食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

今年の秋はクランベリーづくしの予感

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先日収穫して来たクランベリーは店で買うよりも丸々として大きな実がたくさん。元々が酸っぱい果物なので、実の大きさや色づき具合が味にどこまで関係しているのか、確認するには至りませんでしたが。

クランベリーといえば、

クランベリーソース

クランベリー・マフィン

ドライド・クランベリーを入れたトレイルミックスとかグラノラ

クランベリー・カクテル(所謂クランベリー・ジュースも同じ)

 。。。。

 

くらいしか思い浮かばないのに、4キロ以上もクランベリーを摘んで来てしまった愚か者、きゃすぴえです。笑

 

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日曜にささっとクランベリーマフィンを12個焼きましたが、参考にしたレシピには「フレッシュなクランベリーを1カップ」とあり、それっぽっちでは大量にあるクランベリーの山が微動だにしないので、1カップ半使いましたが、半カップ増やしたところで微動だにしない山は微動だにしないのです。笑 

 

今思えば、マフィンのこの紙のカップ、無駄なゴミですね。次はやめよう。反省。

 

 

だいたい、どんなレシピを見てもそんなにたっぷりクランベリーを消費するものはないような気がします。

何しろパンチのある酸っぱさですから、大量にもぐもぐ食べられるものでもない。

 

マフィンばっかり作っても仕方ないし、クランベリーソースだって使う量は知れてますしね。

 

 

一応お約束のクランベリーソースも作っておきましょう。

今回はちょっと煮詰めてクランベリー・ジェリーにしましたよ。

使う砂糖の量(クランベリーの半分のかさを使います)を考えると、ちょっと躊躇しますけども。

酸っぱいので、クランベリーは砂糖控えめにするにも限度があるんですよね。

レシピの砂糖の9割くらいにしておきましたが、日本の皆様ならきっと8割か7割五分くらいまでいけるかなあ、、、でも、あんまり控えると、酸っぱいというよりえぐみが残るんです。

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クランベリーと水と砂糖を、 2:1:1の割合で。(重さではなくてかさで)

湯が沸騰してから砂糖を入れて、3分ほど煮込んでから、ジェリーにする場合はブレンダーを突っ込んでががあーっとやり、それからさらに5分ほど煮込みます。

ソースの場合は煮込むのは最初の3分ほどで終わり、ブレンダーをしてもしなくても、お好みで。

 

大変簡単にできますけれど、缶入りの出来合いを買う人が結構多いんですよね。

自作すれば同じ値段で缶入りの倍は作れます。

クランベリーを流水でさっと洗ってさっと水切って、鍋にかけて、作業全部が10分もあればできてしまう簡単さ。

フレッシュなものが手に入るなら自作が一番理にかなってると思います。

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これ、プリンみたいにパコッと型から外して皿におけるんです。だからなんだという感じですけど、プレゼンテーション的に有効なのかな?

肉食の方は肉に合いますが、菜食の方はクランベリーを味わうべく、トーストとかパンケーキとか、甘酸っぱさが生きるものに色々使えます。

 

ああでも、私個人的にはこし餡より粒餡が好みだし、クランベリーソースもツブツブが残ってる状態の方が実は好みでした。

味そのものは同じですけど。

 

 

あとは、何かおかずに使えないかなあ、、と思い、パエリヤを作った時に、鍋の上にちょんちょんと乗っけてみましたよ。

 

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ほら、見えますか、クランベリー!

 

まあそれでも使えたのはカップ1杯程度ですけど。

味は結構いけました。

トマトを入れると思えば、こういう酸味を入れるのは悪くないですからね。

 

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おかずに使うから、砂糖をガンガン使わなくても済みます。

 

そういえばかぼちゃのスープにクランベリーソースをたらっと垂らしてプレゼンテーションというのもありましたので、今度やってみよう。

 

 

こんな感じで、この秋はクランベリーを多用した食卓になりそうです。

 

クランベリーはビタミンC一杯です。

他にも、利尿効果が高いのでも知られていますね。

癌予防になるとか色々言われてますが、科学的に証明されてるわけではないので躍起になって無理して食べることはないと思います。

 

他にもクランベリーのレシピを探求中です。


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簡単・サワドー・ブレッドの作り方

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ちょっと前に、サワドー・マザーの話を書きましたが、今日はそれを使ってサワドー・ブレッドを作りましょう。

 

有名なプロフェッショナルのベイカーさん方がサワドーのレシピを公開していますから、そういうプロみたいなのをじっくり挑戦するのも楽しいのですが、私はどちらかというと、楽してふんふんふん、と作りたい方なので、今愛用しているレシピを見つけて以来、ほとんど本など開かずに同じのを焼いてます。

 

同じのを焼きますけれど、入れる粉を変えたりドライフルーツやナッツを入れてみたり、そういう小手先の遊びはしますけれど。

 

基本が同じなので、手触りや目視で「あれ、今日はちょっと、、、」という感覚が掴めるのも利点かなと。

 

これに飽きたらまたTartine Bakeryの本でも広げてみようかなと思いますけれど。

 

あと、穴があんまりガンガン開いてるパンだと夫から苦情が来るのでね。

あれを目指してるのに、達成すると不評っていうのはやるせないですけど、食べる人の好みだからしょうがない。

 

前置きが長くなりましたが、

私がいつも頼りにしているレシピは、Chocolate & Zucchiniというブログで有名なClotildeさんのお友達のレシピ。

こちらに詳細が載っています。


レシピを公開されてるブログですが、これで生計たててらっしゃる方のレシピですので、この場では書くのは控えさせていただきます。

 

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焼く予定の日の前夜、冷蔵庫で飼っているマザーさんを元に200グラムほどのスターターを仕込みます。

このスターターは、水を張った桶に落としたらふわっと浮いて来る程度の成熟度が一番理想だそうですが、前日の深夜に仕込んで朝8時くらいだと、ちょっと成熟度が過ぎた感じになります。

でも、朝からこれを仕込んで始めると、うちの台所の室温だと、生地が焼ける状態になるまでに時間がかかるので、深夜過ぎ開始なんてことになってしまいかねないので、前夜仕込みで行ってます。

 

全ての工程は、作業をする台所の室温次第で、かかる時間はまちまちです。冬と夏でも変化します。うちの台所は夏でも冬でも気温が低いので、一日中家にいる休みの日でなければできません。

たまにオーブン料理や焼き菓子などを続けて作ったりして発酵時間が早く進むこともありますので、そういう時には作業も早くなりますが、いずれにしても、「あと1時間で次の過程に進む」ではなくて「これくらいのサイズに膨らんだら次に進める」と思っておかないといけないので、時間に余裕がない日にはやらないほうがいいかと。。。

 

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スターター:水:粉を、1:2:3の比率でざざっと混ぜたところ。

全粒粉を使うと水の量はちょっと多めに必要です。この日は、全粒粉を50%混ぜました。水を予定よりもちょっと多めに入れてしまいまして、やわめの生地になりましたが。混ぜてすぐの状態はこんな感じ。

 

粉っぽさが残ってない程度に混ぜるだけですよ。

捏ねないんです。

 

使う粉の種類(小麦粉か、とかライ麦、そば粉、などなど)によって吸水率が違うので、ちょっとづつ配合を変えて感覚を掴むにも、このレシピはやりやすいと思います。

 

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小麦粉と水を混ぜてすぐの状態は、粉がまだ水分をきちんと吸収しきれていないので、30分から1時間ほど、粉が吸水する時間を与えてやります。これをautolyseと言います。

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小一時間してから、塩を1パーセント(10グラム)混ぜます。

混ぜると言っても、すでに吸水している生地なので菊練りと同じような順序で生地を畳んでいくのみ。(ヘラで周りからすくい上げて中央に返してやる、という動きをぐるっと一周やります。)

この後、また小一時間放置します。

という感じで、1時間に一度程度全体にくるりと畳んでいくように混ぜるというのをやってやるのですが、朝はゆるい餃子の皮みたいだった生地が午後にはふんわりパン生地らしくなってきます。

たたむ回数は2〜3回程度でいいと思いますが、これは生地の感じをみてその時々で判断しています。

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ふわっとしてきましたね。

ボウルの背後に控えますは、ビーズワックス・ラップで包んだパンです。水曜に焼いたサンドイッチブレッドが半分くらい残ってる状態。

ビーズワックス・ラップのパンの保存、かなり気に入っております。

 

この生地は、水分量的に言えばそれほど高くなく、アーティザーナル・ブレッドを追求したい方には不満が残るかもしれませんけれど、何しろ扱いやすいのですよ。

だから、焼いても穴ぼこにはなりませんけど、ピーナツバターもマヨネーズも穴からこぼれないのでうちの夫には好評です。

 

ちなみに、私がいつも使っている小麦粉はケベック州産のオーガニック。

ブリーチしていない小麦粉ですので、全粒粉であろうとなかろうと、ちょっと灰色っぽい焼き上がりになるのです。

これに慣れてると、たまにブリーチした小麦粉を扱うと、その白さに目がチカチカしてしまいます。

白いうどんとか白いそうめんなんてものは、ブリーチしていない小麦粉では作れないわけですからね、そうか、なるほど、、、と思う昨今です。

 

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ダッチオーブンに生地を入れてオーブンに入れて焼きます。

 

このやり方には、ダッチオーブンごと予熱を入れて、熱々のダッチオーブンに生地をほりこむやり方と、ダッチオーブンは常温で、生地を入れてから予熱したオーブンに入れるやり方とありますが、私は扱いやすいしヤケドの危険も少ない後者が気に入ってます。

後者の場合は、中にオイルを塗って、小麦粉をペースト状にして伸ばしておいて、くっつくのを予防します。

焼き時間もダッチオーブンごと予熱を入れた場合よりも長いです。

 

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焼き上がり〜。

クープは、カミソリが切れなくなってきてるので、やっぱりきっぱり綺麗には入りませんでした。けどまあ、家で食べるだけですからね、ここら辺は私はあんまりこだわりません。

 

パン捏ねマシンもいらないし、使うのは大小二つのボウルとへら、ダッチオーブンくらいです。汚れものも少ないので楽ですよ。


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GUCCIが来年から毛皮の使用を辞める話

タイトル通りですが、グッチ、来年から毛皮なしで行くことにしたそうです。

 

CEOのMarco Bizzarri氏がLondon College of Fashionで発表したそうで、

"Being socially responsible is one of Gucci's core values, and we will continue to strive to do better for the environment and animals," ということです。

大まかに訳しますと、「社会的責任を果たすことはグッチ社の根本的な理念であるから、今後も地球環境と動物のためにより企業努力を続けていきたい、、、」というような意味ですかね。

 

今現在ある在庫については、売った後の売り上げをイタリアの動物愛護団体LAVに寄付するとか。

 

こういうハイファッション系の企業の影響力は大きいですから、今回のグッチのように、毛皮やめます!と宣言して切り替えて行ってくれるのはありがたいことですね。 

 

 

毛皮ってね、やっぱりどうみても、「動物の屍をまとってる」ようにしか見えないんですよね。

では中身が隠れててわからないだけのダウンジャケットはいいのか、という話はありますが。。。。

 

CNBCの記事によると、毛皮の使用をしない方針を公表しているファッション・ハウスは他には 

  • Armani
  • Hugo Boss
  • Yoox Net-a-Porter  
  • Stella McCartney  

だそうです。わ、結構少ないですね。 

 

今ググりましたら、YooxっていうのはDolce & Gabbana他いろんなブランドを抱えてる会社みたいで、その中にStella McCartneyも含まれてるみたいですね。

ステラ・マッカートニーってポール・マッカートニーの親族でしょうかね?(奥さんはリンダじゃなかったでしたっけ、離婚したけど。すごい昔の話ですけど。笑)

ハイ・ファッションには全く興味がないのでよく知りませんが。

 

ハイ・ファッションがお好きな皆様、秋冬物のショッピングの際は、動物に優しいお店を是非ともご贔屓に。

私もシ*ネルやらイヴ・*ン・ローランなんかは断固としてボイコットしますわ。笑

 

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Venturelli | WireImage | Getty Images
The Gucci fashion show at Milan Fashion Week. 
写真は上記のCNBCの記事から拝借しました。 
 
それにしてもなぜこういうハイファッションのモデルさんたち、仏頂面なんでしょう。
雑誌、ポスター、ショー、どこで見ても笑顔のモデルさんっていませんが、「私は流行最先端の服を着て格好良く見えてるかもしれないけど、本当は何かがすごく不満なの」と言ってるようにしか見えない。(お腹がすいてるだけかもしれませんが)
 
洋服の宣伝ではない「ライフスタイル」ショットなどでは笑顔満面のモデルさんが登場することは少なくありませんから、こう言った仏頂面させる傾向はやっぱり洋服業界特有なんでしょうか。
 
先日書きましたが、編み物が結構好きな私、日本に帰省すると本屋さんで編み物雑誌を手に取ったりしますが、日本の読者を対象にした日本語の編み物雑誌なのに白人のモデル少女たちが、仏頂面で素敵なニットを着(せられ)てる写真が目白押しなのが異様に見えます。
 
日本には、東欧など貧しい国から半ば騙されて連れてこられた少女モデルさんたちが少なからずいて、彼女たちがこういう雑誌などで洋服を着せられて撮影されてるんだというドキュメンタリーを見たことがあるのですが、確かに、周りが話してる言葉もわからず、故国を離れて文化も生活習慣も何もかもかけ離れたところで何ヶ月も暮らしていたら笑顔も出ないわな、と思うのですけれど。
 
探して見たら、ありました。Girl Modelというタイトルです。2011年だったようですね。

 
先日帰省した時立ち読みした雑誌にもやはり東欧系の少女モデルさんが登場してるのを見かけましたので、今でもこの仕組みは健在なんではないでしょうか。
 
トレイラーを貼っておきますね。
 
ビル・コスビー騒ぎが終わったかと思えば次はハーヴィー・ワインスタインだし、そうやって騒がれる有名人以外にも自分の立場を利用して弱者を虐待している人間はいるわけですからね。 
 
動物だけではなく、人間にも非人道的な扱いをしてしまいがちなのは、人間の愚かで悲しいサガなのでしょうか。


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お惣菜宅配:ちょっと楽をしたい時に便利です

減塩生活に突入して間もないわが両親。

心臓、血圧に注意をしなければいけない本人は父ですけれど、食事の支度をするのは母親です。

 

いちいち計量スプーンなどで測ったりレシピを読んでそれに沿って料理したり、ということがなかったうちの母ですから、いきなり減塩レシピなど突きつけられても、それはそれでストレスになるだろうな、と。

 

たまにはちょっと楽したい、と思いますよね。

でも減塩だと、出前とって楽したい、とか、買ってきて楽したい、とか、食べに出かけて、、、とか、簡単な抜け道がない。

 

ということで、見つけたのが、なんと、減塩宅配サービス。

中でも、一食500円から宅配してくれる、セブンイレブンのサービスです。

 

これは特に減塩、というわけではないようで、健康的なメニュー、というだけなようなので、平均して一食あたり2、5グラムということで、たまには2グラムの食事もあれば3グラム近いものもある、と、いちいち注文する前にチェックして、その日の他の食事でバランスを取らなければいけませんけれど、それでもやっぱり減塩してる人が楽する時の逃げ道としては、かなり便利かなと。

 

母にオススメしてみましたら、最初は躊躇してましたけど、試しに二食注文してみたと。

 

届く前にメールでその旨知らせてくれたので、ならついでに、届いたそのお惣菜を写真に撮って見せて、とお願いしたら、写真撮ってメールに添付してくれましたよ。

 

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お盆に乗せてくれてるあたり、写真写りを考えてくれたのでしょうか。笑

セブンイレブンのサービスは、ご飯は付いていないので、自宅で炊くか、別売りのサトウのご飯みたいなのを注文して下さい、ということのようです。

 

おかずの味は、まあまあだそうです。

まずい、とか塩気がなくて食べられたもんじゃないわ、とか、そういう感想ではありませんでしたので、味のことは好みの問題かなと思います。

両親は今現在関東に住んでますが、元々は西の人間なので、味付けの好み的にも今住んでる地域の味付けはあんまり口に合わないんですよね。(セブンイレブンの味付けが全国的に全て同じなのか、地域によって違うのか、そこらへんは存じませんが。)

 

美味しいからこれを毎日食べたい!と思えるようなものだったら素晴らしいですが、まあそういうのは店屋物を食べるのにあまり馴染みのない人たちにとっては、そうそうありうることではないですしね。

とりあえず、この日は病院で検査だから疲れちゃって料理したくないだろうとか、毎日料理してるから、週末はちょっと休憩したいとか、ちょっと予定を立てて楽をするのに使えるかなと思います。

または、余分に注文しておいて、冷凍しておいて急に「うわー今日はもう料理なんてできないわー」という時に解答して食べるとかね。

 

たまには上げ膳据え膳で、という息抜きは必要だと思います。

 

特に、急に家族の病気のせいで調理に気をつけることが登場した人(母)とか、出来合いを買ったり出前をとったりすることを良しとせず、常に自分で全て作って美味しいものを家族に食べさせなければいけないという価値観をもってずうっと生きてきた人(母)とか、怠け者な妻だとか、夫のことを大事にしない妻だとか、そういうふうでありたくないと思ってる人(母)とか、そういう人たちは、ストレスが知らぬ間に溜まるんではないかと思うのです。

 

なので、このセブンイレブンの惣菜配達サービスを見つけた時は、やあ、これはいいや、とかなり嬉しかったのです。

配達無料(500円以上)というのも「え?本当にいいの?」と思っちゃいますよね。

日本は配達無料のものが多いですけれど、配達にはガソリン代も人手もかかるのだから、無料ってどこにしわ寄せがいってるのだろうか、と不思議に思いますけれど。

 

個人的には配達料がかかってもいいですから、願わくば、個人経営で地産地消で同じようなサービスが近所にあったらいいのになあとも思いますけどね。

 

老齢化社会ですから、そのうちそういうサービスをしてくれる方があちこちに登場するのではないかしらと期待もしています。

 

ほら、カフェがブームになった時、あちこちで料理上手でコーヒーや紅茶好きな方たちがカフェを始めたり、ペンションが流行った時はあちこちで脱サラのご夫婦がペンションを開業したりしたでしょ。

あんな感じで、お年寄り向けの宅配弁当サービスもそのうち広まるのではないでしょうか。

年寄りは比較的健康に気をつけなきゃいけない条件付きの方が多いでしょうからね、減塩弁当サービスも当然そういう商売の中の大きな柱になるのではないかしら。

 

両親がお世話になったのは「すこやか膳」でしたが、それ以外にもいろんな種類があり、例えば会社勤めの方が仕事場の近くのセブンイレブンからランチに配達してもらうという使い方もできますよ、とありました。

セブンイレブンは配達要員も配置してこのサービスに及んでるんでしょうけど、すごいですね。競争が激しいんでしょうか。

オムニ7 - セブン-イレブンのお届けサービス セブンミール|すこやか膳

 

できればお弁当箱回収などして、ゴミを減らしていただければもっと良い。できればヴィーガン惣菜なんかも工夫していただければ、今後帰省した時に私も一緒に食べられるなあ。。。


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クランベリー・フィールズ・フォエヴァー

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土曜日に、クランベリー・ピッキングに行って来ましたよ。

これ、クランベリーのブッシュなんですけど、ぶどうみたいに見えませんか?

 

毎年秋にはリンゴを摘みに行くのが楽しみなんですけれども、今年は義母の死や父の緊急手術があって、リンゴ狩りシーズン中はそれどころではなくて。

日本から戻ったらリンゴ狩りに行きたいな、と強く願っていたのですが、帰国最初の週末は雨で。

で、この週末も日曜は雨が予測されておりましたので、土曜はどや!?と思ったら、オーガニックのオーチャードはすでにシーズン終了しておりまして。

 

がーん、がーん、がーん。。。

リンゴくらいしかこの土地でとれたてフレッシュを旬にいただくことはできないのに!

 

と思ったら、一緒に行こうと言っていた友人から「クランベリーはどう?」と。

 

え?クランベリーですか?

 

とは思いましたが、どこかで何かを摘みたい熱が上がっていたようで、じゃあ行ってこよう、と出かけましたよ。

渋る夫の運転で。笑

 

ケベックはクランベリー収穫に適した地域のうちの一つだとか。そうか、リンゴだけじゃなかったんですねえ。笑

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どこまでも、、というわけではないですが、広々と広がるクランベリー・フィールド。先週は紅葉が全然まだまだだわと言ってましたが、なんのなんの、ふと気がつくとすっかり秋の色に変わっていまして、クランベリー・フィールドの背景にもちらりとオレンジや赤い木々が見えますね。

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スポンジのように軽いクランベリーが水に浮く原理を利用して、収穫する際にはこのフィールドに水を入れ、浮いて来たクランベリーを汲み出して、水と実を選別して袋詰めして出荷する、、、というやり方をします。

そのため、フィールドの周りは土手になっており、なんとなく日本の田園風景に似た感じすらします。

 

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クランベリーが水に浮いてるのを収穫している写真などご覧になったことがあるかと思いますが、私たちが行った時には収穫のために水を張った状態ではなかったんですが、このように水に浮いてるクランベリーも若干見受けられました。

 

このファームのオーナーは、収穫したクランベリーを売るだけではなくて、あまり一般に親しみのないクランベリーの生産の様子を人々に知って、体験してもらおうということで、クランベリー・ピッキングとして、いくつか所有しているフィールドの一つを一般に公開しているのです。

 

だから、本来は水を入れて収穫するところを、お客さんはしゃがんでチマチマ手で摘む作業をします。

腰にあんまり良くない姿勢ですので、小さな風呂の椅子みたいなのを貸してもらえますが、それでも長時間ずっとこういう作業はできないなあと実感。

水を入れて収穫するというのも納得。

 

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左上と右下のバケツが夫と私の収穫したぶんです。合計で4キロ半くらいかな。

一緒に行ったお友達カップルは、我々よりも収穫スピードが速くて、写真では分かりづらいですが、5キロ以上行ったんじゃないでしょうか。

 

これだけ摘むのに1時間ほどかかりましたよ。

 

リンゴ狩りだと、「もうこれくらいで十分」と思うほど摘むのに30分もかかりませんけど、クランベリーは小さいし、何しろフィールドの端から手を伸ばして届く範囲内を一つずつ摘んで行くので、時間がかかります。

 

最初はこんなにたくさん摘むつもりはなかったんですけれど、クランベリー・フィールドの端にしゃがんでお友達となんだかんだお話ししているうちに、ふと気がつくとこんなになっていました。

北米のスーパーで袋入りで売ってるのを買うと、一袋がだいたい400グラム入りくらいですから、それを10袋以上も買ったと思えばうんと安いです。

でも、10袋もクランベリーを買いためることはあり得ないので、冷凍庫と冷蔵庫のスペースがきになるところですが。笑

 

とりあえずこれからクランベリー・マフィンでも焼いてみましょう。


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