Carrefour Laval
モントリオールの北に隣接するラヴァル市の、高速道路15号と440号が交差する辺りにあるこの界隈では多分一番大きなショッピングモール。
モールとか巨大なショッピングセンターとか嫌いなので普段はできるだけ避けていますが、この日はアップルストアに用事があって、我が家からだとこのモール内にある支店が近いので初めて行ってきました。
モールが嫌いな理由はズバリ、人混みが嫌いだから。
でもたまにどうしても避けられなくて足を運ぶと意外なほど閑古鳥だったりすることも。
こんなんでどうやって家賃と人件費払ってるのかな、なんて思うのですが、混んでる時間帯とか曜日とかもあるんでしょうね。
人がいなければいないで建物内の壁や什器の汚れが目に入ってゲンナリするし、どこへ行っても同じチェーン店の店が軒並み入っていて面白くもなんともないですしね。
世界中どこへ行ってもZ*RAとか H*Mとか、カナダ内だったらHudson's Bayとか、同じブランド や店が並んでるの、どうにかならないかなといつも思います。
で、用事を済ませてさっさとモールから出ようと思ったら、私よりモール嫌いなはずな夫が「せっかくだからぐるーっとひと回りしてからでよう。」ですと。
二人してキョロキョロしていたら、迷ってるのかと思われたらしく、インフォメーションカウンターの(カウンターの外に立って迷ってるらしき人々に声をかけていた)マダムに声をかけられました。
迷ってるわけではないので、マダムに世話をかけないようにと思って咄嗟に「いえいえ見てるだけなんで」と言った私の隣で夫が「私たち観光客なんですよ」なんて言い出しまして。
マダム「あらまあ!どちらからお越しですか?」と表情がイキイキと。
夫「モントリオールです」
私「そう、ただのモントリオールなので(すみませんねえという気持ちで)」
モントリオールかよ、なーんだ、と思われるかと思いきや、マダムも暇だったのか、「あらまあ、それは素晴らしい。モントリオールのどこから?」
で、マダムとひとしきり世間話をしまして、マダムがお勧めする当モール名物の素敵なガーデンを眺めて帰ることにして、再び歩き出しました。
そのガーデンが冒頭の写真。
なーんだ、ってガッカリしますけど、一日中モールでご案内係の仕事をしていたら、休憩時間にちょっと緑を眺められるこんな場所があったら嬉しいかもしれませんね。
そして、ガーデンを目指して歩いていたら、そのすぐ前に日本のユニクロが出店してるのを見つけましたよ。
アメリカ、フランスなどに進出してたのは聞いてましたけど、カナダの、しかもこんな田舎にまで!と我が目を疑いましたが、紛うことなきユニクロ。
写真だけ撮って通り過ぎようと思ったら、日本でユニクロに一緒に行ったことのある夫が「おお〜ユニクロ〜」と言いながらふらふらと吸い寄せられて中に入って行ってしまいましたので、私もとりあえずついて行って、買う気のないものを触らないように、とか小言を言ってついて回りました。
日本国外のユニクロは単価が若干高いという噂は聞いていましたが、現地の他のブランド品に比べたらやはり格安です、が、ファーストファッション系の店と比較したらどうなのかはショッピングしない私には知る由もなし。
今のとこ洋服は足りてますので夫も私も純粋に冷やかし。
DE TOKYO À LAVAL
ユニクロって東京じゃなくてどっか別の地方都市で始まったと思うんですが、まあ外国の人にはわからないからとりあえず東京ってことにしとこか、ってことでしょうか。
ケベックだけでも4店舗も展開されてるんですねえ。
儲かってるんでしょうか。
他にはオンタリオ、アルバーター、BCに店舗がいくつかあるようですね。
ただただ「わー、日本のユニクロっぽいなー、やっぱり日本から陳列の仕方とか統一してこうしてくださいなんて言われてるのかなー、日本のユニクロにいるみたい〜」としばし楽しみました。
その日本語は?
いつも買い物に行くアジグロには食材以外にもちょっとした食器や台所用品が置いてあります。
棚の商品をふと見ると日本語が。
日本語を勉強している夫がひらがなに気がついてじーっと見つめて「ヨー、カー、レー、トー、、、この漢字は知らない、、リーつーつー?」と読み上げていました。
どういう意味なのか、と聞かれましたが、こういうのはどう答えれば良いやら。
買い物の途中ですからね、じっくり説明してる暇はない(さっさと買い物して帰りたい)ので「間違ってるからよくわからない」と誤魔化して、気になるなら写真撮っとくからこれを日本語の先生にメールして聞いてくれ、と言っておきました。
でも毎回変な日本語見るたびにメールしてたらきっと先生も嫌になりますね。
帰宅後夫はすっかり忘れていたので、写真はお蔵入りです。
バーベキューのシーズンを前に、スーパーにもバーベキュー用品が陳列され始めました。
日本の商品のパッケージなどにへんな英語が印字されてるのはよく見かけますけれど、それは周辺アジア諸国でも同じなようです。
ポータブル・ストーブである、という商品名(というか商品の正体?)の左下のリスト、リストじゃなくて文章を三つにぶつ切りにしただけ?
- No need install, easy useful
- Especially designed for the
- People who drive by themselves
こういう変な英語を集めたサイトが以前ありましたけど、今もあるのでしょうか。
商品そのものは中に炭火を入れて使うバーベキューのようです。
バーベキュー好きな人々に買われていくことでしょう。