食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

カナダの入国・セルフサービスの機械操作(2019年一月現在)

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月曜の帰宅途中は、寒いというか、痛い冬の日暮れどき。朝同じ場所の写真撮るも、白すぎてよくわからなかったのでこちらを。

 

日曜からじゃんじゃんと、忠臣蔵の討ち入りシーンのような雪が振り続けたモントリオール。

気温がマイナス20度くらい(風も強いので、体感温度はマイナス35度とか40度とか)で、雪は乾燥してるというか軽いというか、スキーしたらフワッフワで楽しい!良い雪なんですが、風が吹くたびに吹きすさぶので、雪かきしてもあっちこっちに飛んでいき、朝、三週間ぶりに出勤したら、職場の前のドアから歩道脇まで、砂丘の砂紋というか丘というか、そんな感じで雪が盛り上がっていて、歩いて戸口までいけませんでした。(脇の木陰=積雪が比較的少なめなところから回って、泥棒のようにヒソヒソと戸口へたどり着き、ブーツでドアの前に吹き積もった雪を必死に掻き出して中へ入りましたとも。)

 

同じ時期の日本には緑の木々もあれば夏みかん(なのか?)がなってる木もあって色とりどりですが、帰ってみればモントリオールはグレーと白と、モノトーン。

これが私の現実。

 

 

空の旅、入国審査の機械化、長旅の疲れ

 

今回の帰省では、去年の6月から始まったエアカナダのモントリオールー成田直行便を初めて利用しました。

 

今までは安く帰省したい一心でアメリカ経由で乗り継ぎ二回とか、カナダ国内の乗り継ぎのみで日本にいけるエアカナダとか、色々使ってましたけれども、直行便、、、、、やっぱりいいですね。

 

荷物を無くされることもないし(荷物運の悪い私はよく無くされます。)

乗り継ぎの空港で乗り継ぎ便に乗り遅れるかもしれないというストレスも不要だし。

乗り継ぎのゲートが変更になるだの、ゲートのみならずターミナルまで変更になるだのと言った面倒に遭遇することもありません。

 

 

さて、直行便であれ乗り継ぎであれ、最近機械化が進んでいる入国審査。

 

去年は夏にアイルランドにも行きましたので、モントリオールの空港での入国審査、記憶に残ってても良さそうなものでしたが、歳のせいかすっかり忘却の彼方。

 

 

 

カナダの入国審査の流れは、自分たちで機械を操作してレシートを受け取ってそれを持って審査官が立ってるところへ赴き、パスポートとレシートを見せ、質問に二、三答えて終了。

効率アップを狙ってるはずですが、実際は機械の操作で躓いて却って長引いているような気がしないでも、、、。

 

機械の操作そのものは、ATMでお金を引き出したり支払いをしたりできる人なら誰でもできる(はず)。

 

最初に、あなたたちは何人で旅行したか、という質問があるので、一人なり二人なりの(画面上の)ボタンを指で触って答えていきます。

 

あとは、パスポートを一人ずつスキャンせよという指示に従って、スキャンします。

この時、永住者カード所持の非カナダ人は、パスポートをスキャンしてはいけません。

 

アイルランドの時は問題なく通過できたと思うので、あの時は画面の説明をきっちり読み終わってしっかり指示に従ってたんでしょう。

今回は、パスポートってあるし、とパスポートをスキャンしたばっかりに、写真撮影も終えた時点で「非カナダ人のきゃすぴえさん、カナダでの滞在目的は次のどれ?」という質問が画面に出てきて、いわゆる短期滞在のビザの選択肢が三つ並びます。

  1. 勉強のため(学生ビザ)
  2. 仕事のため(就労許可証)
  3. 移民するため(多分移民申請アカウントの番号などを入力させられるのじゃないかと)

私はそのどれにも該当しませんから、ここで困りました。

画面には「戻る」と言う選択肢はなく、「QUIT」もしくは「HELP」のみ。

 

機械を上手く操作できずに困っている人をサポートする役目の入管職員がいましたが、当然のごとくその人数は最小限で、私たちの周囲には他にも困ってる人たちが。 

 

サポートの職員がこちらへ来るのを待つ間、横で夫がイライラと「なんでPRカードじゃなくてパスポートをスキャンしたの?永住者なんだからPRカードが先じゃん?」と、さも自分ならそんな過ちは犯さなかったとでも言うような。笑

 

次の時にまた同じことをしでかす(夫に再びいらいらされる)ことのないように、ここにメモしておきましょう、、、、

 

カナダへの入国審査のセルフサービスの機械操作の留意点(2019年一月現在)

  1. 入国審査の機械にスキャンするのは、PRカードのみ(パスポートはスキャンしません。これも変ですが)
  2. もし間違えてパスポートをスキャンしてしまったら、QUITを選択し、改めて同行者の分と一緒に手続きを開始する。(自分の分だけではなく、同行者グループ単位で処理するので。)

 

 

こんなこと、画面に出てくる説明文章をしっかりきっちり読んでから進んでいれば間違えないのかもしれないんですけれどね。 

 

また、写真撮影時にじっとしていなかったからなのか、夫の写真が上手く撮れなかったようで、画面の夫の名前の横には、フェイスブックなどSNSでプロファイル写真を入れていない人のアイコンみたいな、黒いシルエットが。

出てきたレシートには写真の部分は四角にバッテンが付いていて「このままじゃ受理されないかも?」な雰囲気だったのですが、面倒くさがりな我々はそのままそれを持って入管の役人さんのところへ。

 

機械の操作が上手くいかなくてそう言うことになってる人は結構いるのか、そんなことくらいでやり直しをさせてたら大勢の訪問者をさばけないから細かいことは気にしてられないのか、「どこの国に行ってたんですか?」「食べ物は持ち帰ってきた?どんなもの?」などと言う質問だけされて、それで終了しました。

 

 

食べ物の持ち込み

基本的に北米の国はアメリカもカナダも、野菜、果物、種、肉、などの持ち込みは禁じています。

野菜やフルーツ、種に関しては、食用に加工されたもの(乾燥されてたり調理されてたり)は問題ないはずですが、生の状態だと目に見えない害虫の卵や生態系を乱す外来の植物の侵入につながるからです。

 

ヴィーガンな私、肉や魚が入った食品は当然持ち込みませんので毎回ここで問題になることはありませんが、ずいぶん以前に「なんであろうと食べ物を持ち込んでる人はこっちにきて荷物を開けなさい」的な方針だったことがあったので、そう言う状況でも面倒臭くないようにと、食品を入れるスーツケースは一つだけにしています。

 

いつも持ち帰るのはだいたい「乾燥した海藻類、味噌、乾麺」くらい。

たまに酒粕とか麹を持って帰ることもありますが、だいたい入管で聞かれた時に上の三つのアイテムを答えているうちに「はいはい、種や果物はないですか?」と聞かれ「ないです」と言ったらもうそれ以上のことは聞かれません。

あっちもね、聞いたこともない食品名を羅列されてもわからないし、チェックしたいのは生野菜・果物、種、肉類ですから。

 

 

 

生の果物や種が持ち込めるなら、柚子と山椒を持って帰りたいものです。


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日本でヴィーガン外食2019年始・両国と成田

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ヴィーガンのランチメニューをだすゲストハウスで。

 

長いようで短い三週間の滞在を終え、カナダに戻ってまいりました。

思い残すことのないように、、、と色々欲張りすぎたためか、後半は体調を崩し、やりたいことや行きたい場所をことごとく断念。

 

 

結局、下調べしてたり、何度かネット上で評判を見聞きしていたヴィーガンの食べ物屋さん数軒にはどこも行けずじまいでした。

 

近いところまで行ってても、なぜか本当にご縁がなかったようで。

上野に行った時なんか「これはぜひ、上野にもあるT'sたんたんというお店に行きたい!」と、駅ビルに入っているというT'sたんたんを探して歩き回りましたが、どうやら駅構内にあるらしく、ラーメンだけのために入場券を買って改札を入る気にもなれず断念。笑

 

そこまで歩き回った後で、更に他のお店を探す気にもなれず、コンビニでおにぎりを買って西郷どんの銅像を眺めながらピクニックしましたよ。笑

夫は三角形のサンドイッチ各種がお気に入りなので、コンビニでお昼を買ってピクニックはヴィーガンランチにうまいこと遭遇できない時の手っ取り早い手段でした。

ただ、おにぎり、嫌いじゃないですけれど、毎回これだと炭水化物ばっかりで、栄養不足の肥満になるんじゃないかと。笑

 

そういえば、もう一軒ありました

ある時、両国にある葛飾北斎美術館を観た後で、ヴィーガンの食事を提供してくれるカフェが一階にあるという「ゲストハウスFete」でお昼を食べました。

 

北斎美術館からだと徒歩で5分くらい。

 

ランチは2時までで、到着したのが1時50分だったのでギリギリ。お店の方は「大丈夫ですよー」とおっしゃってましたが、メニューに載ってる2品のうち一つのみ残っていたので、冒頭の写真のものをお願いした次第。

 

食事内容には関係ありませんけれど、

英語日本語併記のメニューには、chick beansのカレーと書いてありましたが、これ書いた方はきっと「ひよこ豆」を英語にしたんでしょうね。

豆=beansだということで。

正しくはchickpeasです。

peasと beansの区別って曖昧というか植物学的な根拠じゃなくて通称というか適当な命名って感じだから、この豆をpeasって呼ぶ根拠はなんなんだって気持ちもしますが、英語ではあくまでpeasなのでした。笑

 

 

肝心のお味は、いわゆる日本のカレーの味がしました。

ヴィーガンだとおっしゃっているので、そうだと信じたいのですが、これ、まさか市販のカレールー(肉エキスと称して豚や牛肉の脂肪分が入っています)じゃないですよねえ、、とちょっと疑う気持ちも、、、、笑。

 

ゲストハウスの経営者のかたが、ヨーロッパでご自分が宿泊したゲストハウスでの経験の後、東京を訪問する人たちにも同じようなポジティブな経験を提供したいという思いを持って始められたとか。

で、ヴェジやヴィーガンの宿泊客が外食先に困っている様子を観て、ヴィーガンな食事を提供するカフェも始めたとか(ネットで読んだお話の受け売り。)

 

fete-guesthouse.com

 

最近こういうドミトリースタイルの宿や外国人が使いやすいゲストハウスが増えてるようですね。

日本は物価が高いし遠いからいけない、という人たちにはいつも、日本はバブル崩壊後しばらく物価がそれほど上がってないから、実は外食も安いし狭くて壁が薄くて味気ないビジネスホテルでよければ宿泊費も抑えられるから、安く旅できる、と言っているのですが、安い宿泊のオプションが増えると更に日本訪問がしやすくなりますよね。

 

 

ヴィーガンのお店じゃないけれど野菜オンリー

ヴィーガンという言葉を使って「動物性不使用!」と宣言してくれているお店だと、そこで調理をしている人たちはヴィーガン=植物性というのを知っているんだな、と思って信頼できますが、外国人がよく来るお店などで、「ガイジンの中には肉を食べない、って人がたまにいて、だから野菜オンリーっていうのもやってるんだよね」という店も結構あるようで、そういうお店はどこまで「野菜オンリー」なのかは実際にお店の人に確認しないとわからない、という印象を受けました。

 

ある時  成田山と成田空港で知られる、成田市に散策に行ったのですが、成田山の参道沿いや駅からの商店街っぽい場所には、乗り継ぎ時間の数時間だけ観光に来る外国人旅行者が多く立ち寄るお店も結構多いようで、小さな店にも英文表記があったり。

 

そんな中、メニューも日本語英語併記で「肉が食べたくない人はスタッフに言ってくれたら対応します」「ベジラーメン」などが堂々とメニューに載っているお店を発見し、「ここはひょっとしたらヴィーガンラーメンもありなのかも」と期待して夫と入ったお店、RAMEN BAYASHI。

 

スープも含めてヴィーガンなのだとしたら何種類かあって良さそうだったんですよ。

でも、チャーシューのせてないからヴェジだと思っているのかもしれないな、とも受け取れたので、注文する前に「こちらの野菜塩ラーメンのスープの出汁は何で取ってらっしゃいますか?」と質問したらば「豚骨です!」と。

ということで私は肉野菜炒めの肉抜きと白いご飯をいただき、夫はチャーシュー麺をいただきました。

混んだ店内の相席のカップルは英語でお話していらっしゃる人たちで、彼氏が「僕は肉は食べないから、ヴェジラーメンで」とご注文なさっているのが聞こえてきて、うーむ、この人は肉を咀嚼したくないだけの人なのか、ヴェジタリアンの人なのかどっちなんだろうなあ、とちょっと気になりました。

私が夫に向かって「スープはポークで取ってるっていうから、野菜しか乗ってないとはいえヴェジタリアン・ラーメンとは言えないからラーメンは無理だ〜」と言っていたのが聞こえていたらこのラーメンはヴェジじゃないと気が付いてらっしゃるでしょうから、それ以上は介入しませんでした。

 

ちなみに、私がいただいた肉野菜炒め、日本語では肉野菜炒めとあったんですが、英語ではヴェジタブル炒め、と書いてあったので、あれを注文して、出てきた炒め物に肉が入っているのを見て驚くお客さんも若干いらっしゃるのではないかと思いました。

実際にHappy Cowのレビューでも「ここは肉の塊は乗ってないけれどスープも含めて全てがヴェジだとは思えない」というようなことを書いてらっしゃる方がいらっしゃいました。

 

以前日本の友人に「え?出汁もダメなの?」と言われたことがあったので、塊の肉や魚が食べられなくても出汁なら平気だろうと思ってるというか、出汁は肉(魚)じゃないと思ってるというか、そこらへんの認識がズレてしまうことはありうるんですよね。

 

 

 

ゆっくりと、時間をかけて、日本にもヴィーガンやヴェジが広まりますように、、、、。


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寿司屋でヴィーガン、できました。

ちょっと間が空いてしまいました。

日本滞在が盛り上がったところで、風邪をひいて寝込んでおりました。

いやー、これは歳のせいか、張り切りすぎか。

 

風邪を引く前に書いた記事が一つありますので、せっかくですのでアップロードしておきたいと思います。

 

 

東京で、寿司屋でヴィーガン体験

家族と一緒の移動中に蕎麦屋で塩で蕎麦食べたりして頑張って日本を楽しんでるきゃすぴえです。

 

夫は典型的な北米人ですが、納豆以外は内臓でも脂身でも、日本の珍味に果敢に取り組んで色んな日本の食べ物を楽しむ人です。

 

日本に連れてきて、寿司を食べないのはやはり残念かも。

 

ということで、寿司屋行ってきました。

今は移動してしまって場外市場しか残っていない築地市場で。笑

場外だけだと魚介中心のアメ横か通りの終点に寺のない浅草寺の仲見世通か、てな感じでしたけれども。

 

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入りませんでしたけど、毎年初セリで最高額でマグロを競り落とす社長さん経営の店があちこちに。この方の等身大?人形と写真撮ってる人もちらほら。


 

 

鮮度の良い魚介類を安くたっぷり提供してるよ!というので売り込もうとしている寿司屋に、河童巻きと納豆巻きくらいしか食べられない私が入っても大丈夫かなと思いましたが。

 

案外いけるもんですね。

入ったお店には、カッパ、納豆以外にもヴェジ巻きは色々と。

青海苔の軍艦巻きなんてものも。

 

青海苔があることに気がついたのは、夫がもうお腹いっぱいだからこれで、と箸を置いた後だったので、単価の高い魚の注文が飛び交う中、これだけで板さんにお願いするのも気が引けて注文しそびれ。

次の時は真っ先に注文してみたいと思います。

 

それにしても、、

鮮度のいい魚介類ばかりとはいえ、あれだけ魚介類の店や食べ物屋が集中していると、さすがに一帯は魚臭かったー。笑

近所の波除稲荷神社には魚供養?の碑なんかもありましたが、世界中から魚がジャンジャン集まり消費されていく様子はやっぱりちょっと考えさせられますね。

 

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波除稲荷神社。まん丸の縄の中を3回通ってお参り。

 

旅行中に寝込むのは悔しいし同行者が気の毒です。余裕のある日程を組まねば、、、。


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銀座で九州じゃんがらラーメン・ヴィーガン外食2019 その3

ヴィーガン外食、第2弾はラーメン。

場所は銀座。

 

この界隈なら東京駅などに有名なヴィーガンのラーメン屋さんがあるので、そちらに入る事になるだろうと思っていましたが、飯時前後の行動予定のため、便利なこちらのお店へ。

 

九州じゃんがらラーメンというお店。

ラーメンは、ヴィーガンメニューが一つあり、他は豚骨で肉好きな同行者も喜ぶ便利な展開です。

 

私が頼んだのはヴィーガンラーメン。

 

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ヴィーガンラーメン。チャーシューの代わりに湯葉

お店の雰囲気もお店の方の接客も出てくるタイミングも全てよくある感じのラーメン屋さんという感じで、久々のラーメン屋さん、ワクワクしました。

出てきたラーメンは、ラーメンらしく塩分が気になる濃い味のもので、麺は美味しく、汁は、自分の好みとはちょっと違う感じでしたが、ここら辺は好みの問題ですね。

残念だったのは、湯葉の味付けが、なんだか甘くって、汁に合わない感じでした。

まあ全体的にこれは単なる個人の好みの違いですけれど。

この場所にあってくれてありがとう、とやっぱり嬉しいお店でした。

 

ヴィーガン専門のお店ももちろん嬉しいんですが、肉食の人と一緒に入れるって、やっぱりありがたいです。

 

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メニュー。隣で英語メニュー見てる夫のページも画面にはいってますね。
 
歌舞伎と外国人観光客

銀座にいたのは、歌舞伎を観に行ったため。

東京に住んでいるときは、券を買わずに当日行って、四回席で五百円とか払ってお話を一つだけ見たりしていましたが、以前夫とそれをあてにしていったら長い長い行列で、諦めて帰ったことがあるので、今回は夜の部の券をネットで購入していざ参上。

 

以前、イギリス人の友人を連れていった折には、イヤホンガイドなるものがあったな、と覚えていたので、当日、イヤホンガイドのレンタルのところで、一つは英語、一つは日本語でください、と言いましたら、なななんと(歌舞伎風に読んでくだされ) 現在英語での音声のガイドはやっておらず、字幕ガイドのみになりますと!

 

イヤーな予感がしましたが、やっぱり、字幕ガイド、文字を追っている間に舞台で俳優が見えを切ってググッとやっていたり、なにかと見逃す事になり、大変不便だったそうです。

初めて見る異国の、聞いたこともないお話を、字幕で時代背景だの侍の作法だのの解説を読んで、その上セリフの意味合いなどまで読んで、さてと舞台を眺めたら、見どころの所作は全て終わってて、、、と、残念です。

これを見て、よくわかんないや、まあいいや、と思われてもしかたないです。

 

幕間にトイレや売店周辺などうろうろして見ましたら、夫以外にも見るからに日本人じゃない人たちがほんの一握りいらっしゃいましたし、中にはアジア系でぱっと見ではわからない方もおいでかと。

でも、わざわざ音声ガイドを製作する経費をかけるほどじゃない、、ということなんですかねえ。

 

これにはがっかりでしたよ。

笑える場面でも笑っていない夫を横目に、歌舞伎のジョークを瞬時に日本人以外にも笑えるものにできる方も少ないだろうし、経費ばっかりかけてもいられないんだろうし、だいたい空席が結構目立つお正月の公演だったし、日本の伝統芸能、難しいのかなあ、と、複雑な思いでした。

 

一方、年配でお洒落してて如何にも通!という風貌のおばさま方が、帰り際にゾロゾロとイヤホンガイドを返却してデポジットの千円札をひらつかせてご退場なさってるのを見るに、、、やっぱり耳で聴けるガイドが良いんじゃん、と。

 

面白い伝統芸能ですから、上手に生き残って欲しいと思います。


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美味しい!嬉しい!日本でヴィーガン外食・その2

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セカイカフェのヴィーガンミール、メニューは二種類ありました。名前は失念


やっとヴィーガンのお店へやってきましたよ、夫と二人で。

押上にある、セカイカフェ。

 

ヴィーガンやヴェジタリアン、宗教上の理由で食事制限のある方も、みんなで一緒にご飯を食べられる場を提供してくれるんだそうで、特にムスリムの方向けにハラルを強調していました。

以前に比べると、日本にもいろんな国の人たちが住んでいらっしゃるようですね。

 

そんなわけで、夫は肉を食べる、と言って肉入りのハラルミールを。

私は当然ヴィーガンミールを。

 

サイトは英語と日本語。メニューも載ってます。

sekai-cafe.com

 

美味しうございました。

ちょっと量は少な目かと感じましたが、日本の少食なみなさんにはこれで十分なのでしょう。いやいや、それより、存在していてくれてありがとう、と言いたい。

お味は大変美味しゅうございました。

 

付け合わせ?にラタトゥイユがついてるんですが、これも美味しかった。

野菜だけで旨味爆発の良いメニューですよね。

 

そして、大豆ミートの唐揚げが、鶏肉っぽ過ぎて一瞬ひるんだほどですが、店内あちこちにヴィーガン、とありますし、ヴィーガンで材料もレシピも公開してますよという張り紙もあったので、ここは信じましょうと。笑

本当に鶏肉だったらお腹下してますからね、、、(未だに信じられない)

いえいえ、偽肉食べて本物みたい、っていう自分が信じられないんですよ。笑

 

オススメです。押上の駅のすぐそばです。

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押上と、浅草にもあるようです。

押上と言えばスカイツリーですが、入場料聞いてビックリ。

さして興味のない私、入場料が千円でも入る気はありませんが、あんな金額でも行列して入る人が居るってこと自体信じられないです。

世間にはお金持ちが沢山いらっしゃるのか。

 

夫はしきりに、あれがCNタワーより高いなんて信じられないと、カナダ人らしい発言を。笑 (CNタワーはトロントにあるカナダで一番高いタワーです。)

 

HAPPY COWによると、ヴィーガンのお店が複数ある土地だったのと、乗り継ぎでちょうど通るので寄ったのですが、押上、下町っぽいのかと思ったらそういう風でもなくて、土地勘の無い身にはなんて事のない都内の小さな街でした。

 

でもまた通るかもしれないですね、、ヴィーガンメシ食べに。

セカイカフェの場所も把握したし。笑

 

 

きっと 北米に住んでるから食事の量が多いのに慣れ過ぎてるんでしょうね。上品な量に慣れなきゃ。笑


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