食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

刺身昆布で炊き込みご飯とからしみそ和え

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食べる直前に写真を撮ろうとすると、さっさと撮って食べたい!という気持ちがあるのか、ろくな写真は撮れません。皿も欠けてますね。笑  まあ、気にしてませんけど。笑

 

この日は、帰宅が遅く、しかも天気が良くてつい気持ちよくデッキでビール。

で、ハッと気がついたら6時半を回ってる。

そうなんです、私の「遅い」帰宅はせいぜい6時前後。通勤時間は自転車で20分です。

 

夕食は7時半くらいには食べたいので(でも8時くらいになることが多いですが。)ささっとコメをといで、

「はた、何を作ろう、、、手っ取り早いメニューばかりじゃ飽きるし、、、むむむ」

と考えた末、冷蔵庫に残ってたチャイニーズブロッコリで酢味噌和え、数日前に作った野菜&豆腐炒めを加熱して、ご飯にごぼうと人参と油揚げでも入れて炊き込みにして、あとは大根とワカメと春菊の味噌汁。ぬか漬けも添えて、手早く手抜きな和食で行きました。

 

うちではいつも、日本の油揚げ(こちらでも買えるけれど高価なので普段は買わない)ではなくて、中国式の、丸っこいものを使用しています。

買ってきたらすぐにパッケージのまま冷凍庫に入れて、使うときにお湯を沸かして油抜き&解凍作業をします。

 

でも今日は冷凍庫をゴソゴソやったけど、なかった!

使い切っていた模様です。

ごぼうと人参に合いそうで、なおかつ水で戻すとか、そういった時間を要するものではないものはないかな、、と見回すと、先日試しに買って見たけどそのままでは今ひとつだったスモーク・豆腐と、刺身昆布がありました。

スモーク・豆腐はサイコロに切って、刺身昆布は5センチ角くらいに切ってガラスの瓶に入れてあるのですが、それをさらにハサミで1センチ幅くらいに切ってからカップ1ほどの水にささっとつけておき、ご飯に他の具を入れる作業の間にちょっと戻しておきます。(速攻で柔らかくなってくれるので助かります。)

入れた水分は、酒、みりん、昆布の戻し汁、先日取っておいた昆布のだし、醤油少々です。

 

この刺身昆布、親に持たされて持って帰ってきたんですが、実際にこれをどうやって食べるのが正しい食べ方なのかは存じ上げません。(昔はこんなものなかったと思うんですけど、知らなかっただけでしょうか?切り昆布とどう違うんだ、って思いますけど、もっと細いということでしょうか。まあ使いやすいから文句はありませんが。)

細く切ってある昆布だから、戻し時間もかからないので、パッケージから出したのを5センチ角くらいに切っておいて、ちょっとした煮物や汁物に「お、昆布だしがない」というときにパッと足して使えます。

 

 

春が(本当に)来た!(多分今度こそ。) 

これからの季節は、気温も上がって心地よく、お日様とも久しぶりに対面できますからね、帰宅後、庭でビール飲んで夫とくつろいで、夕飯の支度の時間が短くなるのは避けられません。

何せ、一年のうち暗くて寒い冬がかなり長い土地ですので、いい季節はたっぷり表に出て楽しみたいのです。

休みの日なんかは畑の仕事もしたいですからね。

腰が悪い身なので、30分でも草抜き等、ちょっとした畑仕事をすると、腰にきてしまう私。30分なんてちょっと集中して何かしてるとあっという間です。

作業して、ヨガやらストレッチやらピラテスやらやって、また作業して、、、なんてやって疲れた後で、ご飯の支度どころじゃないわー、ということも夏場は結構あります。

 

そしてこれからは雑食の人々は表でバーベキューして肉をジャジャジャっと焼く季節です。

うちは、野菜と、ヴェジバーガー、テンペなどをジャジャジャっと。

まあたまには肉も好きな夫が楽しめるように肉も焼かないわけにはいきませんが。

 

というわけで、時間があるときにでもヴェジ・バーガーの作り置き(冷凍)や、バーベキューとも相性の良いおかずなどの作り置きを研究しておく必要がありますね。

 

暖かい季節に爽やかなカラシみそ和えは最高です。青菜をさっと茹でて流水に当てて、しっかり絞り、食べやすい大きさに切ったらカラシ酢味噌に和えるだけ。 

Absorption Pastaと暖かい春の夕方

Absorption Pasta というのは、Chocolate and Zucchiniというブログで有名なClotildeさんの記事を読んで知って以来、何かと我が家で活躍している手抜き、いやいや、水抜きパスタです。

 

パスタを大量の水で茹でてからソースに絡めるのではなくて、ソースを調理してる鍋にパスタも投入してしまうというやり方です。

 

その後、美味しそうな料理&レシピブログのツジ飯さんのところでも、手抜きフィデウアという名称で、基本的には同じ、ソースを準備してる鍋に麺を投入するレシピが色々と紹介されているのを知りました。こちらはスペインのレシピから来てるみたいなんですが、ツジさんの創意工夫があふれていてみていて楽しいです。


 

大変美味しくできたんですが、早速食べてしまったので写真なし。笑

 

どのみち見た目は普通のトマトソースのパスタですので、写真なしでも別に支障ないですけども。笑

 

今日は、ものすごく久しぶりにいいお天気だったのです。

仕事が終わって、自転車で帰ってきて、あー、晴れ晴れ、ああああ、寒くない!

これを祝うには、庭でビール、それしかない!と。笑

 

夫と二人でまあくだらないおしゃべりしながらビール一本(小瓶です)飲みまして、

さて、夕飯どうする?と。

夕飯どうする?という会話になると大変控えめになる夫。

 

お店でメニュー見て、どれ食べる?というのとは違いますからね。

 

たいそう面倒くさそうなものを希望すれば「じゃあ手伝って」と言われますし、まあ簡単なものを希望しても「じゃあ手伝って」が出てきますから、何が食べたいか、という問題と、どんな労働なら大丈夫か、というのも出てくるんでしょう。

でも毎回、手伝ってもらうのはタマネギや人参やジャガイモをむいて刻んで(ジャガイモは刻みませんけども)くらいですけどね〜。

 

そんなわけで、今日はなんとなく夫に手伝ってもらうのもかわいそうなので、一人で作りましたよ。

 

でも手抜きで。

 

一人で作ってる時は、なんとなく作りながら、「これこうしてみたら面白いかも」という具合にポンポンとインスピレーションが湧いてきて、最初に材料を切ってる時の予定と出来上がりの、なんというか、「話が違うじゃん」ということが結構あります。

でも大体インスピレーションに従って作ってまずい、ということはありません。

 

Absorption Pasta

というわけで、途中までソースとナスとパスタでキャセロールでもしようかなーなんて思ってたんですが、久しぶりにAbsorption Pastaに路線変更。

 

切ったのはタマネギ、ニンニク、なす、、、、

大きめの厚手の鍋でタマネギをじっくりきつね色になるくらいまで炒めつつ、その合間にオーブンを450度くらいに予熱開始し、ナスを輪切りにして塩を振って水を出しておき、玉ネギが焦げないようにシャカシャカとかき混ぜ、ニンニクをみじん切りにして加え、シャカシャカと。蓋も利用して蒸し&炒めの両方で。

合間に人参をすりおろし、それも鍋に入れて一緒に炒め。

トマトの水煮の缶詰もしくは生のトマトを刻んだもの、どちらか(もしくは両方)も油を加えてからじゃじゃっと炒めてあげましょう。

 

野菜の炒め具合がいい感じになってきたら、好みのスパイスやハーブを足し、飲み残したワインなりなんなり足して、好みの味付けをしたらば、ちょっと水を足して水っぽいソース状態にしてから、パスタを入れます。

パスタはスパゲッティなどのような長いものより、短いものの方が扱いやすい。

パスタを入れたら、全体に混ぜ、乾麺が水面上に飛び出てる状態にならないようにヘラで全体を調整して、蓋をして、火を弱めてパスタの調理時間に合わせてタイマーをかけます。

 

オーブンでローストしていたナスが’いい感じにローストできたらば、鍋にグイグイと押し込んで、また蓋をして麺が柔らかくなるまで弱火でじっくり火を通します。

 

麺を入れてから出来上がりまで、麺次第ですが大体10分程度です。

 

超楽チン。

 

洗い物も少ないし、お湯を大量に沸かすこともないので夏場にもいいです。

 

この調理法だと、乾麺から炭水化物が水分に溶け出るため、ソースがトロッといい感じに濃くなるんですよね。最初に入れる水の分量は、なんとなく目分量なんですが、途中で見て水がもっと必要な感じだったら足せば良いのです。何しろ、パスタが水面から飛び出てると芯が残りますので、それだけちょっと気をつけます。

 

薄くてシャバシャバしたトマトソースにお悩みの方にはうってつけ。

トマトピューレとか、そんなもの入れなくっても十分濃くなります。

 

大体麺に火が通りそうだなあという頃合いになったら、鍋の底からぐいっと混ぜ合わせてあげましょう。

底の厚い鍋だと焦げ付かずにできますが、薄い鍋だとこげてしまう可能性もあります。

 

ソースの水分を麺が吸収して柔らかくなるので、最初に水分を多めに入れてあげること、それと、火力は弱めにしてやること(焦げないように)、でもくつくつと鍋が沸いてる状態にしてやること。 

 

 水を大量に沸かさなくていいから、キャンプの時などにも使えるレシピかも。

早飯早*は成功の鍵か?

先日、毎日料理にかける時間はいかほどか、、という話を書きました。

では、毎日、食事にかける時間はいかほどでしょうか。

 

さっさと食べなさいというメッセージ

私は子供の頃、食べながらおしゃべりをするので、食べ終わるのが家族の中で一番遅くて、よく親に「早く食べなさい」「喋ってばかりいないで食べなさい」と言われました。

父などは下品なことに「武士は早飯早*じゃなきゃ」などという意味のことを言ったりも。

私に武士の心得を説いてどうするつもりだったんでしょう。

 

でも親と祖父母だって、食事中にヤイヤイいろんな話をして盛り上がっている人たちでしたので、一言も喋らず黙々と食べてさっさと食事を済ませて食卓をさる、、、という訳ではありませんでした。

だたそれに輪をかけて喋って時間をかけて食べてる子供はまあ、面倒臭いし、片付かないからさっさと食べ終わりなさい、ということだったんだと思います。

 

成長するにつれ食べるスピードが加速

一人暮らしをしていた頃には、料理にかかる時間が30分なり1時間なりだったとしても、食べるのはものすごく早くって(一人で食べますから喋りませんし)なんだろう、せっかく手間をかけても味わうのは電光石火のスピードで終わってしまうんだなあと感じたり。

だからと言ってゆっくり食べようとは思いませんでしたけどね。

朝は「仕事行かなきゃ」昼は「休み時間内に食べ終わらなきゃ」ですしね。

 

現在は仕事場では週に二回、昼食を作って人々に提供しています。

12時に、「ランチ出来たよ〜」と呼んで、それを取りに来る人たちに「Bon apetit」と声をかけ、ささっとその場を片付け(皿洗いや鍋洗いではありませんよ、洗い物を流しに持っていくとか、牛乳を冷蔵庫に戻すとか、そういう程度です。5分くらい。)さあ自分もご飯を食べよう、と自分の弁当を電子レンジに入れたりエプロンを外したりしていると、もう食べ終わった人たちが食器を戻しにくるのです。

 

「えええ?もう食べ終わったの?」と驚くほどの速さです。

 

味わって食べたのか?と怪しむほど。

 

5分で食べちゃって「おかわりある?」と戻ってくる人もいます。仮に少し残ってて、おかわりを提供したとしても、そういう人は二皿目も5分程度で平らげてしまいます。

 

私も割と早い方ですが彼らの速さには負けます。勝負じゃないですけど

ちゃんと噛んでるのかな?

 

ファースト・フード、イート・ファースト

現代の生活様式だと、どうしても「早く」何かを終わらせることが重視されてしまいますよね。

 

朝食なんか、やっぱりどうしても、のんびりとくつろいで会話を楽しみながらの食事というわけには行かないのが私の現実です。

 

昼は、職場でいろんな人たちと会話をしながら食べますけれど、電話がかかって来たり、緊急の用事があったりするので、会話をしてのんびりしているようでいて、実はさっさと食べ終わりたい気持ちが結構強いです。

 

一緒に食事をしている職場のクライアントの人たちの中には、おしゃべりが先になって皿がなかなか空にならないタイプの人もたまにいますが、ほとんどは先ほど書いたように、5分くらいで食べ終わるタイプ。

 

食べるということが、美味しいものを味わって、空腹が満たされて、幸せな気持ちになる行為だとすると、彼らはそれを5分で終わらせてしまいます。

でも、その後「もうちょっとこの幸せを楽しみたい」と思うようで「お代わりできるかな」と来るんだと思うんです。

 

結果として、ほどほどなら体にいいはずの食事を二人ぶん食べてしまうわけなので、体もちょっと苦しくなりますし、短時間で一気に吸収した炭水化物が体を疲れさせたり眠くさせたり、血糖値を急上昇させたり。

 

早飯は成功の鍵どころか、いいことないですよね。

 

本来なら、体がサインを出しますよね「もうお腹いっぱいだから、これ以上は食べたくない」と。

ゆっくり噛んで時間をかけて少量を食べるダイエットみたいなものがずいぶん前にあったと思うのですが、痩せるためではなくて、適量を知るためにもやっぱりある程度は食事に時間をかけることは必要です。

 

食べる時間の長短のみならず、食事は、近しい人々と楽しく時間を共有する機会であるべきですよね。

子供の生育にも夕食を家族で一緒に取る習慣のある家庭であるかないかが大きく関わるって言いますよね。成人したからって、家族とともに食事することの利点が失われるわけではないでしょう。

 

 

ゆっくり食べる余裕を確保する

5分くらいで食べ終わってしまう人たちほどではありませんが、私自身も、三食のうち二食は慌てて食べてるわけなので、どうにかしたいもの。

 

職場で食べる食事はどうしてもその日の仕事の状況にかなり影響されてしまいますので、三食のうちの朝と晩くらいはせめてのんびりと余裕を持って食べたいもの。

 

夕食は今の所結構余裕でのんびり食べてると思います。

後片付けするのは自分たちですので、誰かに「さっさと食べてしまいなさい」と言われることなく、喋りたいだけ喋りながら食べています。

 

問題は朝です。

朝食が、どうしても朝の支度の一部になってしまうので「早く早く」というのが常に頭にあります。

早めに起きて、時間をかける、それしかないですね。

別に子供の弁当を作るわけでもなく、しっかりした朝ごはんのために調理してるわけでもないので、本当に起きたら着替えて朝ごはん食べて弁当をカバンに入れてさて行ってきます、というだけなのですが、30分早く起きて、30分かけて朝ごはんを食べることができたらすごいですよね。

 

できるかな、自分?

 

ちなみに、私は昼も夜も誰かと一緒に食事をしていますが、朝だけはパソコンの前に座ってニュースやらブログやらを読みながら食べています。

本来なら食事は食卓で、人と話しながら、、が理想なんですけどね。

夫と私は出勤時間も違うので、一緒に朝ごはんを食べるのは週末のみです。

あちらも朝は色々と出かける前にやっておくべきことを片付けたいだろうし、朝一緒に食べるのは難しそうです。

いや、自分がまず30分早く起きて余裕を持たせることができるようにならなきゃ人を誘えませんね。(あちらは早く起きるのは平気な人。誘っといて自分が起きられないようではいけませんからね。)

 

ちょっと、試しに早起き習慣始めてみたいと思います。。。できるかな。

 

 

夫が嫌う系列と、私が受け付けられない系列のもの

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帰宅が遅かったこの日は、大急ぎで、カノウユミコさんレシピの酒粕と春菊のグラタンレシピに玉ねぎとジャガイモを足して、チャチャッとオーブンで焼いたキャセロール。

レシピ2倍にした上、豆腐をextra firmにしたので水分が足らず、結局アーモンドミルクをかなり足しました。材料の比率が変わったわけなので、もうちょっと春菊と酒粕を増やしてもよかったかも。次回はもっとドカンと使ってみよう。

 

夫の苦手な食べ物

 

夫はまあ、日本人じゃない人たち一般が総じて受け付けない食品全般がやっぱり苦手なようです。頑張って食べてますけど、続くと嫌がります。

 

やっぱり慣れの問題というか、これを食べなれて育ってないと、やっぱり厳しいのかな、という感じです。

 

ダメな原因は味というより、匂いもしくは舌触り・歯ざわりなことが多いのです。

 

代表格はやっぱり、、、

  • ぬるぬる系 (とろろ、もずく、オクラ、納豆、、)だから、苦手なのに無理して食べなくってもいいよ、ちょっと挑戦したいだろうから、一口だけあげるね、と言って、もずくみたいな貴重品は私に多めに、彼に少なめによそってあげます。だっていやいや食べられたらもずくも悲しかろう。
  • 内臓系(ぬるっとしてたりコリコリしてたり肉とは別の風味というか臭みがある上、これが内蔵なんだ、という認識がさらに壁になってるような気もします。まあ実際くさくて食べてられない、ということかもしれませんが。)
  • コリコリ系(内蔵とかね。)
  • もちもち系(餅とか。もち米入りのものも「餅みたいだ」と苦手な顔しました。もっちりしてて美味しい、にならないのですね。)正月に餅を用意しても喜んで食べる人がいないので、我が家は餅は15年くらい食べていません。あ、5年ほど前に友達に試食させるために3合ほどつきましたけど。一人一切れを雑煮にして、残ったのは数年冷凍庫に放置されていたような。
  • 磯の風味 (う〜ん、いい香り、と言う私の気持ちが理解できないらしいですが、私こそ、磯の香りを嗅いでおいて『海辺の腐った水の匂いみたい』という夫の嗅覚が信じられないと思いましたね。)

 

北米やアングロサクソン系のヨーロッパの食にはあまり見られないような匂い、舌触り、歯ざわりのものは、やっぱり本能的に「これはちょっと食べちゃいけないんじゃ?」と反応してしまうのかもしれません。

 

だってやっぱり、ヌルヌルしてるレタスとか海の匂いみたいなニンジンだったら「あれ?傷んでる?」と思いますもんね。海の匂いみたいなニンジンって思い浮かびませんが。

 

ただ、内臓を食べるのは日本人だけじゃないですし、アングロサクソン系じゃないヨーロッパ出身の人やアフリカ、カリビアン系そしてもちろんアジア系は内臓食べるくらい平気ですし、「日本人じゃない」からといってみんなが同じ反応するわけじゃないです。

でも、アングロサクソン系はなんだか残念な狭い感じはしますね。特に男性は。ずいぶん昔ですが、豚の三枚肉をきっちり下ごしらえして角煮を作って出したらば、アングロサクソンの友人は揃ってプルンプルンの皮と脂身を残してて、ええ〜そこがうまいのに、と。

 

もちろん個人差ありですからね、アングロサクソン系でも納豆平気だよ、とかそういう人だってもちろんいるでしょう(会ったことないですが。)

 

 

一方、私がダメなもの

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  • リコリス (義母がオランダの懐かしいおやつとしてたまに分けてくれるので、義理で口に入れることはできる程度に慣れましたが、初めて口に入れたときはなんだこりゃ、と。存在意義のよくわからない食べ物です。)
  • ガム(特に子供向けの甘いやつ。でも大人向けの歯磨きガムみたいなのもダメ)
  • 子供向けの駄菓子全般(懐かしいという人もいる、都こんぶみたいなものもダメですし、梅飴もダメ、気持ち悪い。。。)
  • 炭酸飲料(コカコーラとかスプライトとか)全般、特にルートビアは一滴も口に入れたくないですね。あれを好きだという人の味覚ってどうなってるのか不思議です。
  • スポーツ飲料と言われてるやつ全般
  • ドリンク剤とか勢力強壮剤とか言われてるやつ(風邪ひいたときに飲むと治るよとそそのかされて試したものくらいしか知りませんが、気持ち悪かった!)
  • 落雁
  • 最中

私がダメなものの前半は大体において加工食品、加工飲料品の甘味料とか香料とか、ドリンク剤系は薬臭さも加わるのかもしれませんけれども、本来の食品にはないような匂いに反応してるんだと思います。

よく「これはチェリー味だよ」なんて言われる飴ちゃん、ガム、リップバームなどの匂いがどうしても鼻について嫌なんですよね。チェリーに限らず、リンゴ味もブルーベリー味もメロン味も、、全てダメです。大体、ああいう「**味」って実際のそのフルーツの味に似ても似つかないじゃないですか。あれ、どういうことでしょうね?

 

落雁と最中は、乾いてるので口にくっついてしまって、どうしていいかわからなくって子供心に大変困った記憶があります。

 

でも両方とも、食べたくなければ無理やり食べさせられるようなものでもないので食べたこと自体、それほどありません。

大人になってから食べたことがないので、ひょっとしたら食べたら食べられるのかもしれませんし、美味しいと感じたりするかも、、、でも、なんだか手を出す気になれずに今に至ります。

 

落雁と最中以外は、私がダメだと感じるものは基本的に本来の食べ物というよりは、Michael Pollan氏の指摘するような、Food products、商品化された食品というか、まあ加工食品ですかね。

だから、親に「食べなさい!」と叱られたような記憶も一切ありませんし、食べなくても生活上支障は一切ありません。

子供の頃に苦手で泣きながら口に押し込んで飲み下していたのは、ほうれん草、豚肉、卵の白身、鶏肉、、、それくらいでしたが、これらは成長するにつれ克服しましたね。

今も食べてるのはほうれん草だけですけど。笑

 

夫がダメな日本の食品も、私がダメな食品も、ようは慣れの問題というか、これらをたまに口にして育っていたり、親に「大事な食品だから食べられるようにならなきゃいけない」と躾けられたり(私の世代は強制された、ということですが)そういうプロセスを経て食べられるようになり、そのうち好きになり、するんでしょうね。

 

夫も私も、食事とともにペプシを飲んだり、ちょっと疲れたからとドリンク剤飲んだり、そういう風にならなくってよかったな、と個人的には思ってます。

 

 

個人の好みですからね。ペプシを毎食飲んでようがドリンク剤で元気つけてようが、落雁が大好きであろうが、もちろんそれは人の勝手だと思ってます。

春らしく、ラピニと厚揚げの焼うどん

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下ゆでしたラピニは絞って適当な長さに切り、中華鍋で先に炒めておいた具に加え、調味してさっと混ぜたら麺を入れて炒める。以上。簡単。

 

菜の花って日本では春の野菜でしたっけ?

ずいぶん前に春先に帰省した折に、母が菜の花のおひたしとか酢味噌和えなんかを作ってくれたのですが、子供の頃には気がつかなかった美味しさというか、私の中では新鮮な日本の味です。

 

こちらでは菜の花はもちろん売られていないのですが、似たような感じで、ラピニというイタリアやポルトガルでよく使われているらしい野菜が手に入ります。

 

これが、苦味がちょっとあって、美味しいんです。

私の中では菜の花の代替品です。

でも北米ではbroccoli rabeなどとも呼ばれているらしく、ぱっと見で「ブロッコリみたい」と思われているような。

そういえばチャイニーズ・ブロッコリに似てないこともない。

 

でもブロッコリとは味が全く違うから、同じ種の植物というわけではないと思います。

The plant is a member of the tribe Brassiceae of the Brassicaceae (mustard family). Rapini is classified scientifically as Brassica rapa subspecies rapa,[1] in the same subspecies as the turnip, but has also been treated as Brassica rapa ruvo, Brassica rapa rapifera, Brassica ruvo, and Brassica campestris ruvo.

ラピニはマスタードのファミリーのBrassicaceaeという種類の中のBrassiceaeという種類なんだそうです。

ブロッコリもBrassicaファミリーに属しているようですね。でも、同じ種族でもなんとなくやっぱりキャベツとかケールに風味が近いですよね。

Broccoli is a result of careful breeding of cultivated Brassica crops in the northern Mediterranean starting in about the 6th century BC.[5] Since the time of the Roman Empire, broccoli has been considered a uniquely valuable food among Italians.[6] Broccoli was brought to England from Antwerp in the mid-18th century by Peter Scheemakers.[7] Broccoli was first introduced to the United States by Southern Italian immigrants, but did not become widely popular until the 1920s

 

Rapini - Wikipedia

Broccoli - Wikipedia

 

そんなわけで、ラピニを使って春の焼うどんにして見ましたよ。

勝手に春の、と言ってますけれど、この野菜そのものは年中あるもので、あえていえば秋から春までのものらしいです(上記wiki参照)

ということはラピニ自体はもうそろそろ終わりってことですね。

でもま、気持ちだけ春ってことです。笑

 

菜の花の代替品じゃなくて、ラピニらしいレシピはどんなのかなとググって見ましたら、次のようなものが。。。

 

じゃがいもと一緒に調理してますね。これ結構美味しいかも。

 

下ゆでしたラピニをニンニクと炒めたもの、これも簡単で美味しそうですね。

 

このサイトのレシピはスープです。これも面白そう。


今度は酢味噌和えにでもして見ましょう。

ニンニクと炒めてもいいですしね。

 

苦味があって美味しい野菜って北米では他にあまり見かけないので、これはもっとじゃんじゃん取り入れるべきだよなあ、と食べるたびに思うのですが、なぜか頻度が低いですね。なぜだろう。

 

また買ってきて食べながら考えて見ましょう。