食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

環境に優しいパンの保存なるか

ビーズワックス・ラップス

先日ビーズワックス・ラップスを作りました。 

パンの保存にいいんじゃないかと思って。

 

 

 

ラップスを作る前夜にパンを焼いて、温度が冷めるまでおいておいて、翌日作ったラップスで早速包んで見ましたよ。

 

昼にスライスして食べた残りを包み直して、夕方またスライスして残りを包み直し、、

三日続けて見ましたが、パンの状態は大変よろしくて、ラップ様様でしたよ。

 

二日目の夕方、スープのお供にパンをたくさんスライスしたのですが、食べ切らずに4枚くらいスライスした状態のものが残り(実験のためあえてたくさんスライスして見たのです。笑)これらを一緒にラップして、翌朝まで置いておきました。

 

 

スライスしたぶんも翌朝まで乾燥することなくて、三日目も、フレッシュな感じは継続。

 

また、スープの残りをお弁当として職場に持って行ったのですが、スープは容器に入れ、パンは1枚スライスしたのを小さめのラップに包んで容器の上に乗せ、サーモ・バッグに入れて持って行きましたが、昼に食べた時もパンはフレッシュで美味しうございました。

これならサンドイッチを包んでも大丈夫。

 

普段は焼いた翌日に食べたら残りは全部スライスして冷凍庫へ入れるのですが、今回はなんとなくラップしてカウンターに置きっぱなし。

 

そこにあるせいか、スープのお供に二人で食べたせいもあるのか、減りが早くって。

これは嬉しいことです。

 

 

三日目の終わりに、一枚だけになったパン、ラップし直して、冷凍庫に入れて見ました。

冷凍庫に入れなくても翌日食べちゃえばいいんですけれど、夫は事情があって今夜から出かけていて不在ですし、私は基本的にご飯が好きなので、パンは「ご飯ないなあ、麺を茹でるのも面倒だなあ、お腹減ったなあ」という時でなければ食べません。

 

ということで、この一枚、冷凍庫での保存状態の実験ということで、数日後に夫が帰ってくるまで冷凍して置きましょう。

 

とりあえず、ラップ製作後のほんの三日間ですが、室温での保存には問題なく、楽しみながらパンを包んで置けましたね。

ラップを作った時からずーっと台所に花の香りが残っていて、パンを包んだり包みを開けて取り出したりするたびに、ふわっといい香りがするのもかなりなボーナスです。

この香りはそのうち消えてしまうものですけれども、台所にいい香りが漂うのはいいことです。

 

 

そして実験再開

さて、本来は、我が家の普段の保存法だった、冷凍に使うプラスティック・バッグの代替品を探していたわけなので、スライスして冷凍したパンが、どんな保存状態なのかを調べたかったわけですね。

 

ということで、再びパンを焼いてラップして様子を見て見ましょう。

 

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前日まで別のパンを包んでいたので、その時の折りじわというか、折ったところが白っぽくなります。洗ったりするうちに、こういうのはこなれてくるもんだと思いますが、この点も洗った後でご報告したいと思います。

 

プラスティック・ラップとは違う点

プラスティック・ラップなら、お皿に入れた食品をカバーして、皿のヘリにピシッとくっつけておけばいいですし、パンを包むにも、包んだ端はくるっと本体に沿わせればくっついてくれます。

ビーズワックス・ラップはプラスティックのようにペタッと他のブラスティックやツルツルの表面にくっつく性質ではありませんので、包んだ後、ヘリを沿わせてやるだけでは、密閉にはなりません。

くるくるっと丸めてやる(風呂敷包みというかプレゼントラップというか)ことで、中身が空気に触れることはかなり制限してやれますけれど、ラップの端っこを下にして置いておくとか、輪ゴムでとめるとかしてやる方がいい感じです。

また、プラスティック・ラップなら皿のサイズや包むものがきっちり包まれるジャストサイズで済むものも、ビーズワックス・ラップなら、もう一息大きめのものにしてやって、くるくるっと包んだ後もう一回り包んでやれるようにした方が安心な感じです。

 

最初のパン(サワドーのカントリーブレッドなので、円形)を包む場合、パンのサイズぴったりのラップで包んだ後、筒状のラップに入れて、最初のラップが解けないようにしてやりました。

パンを食べ進むにつれて、包むラップに余裕ができるので、パンが半分以下のサイズに減った頃からは筒状の外側ラップなしでも余裕で包めるようになりました。

 

二度目のパンはサンドイッチブレッドなので、細長く、比較的包みやすい。

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こうやって包んだ後、包み終わりを下にしておいておいたらそれで落ち着きました。

 

冷凍庫に入れる時にはこれを筒状ラップに入れて(開かないように)スライスして冷凍したものが、フリーザー焼けすることなく保存できるかどうか、様子を見てみるつもりです。

 

洗濯と手入れ

パンを包むぶんにはそれほど汚れてるようには見えませんけれど、食品に直に触れるものですから、定期的に洗ってやらなければいけません。

 

私は自作の洗濯石鹸を薄めて洗ってあげようと思っています。

うちにある洗剤は全て自作なので、正体不明の化学薬品は一切入っていませんけれど、

市販の洗剤って、たんぱく質を溶かす成分などが入ってるんですよね。

ビーズワックスはたんぱく質ではないですけれど、他にも色々入っているであろう変な薬品がくっつくのは抵抗があります。

ワックスが洗い落とされてしまうのも困りますし(それほど簡単には落ちないと思いますけれど)

参考にしたサイトによると、使用頻度にもよるけれど、半年くらいはもつようです。

いや、私はもっと長持ちさせたいなと思ってるんですけどね。

ビーズワックスは、作業する道具にはこびりつくし、熱いうちに指で触ると指先がゴワゴワするし、扱いにくいわけじゃないですけれど、洗いにくいものではあります。

でも、ワックスを染み込ませた布そのものは触っても手が汚れるわけじゃなし、洗ったことはないですけれど、熱いお湯で洗うのでなければ水に溶けて出ることもないのではないかと思います。

熱いお湯で洗うのを避けるためにも、このラップで包む食品は野菜とかパンとか、プラントベースのものが一番あってると思います。

例えば魚とか肉とかを包んでしまったら、使用後にきっちり雑菌を殺すような洗い方をしたいですもんね。

 

素材

 

食品を包むためのものですので、オーガニックのコットンがいいと思いますが、たくさん洗った古いシーツなどでもいいかと思います。

 

私が使ったのは、夫が着ていた古いバスローブやパジャマです。

なので全部青いですねえ。セクシストなカラースキームですねえ。笑

ちなみに、大きめのパンを包んだ時に使った「筒状のラップ」は夫のパジャマのズボンの裾の方なので、筒状だったわけですね。

この筒状の布、片方を縫って袋にしようかなと思っていたんですが、袋にすると食べ物のカスが角にたまりやすいかなあ、裏返して洗うのも面倒くさいかな、と思うので、やっぱり袋にはせず、筒で使ってみようと思います。笑

 

布の暑さはそれこそ、シーツや枕カバーの厚さがちょうどいいということでしたし、ビーズワックスを染み込ませた後はちょっとこわばるというか、厚く感じるので、薄めのコットンで上等です。

 

 

これ、作って一週間近く経ちますけれど、台所にはまだまだビーズワックスの香りが立ち込めていますよ。てことは、作りたてのラップで食品を包む場合、臭いが移っても困らないような食品を選んだほうがいいってことかもしれませんね。

 

 

これでプラスティックの袋を使わなくて済むのであれば、万々歳です。ホクホクです。


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