先週末はいつもの森ではなくて、ちょっと別の森へ散歩に行きました。
森のそばに住んでいますけれど、ちゃんとした都会の住人なんですよ。メトロでダウンタウンはすぐそば。(規模が小さい都会ってことですが)(それは都会と言えるのかはまた別の話ですが。)
今年は春が来るのがちょっと遅かったせいもあり、たまたま通りかかった時期に、森の中一面にトリリアムという花が咲き乱れていましたよ。
こんなに一面に花が咲いてるとさすがに綺麗ですね。
Trilliumというこの花は、オンタリオ州の州花なのですが、義母が元気な頃にうちに遊びに来てみんなで森に散歩した時にもやっぱりたくさん咲いており、義母が「オンタリオではこんなに咲き誇ってるのを見たことがない!」と感動していたのでした。
オンタリオでこの花を見た記憶がないのですけれど、こんなに咲き誇ってるのもこの家に住み始めて12年目にして初めて見たわけなので、きっと咲いてる時期が短いのでしょう。
ゆっくりとではありますけれど、この辺りを歩き回って10〜15分くらいはこの花に囲まれた状態でしたので、かなり広範囲に咲き誇っていたんだと思います。
チャーリーとチョコレート工場というお話をご存知でしょうか?
そのお話を思い出したんですけれども。
チョコレート工場内を子供達が見学していた時の様子を。。。
花の様子がにているんではなくて、なんというか、現実感のない空間の真ん中に細い道がうねうね続いている感じがなんとなく、、、ね。
チョコレート・ファクトリーに似てるかどうかはどうでもいいんですが。
そんなわけで、いよいよ本当に春なんだね、そう思っても大丈夫なんだね、、、と今年の遅すぎる春に徐々に心を許している北国住民の心でございます。笑
(何度もブログで春だ春だと煩いですけれど、春の気配がいちいち嬉しいのです。)
Green Teaは緑茶とは限らない話
日本語と英語が必ずしも対訳ではない言葉っていろいろあります。
でも何となく英語のこれは日本語のこれのことでしょ、と思ってたりしがち。
Soy Sauceは醤油にあらず、というのは多分日本以外のお店で日本メーカーじゃないも
のを試したらすぐに気がつくアイテムかと思います。
まだ学生の頃に出会った日本人の方が怒って「これ醤油じゃない!」と叫んでいらっしゃったのを今でも覚えています。
原料が大豆で、大豆から作るソースだから、ソイソース、それだけ。
醤油だよ、て書いてあるわけでもないのだから嘘はついてないわけです。
醤油ほどの強烈な違いはないまでも、Green Teaと緑茶に関してはやっぱり違うものよね、と気になっていました。
私が日本人だからか、「私Green Teaよく飲むのよ」などと教えてくれる方が結構いらっしゃって、「これ飲んでるんだけど」などとリプトンなどのティーバッグを見せてくれたり。
日本人だからと「これって良いブランドなのかしら」と確認されても いつも「知らない」と拒否していますけれど。笑
日本から持って来た緑茶以外で、Green Teaと銘打ってあるものを出されても、いつも出てくるのは黄色っぽい色のお茶なんです。
日本のお茶が切れてずっとそういうGreen Teaだけを飲んでいた数年間は、「緑茶って言うけど実際は黄色だよね」と思っていましたし。
記憶って薄れますから。笑
親がたまたま送ってくれた緑茶をいれて「あ、そうか、日本の緑茶って本当に緑色だったんだっけ」と。
最近はお茶ブーム(緑茶に限らず)なわが町、アジア系も含め、「カフェ」ではなく「ティールーム」や「サロンドテ」などが徐々に増えていまして、「センチャ」「ゲンマイチャ」「クキチャ」「キヨト」「シズオーカ」などとお茶の種類や産地がブランド名のように表示されていたりするお店も珍しくなくなって来ました。
でも、「シズオーカ」って書いてある茶葉を見たら大きくてこれは日本のお茶じゃなさそう?
いれてもらったお茶を見ると黄色くて、やっぱり日本の緑茶と作りがちょっと違います。
そう言うの、多いんですよね。
静岡で収穫されて中国風の処置をされた緑茶?不思議ですね。
色の違い、味の違い、これらは加工の仕方の違いからくるものですが、日本茶は収穫後すぐに蒸すのに対し、中国茶はそのままだから、ちょっとだけ発酵するとかしないとか。
蒸すことで色も緑色が強くなるんでしょうかね?
そこらへんはよくわかりませんが、日本から送ってもらった緑茶をお茶付きの友人たちに振舞ったら「すごい、蛍光グリーンだ!」と驚かれました。
蛍光?それは面白い形容をなさる、、、と思いましたが、まあ誰がどう見ても緑だということでしょうね。笑
先日遊びに行った友人はグリーンティーが好きな人ですが、「あっち向いてて」というので何かと思ったら、ハチミツをいれて飲むのです。まあそういうのもアリですよね、好みの問題ですから。笑
モロッコのミント・ティーなどというものもありますから、今更驚きはしません。笑
江戸っ子は宵越しのお茶は飲まないとか言いますが、今ではコンビニやスーパーにいついれたんだかわかりゃしないお茶がペットボトルに入って並んでますしね、飲む人がよければなんでも良いというお話でした。