大手バーガーチェーンもヴェジ市場に参入し始めましたね。
今回は、あのバーガーキングがインポッシブル・ミートを使ったパティを使用したバーガーを全国的に(アメリカ国内で)展開するということです。
でもね、パティはヴィーガンでも、バンズは卵やミルク製品を入れたものを使ってるんじゃないのかな?とちょっと気になって記事をざっと読んでみましたが、ヴィーガンであるかないかという詳細はよくわかりません。
肉じゃない商品を大々的に打ち出した、という部分が凄いことになので、詳細は気にしない、てことでしょうけど、ヴィーガンとしましては(もしくは卵アレルギーや乳製品アレルギーの人にしてみれば)そこらへんもはっきりして欲しいところ。
という次第でチェーンのサイトに載ってる説明を見てみたらば、アレルギー源の食材リストが載っていて、やはり卵と乳製品が入っている模様です。
なんだ、やっぱり。笑
もしかしたら、ヴェジ・バーガー、って言われてるのは前からあったものであって、ヴィーガン・バーガー、っていう名称で新製品が鳴り物入りで出てるのかもしれないわね、と思いまして、サイト内の検索機能で「ヴィーガン・バーガー」と入れて探してみたところ、結果はこのように↓出ました。
画面右下に、no results foundとありますが、「該当する結果はありません」てことです。
バンズの乳製品はきっとふわっとさせるために、卵はきっと表面をツヤッとさせるために使われてるんだと思うんですが、これらの動物性製品こそ、使わなくても十分ふわっと柔らかいものができると思うんですけどね。
まあ彼らの目的はヴィーガンを喜ばせることではなくて、話題を盛り上げ、肉を避けたい(減らしたい)と思っている大勢のお客さんに買ってもらうことなんだからしょうがありません。
それだって凄いことです。
まあそのうち、ヴィーガン・バンズも出してくれたら、バーガーキングくらいしか昼食の選択肢のない高速道路脇の田舎町でも困らなくなります。笑
Three Billboards Outside Ebbing Missouri
週末、雨がしとしと降るなかDVDで鑑賞しました。
2017年の作品、ああ、そういえばそんな映画があったんだっけ、と思い出しつつ。笑
フランシス・マクドーマンド演じる娘をレイプ殺人で亡くした母親が怒りのエネルギーでもって正義を求めつつ、小さな街の人々の反感を買いつつ、おし進めていく物語。
垣間見える人種差別も家庭内暴力も、怒りに満ちた母親が高校生の野次馬に反応する場面も、「ちょっとやりすぎ?」で痛々しい。
観ていて、その痛々しさにくじけて観るのをやめてしまいたくなる部分もありますが、フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェル、凄いです。
暗い話ですがコメディでもあり、最後はどうなるかハッキリわからないようになっていますが、ちょっと緊張を溶けるような方向で終わります。
現代のアメリカの人種差別とか女性差別、他にもあらゆる差別全般の描写が織り込まれていて、そのため反感を抱かずにはいられない人たちもいるでしょうし、アメリカの現実を実感できない日本に生活する人たちが観たら、どういう風に受け止めるものなのか、、。
邦題は「スリー・ビルボード」だそうです。
映画を映画館でみることがめっきり減りました