九月になりましたね。
八月に入るとうちの界隈ではだんだんと秋らしくなってくるのですが、今年は日中はやっぱり暑くて、八月中旬にも猛暑の続いた時期があったりで、夏が長い年でした。
とはいえ朝晩はぐっと涼しく、素足で家の中を歩き回ると冷えるようになりました。
夏は靴下、履きたくないんですけどね。
あ、夏は終わったんだった、、、まだ夏のままでよかったのになあ、、、。
ということで、ずいぶん前に編み始めては休憩していたあの靴下、そろそろ仕上げてしまおうか、と思い立ち、チマチマと編み始めました。
やっぱりこの糸の配色、ピンクの部分が好みじゃない、、と再確認。
ふと気がつくと毛糸もそろそろおしまいに近づいて来ましたので、どこらへんでやめにするべきか、、、と考え始め。
つま先から編み始める靴下は、どこまで長く編むかは気分次第で決められます。
初めて編む靴下ですから、あんまり活用しなさそうな予感もしますし、かかとのやり方を習得して覚えている間にさっさと仕上げてしまって次にもうちょっとマシなのを編み始める方が得策な気もしたのですが、手編みの靴下を履くのはやっぱり冬かなと思うので、くるぶし丈の靴下では寒いだろうという気持ちと、ゴム編みのバインド・オフの仕方を調べてからやらなきゃ、、というおっくうさとで、延々と編み続けてしまいました。
でも毛糸が終わる前に決着をつけなきゃ。
ゴム編みというのは一目か二目ゴム編みのことだけなのでしょうか、万年初心者の私には謎ですが、初心者のくせに気まぐれな私は、履き口のところを四目表目二目裏目の変則ゴム編みで進めてしまいまして、日本の編み物の本にはゴム編みどめ、二目ゴム編みどめ、というのは説明がありますが、きゃすぴえ変則ゴム編みどめはどうすれば良いのやら。
ということで、図書館で借りて来た本で見てみましたら、一目も二目もゴム編みもそうでないものも関係なく「伸縮性のある止め方」というのが二つ紹介されていて、その中でも難しくないという、Russian Lace Bind Offというのに挑戦することに。
ただ編み物の本の解説って日本語でも何語でも、はたまた図でも、なんとなくわかるようなわからないような、、、不安な感じですので、やっぱりYoutube先生にご登場願いました。
今回参考にしたのはこちらのユーチューブ先生です。
簡単そうです。
さて、バインド・オフのやり方の目処は立ちましたので、ではバインド・オフに必要な毛糸量はどれくらいかな、と調べたところ、こんなブログを発見しました。
バインド・オフしなきゃいけない長さの2.5倍から3倍程度必要になるものらしい、、ふむふむ、、。
最初は日本の靴下編み物作家、大内いづみさんの本を参考に編み始めた私の靴下ですが、実際は大内さんの本から大幅に脱線してYoutubeでGerman Short Rowを、そして止め方もRussian Lace Bind Offを採用、、と、なんだかフラフラしたものになりました。
これを見ると、編み始めたのは今年の3月だったんですね。
「この調子だと編みあがるのは夏」って、夏も終わりましたけれどね。笑
糸の始末もまだ終わってないのに、またしても恥ずかしげもなく写真を載せますよ〜。
恥ずかしげもないですが、それでもやっぱりガタガタで恥ずかしいので全体像が見えにくい配置にしてみました。笑 履き口のバインド・オフ、確かに伸縮性はすごいんですが、これはひょっとしたら靴下がズルズルっと落ちてくる感じかも。
それにしても、同じ毛糸を2玉同時に使い始めたんですが、水色の方は残り毛糸こんなにギリギリで終わりましたが、緑の方はまだあと一ラウンドは編めそうな長さが残りました。1玉50グラム、152メートルって書いてありますが、多分計量したら若干の誤差はあるんでしょうね。
両足一度に編み進めて来たので、これが出来上がった後「さあもう片方」という事にならずにすんで良かった。この靴下はもうお腹いっぱいです。笑
次はヴィーガンで天然素材のソックヤーンを探して、もうちょっと出来の良いのを目指したいと思います。
それにしても、たまに編み物ブログをあちこち拝見するのですが、みなさん靴下のかかともつま先も、綺麗なカーブが出てて、靴下以外の作品も、素敵なものばかり、、うっとり、ため息。