食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

アースデー2022・自分の出すゴミを変えてみる

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ヴェトナミーズ・サンドイッチ。具は湯葉、大根とにんじんのなます、コリアンダー、きゅうり

写真では湯葉があまり見えませんが、たっぷり入っています。

大根とにんじんのなますと一緒にフェンネルの薄切りも入っていました。

 

ヴィーガン・ヴェトナミーズのサンドイッチや食材はいつもSt-DenisとJean-Talonの角を少し下がった所にある店を利用しています。

お店で料理を食べることもできますが、フォーは肝心の麺が何故か茹で過ぎたスパゲティだったので、それ以降は2度と注文したことがありません。

なんでスパゲティなんか使うんだろう、、それとも茹で過ぎたスパゲティに似た麺がベトナムには存在するのだろうか。

www.yelp.ca

 

 

#EarthDayAtHome

earthday.orgで提案されていた(現在はこのリストが載っていたページは消えていますが)生活の中で個人的にできることの「ごみ」部門です。

 

 

Make our choices in waste (ゴミの出し方に関して個人ができること)

  1. Make your own cosmetics(化粧品を自作する): Free of additives or chemicals, homemade cosmetics can be produced at little cost. They also avoid unnecessary packaging and allow you to enjoy making them yourself. (添加物や合成化学薬品などを使わない手作りの化粧品は安価に作ることができます。その上余計な放送が不要な上、自分で作る楽しみも。)
  2. Make your own cleaning products(各種洗剤を自作する): Conventional household cleaning products contain chemical components that are dangerous for your health and the environment. Go ahead and create your own cleaning products. (市販の家庭用の掃除用洗剤は使用する人の体や地球環境に有害な合成化学薬品を含有しています。自分で作ってみましょう。)
  3. Compost, consign, recycle(コンポスト、委託、リサイクル): The winning trio to reduce your waste, after a reduction at source of course! (新たな消費を減らすことの次に大事な3つの行動は、コンポスト、譲り合うこと、再利用すること!)
  4. Move towards zero waste(ゼロ・ウェイストを目指す): More and more items are available to help you reduce your consumption of single-use plastics: things like reusable cups, straws, bags, and containers… In these troubled times, it can be a bit more difficult to use them but don’t let that hold you back. Once the situation has returned to normal, they will be valuable assets in your zero-waste approach.
  5. Opt for second-hand purchases: Thrift stores, second-hand shops, garage sales… There are plenty of opportunities to buy second-hand. You can also organize exchanges between colleagues or friends!
  6. Recycle your batteries: “The best way to keep batteries out of our landfills is to make sure they never get sent there.” Discover all the tips from Call2Recycle Canada on battery recycling.

 

気軽にできそうなこと

1番目の提案が「化粧品を自作してみましょう」というのは正直ちょっと驚きました。

化粧品と言っても手作りしている人たちの多くは多分化粧水とかリップクリームとかハンドクリームとか、その程度だと思うのですが、それでも個人の肌の質とか生活習慣とか次第では、これはちょっと「そうですね、じゃあやってみます」というわけにはいかない人の方が多そうです。

やってみたら大したことはないんですけどね。

 

私は化粧水を作ってます。

 

作ってますというほどの偉そうな物ではなくて、精製水にグリセリンを何mlかとエッセンシャルオイルを何滴か入れてシャカシャカ混ぜるだけの代物。

面倒くさがりの私にもできる簡単な代物。

 

自分で作った物を使ってみてかぶれたとか肌が乾燥するのを防げないとか、合わないと思ったらそこでおしまいですから、こんな手抜き化粧水で十分な自分はラッキーです。

 

ココナッツオイルが数年前に大変流行りまして、その時は知り合いが分けてくれたのを勧められるまま肌に塗ってみたりしましたが、それがすごく良いとか悪いとかいう感想は特にないけれど、高級なクリームを買うよりは安いし、これで良いならこれで良いよね、と思いました。

 

いずれにしても、私はこういう基礎化粧品関係を真剣に試す方ではないので、気軽に楽なものを手作りして済ませてますが、お好きな方や肌が難しい方はこの提案はちょっと抵抗あるかもしれませんね。

 

2番目の、家の中の掃除に使う洗剤を手作りするというこれ、こっちは重曹だのお酢だの色々と使ってる人のブログをいくつも拝見しましたし、それで十分な汚れって結構あるから、我が家にもいわゆる洗剤ボトルというものはありません。

 

漂白剤のボトルは万が一の強烈なもの用に一本ありましたが、使い終わるのに5年くらいかかったと思います。

洗濯洗剤は自作しています。

自作するとかなりお金が浮きます。

毎日泥んこになって帰ってくる育ち盛りのお子様のいる家庭などでは手作りの洗剤なんかでは無理かもしれませんが。

人それぞれ目的次第ですけれど、家の中の掃除はお湯や水に濡らした布巾で十分な部分もたくさんあるので、手作りの前にまず市販の洗剤を取り揃えなければならないという呪縛から解放されると早いのでは。

 

3と5は、捨てるのではなくて人に譲ったりコンポストしたり再生させたり、はたまた誰かに譲ってもらったり中古で賄ったりと、新品で入手しなければいけないという思い込みや、不要なものは捨てなきゃ、という思い込みから脱却してみようという提案です。

そういうアプリも増えてるし、良いことだと思います。

私は学生の頃は新品で洋服を買うことはほとんどなくて、新品は下着と靴だけで、衣料品にかける予算は年間100ドルに満たないという暮らしが何年か続きました。

日本だとちょっと難しいでしょうかね。

別に見窄らしい格好で過ごしたわけではないし、最新流行の洋服を身につけたいというタイプではないせいか、全くストレスがなかった、というか、大阪のおばちゃん的に「このズボンたったの2ドルだったのよ、ふっふっふ」という喜びがあって、学生にはちょうど良い感じでしたよ。

今でもあんまり新品の服は買わないんですけどね。

なきゃないで全く気にならない(周囲の人も気にしない)場合はこれに勝るエコはないと思ってます。

 

4番目のゼロウェイストを目指すというの、ゼロという言葉が抵抗を感じさせそうですが、要するに使い捨て用品をなるべく使わないようにしてみるということ。

パンデミックで使い捨てマスクや手袋などの利用が急増し、マイカップ持ち込みを断るカフェなどが登場し、なかなか難しい状況ですけれど、できる範囲内で使い捨てをなるべく避けて努力するしかないんですよね。

 

ゴミ減らしの工夫を色々と考えてみると、「世間で認められてるものを買わなきゃ、綺麗な新品を持ってなきゃ、便利で良いものに買い替えなきゃ」というような、人を「消費者」に押し込めてしまう呪縛みたいなものからの解放に繋がる気がします。

 

職場のアースウィーク(うちの職場では1日じゃなくて1週間)の催しの一環でみんなで観たビデオ。

短いし説明らしいものも全くありませんけれど、考えさせられます。

 


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