのある公園などまで行かなければいけないので、手軽さで言えばスケート(市内各地の公園に無料のリンクがあります)子供と一緒に楽しみたければそり滑りだって良いです。

 

チャンスがあったら、ラケット(スノーシュー)など、道具を持っていない場合はレンタルで挑戦するような娯楽も試してみましょう。

レンタルって買うより一回あたりの単価は高いですけれど、試してみて「これなら道具を買って週末なんども楽しみたい!」と気に入るまでの間のお試し期間的な使い方で。

 

市町村運営の公園などでのレンタルだったらそんなに高価じゃないですし。

 

OKA散歩の途中で出会った数組の親子連れ、子供達ははしゃぎまくって、雪の上に寝っ転がったり、坂を駆け下りて、勢い余ってぐるぐる回ってたり。

雪ってやっぱり楽しいです。

 

 
フライパンでパパパっと調理三種

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左から、庄司さん的春菊蕎麦おやき、庄司さんにインスパイアされたレンコン焼き蒸し、チブリッツさんの大根磯辺揚げ

 

日本で B*ok Offという中古店で見つけた庄司いずみさんの料理の本。

だいぶまえのものみたい何ですが、100円になってたので買ってみました。笑

その本に紹介されていた「おやき」みたいな感じで、青菜をちょっと茹でたり蒸したり塩でシナっとさせたりしたものに、蕎麦粉をまぶしてまとめて焼く(もしくは蒸す)というの。

 

へー、蕎麦粉ってつなぎにも使えるんだ〜、とまずその発想に驚いたのですが、たまたま先週買った春菊を早く使い切りたいと思っていたので、これでやってみることに。

 

レシピのグラム数などは無視して、使い切りたい分の春菊に塩をちょっとまぶして弱火で蒸して、冷めた所に蕎麦粉を適当にふりかけ、混ぜてみて適当な頃合いでググッと団子にしてフライパンで表面をカリッとさせてから蓋をして火を通しました。

 

結構美味しかったんですけれど、もっと驚いたのは、夫も「これいけるね」とパクパク食べてたこと。

 

庄司さんのご本はパラパラとめくって、何となくインスパイアしていただいたんですが、あとは雰囲気で「レンコンも表面カリッと焼いてあとは蒸し焼きでも良いかも」と、使い残しのレンコンを割と厚切りにしてやってみました。

夫、これも気に入ってパクパク。

 

 

そして最後に、カリフォルニア婆さんで有名なチブリッツさんのブログで紹介されていた長芋の磯辺揚げと大根もちの磯辺揚げにインスパイアされて作った、大根の磯辺揚げもどき。

blog.livedoor.jp

こちらは、大根が水っぽくて、なかなかまとまらないのでかなり餅粉を入れてしまったせいで、ほとんど「もちを揚げた」ような舌触りになり、夫いわく「餅天ぷら」だとか。

夫にとっては、他に食べるものがあったらこれには手を出さないという感じのモチモチ度だったようですが、これはこれで私は気に入りました。

 

今度は芋系で磯辺揚げ試してみたいと思います。


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