食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

あなたのオンライン・プレゼンスは?ESTA

先日の1001 Pots で入手した皿でお蕎麦。海苔乗せすぎかな。



ソーシャル・メディア

Facebook, Twitter, Instagram, LinkedIn, TikTok。。。。

何一つやってない、という人は今やかなり珍しいですよね。

特にFacebookは地上に存在するどの国家の人口よりも利用者数が多いといいますし。

 

私は10年以上まえに友人に誘われてFacebook等のアカウントを作り、遠隔地の友人とやり取りするのに使っていました。

その後友人たちがどんどんと辞め、私も使うのを辞めてしまい、もうパスワードも忘れてます。

友人たちとは電話や実生活で交流しているし、SNSとはあまり関わりなく私の時間は進んでいきます。

 

 

年齢ゆえか。

でも私より年上でも連日FacebookやInstagramにせっせと写真を上げてる人は大勢いますから、性格ゆえか?

 

なんの不満もなく過ごしている私、めでたしめでたし、と終わればこんなブログは書きません。

 

 

先日なんと、自分のオンライン・プレゼンスに関して答えなければならない場面に出くわしてしまったのです。

 

 

どこで?

誰に?

 

 

アメリカ合衆国への飛行機(または客船)での入国前に取得する必要のある、ESTAの申請ページで。

 

 

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)

観光での入国に際してビザが免除されている国の国民が対象。

 

車で国境を越える場合はI W-94という紙切れのみですが、空、または海などからアメリカ合衆国に入国(訪問または乗り継ぎ)する場合は、ESTAが必要。

 

これっていつごろ始まった制度でしたっけ。

911の後だったのは確かですが、直後だったのか、数年後だったのか、そこらへんはもう忘れました。

 

以前は一度許可を貰えば、住所や名前を変えていなければ2年間有効だったはず。

いや、厳密には申請時の滞在先や目的と同じであれば、ということだったかも。

申請には米ドルで10ドルかかりましたっけ。

 

 

今回申請するにあたり、申請料とか質問事項とか、若干変化しているだろうとは思いつつも、質問内容に「あなたのオンライン・プレゼンスについて」というのがあったんですよ。

 

 

Facebookなど、あなたのSNSページのアドレスを記入しなさいって!

 

 

SNSやオンラインでの活動履歴 

昨今は無差別銃撃事件やテロ行為などの犯人が、犯行に至るまでの間にSNSで犯行を匂わせることや対象グループへの憎悪を表明していたり、またはオンラインの匿名性に付け込んで他者を誹謗中傷する人々の存在など、SNSの闇を放置して置けない状況が認識されています。

 

大企業のHRなどが就職希望者のSNSを調べることも珍しい話では無くなっているし、そういった調査を専門とする職種もあるくらい。

だから、アメリカだけに入国希望者のSNS活動も確認したいってことなんでしょうかね。

 

見たければ見せますけれども、仕事場のコンピューターで入力していたので、自宅のコンピュータみたいにアドレスやパスワードを記憶させているわけもなく、自分のページのアドレスなんかわかりません。

 

ああ面倒臭い。

 

ESTA申請はパスポート番号始め個人情報を入力するページが、全部で7ページあり、入力途中でページを保存して申請番号を控えておいて一旦サイトを閉めてしまうこともできます。

 

仕事の合間にやっていた私、これは自宅に戻って調べることに。

 

 

ところが、自宅に戻ったとて何年も放置していたアカウント、パスワードなど忘却の彼方で結局ログインできず。 

 

自分の名前とFacebookと入れて検索したら出てくるかも、とググってみたものの、同姓同名の別人のアカウントがずらずらと出てくるだけで、自分のは全然出てきません。

 

氏名、Facebook、Montreal、と入れてみても同じ。

東欧のどこかにお住まいの同姓同名さんの写真がどかどかっと出てくるのみ。

 

 

アカウントを持っていないのであれば、持っていません、という箇所にチェックマークを入れて進めば良いのですが、あるのに持っていませんと言ってそれがバレたら要らぬ面倒を呼び起こしそう。

 

困ったなー。

 

3年くらい前にコンピューターも買い替えたので、な〜んにも残っていません。

 

面倒臭いなー。

 

 

それにしても、自分と同姓同名で別人のFacebookアカウント、私以外に20人もいましたよ。

同じ学年に同じ苗字の人がいたことは今までなかったし、それほどよくある名前でもないんですが、それでもいるんですねえ。

 

 

と感心しつつ、再びESTAの申請ページを開けてよくみてみたら、オンライン・プレゼンスの欄はOptionalとありました。

 

 

なんだ、記入しなくてもよかったんじゃない。(自分の不注意に自分で呆れる)

 

このうっすらグレーでついでのように書いてあるOptionalに気が付かなかったばっかりに、結構ストレスを感じたんですけれど。(バカだね〜自分、と笑える展開で良かったんですけど、本当にもうちょっと注意しましょう、自分。)

 

 

というわけで、ESTA申請される方、2022年の8月現在は、ソーシャルメディアのアカウント情報入力は強制ではありません。

 

ログイン忘れた方はご安心を(ってそんな人は私くらい?)

 

 

そして、最終的な支払いでもう一度驚いたのは、申請料金が10ドルから21ドルに値上がりしておりました。

いつあがったんでしょう。

倍ってすごい。

 

この分なら陸路で入国する時の6ドルもそろそろ値上がりしているかもしれませんね。

まああれは当初から一度も上がってないこと自体不思議ですから、まあ仕方あるまい。

 

これは自分の覚書ですが、今回は仕事なので、ESTA申請料は職場に出してもらうのですが、職場のカード(申請者とは別の名義のカード)で支払いましたが問題なしでした。

 

 

ちなみにESTAの申請後、許可されたというメールは小一時間後に入りまして、無事に落ち着いたのですが、ESTAをもらってから入管に出向くのは前提であって、ESTAがあっても国境の入国管理官個人の判断で入国を拒否される可能性は0ではない、という注意書きはもちろんついてます。

 

esta.cbp.dhs.gov

 

 

できればアメリカには今行きたくないんですけどね。


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節水や節電は誰のため

ダム沿いのバイクパス。日陰も多くて爽やかです。

 

モントリオール市に住んでいると、水道代はかかりません。

 

正確にいうと、賃貸住宅に住んでいると水道代のメーターの存在も知らずに暮らせているはずだし、持ち家のオーナーは、以前は年に一度、メーターを一応確認してそれをもとに水のサービス税みたいなものを一年に3千円くらい払っていたけれど、それも今はいつの間にか無くなりました。

 

自宅にプールを持っている人は、使用量が半端なく多いので、ちょっと税金も高めなはず、という噂を聞いたことはありますが、使用量に応じて料金を払うシステムではないので、水はそれこそ、湯水のように使っても屁でもないシステム。

 

 

住んでいる国ごとに異なる節水の習慣

学生の頃、オーストラリアに遊びに行って、ユースホステルみたいなドミトリー形式の宿を泊まり歩いたことがあるのですが、台所で皿洗いをしていた折に「日本の人は水を無駄に使う」と咎められた覚えがあります。

 

洗剤で洗った皿を水で濯がない人たちも存在することを知ったのもその頃。

日本は水が豊だから無駄遣いが普通になっちゃってるのかな、などと反省したような。

 

水道代がかかるところに住んでいたとは言っても、水道代で苦しんだ記憶はありませんから、やっぱりそんなにすごい金額だったわけはなかったんでしょう。

 

日本に住んでいた頃に水不足とか、水道のサービスが日中停止したとか、庭の水やりの時間制限がかかったとかいう記憶もありません。

昨今の日本ではどんなでしょう?

 

 

 

モントリオールの水の使用制限

さて水道代のかからないモントリオール。

夏場はたまに特定の地域で水不足になり、水道水の使い方に規制が入ります。

 

主に、洗車や庭の水やり。

洗車禁止とか、水やりは夜八時以降朝*時までの間のみ、とか。

 

 

水やりの時間制限は私が住んでいる地域でもよく聞きます。

 

日中日が照っている時間帯に水やりすると、地面に水分が吸収される前にかなりの量蒸発してしまうので無駄だと。

そういうこともあってか、水やりは午後8時以降とか、日没後のみ。

 

とはいえ夜中にスプリンクラーをタイマーでセットして芝生に何時間も水やりしてる家もありますから、どこまでこれが有効なのかわかりませんけれど。

 

 

気候、自然、庭や農産物

芝生というのは、本来は英国とかアイルランドとか、北ヨーロッパの雨がしょっちゅう降っててそんなに日が照らない気候の土地のもの。

 

そういう土地だから芝生が青々と茂るのであって、本来砂漠気候のカリフォルニアとか、そこまで行かないとはいえ日照りが続く北米各所で、ヨーロッパの素敵な庭みたいに芝生を青々と維持したい、というのは気候帯に逆らってますから、やはり無理があります。

 

昨今は庭に芝生ではなく、生命力の強い地元原産種の植物を植えるのもかなり普及してきていますけれども。

 

 

そして、カリフォルニアみたいな乾燥地帯で、米のような水をふんだんに使う農作物を盛んに作っているのは、何かおかしくないか?

という疑問があるまま、北米で日本米を買うと、原産地はカリフォルニア。

やっぱり罪悪感を感じます。

 

 

アメリカの深刻な水不足

貯水量が年々激減

Lake Mead Keeps Dropping

フーバーダムといえば、1930年代,大恐慌の最中に建設が進められ完成した、テクノロジーを駆使して自然をコントロールして文明社会を潤す大規模な政府主導のインフラストラクチャーの代表格ですが、このダムの貯水地でもあるミード湖が年々水位が下がり続けて危機的な状況にあるそうです。

 

コロラド川を水源とする周辺の州はいずれも数年前から今後何年かに及ぶ節水規制を続けなければ、水源が枯れてしまうほどの危機だそう。

ですが、どの州も大規模な規制はしたくないため、なかなか対応が難しいのが現状な模様です。

 

一般家庭にとっての水道の利用制限といえば、庭の水やり、庭のプールの水の利用制限、洗車などの制限、それくらいでしょうか。

 

数年前旱魃の頃のカリフォルニアの友人宅に行った折には、トイレは大便でないなら流さないでくれ、と言われたのを覚えています。

 

各家庭で努力できることって、色々あるけれども、でもせいぜい個人宅での利用はたかが知れていて、結局は農業、酪農、畜産業、工業、などでの利用量が一番大きいはず。

 

砂漠で米、アーモンド、アボカド、などなどを栽培させておいて一般家庭でトイレを流さないほどの節水をしても、使用量の規模が違うから、なんだかおかしい気がします。

とはいえ水不足なら、みんなで使用量を抑えなければいけないんですが。

 

 

ダムの貯水量が減れば、水力発電もままならなくなりますから、そうしたら発電も石炭や石油や原子力と、環境の点でも後退してしまう可能性も。

 

カナダには何百、何千の湖があるのか知れませんが、基本的に水はふんだんにあります。

だから水道代がなかったり、水をじゃんじゃん流しっぱなしにする習慣のある人が多かったりするのです。

見ていてイラいらするほど。

一方で雪解け水で洪水だとか、大雨で洪水だとか、そんなことも結構あります。

自然は舐めちゃあかんぜよ。

近所にあるダムは雨の後だったせいか、水位は割と高め

カリフォルニアに住んでいる義姉がモントリオールに遊びに来た折、夫がバーベキューの脇にバケツをおいて水を入れながら、おしゃべりしながら水をダーダーと無駄にしたり、水やりをばんばんするのを見て「そんな無駄な使い方!カリフォルニアでは許されないよ!」ときつく批判しました。

 

そりゃそうだ。カリフォルニアじゃあ許されまい。

 

すると夫「そうだろうけど、ケベックでは許されてるし、ケベックで節水したところでカリフォルニアに雨が降るわけじゃないでしょ」

 

 

そうなんですよね、水不足の地域があって、気の毒だしどうにかなってほしいと思うけど、水不足じゃない地域で一緒に節水しても別に助けられない。

 

とはいえ、いつ何時我が街でも水不足が起きるかはわかりませんから、水を無駄にジャージャー流す習慣は改めるべし、と夫にも同僚にも言い続けるのみ。

 

 

水不足同様、夏場は旱魃で森林火災なども巻き起こります。

自然を征服することはできないのだから、自然の恵みを無駄にしない暮らしをせねば、と思うのです。


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都会の野生動物と共生する

たね各種を記事に練り込み忘れ、外側に散りばめてみました。

久々に焼いたサンドイッチパン。

いつもなら生地に練り込むはずの種各種、うっかり忘れていたことに気がついたのは型入れの時。

周りにたっぷりふりかけ、型の底に敷き詰め、してみましたが、これはもうスライスするたびにそこら中に種がボロボロするケース。

 

次回はもうちょっと気をつけます。

ーーーー

 

ウッドチャック

 

先日お伝えした我が裏庭の同居アニマル。

まだ物置小屋の床下にいるのか、引っ越しちゃったのか、確認は取れておりませんが、多分まだいらっしゃるんではないかと。

なんとか追い出すことはできまいか、と色々調べたり試したりしておりますが、殺生はオプションにありません。

 

生き物を殺すなんてできない、という個人的な理由のみならず、害獣と人間が認定している生き物でも、勝手に殺すことは法に触れるというのもあります。

 

毎年うちのりんごやトマトを好き放題食い散らかしていくリスたちも、モントリオールでは保護動物となっています。

多分ウッドチャックも。

 

確認しようと州の法規制のサイトを探しましたが、法律関係の文章って家電のオーナーズマニュアルよりもさらに読みにくくって(当たり前)諦めました。

 

 

montreal.ca

モントリオール市のサイトに、一般的に市内でよくみられる野生動物と、それについての注意事項がありました。

 

The following wild animals are found in urban environments:

  • Squirrels (リス)
  • Groundhogs (ウッドチャック)
  • Skunks (スカンク)
  • Raccoons (アライグマ)
  • Wild turkey (ワイルドターキー)
  • Ducks (鴨)
  • Bats (コウモリ)
  • Deer (鹿)
  • Seagulls (カモメ)
  • Pigeons (はと)
  • Crows (カラス)
  • Geese (雁)
  • Chickadees and other birds (ヒヨドリやその他鳥たち)
  • Coyotes (コヨーテ)

In Montréal, feeding wild animals is strictly prohibited so that they don’t become accustomed to humans and lose their independence. Some animals can bite, transmit diseases such as rabies, or cause a nuisance.

(モントリオールでは野生動物が人間に慣れてしまったり自律を失ったりしないよう、餌付けは禁じられています。動物の中には噛み付いて狂犬病などの病気を伝染させるなど、トラブルの元になるものもあります。)

括弧内は私の素人訳です。

 

文字が斜体になってるのは、我が家の半径10メートル以内に普通に登場する動物たち。

 

 

禁じられてると言っても公園や川辺で餌をやってる親子連れとかよく見かけるんですけどね。

でも捕獲したり殺したりする人の話は聞かないです。

 

餌付けはパッと見、野生動物に親切にしてあげてるように思えるから、ついついやりたくなる人が登場しやすいんでしょう。

 

 

 

以前職場の建物の壁の中にリスが住み着いたことがありますが、害虫&害獣除去サービス会社の人に「リスは保護動物なので、うちの会社では処理できないので、動物保護系の除去サービス会社を紹介します」と言われました。

 

動物保護系の会社は、体を固定するバネ付きの罠など、バネのせいで動物を傷つける仕組みではなく、動物が怪我をしないようなケージ型の罠を仕掛け、捕獲できたら遠方の自然公園などに放しにゆく、というやり方でした。

 

一般市民は捕獲は禁止されてますが、こういう会社は何かライセンスでもあるんでしょうね。

 

 
州政府おすすめの対策

市のサイトに載っているリンクから、自宅の庭(や建物、重機類、家畜なども)への害を引き起こしている動物が何であるかを確定し、対策を調べることができるようになっています。

 

リンクは州政府のサイトで、被害の場所、状況などを答えて進むと、可能性のある動物の写真が並んでいるページになり、私は目撃もしたので、ウッドチャックを選んで出てきたのがこちらのリンク(フランス語のみ)↓

https://www3.mffp.gouv.qc.ca/faune/importuns/etape_5.asp?page=marmotte_commune.asp&desc=16

 

うちはもっぱら畑のケール(キャベツ系の味がお好みらしく、あとはブリュッセル・スプラウツも全滅)をやられた程度ですが、農機具とか家畜とか木の根っこであるとか、あらゆるものを齧られてダメにされてしまう可能性がある模様。

 

そういえば裏庭の紅葉、2年ほど前に急に枯れてしまったんですが、これも奴らの仕業か?

 

他には、小屋の下に住み込まれて建物の基礎をやられてしまう可能性もある様子。

これはまずい、うちの物置小屋、そのうち傾いてしまうかもしれませんね。

 

 

予防策としてまず指摘されているのは、「この動物が欲しがる食べ物があるかどうか」「この動物が棲家とできる環境があるかどうか。」

我が家はこの両方を提供してしまっています。

 

除去するための最初の対策は、畑を電気柵で囲うということ。

電気柵が無理なら、電気の通っていない柵でも良いらしい。

 

柵の幅や高さ、地下に埋め込む深さなども詳しく書かれています。結構親切。

 

でもこれができるかどうかは、その家の庭の構造や広さなど次第。

うちは、やろうと思えばできないことはないけれど、今年はもうあと一月ほどで野菜のシーズンは終わるし、来年の話ですね、と思ったら、サイトにも「春先にすべし」と。

 

野菜や植物を守るためには、やはりウッドチャックが嫌うものを撒くことが薦められていて、唐辛子や黒胡椒の粉末、他には市販の色々、とありますね。

 

 

 

興味深いのは、このページの下の方には、こういった方法が効かなかった場合の「捕獲・移設、殺す、煙で追い出す」などの手段も記載されていること。

これって禁止されてるはずじゃあ?と思いましたが、モントリオール市では禁じられていますが(多分近隣のラバル市なども)州全体を見れば、農業地帯など別の地域はまた別の条例があったり(なかったり)するということでしょう。

 

 

モントリオールに住んでいる以上この部分は参考にはなりません。

 

 

せっかく植えた野菜や果物を朝起きたらごっそり食いちぎられてしまうというのはショックですし、怒りすら感じますけれど、実際はこの地上に一緒に生きている動物たちにしてみれば、自然の一部であって、誰が植えたかなど関係ないんですよね。

 

彼らが住んでいた山や野原を切り開いて家を建てて「ここは街だから、君たち出ていっておくれ」って言われたって、そんなの人間の勝手です。

 

とはいえ自分が食べたくて植えたケールですから、あげたくないですから(ちょっとくらいならいいんですけど、茎だけ残してごっそりはねえ)彼らを傷めない範囲内で今年は頑張りましょう。

 

でも来年は、柵を作るか、ケールはやっぱりやめとくか、どっちかですね。

 

あとは物置小屋の下から引っ越していただかなければ。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

物置小屋もダメにされたら困ります。


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オクラは豆?オンライン翻訳沼と、にゅう麺

中国語に反応して写真撮りましたが、OKRAが OKARになってる。
近所のアジグロ

 

アジグロっていう言い方、これは実際には日本語話者全体の中でどれほど使われている用語なんだろう、とふと気になりますが、アジアン・グローサリーストアの日本語的略称です。

 

さてこのアジグロで手に入るアジア系の野菜たち、ほとんどは多分アメリカで生産されているものですが、中には中国から来たものも。

 

中国から来たものなのにパッケージに日本語がついてるものもあり、これは日本向けに栽培されたものなのか、日本向け野菜用のパッケージが余ったから使ってるだけなのか。

 

 

ここで見かける野菜の中国語表記が割と気になります。

 

この店に出てくるオクラは結構鮮度が許せる範囲のものが多いので、大きなパッケージですが見かけたら買って、せっせと食べます。

 

オクラなんて日本に住んでいた頃は別になんとも思っていなかったんですけども、近所のスーパーにはまず出回らず、アジグロやカリビアン系、アフリカ系の店くらいしか取り扱いがない上、たまーに見かけても、古くなって黒くなってたりカビがついてたり。

まともなものがなかなか手に入らないとなると、オクラが食べたくってしょうがなくなります。

 

ないものねだりなんですね。

 

このアジグロができてからは、定期的に食べられるオクラが入荷するので大変嬉しく、とはいえ大きなパッケージなので、自分ちの冷蔵庫で鮮度を悪化させかねない。

 

写真見たら、これ買ったのは7月30日なんですね。

これを書いている今は8月10日、ああ、こんなに冷蔵庫内で寝かしていたとは!

いえいえ、毎日せっせと食べ続けてるのにこんなに残ってるんです。

冷凍したりすることもありますが、今回は生で食べ続けたかったので。

 

それにしてもオクラが中国語では羊角豆とは。

 

 

でもなんとなく気になったのでDeepLで検索しましたら、オクラは「秋葵」とあり、他の候補としては、秋葵花、奥克雷、秋茄、、と。

 

秋の葵なんて、雰囲気の良い名前ですね。

 

奥克雷ってのはオクラという音に合わせたってことでしょうね。

秋茄に至っては、なんとなくナスを想像しますけども。

 

なんにせよ、羊角豆って怪しいな、別の野菜につけるラベルを値段が同じだから転用したとか、そういうことでしょうか?

 

やはり気になるので、羊角豆をDeepL にて英語にしてもらったら、こんなんでました。

英語でオクラをcrotonっていうことも知りませんでしたが。どこで使われてる言葉だろう。

羊角豆でも間違いじゃなさそう。

 

広東語とマンダリンの違い?

 

気になる、気になる、職場にくる北京出身の方に聞いてみようかな。

でも彼女は子供の頃にモントリオールに来てて、好きな食べ物はバーガーで、あんまり野菜の名前とか知らないかな。

 

英語ー中国語ー英語ー中国語

crotonという英語の方は、これ聞いて知ってる人っているのだろうか。

何しろオクラ自体食べない、知らない、気持ち悪いと思っている、と、多くの北米人(カリブ、アフリカ、アメリカ南部、アジアおよび中近東出身者を除く)なじみの浅い野菜です。

 

エジプト出身の知り合いに聞くまで、オクラっていうのは日本語で、オクラを食べるのは日本くらいかと思っていた私ですが、オクラっていう同じ音でこの野菜を美味しく食べる地域は、それこそヨーロッパ文化圏以外のほとんどがそうなのではないかと思うほど。

 

それを今更英語でcrotonとか言われてもねえ。

 

ということで、英語を母国語とし、かつ言語関係に敏感な友人5名(うち1名はフランス語話者でしたが、うっかりしてました)に質問してみましたが、オクラを指す言葉としてcrotonという言葉を認識している、もしくはこの言葉の意味を知っている、という答えはなく、1名だけ、カリブ海の島に住むお母さんの庭にcrotonという花があるが、オクラとは似ても似つかないし食用ではない、とのお答え。

 

中国語の羊角豆の英語訳が全てオクラのこととは限りませんしね。

オンライン翻訳ロボットが出してくる訳語ですし、crotonそのものを調べるべき、とグーグルイメージ検索してみました。

 

croton でグーグルイメージ検索して出てきたページ

な〜んだ、やっぱりオクラとは全く別物みたいですね。

 

ウィキペディアの解説によると、crotonと言われる植物は上の観葉植物以外にも白い花をつける別の植物がある模様。

友人のお母さんの庭に咲いてるのはこちらかも。

ウィキによると、中国では以前、この種を薬として使用していたようですので、これを羊角豆と呼んでいたということかな?

 

ということで、次はcrotonを中国語にしてもらいましたら、こんなんでました。

 

ここで登場した中国語を入れて英語を出したら、今度は bartonとかpatton だなんて出てきまして、羊角豆というあの三文字はどこへ消えていったのか、あの言葉は実際本当にオクラを意味して中国の方が使うのか、謎はどんどん広がっていくのみ。

 

やっぱりオンライン翻訳、その言語をよく知らないで使うと使いこなせないっていうことでしょうかね。

 

にゅう麺

この日はにゅう麺に入れてみました。

気温が急降下してちょっと冷える日々が続いたある日、せっかくだからにゅう麺をいただきました。

 

豆乳入れようか迷いましたが。

だし汁にひよこ豆の煮汁を合わせたのでちょっとだけタンパク質も。

 

 

もちろんオクラも。


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蘭の世話・今年の菜園とウッドチャック

ずっと無事でいておくれ



バケーションでひと月ちょっと出かける友人に、蘭の世話を依頼されました。

 

特に親指が緑色でもない私(英語で園芸上手の人はGreen thumbを持っていると言います)に頼むとはどういうこと?と思いましたら、いつもお願いする友人は既にバケーションに出かけてしまっていて、もう一人お願いできる人に一度お願いして1週間出かけていた間に花が枯れてしまったと。

 

 

だから最後の頼みはあなただけよと。

 

他にも沢山友人のいる人なのですが、あとはみんな当てにならないので蘭のお世話なんか頼めないらしい。

 

 

私もダメかもしれないよ、蘭なんて難しいって言われてるものだし、保証はしませんよと念を押してお役目を受け入れました。

 

ということで、毎日一度、霧吹きで4〜5回しゅっしゅっしゅ、と水をかけるだけで良い、水はやりすぎないように気をつけて、根っこが濡れたままなのが一番ダメなのだから、と指示を受け、一月ちょっと、蘭のフォスター・マザー生活。

 

もう3週間くらい経ちましたが、まだ枯れてはいません。

でもね、この鉢植え、根っこが上にはみ出てますよね?

根っこがはみ出てるってことは、水をやるときには根っこに吹きかけなきゃ、水分を吸収することもなさそうですよね?

 

霧吹きで4〜5回と言っても、最初の3回目までは水が出てきません。

彼女が置いて行った霧吹きだけの特徴かもしれませんが。

 

だから、シュバシュバっと沢山出るまで手のひらに向けて吹きかけ、それから根っこに向けて1、2、3、4、5!とやってます。

 

良いのかな?

ダメだったらもう枯れてるかな?

 

 

菜園中間報告

オクラの苗

 

ドライブウェイの農園は、やっぱり今年もお隣さんの豊作ぶりに比べ、手入れ不足か、パッとしませんね。

 

夫がいうには、お隣さんのサイドは朝からずっと日を浴びるんだけど、うちの方は朝方は我が家の日陰になるので、日照時間が実は短めなのだと。

確かに、我が家はお隣さんの東隣です。

しかもうちの前庭のメープルの大きな木がこれまた日陰を与えてくれます。

 

実際、お隣さんちの方が夏場は室内が暑くなりやすく、うちはエアコンなしで過ごせるのにお隣さんはエアコンガンガン入れないと暑くて大変なんだとか。

お隣同士、大した距離がないのに。

 

裏庭も、うちは敷地内の大きな木とバックヤードを隔てたご近所さんちの巨大なメープルの木陰とで、一日中ずっっと日向になる部分は案外少ないのです。

 

日照時間だけの問題じゃなくて、手入れが足りてないんですけども。

 

春先に反対側のお隣さんと行った園芸店で買ってきたオクラの苗は、やはりモントリオールの気候では涼しすぎるようで、お隣さんもうちも、いまだに20センチくらいしか育っていません。

 

来年は温室を作ってみるか、オクラを諦めるか。

 

 

ケールを食べる不届きもの再登場

数年前にもあったんです。

ある時、畑を見てみると、ケールの葉っぱが丸ごとバクリと食いちぎられてしまったことが。

 

リスはどちらかというとりんごやトマト狙いです。

虫が食うなら葉っぱに穴が開く程度。

 

こんな、茎だけ残して上をスッパリと切り取っていくとは、どこかの悪者?とまずは人間かと思い、いやいや、人間ならもっと金目のものとか素敵なものとかを盗んでいくはず(金目のものも素敵なものもありませんけど。)

 

 

 

で、今年も発生。

むむむ。

ケールがお好みか。

 

そして翌朝、私は見ました。

台所の窓からふと庭を見た時に。

 

この動物を!

写真はウィキペディアより。

 

ja.wikipedia.org

英語ではGroundhogsと呼ばれるこの動物、日本語ではモグラかと思ったら、ウッドチャックというそうです。

 

 

ウッドチャック退治をせねば

実は数年前にも目撃し、その頃ちょうど庭の物置に入ると、なんだか獣臭いということがあり、物置小屋の周りをじっくり調べてみたら、穴が二箇所あったのです。

 

ということで穴の一箇所からお酢を流し込んでみたり、唐辛子を振り込んでみたり。

で、獣臭さは消えたような気がしたので、それでお仕舞いに。

ケールはあの時のショックで、今年までしばらくお休みしていたんですよ。

 

今年は何株もケールを植えているので、だからウッドチャックが戻ってきたのか、はたまたあの後もずっと静かに物置の下に住み続けていたのか。

 

今年こそは物置小屋(のした)から追い出さなければ。

殺すのは(殺生だし、死体を処理しなきゃいけないし)選択肢にありません。

 

追い出すのみ。

www.frankieflowers.com

上のリンクのサイト初めいくつかのサイトで勧められている対策としては、

 

  1. 金網などで柵を作って畑を守る(地上だけでなく地面の下にも。)
  2. 被害に合いがちな野菜や植物の葉っぱや周りの土の上にモグラなどが嫌うものを振り撒いておく。

嫌いなものは

  • 唐辛子
  • Bone Meal やBlood Meal
  • Castor Oilを混ぜた水
  • コヨーテやオオカミの尿

 

唐辛子は以前試しましたが、食用のものを買ってきて庭に撒くと結構な金額になります。

Bone MealやBlood Mealってなんだろう?とググってみたら、Bone Mealは動物の骨をスチームして粉砕した粉、Blood Mealはそのものずばり、動物の血を乾燥させて粉にしたもので、どちらも屠畜場の副産品なんだとか。

 

ガーデンセンターに行くと、エビの粉入りとか羊のフン入りの何やら、というのがよく目につきますし、野菜の栽培にも動物製品は使われているんですよね。

だから野菜しか食べないからって自分は動物を消費していないとは言い切れませんね。

とりあえずモグラ対策のためにこれに手を出すのはちょっと躊躇します。

 

やはり、Castor oil を水に混ぜて葉っぱにスプレーするというのがヴィーガンの私にはふさわしいでしょうか。

 

それでもダメだった場合は専門業者に依頼して除去するという手もあるそうです。

モントリオール市の場合は市に電話したら除去してくれるらしい、と同僚に聞きました。

除去っていうのはどこかに持っていって森かどこかに放してくれるってことなんでしょうかね、気になります。

 

食べるなら雑草にしてくれてたら良いんですが。


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