食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

カイワレ成長記録

カイワレのたね、スプラウティング始めてみましたよ。

 

わざわざスプラウターを買わずに、家にあるもので作ります。

必要なものは

  • 口の広いガラス瓶 (サイズは好みで。私は700mlくらいの瓶で。)
  • チーズクロス(目の洗いコットンの布)
  • 輪ゴム
  • 瓶を逆さまに立てかけておく浅めのボウルのようなもの

これだけです。

ガラス瓶は、口が広く、本体の直径と口の直径が同じ(要するに寸胴)のものが良いと思いますが、なければわざわざ買わず、家にある瓶で。

 

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タネを水につけること4〜6時間。

浸水時間はたりないより、長すぎる方がいけないんですって。

 

浸水した後、水をしっかり切って、瓶を逆さまに、(タネが水に浸かった状態にならないように)ボウルの上に斜めに置いておきます。

 

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これが翌朝のカイワレの芽。

 

一日に二回、瓶の中に水を入れてシャカシャカとタネをすすいでやり、水を切ったらまた瓶を逆さにしておきます。

この、一日に二回というのが、24時間につき二回なのか、起きてる時間帯に二回なのかいまいちはっきりしませんが、私は朝起きた時と仕事から帰った時にやってます。

それと、週末にハイキングに出かけて一晩留守にした時には、出かける直前にすすぎ、一泊後の夕方帰宅直後にまたすすぎ、要するにちょっと間が空きましたが、大丈夫でした。

 

乾燥させちゃうと成長が止まる可能性があるし、水浸しだと根が腐る可能性がある、ということで、清潔に、適度な湿度を保つ、っていうことが大事なんでしょうね。

日本でやる場合は湿度も室温も高そうだから、水切りをしっかりやらないと腐ってしまうのも早いかもしれません。

 

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二日三日すると、根っこが瓶の口に取り付けたチーズクロスの目地からニョキニョキっと出て来ます。

 

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ちょっと見にくいですけれど、芽もだんだんと伸びて来ます。

 

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結構カイワレっぽくなって来ました。

 

スプラウト状態で(もやし状態)食べるのならもう食べられるのですけれど、私はちょっと欲張って、もうちょっと長い貝割れ大根状態まで育てて見る予定ですので、まだまだあと四日くらいかかります。

 

スプラウトだと、タネと芽が混ざったような感じでワシワシ食べるのですけれど、カイワレにしたいとなると、どちらかというとレタスやハーブに似たような「グリーン」な状態ですから、できれば真っ直ぐに美しく育てたいのですが、この、瓶にチーズクロスを張って水を入れてゆすいで逆さまに、、という手段だと、どうしても水をやるたびにタネが動くし、斜めになった瓶の中でタネから光に向けて伸びる芽は斜めってしまうし(しかも態勢が変わるたびに芽が伸びる方向が変わるので、うねうねの芽になってしまうことは避けられません。)あんまり美しくないような。。。。

 

普段スプラウトを作る時には、タネは大さじ2、3杯くらい入れて始め、スプラウトになった頃には瓶の中がスプラウトでギチギチになるくらい増えるのですが、今回は大きく育てる予定なので、小さじ1杯くらいしかタネを入れていません。

真っ直ぐで綺麗な貝割れ大根を育てるためには、スプラウター(ザルみたいなのと水受けがセットになってるプラスティックもしくはステンレス製のもの)を使うか、自分でスプラウターを作ってしまうか、どっちにしても、水をやるたびに(すすぐたびに)瓶を上下させなくても済むようなシステムでないといけません。

そこまで美しさにこだわる必要があるかどうか、、、とも感じますけれど。

 

芽が出たらすぐに食べるにせよ、ちょっと育ててカイワレにするにせよ、スプラウティングはとても簡単で安価にビタミン豊富な野菜を自宅で 栽培する手段です。

土を使わないから汚れませんしね。

 

 野菜の値段が高いとお嘆きの向きにはオススメですよ。