食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

手作り洗濯洗剤と使い捨てプラスティック減らし

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とある日の夕飯ー炊き込み昆布ごはん、味噌汁、ガゴメ昆布、五目煮とふかし茄子甘酸っぱ辛和え

 

 

手作り洗剤材料が切れていました

去年の秋頃、洗濯洗剤が終わりそうだったので、そろそろ次を作ろうかなと思ったら、材料の一つ、Washing Soda(炭酸ナトリウム)が切れていました。

 

当時はパンデミック悪化中で生活必需品以外のお店がことごとく休業中だった時期。

何かを探してあちこちのお店をはしごして回るなんていうのも憚られた頃。

 

そんなわけで、これはしょうがないわ、とその辺の店で普通に販売されている市販の洗濯洗剤の中でなるべく環境への害が少なかろうと思われるものを選んでそれを使っていました。

 

 

そうして選んだ洗剤も、そろそろ終わりそうなので、早速市内の材料屋さんに炭酸ナトリウムを買いに行き、先日久々に洗剤を作りました。

 

今までずっとDavid Suzuki Foundation(デイヴィッド鈴木はカナダの環境保護運動の有名人)のサイトに載っていたレシピを使っていましたが、なんとなく浮気心が出てきまして、別のレシピを探して試してみました。

 

www.thespruce.com

 

このレシピとデイヴィッド鈴木ファウンデーションのレシピの違いは、重曹を追加してあるという点と、材料の比率くらいで、基本的には洗剤に入れるものは「炭酸ナトリウム、石鹸、ホウ砂」です。

 

我が家の近所で入手しにくい材料は炭酸ナトリウムですが、これも自転車で30分くらい行けば買えるので、ハードルは低めです。

 

昨今はこういう材料もネットで探せばすぐに買えますけれども、なるべく「インターネットで遠隔地の企業にお金を落としてカーボンフットプリントの増える輸送という手順を経て何かを買う」ことは避けたいもの。

 

もちろん、どこの地元の店に買い物に行ったって、そこに並んでいる商品の多くは遠隔地から輸送されてきてはいますけれども、なるべく追加したくないので。

 

 

さて、参考にしたレシピ、最終的にお湯を追加するという部分のお湯の分量が抜けています。

 

3ガロンの容器を使えとありますので、最終的なボリュームが3ガロン近く行けば良いであろうと自己判断して、最初に石鹸を溶かした水1リットルに残りの材料を追加して混ぜた後、お湯を10リッター追加して混ぜてやりました。

 

1ガロンは4リッターね、といつも覚えていますが、実際は3,78541リッターだそうですから、4リッターの一割引ね、くらいの気分です。

 

こういうレシピには正確に従っておいて後から変更する方が良いのかもしれませんが、大雑把な正確なので、「いいのいいの、強すぎるってことはないだろうし、なんなら後で水混ぜれば良いんだから」とどんぶり勘定です。

 

 

手作り洗剤にする利点は?

 

夫がね「なんでわざわざ面倒臭いことするの?」と聞くのです。

 

市販の洗剤は添加物がわんさかで、アレルギーなどの多い夫は洗濯機が自動にやる濯ぎだけでは残留洗剤で痒くなることもあるので、2度すすいでいたのですが、その面倒臭さ対策というのが一つ。

 

市販の洗剤は分厚いプラスティックボトルに入っているので、その使い捨てプラスティックを減らすのが一つ。

 

市販の洗剤は香料が入ってるものが多いので、それを避けるのが一つ。

 

手作りすると一回の洗濯あたりの経費がめちゃくちゃ安上がりなので嬉しいというのが一つ。

 

 

本当に減プラスティックなのかどうか

ホウ砂はシリアルボックスよりも分厚めな紙の箱に入っているのを買ってきますのでプラ0。

重曹も石鹸も同様に紙箱入りで買えるのでプラ0。

炭酸ナトリウムだけは地元で販売している店が詰めてくれてる分厚めなジップロックバッグ的な袋に入っているのでプラありですが、3年くらいかかって使い切る分量なので、やはり出来上がった洗剤を買うよりは全体的に使い捨てプラスティックの量は減りますね。

 

出来上がった液体洗剤は、昔購入して使い切った洗剤の空ボトルに入れて使います。

 

パフォーマンスは

洗い上がりはまあ良いんじゃないでしょうか。

ドロドロにしてくる男の子とか、真っ黒なオイルをくっつけて帰ってくるメカニックとか、そういう家族がいる場合はこんなんじゃダメだ、と思われるかもしれませんが。

 

油じみ、ワインなどのシミなどは普通に洗う前に酸素系漂白剤を溶かしたお湯につけておいたりスポット洗いなどしないと勝手には落ちてませんけれども。

 

 

リサイクリング 

あちこちの自治体が行っているリサイクリング・プログラム。

地元のリサイクリング・プラントが処理できないプラスティックなどは、回収してもらう容器に入れておいたって、回収後にゴミに回されてしまいます。

 

洗剤や薬品系の容器って、リサイクリングしてくれてないものもある模様です。

特に、スプレーボトルのノズルとハンドルの部分など、中の薬品や洗剤を洗いおとすのが大変なものは、最初からぽい、っとゴミになるような。

 

しかもそういう部品って複合素材が組み合わされていますからね、プラスティックの種類だけでも混ざってたら処理してもらえない上、スプリングが金属だったりしますから。

 

我がまちのリサイクリング回収も、どこまで本当にリサイクルしてもらえてるもんだか、年々シニカルになりつつある私。

なるべくプラスティックを持ち込まないのが一番なことに変わりはないのですが。

 

 

 

後半月でプラスティックフリー七月になりますね。


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