今年のスーパーボウル、ご覧になりましたか?
うちは49ersを応援していたので、なんとも残念な結果になりました。
あのクオーターバックの選手、(名前を覚えられなかった、、)4thクオーターでは、プレッシャーに弱かったですねえ。
とはいえ長年パッとしなかった49ersが勝ち進み、若い頃バークレーに住んでいた夫は年末あたりから、49ersの試合を見終わるたびに、この日をとっても楽しみにしていました。
うちにはテレビがなかったのに、テレビを買ってくる始末。
まあ、テレビを買ったってケーブルは入れてないし、見るのは本当にこういう大きな試合がある時くらいだからいいんですけれど。笑
とはいえ私は月曜は仕事だし、フットボールの試合は東海岸では二試合目の放送が終わるのは夜10時すぎるので(もっと長引く可能性だってあり)テレビは夫の書斎という名のブラックホールに設置しておいてもらいました。
スーパーボウルの試合だけは特別ですので、リビングルームにテレビを移動して、椅子を並べ替えて友達を呼んでパーティーをすることになりました。
私まだ病み上がりですけど。笑
スーパーボウルの前となると、北米のフード系のサイトの多くは「スーパーボウル・パーティーに最適なフィンガフードのレシピ10選」のような特集を組んだりして、その様子はクリスマスやサンクスギビングの前のホリデー・フードの準備特集と似たような盛り上がりです。
私は病み上がりですから、いやいや、そうじゃなくてもそんな、テレビを見ながら食べるようなスナックのために手間暇かけたくないですけど。
ヴィーガンじゃない人たちの間で一般的にありがちなテレビ観戦スナックといえば、
チキンウィングス
ポップコーンやらナッツ類
チップス&サルサとかディップ類
ピッツァ
なーんてところでしょうか。
面倒くさいから勝手にデリバリーピッツァでもとってくれ、、と思うのは山々ですが、出前フードをとるとゴミの量が劇的に増えることを考え、ピッツァを作りました。
夫とゲスト用にヴェジタリアン・ピッツア(チーズをのっける普通のもの)私と目先の違うものも試したいという人用にヴィーガン・ピッツァ(チーズをのっけない。)
14インチのピッツァを4枚焼くつもりで生地を仕込みましたが、カリカリのクラストが好みなのでそうなるように伸ばしていたら、直径16インチ近くになりました。
まあ大きくなった分には問題はないです。
二枚は本物チーズ入りのヴェジタリアン。
二枚は春菊ペストと酒粕チーズ風味を載せたヴィーガン。
4枚目を焼く頃には、ヴェジタリアン用のトマトソースがちょっと残ってたり具が余ってたりしたので、適当にあれこれてんこ盛りに。
ヴィーガン・バージョンの1枚目でヴィーガン・チーズもどきが少なかったので残りをどかっとのっけ、ついでに余っていた市販のヴィーガンチーズもちぎって載せてみましたが、これは載せなくても良かった。
メモがわりに材料などを書き留めておきます。
ピッツァ生地
- ブレッド・フラワー 7カップ(USサイズのカップ)
- 水 3カップ
- オリーブオイル 60ml
- 砂糖 小さじ二杯
- 塩 コーシャーソルトの粗いのを小さじ一杯半
ヴィーガン・酒粕チーズ
- 酒粕100グラム
- オリーブオイル
- 塩
(お湯で緩くしてからオイルと混ぜるべしと学びました)
春菊ペスト
春菊を11カップのフードプロセッサーにフワッといっぱいになるだけ詰めたのを二回プロセスしました。オリーブオイルと塩も目分量で入れて。
これを二枚のピッツァに使って、半分くらい余りました。
テンペ
酢を入れたお湯でちょっと湯がいてから薄切りにし、オリーブオイル、醤油、酒、で下味をちょっとつけておいたものをトッピングに使いました。
注意書き
春菊ペストはたっぷり塗って焼いたら、沸騰してちょっと生地からはみ出てしまったようで、下に敷いておいたピツァストーンにこぼれて焦げ付いてしまいました。ちょっと少なめに塗るべし。
うちのオーブンでは四百五十度で15分、最後にブロイラーにして2分から3分追加加熱、で焼きました(なので4枚目の頃にはもう1時間もこの作業をしていたわけで、疲れましたさすがに。)
酒粕チーズは酒粕の風味がありつつもおいしくまろやかに、春菊ペストは春菊の苦味がちょうど良い感じで、大変おいしうございました。
テンペは下ごしらえをして、テンペが苦手な人も抵抗なく食べられるかな、と思ったんですが、もっと薄切りにしてフライパンでカリカリにしたのをのっける方がテンペ慣れしてない人にも受けたかも。
私は好きなんですが、テンペも好き嫌いが別れます。
とりあえずデリバリーゴミは出さずにすみました。