食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

レンティルからスプラウト

レンティルは、茹でてサラダにしてよし、スープにしてよし、エスニック風な煮込みにしてよし。安くて美味しくてタンパク質たっぷり、他の栄養素もたっぷり。調理時間も、他の乾豆類にくらべてかなり短くてすむので、忙しいあなたにも、段取りの悪い私にもピッタリです。

グリーンサラダやサンドイッチに挟む具として、レンティルからスプラウトを育ててやると、タンパク質だけでなくビタミンも豊富でシャキシャキおいしくなります。

 

スプラウトの作り方

  1. レンティルはさっと水でゆすいで、小さめのボウルに入れて水に浸して一晩おく。この時の分量は食べたい分量の5分の1くらいでいい。
  2. 翌朝、水を切ったレンティルをガラスの瓶に移し替える。瓶のふたはせず、ガーゼのような布をかぶせ、輪ゴムで固定する。この時使う瓶はなるべく口の広いもので寸胴なものが後々扱いやすいでしょう。瓶の大きさは、レンティルの層の上にその5、6倍くらいの空間があるくらいのものがいいです。
  3. この瓶を日当たりの良い窓辺などに置いておき、一日に2回、ガーゼの蓋を通して水をたっぷり注ぎ、中身をちょっとすすいでやり、そのあとしっかり水を切って元の位置に戻す。夏場で気温が高い場合は2回と言わず、3回、4回くらいやるといいかも。腐食を避けるためと、レンティル(種)に水分を補給してやるためなので。
  4. 日当たり具合と気温しだいですが、2、3日もすれば、レンティルから芽が出てきて、ぐんぐん伸びていきます。芽が伸びていくほど、レンティルだけの時よりも全体のカサが増えていきますので、最初はちょっぴりだったのに、出来上がる頃には瓶の中が一杯になっているはずです。葉先が緑色になりつつあるかな、、という頃が食べごろかと。

ちょっとしか作らなかったつもりなのに、出来上がってみるとすぐには食べきれないほどに増えてしまった!という時には、お友達に分けてあげましょう。モヤシやアルファルファと同様、足が速いです。ラーメン、味噌汁、うどんなどに入れたり、炒め物にしたり、ガンガン使っても追いつかず、傷んでしまうかもしれません。その時は潔く捨てましょう。こういう生野菜が痛んだ部分って案外食中毒を引き起こすことがあるし。

 

レンティル以外でも、乾物の豆で同じようにスプラウトを育てることができますが、キドニービーンズ(日本ではインゲン豆でしょうか、赤いやつです。小豆じゃないですよ)は、生食をすると猛毒だとかで、スプラウトにして食べるのも危険だそうです。


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