
グラスを横から写真に撮ると背景のごっちゃごちゃがどうしても入り込んでしまいますね。
灼熱のスリランカで飲んだジンジャービール
スリランカのGalleという街で、日中の暑さにぐったりしながらも食欲は失わず、ネットの評判に釣られて出かけたヴィーガン・レストランで食前に飲んだジンジャービアーが大変おいしくて感動的だったんです。
普段なら暑くて大変な午後に食べ物屋さんに入ったら絶対にビールなんですけども、多分そこのお店はアルコール類は置いてなかったんでしょうね。
そしたらそのジンジャービアーがめちゃくちゃおいしくて、ってのはもう書きましたね。
またあれを飲みに行きたい、と思うくらい美味しかったんですよ。
でも、食事がちょっと塩分がきつく、、いや塩分だけじゃなく味付け全体に濃すぎて、おかずを一口でご飯が茶碗に3杯くらいいけそう、そんな濃さで。
味が濃すぎるからあの店には行きたくない、と思うってのもなんですけれど。
ジンジャービアーもしっかりと生姜とレモンの味がして美味しかったので、多分材料をふんだんに使う店だったんでしょうね。
前置きはさておき、あのとき思ったんです。
家に帰ったらぜひジンジャービールを作ってあの美味しいのを再現してみよう、と。
スリランカの後であちこち寄り道したので、帰宅したら忘れちゃうかなとも思いましたが、食いしん坊の執念で、きちんと記憶しておりました。
以前にもイーストを使ってジンジャービアーというかジンジャーエールを作ったことはあるのですが、発酵させるため、プラスティックの炭酸飲料が入っていたような空容器を使うべし、というのがネックで(炭酸飲料を買って飲む習慣がない)作るのが習慣にはなっておらず、なのでレシピもすっかり忘却の彼方へ。
グラスの密閉できるボトルは何本か家にあるので、ガス抜きをこまめにすればあれも使えるかなあと思いながら、調べたレシピには、やっぱり「ガラスよりプラをおすすめ」とあります。
爆発した時にガラスだと危険すぎますからね。
うーむ。
空のプラスティック容器を確保することからジンジャービアー作りの道は始まるのか。
以前作った時は、確かすりおろした生姜と砂糖とイースト少々を、水と共にボトルに入れて発酵させたような気がするんですが、今回見つけたレシピは、イーストと水以外の材料を先にシロップにして、それをイーストと水と合わせるもの。
生姜シロップは炭酸水に混ぜるだけでも簡易ジンジャーエールというか、ジンジャードリンクになりますので、プラスティックの容器がなくても作れます。
どちらでもいいとは言えますが、イーストで発酵してガスが出てきた方が、炭酸水混ぜるよりも楽しいのでイーストで作りました。
参考にしたレシピの倍の量を作って、イーストで発酵しつつも炭酸水に混ぜるバージョンもできるように。
このレシピ、美味しいですけどスリランカで飲んだあれよりも若干薄めかな。
シロップの量を増やすことで達成できるのだろうか。
飲む時にレモンを一個絞って足してみましたが、甘みもやっぱりもうちょっとある方が良いのかな。
やっぱりおかず一口でご飯茶碗三倍分くらいご飯が行けそうな味の濃い店だったから、シロップの量も半端なかったのかもしれません。
ジンジャービアー(アルコール飲料ではない)はカナダのスーパーでも何種類か販売されていますが、アルコールでない「ビアー」にはルートビアーとか、全身が拒絶するようなものもあることだし、どんなに安売りしていたって誰かが飲んでたって買おうと思ったことは一度もありません。
スリランカのあの店であれを頼んだのはどういうことだったのか、自分でも謎ですけども、でもジンジャービアと言われるものは要するにジンジャーエールなんですよね。
ビアー、エール、ラーガー、ピルスナー、、、こういう名称の区別は英国人に何度聞いてもすぐに忘れてしまいます。
ジンジャーエールかジンジャービアーか、それもよくわかりませんね。
名前はなんでも良いから美味しいのが飲みたい。