カヌレの型
その昔、ヴィーガンになる前の私は卵が大好きでした。
そして卵の特性を生かしたあらゆる調理法を試行錯誤するのが休みの日の楽しみで。
自分は甘いものは食べないのにカヌレをなん度もいくつも焼き、余った卵白を使ってマカロンを何個も焼き、夫や友人にあげて処理しておりました。
本当は銅製の型を使うと良いらしいカヌレ。
でも銅の調理器具って高価ですし、その辺においそれと売ってるものではないですから、私はアルミ製のとこのシリコン製の型を愛用しておりました。
シリコン製だとバターを使わなくてもスルッと型から外れるし。
とはいえカヌレですので、バターと蜜蝋を半々くらい溶かして混ぜたものを型に塗って、そこに生地を流し込んで焼くんですけども。
ヴィーガンになってから、卵を使うものは一切作らなくなりましたから、このモールドもお蔵入り。
これを久々に取り出したのは、製氷皿よりもちょっと大きめな型に、使いきれない豆乳を入れて冷凍してみようと思ったから。
ほら、一回分のペストとか何かのソースとかを、製氷皿に注ぎ分けて冷凍してからジップロックバッグに入れて冷凍庫に入れておくと、使いたい時に少量単位で取り出せる、主婦の工夫例としてたまにネットに登場するあれをやろうと。
最初は小さめタッパを探しましたが、プラスティック製のタッパを買うのはうんと昔にやめたので、小さなタッパなどは蓋だけ転がってるけど実際は在庫なしで。
では製氷皿を買ってみようかなとチラチラっと店で見てみたけど、ギョッとするほどそんなものが結構高かったり小さすぎたり大きすぎたり。
Amazonはなるべく避けたいんですが、でもAmazonかな〜、などと悶々としていたおり、引き出しの整理をしていてふとこのモールドに気がついた次第。
これを使えば一石二鳥です。
早速取り出したらば、10年近くもの間眠っていたモールドたち、ネトっとベトっと油っぽいというかなんだか汚らしい。
毎回ちゃんと洗ってきちんと手入れしてしまってあったから、こんなにネチョネチョなのは正直びっくりですけど、そういえばシリコン製の台所用品ってしばらく使わないとねちょっとする、っていうのは聞いたことがありました。
頻繁に使ってないと、表面についてる油分がなんだかねちょっとしてくるんでしょうかね。
何しろ使っていたのがバターと蜜蝋ですから、べっちょりねっちょりも強烈です。
重曹を濃いめに水で解いたものでゴシゴシ。
炭酸ナトリウムも追加してゴシゴシ。
台所洗剤でゴシゴシ。
お湯をかけてから水気をきれいに拭き取って、さあどうだ!
でもやっぱりネッチョリした感じ。
しょうがないので、このまま使ってみることにしてみましょう。
カヌレ一個分の窪みはアメリカの計量カップで三分の一カップと判明。
凍らせたのを取り出したらそれを三つで1カップってことですね。
半カップ使うレシピの時は、、、その時に考えよう。
豆乳を冷凍する
豆乳は基本的に自分で作りますが、自宅で作る豆乳は作って二日三日以内に飲んだり調理したりして使い切ります。
大した面倒ではないんですが、たまに目新しいレシピを試そうとして、そこにプラントミルクが4分の1カップとか半カップとか、ちょこっと必要になってるとき、ちょうど良い具合に在庫がないことが結構あります。
大豆を水に浸して、、、というところからだと、そのレシピに取り掛かるまでに腰が重くなるので、そんな時には1リットル入りのを買ってきたりも。
でも、冷たいシリアルにミルクをかけて食べるとか、コーヒーか紅茶にミルクを入れて飲むとか、習慣的に消費するわけではないので、買ってきたプラントミルクを使い切るまで結構時間がかかります。
プラントミルクの消費期限は、カートンに印字されている使用期限よりも前であっても開封してから1週間かそこらなんだとか。
1週間なんてうっかりしてるとすぐですからね。
使い切らずに古くなっちゃうことも結構あるので、レシピに4分の1カップとかいうちょっぴりしか使わない場合はその後の計画も立てておかねば。
でも計画と言ってもねえミルクたっぷりのスープとか?
パン焼く時とか?
でもそんなに一気には使えません。
そこで使い残ったミルクを冷凍してみることにしたわけです。
これを料理やベーキングのレシピに使って問題があるのかどうなのか、今後気がついたらアップデートを追記するつもりです。
日曜の手抜きランチ
サワドーのトーストにハムス、もう一枚はヴィーガンクリームチーズ(めちゃ簡単ですし豆腐なので安い。)
ハムスは先日油を使わないレシピを試しましたが、油を入れないと作りたてはいいけど後でもそっとしてきてあんまり好みじゃない気がします。
油を入れないレシピを発表している人が結構オンラインの世界には多いんですけど、美味しくないものは美味しくない。
好みの問題なのか私の作り方のせいなのか。