Veganomicon, The Ultimate Vegan Cookbook, Isa chandra Moskowitz & Terry Hope Romero (2007)
金曜の夕飯、
冷蔵庫の中がほぼ空っぽで、食べ物、あるの?っていう状況の我が家。笑
やる気のない夫は、出前とろうよ、というのですけれど、ケチな私は、いやいや、何かあるはず、、、、と。
玉ねぎが一個、人参、、、、、セロリ、、、、ニンニク、、、、
そうだ!
Veganomiconに載っていた、トマト、ライス&ネイヴィービーンスープを作ってみよう!と。
トマトの水煮とか、コメとか、そういうものはいつも常備してありますから、買い物に行きそびれて冷蔵庫が寂しい時でもパッと作れるお助けメニューです。
ネイヴィービーンズは乾燥したものが常備してありますが、これを作ろうと思い立った金曜の夕方、缶詰の豆はありませんでしたが先日作ったブラックビーンスープで余ったブラックビーンズの水煮が冷蔵庫にあったので、これで代用。
レシピではネイヴィービーンズで白く上品ですが、私のはブラックビーンズでどす黒くなりますが、まあいいでしょう。
豆がもう一声あってもいいなあと感じたので、レンティルもほんの少し入れて見ました。
水に戻さなくても使えるレンティル類はこういう時のお助け豆です。
レシピはここには載せられませんが、使った食材だけリストしておきます。
- 玉ねぎ
- セロリ
- にんにく(皮ごと、丸ごとローストします。)
- 人参
- トマト水煮(瓶入りのクラッシュ・トマト1本と三分の一使いました)
- 水(レシピではトマト水煮缶と同じ量)
- コメ(ブラウン・バスマティを使用しました)
- 好みのスパイス
まだ二つしかレシピを試してませんけれど(しかも両方かなり自己流にアレンジして)この本、結構使いやすいかな、と感じています。
小規模水道工事
しばらく前から台所の蛇口が、ポットン、ポットン、ポットン、、、と水が滴るようになっていました。
それ以前にも、お湯を出すと、ハンドルの根元から水が少し漏れて来るようになっていました。
ここ数日、かなり悪化してきまして、ポットンポットンから、タラタラタラ〜〜、っと絶え間ない細い流れが蛇口から出て来るようになってしまいまして。
面倒臭がりな夫は、元栓を閉めてしまいました。
「おお、元栓閉めたんだ、うるさくないし水も無駄にならないし、いいね」とは言ったものの、そこまで気になるほど悪化してるんだから、そろそろ修理する時だよね。と。
今週末は異常気象の「異様にあったかいから雪が溶ける」のサイクルなので、スキーには行けませんから、家のことを片付けるチャンス。
ハンドルを外し、カートリッジも外したところ。
最近のフォーセットは、カートリッジ式なのが多いので、簡単に修理できるはず。
(カートリッジそのもの、もしくは、カートリッジの周囲にはめてあるOリングを取り替えるだけ、ナットの部分を締め直すだけ、など)
ハンドルを取り外し、カートリッジを外し、ハードウェアストアに替えのカートリッジを探しに出かけましたけども、、、
なんと、同じ形状のカートリッジの在庫がなし。
この店でフォーセット買ったのに、取り替えカートリッジを在庫しないっていう根性はこれいかに?(買い物嫌いなのにわざわざきてるのに無駄足だったのでちょっと不機嫌気味。)
いくつか陳列されてるものはどれも若干サイズが長すぎたり、土台の穴の形が違ってたり。
店のお兄さんを捕まえて「これを探してるんだけど?」と聞くと、「ああ、それは取り扱ってないよ。線路の向こう側にある、もうちょっとプロ向けなハードウェアストアにならあるよ。」
と。
線路の向こう側には、割と大きめのショッピングモールがあって、週末は混むんですよ。
わざわざそんなところへ乗り込むのは嫌ですけど、しょうがない。
と思ったら、店員さん、私たちが手に持っていた、家から持参したカートリッジをみて「ああ、これもうダメだね、ここのところがイかれてる。」と。
「どこらへんが壊れてるの?どうしてそんなことが一目見てわかるの?」
と聞いたら「この店に来る前、20年間プラマーやってたからね、経験だよ」ですと。
20年も前職に勤めてたことがあるような年齢に見えなかったので、へえ、そんなに長いこと?なんて素直に驚いてたんですけども。
でも考えて見たら、プラマー(がっぽがっぽ儲かる仕事)やめて最低賃金レベルのハードウェアストアの店員に転職って、なぜ?
それはさておき、次に行った店の店頭にも、同じものは在庫なし。
なんだなんだ、取り替えるの、全然簡単じゃないじゃないの、と思いつつ、その店のおじさんに聞いてみたらば
「それね、これ(陳列してあった若干見てくれが違うカートリッジ)でも大丈夫だよ。でもあなた達が言ってる水漏れ問題の75%はカートリッジじゃなくて、土台の問題なんだよね、、、土台の部分に入ってるスプリングとラバーのリングを変えたら治るよ。あげるからちょっと待ってて」と。
最初の店の店員さんと言うことがかなり違ってるので戸惑っていると、
「これを取り替えたらまず大丈夫。それでもダメだったら新しいカートリッジを買って入れたら治るよ」
と言って、取替えるべきという部品のパッケージのバーコード部分に大きくXを書き、プラミング部門、(多分)おじさんのイニシャル、今日の日付、を書き込んで「はい、これ持ってレジ通っておかえり」と。
家に帰って、おじさんが言う通りにカートリッジの土台の部分に入っているゴム製のリングとスプリングの部分を取り替えて、全てをもとどおりに戻してナットをきっちり締め直したら、、、、水漏れが止まりましたよ。ほっ。
マジックインキで書き込みがあるのが、おじさんがくれた部品のパッケージ。パッケージに入っていた紙切れに今回の状況をメモ書きして、将来またこの部分がイかれた場合はこの部品もチェックしてみよう、と記録しておきました。道具箱にこれを入れておいて、保険がわりです。笑
こう言う作業、作業自体は簡単ですが、ハードウェアストアで途方にくれることって結構あるし、面倒くさくなってプラマーに来てもらったりしたら、時給85ドルくらいにうちに来るまでの時間&ガソリン代、技術代、取り替え部品代(店で売ってる値段よりももちろんぼったくり値段)などなどてんこ盛りで、軽く200〜300ドルくらい請求されかねません。
今回はたまたま二軒目のおじさんの言う通りでしたし、部品ももらっちゃったので、出費は私と夫の時給X買い出しにかかった時間と作業時間含めて、2時間くらい(買い出しの時間がメインです)
まあ、プラマー呼ぶよりはちょっと安かったかな。笑
全てが安物になっていく?
それにしても、フォーセットのハンドル部分に入ってるカートリッジ、シャフトの部分はメタルで、その下の部分、大半はプラスティックだったんですが、お店に陳列されていたカートリッジはどれも全てがシャフト部分までプラスティック。
二軒目に行ったお店のおじさん曰く「前はアメリカやカナダで作られてた部品だけど、今はアジアの国で作られてて、素材も全部プラスティックになっててねえ」と。
要するに経費削減でそうなったんでしょうけれど、どこの国で作られててもいいけど、全部プラスティックなんだ、それってやっぱり強度という点では劣るっていうことなんだろうなあと。
家の修理とかリノベーションとかするたびに目にするんですけれど、何十年前の建材や部品の分厚さとか、材木の大きさとか、新品のものをハードウェアストアに探しに行くと、同じ質やレベルのものってないんですよね。
薄っぺらで合成素材で継ぎ接ぎで。
今現在の新品素材で作られてる住宅って、昔のものに比べると実はあんまりガッチリしてないんじゃないのかなあと。
今の時点では「最新のテクノロジーを取り入れた新素材で、長持ちする!」とか宣伝されていても、後々何が問題になるのかわかりゃしない。
アスベストスだって昔は燃えないミラクル建材と言われてもてはやされてましたしね。