食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

焼かないヴィーガン・チョコレート・パイと普通のヴィーガン・クッキー

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見かけは悪いですが美味しかったですよ

バレンタインズデー・スペシャル

金曜日はバレンタインズデーでしたね。

ケベックではセイント・バレンタインズデーと言います。

オンタリオの知り合いは「どんなセイントだよ」と笑いますが、まあそういうんだからどこかの聖人なんでしょう。

 

 

今年はこの日の職場でのランチメニューに、久々に人気メニューのブレックファストを予定していたのですが、十四日はバレンタインズデーだよと指摘され、なら盛り上げてピンクのパンケーキにしようか、と。笑

 

ハート型のパンケーキを提案されたんですけどね、それは面倒くさいから却下。

 

ピンクならビーツで色をつければいいだろうとたかを括っていたんです。

 

職場のランチで作るパンケーキはいつもサワードー・パンケーキ。

サワドーカップ一杯に小麦粉カップ二杯、これにミルクをカップ一杯が基本的な材料ですが、ミルクにすり下ろしたビーツを入れてピンク色をつけてみました。

 

すごいですよ、パンケーキ生地が見事なピンクなんです。

 

でもね、焼いてみたら、フライパンに接して焼けた部分は普通に焦げ目の茶色になり「そうか、じゃあ食べる時に中をみてもらわなきゃねえ」などと言っていたのですが、みんなに提供して食べてもらうところで「中はピンクなんですよ、、、、」と言いながら見たら、中身もすでにピンク色ではなくなってしまっていました。

 

ビーツで着色したパンケーキ生地、焼いたら色は抜けてしまうようです。

残念。

 

カナダの学校のバレンタイン

ピンクのパンケーキを焼いていた時に参加者がワイワイと話していたのですが、ここ10年だか20年、学校に通う子供たちはこの日に「同じクラスの全員にあげるバレンタインのカードやちょっとした贈り物を持参する」ように言われているんだそうです。

 

大人は義理チョコなんてありませんけども、子供は義理バレンタインなんですね。

 

たくさんカードや贈り物をもらう子と、もらえない子という格差から出てくるであろう問題を避けるためでしょうけれども、全員に持っていくとなると結構な準備が必要ですよね。

上司も別の同僚も、「そうそう、だから子供のクラスの子達全員宛にカードを準備したりして、親が一番大変なのよね」と。

 

もうちょっと年代が上がると、学生同士のカップルの間でバラの花をパートナーに贈るサービスがキャンパス内で横行したりします。

クラスで講義を受けてると、ドアが開いて花の配達人が「***さんにお届け物です」と入ってきて、驚きつつ喜んで興奮して(もしくは恥ずかしくて)真っ赤になってる(だいたいは女性)生徒のところにバラの花一本持って行って配達して去っていきます。

それに要する時間は多分2分もかからない程度だと思いますが、興奮状態の生徒とその周囲の友達が落ち着くまで講義を再開できない教授と、その生徒とそこまで親しいわけでもないので教授が授業を持ち直すまで手持ち無沙汰な大勢の学生とがそこに残される感じです。

 

焼かないチョコレート・パイ

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とろーり

バレンタインとは関係ないですが、ヴィーガン・クッキーのレシピを探していて見かけたサイトで見かけたレシピ、美味しそうだったので週末に作ってみました。

 

材料が多種に及ばないので家にあるものだけで作れて大変簡単でした。

  

このビデオではブレンダーで混ぜてますが、私はフードプロセッサーとイマーションブレンダーしか所有しておらず、フードプロセッサーには入れられる液体の容量が結構限られているので、このレシピ大丈夫かな、と不安でしたが、ミルクを入れる際にちょっと工夫したら大丈夫でした。

 

私のフードプロセッサーは11カップのボウルなのですが、それに入れられる液体の量は多分2カップがせいぜい。

デーツがたっぷり入ってるところに2カップそのまま入れてしまうと絶対に溢れてしまいますので、チョコレートを湯煎でとかしている方に1カップ分のミルクを合わせ、デーツに直接入れるミルクは1カップにしておき、後からチョコレートと合わさってモタッとしている状態になったミルクを加え、ささっとパイ生地に流したので溢れる事なく済みました。

ひょっとしたらそんな小細工は不要だったかもしれませんが、フードプロセッサーの軸のところから液体が漏れるのってあとで掃除しなきゃいけないし、液体が減るから味のバランスも変わるし、避けられるなら避けたいですからね。

 

久しぶりに普通のヴィーガン・チョコレートチップ・クッキーも

義母が亡くなって以来、焼く気にもならず、ほとんど忘れていたあのクッキーを久々に焼いてみました。

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義母が亡くなってしばらく作ってなかったクッキー、ちょっと平たくしすぎ

久しぶりだったので「えーと、18個に分けて、ちょっと潰してクッキーっぽくして焼かなきゃー」と平に整形したクッキー、焼くことで大きく育ちますので、巨大な薄型クッキーとなりました。

夫は「こんなに薄くしなくていいから、ぼてっとしてて中がしっとりがいいから」

と北米的クッキー理想像について語り。

次はまるっこいままで焼こう。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

北米クッキーはガサツな見てくれがまた味わいの一つかと。。。笑 


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