オニオン・バジ、大好きなんです。
サモサを家で作るとなると、芋剥いて、皮の生地を作って、と、細かい作業が必要ですが、バジなら、玉ねぎ刻んで、衣作って、揚げるだけです。
こんなに簡単なら、もうインド飯屋に行った時に注文するのはやめよう!
と言って久しいのですが、夫も好きなので、飯屋に行くと、いつも注文してしまいます。
家では、揚げ物=油の処理や後片付けや、いろいろが億劫なので、「あげない、焼いて作るオニオンバジ」を何度か試しています。
ただ、正直なとこ、やっぱり揚げないと、カリッとまとまったバジにするのは難しいような。
今日は、おとといの残り物のダールと、もう一品インド風煮込みがあったので、付け合わせにオニオンバジーがあるといいなあと。
ついでに、ズッキーニもそろそろ使い切らないとなあ、ということで、ズッキーニ・フリッターも作ろう。
そして揚げようか、焼こうか決め兼ねつつも、材料の支度を始めました。
バジは揚げるなら、あんまりもたっとした重い衣ではなくて、さらっとしたやつのほうがカラッと揚がって美味しいのですが、焼くならあんまりサラサラだとまとまりません。どうしようかなあと思っているうちに、ちょっと水っぽくなっちゃったので、困ったなあ、やっぱり揚げるかなあ、、、
そこでふっと思いつきましたよ。
「たこ焼きグリルで作ってみようじゃないの」と。
たこ焼きのあの丸い型に流せば、焼きながらもまとまった形にできそうですよね。
というわけで、バジのボウルとズッキーニフリッターのボウルを準備して、たこ焼きのようにタネを流してクルクルとやってみましたよ!
結果は、
オニオンバジは揚げるか焼くか、というつもりだったので、切り方が大きかった。たこ焼き器に入れるのなら、もっと薄く、もっと細かく切っておいたほうが扱いが楽。
しかも、短時間で玉ねぎにもしっかり火が通るように、薄切りにしておくのは大事だなと。
ズッキーニフリッターはズッキーニをグレーターで降ろしてありましたので、火が通るのは割と素早く。
しかし、どちらも、たこ焼きではないので、中の方もちゃんと火が通ってないと、半生では美味しくありません。
たこ焼きでは、外がカリッと、中はトロッと、というのを追求しますので、そこらへんの調整が今後の課題かと。
もしくは、外側だけでもカリッとさせて、全部丸型に綺麗にクルクルした後で、オーブンで中まで火を通すことにするとか。
いずれにせよ、ちょっと工夫が必要ですが、悪くないですよ、たこ焼き形のオニオンバジとズッキーニフリッター。
作り方は、オニオン・バジの場合、玉ねぎを薄くスライスしておき、チックピー粉と好みのスパイスを水で好みの濃度に溶いたものと和えて、揚げる(焼く)だけ。かき揚げみたいな感じですね。
ズッキーニ・フリッターは、ズッキーニをチーズグレーターなどでおろしておき、塩をして水分をしぼり、その水分も使ってチックピー粉、小麦粉、など好みの粉を配合したものを水で溶いたものに和えて、これまた揚げる(焼く)だけです。
たこ焼きグリル使用の場合は、玉ねぎは薄く、そしてたこ焼きのサイズに収まるように切ります。
ちなみに、ぱっと見たこ焼きっぽく仕上がるため、それだけで皿に盛っておいたら、夫に「ソース付ける?」と聞かれました。スパイスでしっかり風味をつけてある場合は、ソースは邪魔ですけどね、見かけのせいでソースが欲しくなるかもしれません。笑