インドには行ったことがまだないんですけどね、インドやスリランカや近隣諸国の食べ物、大好きです。
うちの近所には南インドご出身の方々があちこちにお住まいなようで、通勤途中の信号のある角のアパートの中に絶対に一家族お住まいです。
だって毎朝の信号待ちの時にものすごく美味しそうな香りが漂ってくるんですよ。
一度でも住人の方を見かけたら声をかけたいと思うんですが、私が通るときに人が外にいたことがなくて。
なにを聞きたいか、それは「料理教室してくれませんか?」
写真のダールは先日の夕飯。
ああ今日はなにしようかな、なにも支度してないから炒め物かな、タンパク質どうしようかな、炒め物と味噌汁とご飯でいいかな、ああでもそれも面倒臭いな、という時に大変便利。
ダールが食べたくて作る時ももちろんありますけど。
でも、大急ぎで手抜きで何度か作ってるとやっぱり美味しさというか、感動がなくなりますね。
なのでちょっとテコ入れだ、とダールのレシピのビデオをいくつか見たり、あれこれレシピをめくってみたりして、もうちょっと愛を注いでみましたよ。
とはいえ大変簡単。
日本のカレールーなどのコマーシャルなどでは、インドカリーはたくさんのスパイスを多用してじっくりぐつぐつ煮込むものだ、という感じで売り込まれてると思うのですが、肉などは知りませんけど、レンティル(レンズ豆)を使うこのダールはじめ、多くの野菜料理は炒め物よりは若干長めに調理するけど、さっさと作れちゃうものが結構多いと思います。
スパイスも、そんなびっくりするほどの種類を入れないような気がします。
この日作ったバージョンはこんな感じでした。メモメモ
- 乾燥レンティル300グラムくらい (皮付きのを使用)
- 玉ねぎ、中位一つを粗みじん切り
- ニンニク 一玉をみじん切り
- トマト 粗みじん切りで250CCのカップに山盛り
- 生姜のみじん切り大匙一杯強
- クミンパウダー小さじ2位
- 塩 小さじ半分くらい
- グレープシードオイル
- コリアンダーパウダー小さじ2位
- ターメリック小さじ1くらい
- チリペッパー小さじ2くらい
- マスタードシード大匙1位
- グリーンチリペッパー(今切れているのでこの日は省略)
- カリーリーフ数枚
- 玉ねぎ、ニンニク、トマトを切っておく。
- レンティルは3〜4回水を変えてしっかり洗うか、洗う前によーく観察して小石類が混ざってないことを確認。小石っぽく見えて実は土片だったりすることもあるのでよく洗う。
- 圧力鍋にレンティルを入れたらレンティルをひたひたに浸水してさらに二倍くらい上まで水を入れ、玉ねぎの半分、塩、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックを入れ、オイルをたら〜っと回しいれ、蓋をして圧をかけて5〜6分くらい調理。
- トマトも最初に入れておくとよかったのに忘れていたので圧力調理を早めに切り上げて圧を抜いて追加し、もう一息三分くらい調理したら、圧力を自然に抜いてから蓋をとって水をちょっと足して弱めの中火で加熱続ける。
レンティルがひと段落したらタルカを作る。
- 直径20センチの深めのフライパンに油を割とたっぷりと入れて火をかけ、カリーリーフとマスタードシードを入れてパチパチ言わせ、ハゼ始めたら玉ねぎとニンニク、生姜を入れて掻き回しながら茶色っぽくなるまで気長に炒める。
- 玉ねぎが色づいてきたら油ごとフライパンの中身をレンティルの鍋に入れてよく混ぜて出来上がり。
あったらもっと美味しいのに、グリーンチリもコリアンダーリーフも家になかったので省略。
レモンやライムを絞って食べても美味しいですが、これもなかったので省略。
でも大変美味しうございました。
ご飯はブラウン・バスマティライス。
こちらも小石が紛れ込んでる可能性があるのでよーくみて、よく洗います。
こちらはインスタントポットでライスの設定で調理。
インスタントポットの炊飯は、以前このマシン購入の際にネットであれこれ調べましたが、結局私にはポットの炊飯ボタンで炊いたものも、いろんな人が工夫してこれがうまいと言っている設定で炊いたものも、同じように感じるので、毎回ボタン任せです。
白米系はモチっとしすぎる(私感)のでオコワを炊く時以外白米はインスタントポットで炊かなくなりましたけど。
そういえば、圧力鍋はもっぱらダールの時に使うばかりなので、鍋肌が黄色っぽくなってます。
随分前に、インド出身の方と結婚なさったブロガーさんのところで読んだのですが、ターメリックの黄色が染み付いて、洗っても落ちない場合は、天日に干すことで綺麗に色が抜けるのだとか。
これを読んで、では次に黄色いものを服にこぼしたら早速!!!と待ち構えていますが、今のことろまだダールを服にこぼしたことはありません。
結局改善したのは、玉ねぎとトマトを入れるのと、あとはレンティルの調理に油をたら〜っと回し入れること。
ニンニクの数え方
いつも「ひとかけ」とか書いてますけど、あの根っこの全て丸ごと使う時はなんといえば良いのやら、はてさて、とググってみました。
数え方単位辞典(公式)というサイトによればこうなんだそうです。
一ネットなんて言われたら何の話かと思っちゃいそうですが。
それにしてもニンニク、大蒜くらいはわかりますが、忍辱って書かれたらそれこそなんのこっちゃと思いますよね。
日本数え方単位協会の主な活動内容に興味津々