食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

雪解け水と渦巻き・ヴィーガン・スパナコピタ

今日は今シーズン初の自転車小遠征してまいりました。

いつも使っている川沿いのバイク・パスを延々と、島の東の方へ行き、公園でピクニックして戻ってくる予定。

 

モントリオールと北に隣接するラバル市との間には川が流れているのですが、その川沿いにはちょっとした公園が点在しており、バイク・パスや遊歩道(日本によくあるような手の込んだものではありません)などがそれら公園を通っているので、川を見ながら、緑を愛でながら自転車に乗っている人たちで週末は賑わいます。

 

雪が溶けて川になって

ところが、家から一番近い公園の川沿いのパスに入ろうとしたらば、なんと、パスが浸水していて通行止め。

 

そういえばここ数週間はケベック、オンタリオ、それにニューブランズウィックでも、雪解け水が川から溢れ、川辺の家や建物、道路などが浸水して居て非常事態宣言が出てるのでした。

 

ケベックとオンタリオの浸水は主にオタワ・リバーからモントリオールの島方面へ流れてくるあたり、モントリオールの島北西部や隣の島、オンタリオとの州さかいあたり。

 

西に隣接する島に住む上司やそのさらに西、オンタリオとの州さかいにほど近い地区に住むインターンの学生などは、毎日帰宅する時に「あそこの橋が閉鎖されてた、あそこの地区に行く道路は一本しか残ってないのでものすごい渋滞だった」などと非常事態な様子を目撃して居ます。

 

私はラジオのニュースできく程度だったのですが、川沿い、そうだった、浸水してる地域だった。

 

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この川、普段は水位はうんと低く、ベンチからゆうに10メートル先まで水はないんですが、、、

閉鎖されて居ないバイク・パスも、ちょっと低めで川に近いあたりで、多分一時期浸水していたのでしょう、泥が溜まってぬかるみになって居たところがありました。

ぬかるみにタイヤを進めながら左手を見ると、遊歩道は完全に浸水して居て、ベンチの足元がすでに川。

 

浸水してたって遊歩道やバイク・パスだから被害っていうほどのことはないでしょうけれど、これが自宅の地下が浸水したとか、一階が全部水びたしになった、となれば大変です。

 

2017年にも雪解け水がなかなか流れていかず、あちこちで洪水になり、家が浸水する被害にあった方々が大勢いらっしゃいました。

 

お気の毒なことです。

 

 

でもね、これ、毎年大雪が降って、春に一気に溶けて、溶けた雪は川になって流れていくんですから、川辺の家に入居しなければいいのでは?

川辺や湖のほとりなど、水辺の住宅は大きくてゴージャスで高額ですから、お金持ちが住んでることがほとんど。(むしろそうじゃない家を見せてくれ、と言いたい。)

ドライブウェイにはメルセデスだのBMWだのが何台か駐車されて居たりします。

ステイタス・シンボルで素敵な豪邸に住み続けたい方達のために、税金で救済処置が施されるって、私個人的にはちょっと納得いかないですね。

 

 
ピクニックした公園で見つけた春二つ

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これって、、、あれ?

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ボケちゃってますけど、亜種かもしれませんけど、ツクシですよね?

ツクシって、むかーし祖母と一緒に摘んだのを卵とじかなんかにしてもらって食べた覚えがありますが、味は覚えて居ません。

ツクシ、、、摘みとらなかったら成長してどんな植物になるのやら、知りません。

知らないということすら気が付いて居ませんでした。笑

成長したらこうなるらしい↓

ja.wikipedia.org

 

とある方も活動開始

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むむ、これは、彼がここに居たに違いない!彼とは、、、

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その彼とは、、ビーヴァー!

カナダの連邦政府が管轄するナショナル・パークのロゴはビーヴァー。

カナダにはたくさん住んでいます。

ちょっとした水辺の公園でビーヴァー・ダムを見かけることもしばしば。

彼らはこんな奴らです。ヴェジタリアンですって。

youtu.be

 

 

渦巻きヴィーガン・スパナコピタ

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渦巻きと言いつつ実は本来の意味で渦巻いてません

 

 

フィロ・シートはギリシアのお母さんたちは小麦粉から手作りなさるようですが、忙しい現代人はやっぱり出来合いを買ってきますね。

そのうち挑戦してみようかなあ、でもこんな薄さになるまで延ばし続ける根性はないかもなあ、と思いつつ、近所のギリシア系のスーパーで一回分3ドル29セントでフレッシュなのが買えるので、便利さに甘やかされて毎回買っている私。

 

でも今回の渦巻き模様、筒状にクルクルっと中身を巻いて、それをぐるぐるっととぐろを巻いた蛇のごとく並べていくその段階で、ブチっと破れてしまった部分が何箇所かあり、しかもシート状のをいくつもつなげていくので、つなぎ目が汚く。

 

渦巻きを作る場合はギリシアのマンマのように皮から手作りすべきかもしれません。

 

参考にしたレシピのサイトを書いていらっしゃる方は、シートを横に並べ、端っこを少し重ねあわすようにして長いロープ状にしてぐるぐると巻き上げるようなことを書いていらっしゃいましたが、コピー用紙よりも薄い紙のようなシートをそんなに並べて長いロープ状にしても、動かすときにブチブチっと切れてしまいそうな気がします。

何度かやるうちにコツがつかめてくるのかな。

 

中身のレシピはネット徘徊して見たものいくつかを参考に、適当自我流ヴィーガンです。

 

  • 生のほうれん草 700グラムくらい(量り売りなのでレシートに載ってた重さマイナス切り落とした根っこなどの部分)
  • 青ネギ(白いところも青いところも)一把
  • イタリアンパセリ片手で一掴みくらいの束の半分ほど、茎の太い部分は切り除く
  • 豆腐firm tofu 454グラム
  • レモン汁
  • 胡椒
  • ナツメグ小さじ2杯ほど

 

ほうれん草は中華鍋で中火くらいでしならせ、冷ましてから水気をギュッと絞る

青ネギは味噌汁に入れる時ほどの繊細さではなくて、ぶつ切り程度に切っておき、パセリ(これもぶつ切り)と豆腐と一緒にフードプロセッサーでがががっと。

そこにレモン汁と塩も入れてがががっと。

あとは水気を切ってから刻んだほうれん草とナツメグを合わせ、よく混ぜ合わせてからオリーブオイルをちょっとしいたフィロシートにクルクルっと巻いて、それをまたぐるぐる、、っと。

ぐるぐるっとした最後には再びオリーブオイルを表面に刷毛で塗りつけます。

しっかり塗りつけたと思いましたが、焼いてみるとそんなに油塗った!っていう感じにはなりません。

 

軽いのでいくらでも食べられそうです。 


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