食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

さよなら紅葉、ブローワー禁止にして欲しい。

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お昼休みはなるべく外で。この日は気温一度でしたけど、頑張る。
今年の紅葉

「今年は早いらしい」とどこかで聞いたのを鵜呑みにして急いで車で1時間ちょっとかかる国境近くの紅葉スポットまで出かけて緑の木々を見てガッカリしたのが9月半ばすぎ。

 

その後、10月に入るやモントリオールがレッドアラートに引き上げられ、その結果レッドゾーンの外へ紅葉狩りやりんご狩りなんていう娯楽目的で出かけることが規制対象になり、「今年は素敵な紅葉を逃した!」とガッカリ。

 

ダメなものはしょうがない、田舎へ行かなくても家の近所の並木道が少しずつ紅葉していくのを眺めながら「うちの近所でも素敵な紅葉はチョコチョコ見られるよね」と週末ごとに近場の(ゾーン内の)公園へ出かけ、同じ発想で公園に繰り出す人出の多さにちょっと驚きました。

これが10月中旬。

 

 

身近な紅葉に今更気がつく

私の通勤ルートは、自宅から職場到着までの間に街路樹が茂った住宅地を二つ通り抜けます。

帰宅時は夕方の光に向かっていく感じで、住宅地を抜ける時に結構素敵な紅葉を目にすることができます。

 

我が家の目の前の通りも、1ブロック南から自転車でアプローチする時、夕陽に当たっている部分が赤く燃えるようで案外素敵なんですよ。

「あーこれ、きれいだから写真撮っておこうかな」と思いつつ、自宅の直ぐそばなだけに、今じゃなくても良いや、なんて思って先延ばしにしてるうちにピークを過ぎて落ち葉になっちゃいましたけど。

 

10月の下旬のある日は、カイロプラクティスの予約があったので、我が家(島の北端)からカイロのオフィスがある南の地区まで出かけましたが、普段行かない住宅地を通り抜ける間に、さらに多くの街路樹の紅葉を眺めることができました。

 

もう10月も下旬でしたから、ほとんどが前の週にはすでにピークを過ぎた、という様相でしたが、それでも綺麗なところは綺麗でした。

 

モントリオールの街の真ん中にある小さな山、マウント・ロイヤルも紅葉の時期は大勢が訪れるのですが、今年はとにかく遠出ができなかった市民がどっと押し寄せてかなりな人出だったとか。

 

山の周りに広がる住宅街のあちこちを通り抜けるだけでも結構綺麗です。

出かける時間がなくて家と職場の往復ばっかりだったとしても、私たちは結構良い景色を見て暮らしていられるんだということを忘れていました。

 

夏場は木陰で涼しさを与えてくれるし、秋には色づいて美しく目を楽しませてくれるし、街路樹ってすごい。

 

 

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公園の木も落葉。黄色と緑色が混在しているのが不思議ですが。
 
落ち葉掃除は大変

でも毎年この時期には、ジャンジャン降ってくる落ち葉の掃除に悩まされます。

私は腰痛持ちなので、10分も作業すると腰にきます。

だから申し訳ないけど、夫が作業の大半をやってくれないとどうしようもない。

 

そして、そんな状態なので「落ち葉は綺麗に掃除してしまわなくて良い」「庭の植物の周りにかき集めてあげると寒さ対策になる」「芝の上に残した落ち葉は栄養になる」などという話を聞くと大喜びで「じゃあお言葉に甘えて」落ち葉掃除を停止します。

 

でも、人はそれぞれですから、そんなこと言われても落ち葉はきっちり掃除してしまわないと気が済まない人たちも存在します。

 

そういう人たちに雇われた人たちも存在します。

 

そしてそんな人たちが使う道具、これが、リーフ・ブロウワーと呼ばれる、うるさくて迷惑なものなのですよ。

 

うちのお隣さんも使ってます。

基本的にお隣さんとは仲良しだし、良い人たちだし、文句はないのですが、ブロウワー使うのだけは、ちょっとショックでしたよ。

 

だって、本当にうるさいんです。

 

筒先から出る強風の方向を利用して、そこら中に広がってる落ち葉を一箇所に集めたら、大きな紙製のコンポスト用袋に入れて、市が回収しにくる時に庭先に出しておくのですけれど、落ち葉と一緒に細かい砂や土、ホコリなども空気中に舞い上がります。

 

庭先でブロウワー使っている人がいる区画は遠くから見るとちょっと煙っているように見えます。

それくらいホコリが舞い上がってるところを歩いて通り過ぎなければいけない場合は、本当にいやですよ。

 

  

うちのご近所さんはそれでも、作業中に自分の敷地の落ち葉をよそに吹き飛ばしたりはしませんけれど、上司とブロウワーの悪口を言っていたら、彼女のお隣さんは葉っぱを彼女の敷地に吹き上げてくるそうです。

「でもね、その葉っぱは元々はうちのメープルの木のものだから、嫌らしいと思うけど文句は言えないのよ。」

 

 

うちのお隣さんはそんな人じゃなくてよかった。

 

 

ガソリンで稼働するブロウワーは車に比べると恐ろしくなるほど燃費も公害も酷いので、ガソリン・パワーのブロウワーの使用を禁止している市町村はあるのですが、電気のものまで禁止しているところはないような。

 

騒音とホコリという点で、電力であっても迷惑なんですけれどね。

 

 

このビデオでは、この男性が得意げにリーフ・ブロウワーの「素晴らしさ」をデモンストレーションしていますが、こういうのを近所でやられたらいかに迷惑か無自覚の人が大勢存在するんだろうなあと呆れてしまいます。

私がこのビデオの趣旨に賛同しているのでは決してないことを明記しておきます。

 

 

電力のブロウワーは安いのでさらに普及中。


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