食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

青空に洗濯物・乾燥機でジーンズに穴

洗濯物を干しますか

冬の間は洗濯物は、地下室で干して乾かします。

冬場の暖房は地下のファーネスという炉でお湯を沸かし、それを家中に張り巡らせたパイプを通して室温を温めるというシステムなのですが、そのパイプが地下室の天井のすぐ下を通っているのでそこにハンガーなどを吊るすと一晩で乾きます。

 

暖房を入れていない時期だともうちょっと時間がかかりますが、夏場だと外に干せます。

室内でずっと干しているだけだと空気がこもるので、扇風機を弱に入れて洗濯物が吊るされている部分に向けて風を送ってやります。

 

外気が結構寒くてなかなか洗濯物が乾かない4月くらいと10月くらいで、暖房はまだかけてないので地下に干してもパイプの熱で乾いてくれるのはあまり期待できない時期に急ぎで乾かしたい場合のみ乾燥機を使うようにしています。

 

ということで、乾燥機で何かを乾かすのは本当に年に片手で足りるくらいの頻度です。

繊維を傷めるし。

以前夫のズボンを買いに行ったイタリア系の洋服屋さんのおじさんに「ズボンだけは乾燥機で乾かしちゃだめ」と言われたこともありましたっけ。

なぜズボンだけ?と思いましたが。

 

 

とにかく、うちはケベックですけどほぼ年中洗濯物は干して乾かしています。

夏は当然庭で。

 

子供の頃から我が家は洗濯物は庭の物干しで干してましたから、そんなのあったりまえだ、と思って育ちました。

 

それが、「外に干せない」と言う状況がありうるんだと知ったのは、兄が結婚して最初に住んでいた高層アパート。

 

13階に住んでいたため、ベランダに物を干すと風で飛ばされてしまう可能性もあるし、飛んじゃったらどこへ行ってしまうかわからない、と言う事情もあるのかもしれないけれども、洗濯物をベランダに干してはいけないことになっていると。

 

あれ、手すりより下の部分はOKだったかも。

何しろ、洗濯物が他所から見えるようなのはダメ、と言うことでした。

「所帯じみて見えるから」だとかなんだとか。

 

手すりの高さは大人がそこに立って胸の辺りまであったと思うので(13階なのでしっかり高さがないと危険だから)その辺りに竿を渡して干すことはまあ無理じゃないでしょうけど、洗濯物を干す様子が美しくないのだ、っていう発想がなんだか引っかかりました。

 

その後、どこかで誰かに聞いたんですけれど、世間には洗濯物を干すのが禁止なアパートとか住民組合とかがあるんだよ、って。

実際にそういう地域に住んでいるという人と話したら、毎日忙しいから洗濯物を干したり取り込んだりしてられないし、雨が降っても急に帰宅して取り込んだりできないし、乾燥機があれば済む話だから気にならないと。

 

そうかー、世界はそう言うふうに変わっていたのかー。

 

洗濯物を干してある家があるのは、低所得者層が多く住む地域なんだとか、干した方が良いって言うのは昔の考えで、最近は花粉アレルギーもあるし、外に干すなんて無理だ、とか、そう言う理由も聞きました。

 

 

そうかー、私は花粉アレルギーは今のところないから、ラッキーなだけなのかな。

そういえばうちの夫は夏の終わりの何かの花粉のアレルギーがあるみたいです。

それでもうちは干せる季節は当たり前のように干してますけども。

夫も自ら進んで当たり前のように干して、取り込んで、干した洋服やタオルのせいでくしゃみが、、なんてことはないようですから、たまたま風向きが良いのかな?

 

 

先日、職場にきたクライアントの一名が南京虫に感染しました。

南京虫に感染っておかしな表現ですが、彼はどこで貰ってきたのか知らないけれども、我が職場で2時間ほどボランティアした後自宅に戻ったら、体のあちこちが痒くなり、南京虫の噛み跡が残っており、しかも南京虫自体を服に見つけたので、我が職場にいた時間帯に南京虫を持ち込んだ可能性もあるかも、ということですぐに電話をくれたのです。

 

学校とか病院、ホテルなどなどで南京虫が発生すると大変なことになるのですが、我が職場にはクッション付きの事務所用の椅子があるので、そこに南京虫がついてしまったらスタッフもクライアントも誰も彼もに一斉に広まってしまいます。

 

ということで、電話報告を受けた午後三時から上司と二人で一斉に職場中のクッション付き椅子に高熱スチームを当てて南京虫退治をしまして、1時間残業して帰宅。

帰宅後は私の体や服にも南京虫がついてる可能性があるため、玄関入ってすぐに全部脱いで洗濯機へ放り込み、熱湯で洗濯、自分は早速シャワーを浴びる、というプロトコル。

 

我が家の洗濯機は節水タイプなので、熱湯設定にしてもあんまり効果が期待できないので、普段使わない乾燥機に全てを放り込むことに。

なんせ南京虫は熱で殺すしかないということですので。

 

そして乾燥機から取り出したジーンズがこの写真のような結果に。

こんなことになりました

元々古くて薄くなっていたんですけどね。

ポケットの部分は穴が開き始めていましたけどね。

こんなにデカデカと穴が開いてしまうとは、熱風ってやっぱり衣類に悪いんですね。

 

南京虫が家に入ってくるよりはマシですが。

 

 

 

乾燥機は熱源が電気であろうとガスであろうと、何しろ高熱で布を乾かすわけですので、布によくありません。

天日干しをしている洋服と、乾燥機で乾かしている洋服では傷み方のスピードは明らかに違います。

 

food52.com

 

 

日本の場合は梅雨っていうものがありますけども。


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