食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

オクラは豆?オンライン翻訳沼と、にゅう麺

中国語に反応して写真撮りましたが、OKRAが OKARになってる。
近所のアジグロ

 

アジグロっていう言い方、これは実際には日本語話者全体の中でどれほど使われている用語なんだろう、とふと気になりますが、アジアン・グローサリーストアの日本語的略称です。

 

さてこのアジグロで手に入るアジア系の野菜たち、ほとんどは多分アメリカで生産されているものですが、中には中国から来たものも。

 

中国から来たものなのにパッケージに日本語がついてるものもあり、これは日本向けに栽培されたものなのか、日本向け野菜用のパッケージが余ったから使ってるだけなのか。

 

 

ここで見かける野菜の中国語表記が割と気になります。

 

この店に出てくるオクラは結構鮮度が許せる範囲のものが多いので、大きなパッケージですが見かけたら買って、せっせと食べます。

 

オクラなんて日本に住んでいた頃は別になんとも思っていなかったんですけども、近所のスーパーにはまず出回らず、アジグロやカリビアン系、アフリカ系の店くらいしか取り扱いがない上、たまーに見かけても、古くなって黒くなってたりカビがついてたり。

まともなものがなかなか手に入らないとなると、オクラが食べたくってしょうがなくなります。

 

ないものねだりなんですね。

 

このアジグロができてからは、定期的に食べられるオクラが入荷するので大変嬉しく、とはいえ大きなパッケージなので、自分ちの冷蔵庫で鮮度を悪化させかねない。

 

写真見たら、これ買ったのは7月30日なんですね。

これを書いている今は8月10日、ああ、こんなに冷蔵庫内で寝かしていたとは!

いえいえ、毎日せっせと食べ続けてるのにこんなに残ってるんです。

冷凍したりすることもありますが、今回は生で食べ続けたかったので。

 

それにしてもオクラが中国語では羊角豆とは。

 

 

でもなんとなく気になったのでDeepLで検索しましたら、オクラは「秋葵」とあり、他の候補としては、秋葵花、奥克雷、秋茄、、と。

 

秋の葵なんて、雰囲気の良い名前ですね。

 

奥克雷ってのはオクラという音に合わせたってことでしょうね。

秋茄に至っては、なんとなくナスを想像しますけども。

 

なんにせよ、羊角豆って怪しいな、別の野菜につけるラベルを値段が同じだから転用したとか、そういうことでしょうか?

 

やはり気になるので、羊角豆をDeepL にて英語にしてもらったら、こんなんでました。

英語でオクラをcrotonっていうことも知りませんでしたが。どこで使われてる言葉だろう。

羊角豆でも間違いじゃなさそう。

 

広東語とマンダリンの違い?

 

気になる、気になる、職場にくる北京出身の方に聞いてみようかな。

でも彼女は子供の頃にモントリオールに来てて、好きな食べ物はバーガーで、あんまり野菜の名前とか知らないかな。

 

英語ー中国語ー英語ー中国語

crotonという英語の方は、これ聞いて知ってる人っているのだろうか。

何しろオクラ自体食べない、知らない、気持ち悪いと思っている、と、多くの北米人(カリブ、アフリカ、アメリカ南部、アジアおよび中近東出身者を除く)なじみの浅い野菜です。

 

エジプト出身の知り合いに聞くまで、オクラっていうのは日本語で、オクラを食べるのは日本くらいかと思っていた私ですが、オクラっていう同じ音でこの野菜を美味しく食べる地域は、それこそヨーロッパ文化圏以外のほとんどがそうなのではないかと思うほど。

 

それを今更英語でcrotonとか言われてもねえ。

 

ということで、英語を母国語とし、かつ言語関係に敏感な友人5名(うち1名はフランス語話者でしたが、うっかりしてました)に質問してみましたが、オクラを指す言葉としてcrotonという言葉を認識している、もしくはこの言葉の意味を知っている、という答えはなく、1名だけ、カリブ海の島に住むお母さんの庭にcrotonという花があるが、オクラとは似ても似つかないし食用ではない、とのお答え。

 

中国語の羊角豆の英語訳が全てオクラのこととは限りませんしね。

オンライン翻訳ロボットが出してくる訳語ですし、crotonそのものを調べるべき、とグーグルイメージ検索してみました。

 

croton でグーグルイメージ検索して出てきたページ

な〜んだ、やっぱりオクラとは全く別物みたいですね。

 

ウィキペディアの解説によると、crotonと言われる植物は上の観葉植物以外にも白い花をつける別の植物がある模様。

友人のお母さんの庭に咲いてるのはこちらかも。

ウィキによると、中国では以前、この種を薬として使用していたようですので、これを羊角豆と呼んでいたということかな?

 

ということで、次はcrotonを中国語にしてもらいましたら、こんなんでました。

 

ここで登場した中国語を入れて英語を出したら、今度は bartonとかpatton だなんて出てきまして、羊角豆というあの三文字はどこへ消えていったのか、あの言葉は実際本当にオクラを意味して中国の方が使うのか、謎はどんどん広がっていくのみ。

 

やっぱりオンライン翻訳、その言語をよく知らないで使うと使いこなせないっていうことでしょうかね。

 

にゅう麺

この日はにゅう麺に入れてみました。

気温が急降下してちょっと冷える日々が続いたある日、せっかくだからにゅう麺をいただきました。

 

豆乳入れようか迷いましたが。

だし汁にひよこ豆の煮汁を合わせたのでちょっとだけタンパク質も。

 

 

もちろんオクラも。


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