食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

春ですが雪・パンとアースデー2022

冬の長い土地、こういうドヨーンとした景色の中で暮らすのは一年の半分近いですから、いっそのこと建物を原色にしてパッと晴れやかな風景にしてくれたら良いのに、とか思ってみたり。

 

4月19日火曜の朝、起きたら雪が降っておりました。

 

ここ一月ほど、通勤は雨の日も風の日も自転車でしたが、この日はタイヤに雪がくっついて大変なことになりそうなビチョビチョの雪が積もってしまっていたため、徒歩。

 

東京の雪みたいに大粒でべちょっとしてて、体やバックパックに降りかかった雪が溶けてジャケットや鞄に染み込むので難儀でした。

変な表現ですが、寒い時の雪は乾いてるというか、上着に降り積もってもささっと払って仕舞えば済むので濡れません。

でもこういう中途半端なのは雨よりも濡れ方がひどいような気がします。

 

毎年4月にも必ず雪が降るのがモントリオール。

これで本当に水温む春が来てくれると良いですが。

 

 

最近のサワドー・ブレッド

同じように作業して焼いてるのに毎回何かしら焼き上がりが違います。

 

今回は切り込みがキリリと綺麗に立ち上がりました。

 

一般的には剃刀で切り込みを入れますが、キレの良い剃刀も2回くらい使うとすぐに切れ味が鈍ってしまうし、その度に新しい剃刀に変えるのはゴミを増やすだけなので、ここ数年は実は剃刀ではなくベーグル用のナイフを使っています。

Canadian Tire(ホームセンター系チェーン店)などでよく見かける安物のserrated knife(刃先がギザギザになっているもので、ステーキナイフとかパン用の包丁とかによくあるタイプ)ですが、意外にも良い仕事をしてくれます。

刃先が丸くなっているので楕円形の生地の上から下までぐるっとCの字に切り込みを入れたい私には使いやすいです。

 

 

#EarthDayAtHome

earthday.org の提案する、個人にできること。前回からの続きです。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

Make your choices in nature (自然に関わること)

  1. Grow your own vegetable garden (in the city or the country)(自宅で野菜を作ってみる): Whether you are in the country with a large garden or in the city with a balcony, it is time to start growing your own vegetables and herbs. Don’t forget to leave flowers for our friends the pollinators! (田舎の大きな畑にせよ都会のベランダにせよ、そろそろ自分で野菜やハーブを育てる時です。受粉を促す昆虫たちのための花も忘れずに!)
  2. Go for natural fertilizers over chemical fertilizers(合成化学薬品の肥やしではなく、自然素材の肥やしに移行する): With soil depletion and loss of biodiversity, it is time to stop chemical fertilizers, even on a small scale. Use your compost or the compost from your city as a natural fertilizer for your plants. In addition to creating a healthy soil, it will make your plants happy since it provides an excellent nutrient supply. (合成化学薬品の肥やしを利用し続けることによる土壌の枯渇や生物多様性の損失という問題を踏まえると、どんなに小規模であれ合成化学薬品の使用を止める時が来たと言えます。健全な土壌を作り出すのみではなく、自然素材の肥やしに含まれる栄養素を与えることで植物も喜びます。)
  3. Plant nectar-giving plants to attract pollinators(花粉交配者を誘い寄せるために花蜜を与える植物を植える): Melliferous flowers are more nutritious for pollinators because they are rich in nectar and pollen. Often very colourful, they attract our foraging friends better and from further away. (甘美な花は花蜜と花粉が豊かなため花粉交配者にとってより栄養の多い植物です。華やかな花々は花粉交配をする昆虫をより遠くからたくさん引き寄せることができます。)
  4. Contribute to greening(緑化に貢献): A filter for the air, a purifier for the water, but also socially beneficial, greening has many advantages, especially in an urban environment! Are you an organization or a municipality and wish to embark on the adventure of greening? Earth Day Canada can assist you with its Tomorrow’s Forest program! (空気や水を浄化するだけでなく人間社会にも有益な植物、これを増やすことは特に都市部などにとっては大変良い結果をもたらします。団体や市町村などで緑化キャンペーンを始めたいと考えていますか?Earth Day CanadaのTomorrow’s Forest programが役に立つかどうか、リンクで確認してみてください。)
  5. Collect one piece of garbage per day(一日ひとつゴミを拾う): It may not seem like much, but imagine if each of us took advantage of our little walk to pick up a piece of garbage on the ground: our cities, beaches, and forests would be much cleaner! For those who are more sporty, we can even practice “plogging” (picking up garbage while running!). You can turn this activity into a fun game with the kids, an idea to keep in mind when the containment measures are lifted. (大したことには思われないかもしれませんが、皆で日常的に地面に落ちているゴミを一つづつ拾ったらすごく有効だと思いませんか? 街もビーチも森林もぐんと綺麗になります。 ジョギングをする人ならプロギング(ジョギングしながらゴミ拾いをすること)も良いですね。パンデミックの規制が解消されたら子供たちを巻き込んでゴミ拾いを遊びにしても良いかも。)

 

 

家庭菜園と家の花畑

自分で育てた野菜を食べるっていうのは、育てる楽しみや鮮度の良い野菜を食べられる喜びがありますね。

初めてトマトを育てたとき、草抜きをしたり脇芽を摘んだりしながら赤くなる実を観察するのも嬉しかったですし、実をもいだ時にトマトの香りがしっかりと漂ってきて、口に入れて味わう前に香りですでに楽しむことができて大変感動しました。

 

畑で育てている野菜や果物の香りや味を体験すると、スーパーで売られているものはいかに香りも味もボケてるものが多いのか、と思います。

これは北米だけ、収穫時期が短くて遠くから野菜や果物を輸入している地域だけの話かもしれませんけれどね。

 

自分で栽培する時には肥料も虫除けも悪名高いラウンドアップみたいな、ああいうのは買わないようにしていますし、住んでいる町の条例で合成化学薬品の除草剤とか除虫剤みたいなものは使えないものが多いです。

日本に帰省して実家近くのホームセンターに行った時にラウンドアップのボトルが盛大に陳列されてるのをみてかなり衝撃を受けましたが、ラウンドアップって種と一緒に使ってなんぼのものだと思うので、ホームセンターで販売されてる種もMonsantoの手が入っているのでしょうか?

そういう肥料や除草剤は市町村レベルで規制してくれないと、自分では使わないでいても隣の畑や庭で使われていたら、その周辺の生物環境は破壊されてしまいますよね。

 

ラウンドアップ(Roundup)とMonsantoについて興味のある方はこちらなど。

www.sierraclub.org

www.ethicalconsumer.org

 

 

我が家の花畑(というほどの規模ではないけれど)は、数年前からミルクウィードを盛大に応援(近所のおばさんに夫が苦情を言われたそうですが)していたら、個体数の激減(2016年時点でその10年前より90%減少)が危惧されているモナーク・バタフライが飛んでいる様子が去年頃から頻繁に見られるようになりました。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

モナークバタフライは北米の東北部(カナダの東南、アメリカの東北)あたりから、フロリダとかメキシコとかカリフォルニアとか、南へ移動する渡鳥的な蝶々。

www.worldwildlife.org

 

去年は近所の園芸店でケベックネイティブの苗を二種類庭に植えましたので、今年はこの苗を植えたあたりがネイティブ花畑になってると良いと思いますが、どうなるでしょうか。

ネイティブの植物だから、イングリッシュローズみたいに剪定したり土を変えたり虫を駆除してやったりという手間暇は一切かからないはず(それが魅力)です。

 

 

提案の#6のゴミ拾いですが、職場のイベントで木曜日にゴミ拾いしに行く予定ですが、今週は空模様が不安定なので、果たして実現できるかどうか、今の時点では不明です。

雨が降ったら延期して別の日にやろうと思います。

職場がある界隈では、注射針や破れたガラス瓶の破片、意味不明な金属片などで怪我したり、傷口から病気に感染したりしないように、ゴミ拾い用にトングを使います。

道端に落ちている使い捨てマスクなども、気分的にやはり素手で拾いたいものではないですよね。

そういうことを考えると、提案されているように子供を巻き込んで遊びに、、というのはちょっと抵抗があります。

子供が遊びに熱中して素手で危険なものを掴んで怪我してしまったら大変ですからね。

 

 

皆様もハッピー・アースデー2022


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