食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Veganuaryまで2週間・モントリオールで入手できる外国ビール

f:id:casse-pied:20201215212403j:plain

炊き込みご飯、粕汁、野菜炒めと糠漬け、偽キムチで夕飯
 
今年もあと2週間ほどになりました

しょっちゅう「もう**月も半ばすぎ、時間が経つのは早いねえ」と後ろ向いて焦っていますが、今回は「あと2週間ちょっとでVeganuaryです!」と前向いてみましょう。

 

Veganuaryとは、一月のJanuaryとVeganをくっつけた造語で、「一月の一ヶ月間だけヴィーガン食に挑戦してみましょう」という試み。

2014年に始まって以来、192カ国、1000000人以上もの人々がトライして来たとか。

この数字はリンク先のサイト↓に載っているものですから、公式に「挑戦に参加します」とクリックしてメールアドレスを登録した人の数でしょうから、話を聞いて試してみた人はもうちょっといるかもしれませんね。

私はヴィーガンなのでこれをきっかけに自分の食事を変えるということはありませんけれども、面白そうなので登録してみました。

手軽で美味しいヴィーガンのレシピやコツ、色々とメッセージを受けられる模様です。

veganuary.com

 

このブログはレシピブログでもなんでもない、ヴィーガンの食生活に興味がある方がせっかく見に来てもまるで参考にならない内容ですけれども、たまには参考になることも書いてみる努力をしてみましょう。

 

 

 
モントリオールで見かける日本のビール各種

一般的にビールはヴィーガンでは無いのですが、夫と話していてちょっと面白かったので書いてみます。

 

モントリオールにはモルソンというビール会社がありまして、これとトロントを本拠地としたラバットという会社がカナダの二大大手ビール会社です。

 

日本で言うとアサヒとキリンみたいな感じ。

 

 

昔からある大手ですので、カナダのどこの街のどんな酒屋でも置いてあると思います。

高級品や地域産だけを取り扱うような店以外ならば。

 

 

バーやレストランでも、大衆的なスポーツバーのような店だったらメニューに載っているビールはこう言った大手のものだけ、と言うこともよくあります。

 

日本でも似たような感じですよね。

 

 

 

日本出身の私はやっぱりモントリオールで最初に日本ブランドのビールが普通にSAQ(州営の酒屋)やデパナ(コンビニ)の棚に並ぶようになった時には「おおっ、日本のビール!」とちょっと喜んだ覚えがあります。

 

最初に出回った日本のビールはサッポロのラガーで、缶の形が真っ直ぐではなくて上の方がちょっと広がったようなちょっと特殊なデザインで、500mlではなくて650ml入り。

 

 

次に見たのがキリンの一番搾りで、これを見た時もちょっと嬉しかったですね。

 

アサヒを発見した頃には「大手のビールならそんなに珍しい気持ちもしない」とありがたみは感じず終い。

 

これは単に私個人が見かけた順番であって、ひょっとしたらカナダ全土に紹介され広まった順番とは限らないかもしれません。

 

 

最近はよくいくアジア系のスーパーに常備してあるのでサッポロばかり目にしますが、缶のサイズも350ml入りと500ml入りの普通の缶。

夫がたまに買って飲んでます。

 

 

私はモントリオールでは基本的に日本のビールを欲しいとは全く感じません。

なぜなら、全く美味しいと感じないのです。

空気が違うからかなあ、水かなあ、と不思議だったのですが、理由を知ったら納得です。

 

 

 

日本のビールは基本的にラガースタイルのビールで、それを製造している会社は日本のビール会社ではなくて、カナダにあるビール会社の工場。

 

サッポロはオンタリオの大手のスリーマンと言う会社が作っていますし、キリンは

ラバット、アサヒはモルソンです。

 

f:id:casse-pied:20201215084000p:plain

Sleemanのサイトから拝借。格好いい缶と瓶!

 

モルソンとラバットのビール、私はどうも好きじゃ無いのです。

  

カナダで販売されているアメリカの水、いや、アメリカのビールの大手、バドワイザーなどもモルソンかラバット製、オランダ大手のハイネケンも、ドイツのあれもこれも、カナダで販売されてるものは大概がカナダの大工場で生産されています。

 

 

ああ言う大手のビールって基本的に特徴もないし、多分レシピはあるんでしょうけれど、大差ないだろうからどこででも作れるってことですよね。

 

外国のブランドということで、ちょっと目先の違うものを飲みたいな、という消費者に選んでもらいやすいのでしょうし、飲んでみたら飲み慣れた味だからこれ好きだわ、と思われるでしょうし、例えば同じチョコレートでもホリデーシーズンにはパッケージを変えて売り上げをあげる、というような、そういうマーケティング戦略なんでしょうね。

 

 

日本では地ビール、英語圏ではマイクロ

州境を超えてオンタリオやニューブランズウィックに行った時には、ケベックの地元でいつも飲んでる馴染みのビールは店には並んでいないもの、、、、という時代がかなり長く続きました。

 

夫の実家にクリスマスのたびに帰省する時とか、「あああ、オンタリオはビア・ストアに行かなきゃいけないし、買えるビールの種類はひどいし、あああ」と本当に嫌だったんですが、段々とそれが改善され、そのうちオンタリオもマイクロブリュワリーが増え始め、オンタリオに行った時のお気に入りビールも増えてきました。

 

ケベックでもいろんなマイクロブリュワリーが増えております。

 

日本でも地ビールというのが流行っていると聞くようになって何年も経ちます。

私はよく知りませんが、美味しいのもたくさんあるのでしょう。

 

日本からカナダへおいでの際には、是非是非、ラバットやらモルソンやらの二十四本入りが15ドルちょっととかの大バーゲン品ではなくて、滞在している土地のマイクロブリュワリーもしくは、せめて州内の中小ビール企業のものを試してくださいませ。

 

 

日本で試すべきマイクロブリュワリーも開拓したいですが、その前にいつ帰省できるのやら


ヴィーガン ブログランキングへ