温暖化と雪解けと凍りつく雪解け水
先週の雪はその後の気温上昇で溶けかけ、凍った雨(雪でもなく雨でもない)が降ったりそれがまた気温降下して凍りついたり、その上にまた雪が降ったり、なんだかひどい事が続いているモントリオールです。
地球温暖化の影響、日本では猛暑、フロリダやカリビアン地域では酷いハリケーン、うちの界隈では凍った雨や気温上昇と下降の繰り返しによる路面のアイスリンク化。
毎年ひどくなっている気がします。
今週の金曜には、雨が降るという予報。
雨ですよ、雨。
雨って、ケベックの冬にはありえないはずのもの。
気温が0度以上ないと、水は空から液体で落ちてきませんからね。
気温が上がると暖かいんだからいいじゃないか、という話もありますが、暖かいままで済むわけはなく、ちょっと気温が緩んで(雪が溶けかけ)はすぐに翌日から冷え込み、地面が凍りつき、、で、いいことはありません。
そんな中、10年履いているウィンターブーツのジッパーが壊れてしまいました。
仕方ないので、冬の気温(マイナス40度まで)にも対応するハイキングブーツに履き替えて出勤しましたが、ハイキングブーツはくるぶしが隠れる程度の高さなので、雪の中にズボッと足が入ったりすると、ブーツの中に雪が入りますし、雪が溶けかけてる日にそれをやると、冷たいドロドロの水が入ってきますので、困ります。
ジッパーは補修屋さんに出しに行く予定(通勤経路にある補修屋さんは腕が悪いので、ちょっと遠いところへ週末に持っていく予定)ですが、急場をしのぐため(気温が上がって地面が水たまりだらけになる日に対応するため)に、所用で出かけた先の近くのお店で長靴を買ってきました。
今まで持ってた長靴も、気がついたら足首のくびれのあたりでよく曲がる部分が破れていたのです。
ブランド物には興味のない私ですが、前のが情けなくも2年で破れてしまったので、安かろう悪かろうを繰り返すまい、、、、と、選んだのは「男の子用」の製品でした。
ジーンズなどでもそうなんですが、男性用と女性用を比べると、男性用の方が布地が厚くて縫製がしっかりしていて、しかも定番の型が延々と製造され続けるのに対し、女性用は薄っぺらでいい加減な縫製で、去年買って良かった型を今年見つけようなんて思ったってそんな物どこにも置いてない、、、と。
心変わりの激しい女性、身につけたものを大事にするし、なかなか破れるまで着ることの無い女性、そういう事を想定してそういう製品になっているんでしょうけれど、心変わりはせず、良いものを一生使い続けたいと思っている私のような人には女性ものはダメな事が多すぎます。
しかも、長靴ってゴム長っていうくらいですからねえ、バリバリ石油由来の素材です。
これを軽々しく買い換えてまた捨てることになるのは嫌です。
男の子用に作られてますし、女性ものに比べて格段に重いこの長靴、きっと頑丈だと信じたい。(破れた女性ものを買った時も男の子用と迷ったんですが、重さのせいで躊躇して、女性ものを選んでしまった次第でした。)
ゴムが自然に劣化してどうしようもなくなるまで履き続けたい所存です。本気で。
それにしても本当に、洋服や靴など、女性ものの作り方、もうちょっと頑丈にやってくれると嬉しいんですけどね。
新たな偽肉製品
新たな、っていうのは我が家にとって、という意味で、こんなの前から知ってるわよ、という人がきっと世界中には1兆人くらい存在する気がします。
以前移転してしまってなくなってしまった中国系スーパーの後に、別の経営者の、でもやはり中国系なスーパーが入ってしばらくたちます。
何が良いんだか、前の店よりもお客さんの入りが良くて、いつ行っても混んでて、いくのが億劫なんですけれど、なんだかんだ言って私も行ってます。
ただ、前の店には普通に置いてあったものがそこには置いていない、とか、置いているけど値段が高くて小さいパッケージだ、とか、若干の違いがありまして、前の店には十種類くらいあった大豆製品の偽肉コーナーが、この店にはありません。
お店のお兄さんに「無いの?」って話しかけて仕入れてもらうよう働きかけようかなあ、と思っていたらば、大豆由来はありませんでしたが、グルテン由来のを発見。笑
夫は大豆由来の偽肉は匂いが嫌いだと申しまして、あんまり好まないので、ならこれを使ってみようかと早速購入しました。
お湯に戻すとかお湯を沸かしてそこに入れてグラグラっと戻すとか、そんな感じらしいですが、戻す前の状態はカチカチのパン生地って感じ?
夫は大豆由来の偽肉を戻してる時の匂いが嫌いだとか。
これは戻してる時も平気な顔してました。
ふむ。
たまたまネットで見つけた「戻し方、調理の仕方」のページにあった下味のマリネ液のアイデアをいただいて、漬け込んだのは酒、醤油、出汁、そして、タヒニ(胡麻ペースト)。
タヒニをこうやって使うの、結構気に入りました。
偽肉と私は呼びますが、要するにタンパク源で、肉の代わりに使いやすいということであって、やっぱりこれも「わー、肉みた〜い」ではありません。
戻して調理すると、セイタンみたいになるのかなと思ったら、セイタンのような重さはなく、ふわっとしたスポンジ状です。
また買ってきて色々使ってみたいものです。
ついでにパンも焼きました。
いつものレシピですが、焼き方をちょっと別のやり方で。