食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

美味しいボルティモアからモントリオールに戻りました

モントリオールのプラトー地区を思い起こさせるFells Pointエリア
割とよかったボルティモア

観光都市というほどでもなく、風光明媚とか大自然とか食倒れとか、そういうわけでもなく、どちらかというと犯罪ドラマのイメージや貧困、人種差別などに起因する犯罪率の高さで知られてる街。

いずれにせよ世界中から人々が押し寄せるような街ではないボルティモア。

 

今回は気が進まないままやって来たわけですが、滞在中、街中を散策する時間はほとんどなくて、ホテル近隣と、用事で徒歩で通ったダウンタウンの界隈と、あとは最終日の午前中に散策した界隈くらいしか見てませんけれども、結構よかったんですよ。

 

あえてボルティモアを目指して訪問することは多分ないとは思いますが、ワシントンDC訪問が時間切れで物足りなかったので、次回はDCを目指して訪問して、ついでにボルティモアにも足を伸ばす、ならありでしょうか。

 

家々の前には地下へ通じる入り口?蓋?が並んでます。

地下室というか、昔のイタリア系のお宅によくあったコールド・ルームと言われる貯蔵室なのかな?

この辺はリトル・イタリーにも程近い(どこからどこまでなのかはよく分かってませんが。)

 

以外にヒット続きだったヴィーガン外食

滞在したホテル(アメリカの大手のホテルチェーンのMでした)での朝食と昼食のセレクションは、肉食のアメリカンを基準に、ヴェジやヴィーガンの人はサラダとフルーツしか食べない人たちだと思ってるんだろうなあという感じ。

一方夕食を食べに行ったところはどこも美味しくてしかも値段も控えめで驚きの連続でした。

 

照明が抑えめで暗かったのでブレブレですが、ヴィーガン・ピッツア

 

地元のチェーン店らしき店で、ライスヌードル


ヴィーガンのレストランもありますが、今回食べに行った店はどこも、「ヴィーガンオプションが豊富な店」ばかり。

なので同行した同僚は肉入りやシーフード入りのものを好きに頼んで楽しみ、私はヴィーガンの食べ物を楽しみ。

 

初日はウェルカム・レセプションで軽食があったので外食はせず、近場にあったスーパーマーケットのお惣菜コーナーでローストしたアスパラガスとブロッコリの炒めたもの、キャベツの何やら、などをテイクアウェイの箱に詰めて帰りました。

 

レセプションに財布を持っていくのを忘れたため、バーで飲みものを買いそびれ(コーヒーやお茶は無料)たので、スーパーの2階にあったワインショップで適当なワインを一本買って、その晩は部屋でのんびり無事に到着したのを祝いましたよ。

 

自分用メモ:メリーランド州ではスーパーやコンビニに酒類は置いていません。

 

二日目の夜は、先日触れたメキシカンに行きました。

ブリトーが結構大きめだったのと、突き出しに出てきたコーンチップスのおかげもあって、すぐにお腹いっぱいになり、ブリトーは半分持ち帰り別の日の夕飯になりました。

 

casse-pied.hatenablog.com

我が職場はノンプロフィットの小さな団体なので、食事代の目安は夕飯25米ドル、昼ごはん15米ドルまで、と言われてきたのです。

それでも以前は25カナダドルと15カナダドルだったので、交渉の結果30%増えたわけですけれども。(大まかに言って1カナダ$=1.3米$)

 

 

 

今回の外食はどこも大幅に予算内。

あ、ピッツァだけちょっと予算超えましたが。

でも一晩は遅くなったこともあって、外食せずに残り物で済ませた(出費ゼロ)ので、ちょっとくらい予算オーバーしたからと問題はありません。

 

今回お世話になったカフェ・レストランはこちら:

 

Papi's Tacos

papistacojoint.com

 

Honeygrow

www.honeygrow.com近隣のオフィスなどで働いている人たちがひっきりなしに出入りしていてかなり活気のある店でした。

 

Angeli's Pizzeria

ググって出てくる店内の写真よりもうんと雰囲気の良いお店です。

店に一歩入ったらパルメザンチーズの香りがぷ〜〜〜〜〜んと漂ってて、ヴィーガンですけど匂いだけかなり楽しみましたよ。

www.angelispizzeria.com

 

Liquid Earth

空港に持っていくサンドイッチを買いに行きました。

この店のサイトは店の内装とか出してる食事の写真とかが載っていなくて、どんな感じかなと少々不安でしたが、店の雰囲気もスタッフも作っていただいたサンドイッチも全て大満足でした。

もう一日滞在していたらこの店のテーブルでいただきたいと思いました。

www.liquidearth.com

店内に置いてあったボルティモアのローカル・フリーマガジンも興味深く読んでいます。

オンライン版もあるようです。

baltimorebeat.com

訪問する前にちょちょっとヴィーガン外食の下調べをした際にチラリと耳にしたのですが、「この店はBlack ownedです」など、オーナーが黒人であることを一言添える習慣?があるのでしょうか。

 

指摘して、だからサポートしましょう、という気持ちなのでしょうね。

 

で、Fells Pointを散策していたら、西アジア系のおかずを売ってる店があって、メニューのところにAsian Ownedと書いてあって、そうか、黒人オーナーだけじゃなくて人種マイノリティというか、マイノリティのコミュニティをサポートしましょう、ということなのかな、と理解しました。

 

Baltimore BeatもBlack Ownedで、編集も運営も黒人だそうです。

記事の内容もそれを反映していて、興味深いです。

 

空港からホテルまで、Light Railという電車を利用したのですが、乗客の9割(私と同僚、空港で道を聞いていたよその州から来た白人のおじさんの3人だけ非黒人)が黒人で、市内を歩いていても、モントリオールよりもぐんと黒人の比率が高い(モントリオールは東西アジア系、中近東系の比率がうんと高いので黒人の比率がボルティモアに比べると低めに感じると思います)わけなので、こういった雑誌が存在するのは大切なことだと感じます。

 

空港からホテルまでのアクセス

車以外ではLight Railという電車が一本と、アムトラックがあります。

アムトラックは高いし頻度が少ないですが、Light Railはホテル最寄りのストップまで2ドルで行けました。

 

Googleマップで検索したら、レイル(一本まっすぐ)を降りた後バスに乗り換えたらもっとホテルのすぐそこまで行けるようでしたが、バスってよくわからないのでそこらへんに立っていた警官に尋ねたら、歩いて行けるよ、行ける行ける、と言うのでスーツケースを引き摺りながら15分くらい歩きました。

 

 

 

ボルティモアはまだ夏だった!(滞在中の平均気温は30度前後)


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