食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

今年初、地元キャンプ行ってきました。

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直前に予約したキャンプサイト

去年も夏場はパンデミックの勢いが収まり、まるで全てはなかったこと、のような振る舞いをする人たちもいたくらいに比較的リラックスしていた夏でしたが、それでもやっぱり色々と制約はありました。

今年はワクチン接種率が着々と伸びてきて、感染者数の数もまたぐんと落ち着いてきていて、希望の光がチラチラ、そして、野外での感染は、たとえば超接近してワイワイ喋って会食するなどでもしなければかなり率も低いと言われていますので、アウトドアアクティビティは奨励されています。

 

ということで、今年の La fête Nationale にあわせて、ものすごく直前に思いついて休みを合わせて取って、二泊でキャンプしてきました。

ものすごく近所で。

 

OKA

前にもこの土地についてこのブログで書いたような覚えがありますが、カテゴリーを整理し直さないと、過去記事を探すのが結構難しくって。

本人がこれではそれこそわかりにくいブログですよねえ。

 

モントリオールから、高速で1時間前後(モントリオール市内でも出発地点次第なので)くらいで到着するこのOka(オカ)という街は、元々はネイティブが住んでいた地域にヨーロッパからの入植者、特にミッショナリーが入ってきてカソリックの修道士が活動の拠点にした土地でもあります。

ケベック産のチーズでOka Cheese(オカ・チーズ)というのをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、このチーズを作り始めたのはこの土地の修道士たちです。

 

そんなOkaにあるのが、Parc national d'Okaです。

ケベック州内には「Parc national de (地名)」というのが何箇所もあり、これらは大概がその地域の素晴らしい山地や森林、湖などをぐるっとまとめて自然保護及び自然を楽しむ活動を州民に提供するサービスがされている地域です。

その管轄がしばらく前にプライベート企業に委託されて以来、公園利用料金などがちょっと上がって、いまだに抵抗を感じるのですが、まあしょうがない。

ちなみに、ナショナルパーク、とカナダの他の州で呼ばれているのは連邦政府の管轄の自然保護公園で、同じようなコンセプトで素晴らしい大自然を人々が安全に、自然を守りながら楽しむことができるようにキャンプ地やアクティビティのレンタル、自然や環境に関する教育プログラムなどを提供してくれていますが、ケベック州にも連邦政府のナショナルパークはありますが、州政府管轄の公園も、ナショナルなんですよね。

これは前回ちょっと書いたケベックのナショナリズムの表れの一環だといえますね。

 

それはさておき、Okaのナショナルパーク、モントリオールから近いですし、ビーチがあるんですよ。

ビーチは遠浅で、グングン沖に向かって歩いて行っても、なかなか膝上まで水が来ないくらいかなり遠浅。

なので、子供を連れた家族連れや夏休みのデイキャンプなどで子供をたくさん連れてくるのにとても適しているようで、シーズン中は本当に子供たちがたくさんきます。

 

ビーチまで歩いて行けるところにあるキャンプサイトにも、もちろん子連れ一家があちこちにキャンプしています。

 

そんなファミリー向けの近場のキャンプ場ですが、近いだけあって、仕事を終えて夕方から向かっても明るいうちに到着してさっさとテントを設営して、それでもまだ2時間くらいあれこれ遊べる手軽さ。

月曜に思いついて予約して火曜の夕方から行ってきましたよ。

www.sepaq.comn

 

ケベック州の、カナダのキャンプサイト

 

カナダにある連邦政府、州政府などが運営するキャンプサイトは全体的に自然保護区という役割もあって、そこに作られたキャンプサイトは大概が森の中に点在していて、ある程度隣近所からの距離があり、プライバシーも日陰もピクニックテーブルもキャンプファイヤーのピットも提供されている感じです。

 

公立のキャプ場の方が素敵な場所が多いので、先に予約で埋まってしまって取れなくなってしまって、それからプライベートの経営のキャンプサイトを探すこともあるのですが、プライベートのサイトの方がやはりどちらかというと芝生だけで木があんまりなくて、隣同士の感覚も近くって、ちょっとなー、っていうところが多いです。

 

去年はパンデミックでいろんな規制があり、「モントリオールはレッドゾーンだけど、田舎はどう、田舎の人たちはリージョンを超えての訪問者はだめって言ってるらしい、じゃあキャンプ場も予約できないのかな、あれ、大丈夫だって?あれ?でも見たら全部埋まっててどっちみち取れないよ?」という感じでした。

 

今年はモントリオールは今イエローゾーン?オレンジだった?とにかく赤じゃなくなりまして、そのうちグリーンになるらしいと言われているのです。

 

だから今年こそ、ケベックの田舎を満喫したいよね、と思っていますが、世間の皆さんはかなり先駆けでとっとと良いキャンプ地を予約していらっしゃってて、もうのんびりしてる我が家のような人たちのサイトは残ってないかもしれません。

 

 

まあね、そうだったらそれはそれ、しょうがないね、根性の入れ方が違うんだし。

うちは気長に、運が良い時に取れたら行く、っていうことですね。

 

 

Okaも捨てたもんじゃない

 

ケベックの田舎の自然いっぱいのSEPAQのナショナルパーク、本当に素敵なところがたくさんあるのですけれども、モントリオールからだと広いケベック州ですから、場所によったら8時間くらい運転して到着できるか、みたいなところもあります。

 

キャンプやハイキング、楽しいですけど、そのために何時間運転して出かけたいと思うのか、そこまでして出かけたら一泊、二泊で帰ってくるのは勿体無いですし、そう考え始めると予定を組むのも予算を組むのも大掛かりになりますね。

 

だから、モントリオールに住んでてOkaに行くってのは、子持ちじゃなくても気楽で楽しめて割とおすすめだときゃすぴえは考えます。

 

州営や国営のキャンプサイトで何が好きかといえば、やっぱりサイトが森の中なことなんです。

隣のピッチにキャンプしてる人たちの車が目に入るし、声が聞こえることもあるし、うるさい集団がいることもある、というのはあるんですが、それでもやっぱりプライベートのキャンプ場よりも自然の中にいる感覚がより感じられます。

 

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海じゃないですけど、淡水ですけどビーチ

 

実は最近はニューヨーク州とかオンタリオ州とか、別の土地でキャンプしててOkaキャンプは何年かぶりでした。

 

色々新しい施設ができてたり、トイレの作りが変わってたりしました。

 

 

また長くなりました。


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