食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン外食、Canmore編

Canmoreヴィーガン

普通のレストランやカフェ、パブ、色々ありますが、ほぼどこの店にもヴィーガンオプションはありました。

 

Happy Cowにはその中でもヴィーガンオプションが豊富らしい店のレビューがいくつか。

気になった店の中で訪問したのは五軒くらいでしょうか。

やはり一人だけ、もしくはパートナーと二人だけで地元で行動するのとは違い、同行者やその場の状況次第で「ここはあんまりパッとしなさそうなんだけど、、」という店に入ることになったりします。

まあそれはヴィーガンでなくてなんでも食べる人にでもあり得ることですけどね。

 

気に入った順番にご報告

 

Happy Cowで好評価らしいカフェ、Communiteaでランチをいただくチャンスは二度ほど。

www.thecommunitea.com

 

一度目はヴィーガン・ラップ。

中身はブラックビーンズ、玄米、スイートポテト(日本の薩摩芋とは別物ですが美味しいですよ)豆腐スクランブル、アボカド。

付け合わせにコーンチップスと特製ディップがついてきてましたが、ディップの中身は忘れました。ちょっとピリッとくる感じです。

 

美味しかったしお腹いっぱいになりました。

が、ブラックビーン入りのヴィーガンラップですが、なんとなくやっぱりタンパク源になるブラックビーンや豆腐スクランブルは控えめで、玄米の量が多かったし、付け合わせにコーンチップスなんかつけなくて良いからもっとブラックビーン入れて欲しい気はしました。

 

Communitea二度目、この日はタイグリーンカレーボウルに豆腐を追加してもらって。

豆腐を追加しなければタンパク源はブロッコリ程度でしたので、やはりタンパク源が消極的な傾向にあるのでしょうかアルバータ。

 

 

ホテルの裏手にあったAn Edible Lifeは持ち帰り専用でしたが、ヴィーガンやヴェジのスープやカリーなど種類は豊富。

 

anediblelife.ca

 

小さなお店だから仕方ありませんが、訪問した折には調理中の一品は暖かいけれど、あとは前日から冷凍もしくは冷蔵されているものしかなくて、ホテルの部屋に電子レンジがないので、せっかく美味しいかもしれないものが冷えててちょっと残念なことに。

 

ちゃんと温めたらもっとおいしかろうと想像しながら頂いたのは、ヤム&ケールのピーナッツシチュウ。↓

ランチ二回、朝食一回分になりました。

温められないのでパンにつけてディップ感覚で。

 

 

The Grizzley Paw Brewing Company

ブリュワリーの二階のダイニングルームで頼んだレンティルバーガー。

レンティルだけにタンパク質はたっぷり。

豆系のヴェジバーガーは久々にいただきましたが、舌触りがもさっとしてるのがやはり残念といえば残念。

バーガーにはサラダもしくはスープがついてきます。

 

夫は肉のバーガーにサラダを、私はレンティルバーガーにスープをお願いしてみたのですが、スープがちょっとしょっぱかった。

外食でいただくヴィーガンメニューがしょっぱすぎることって結構頻繁にあります。

ヴィーガンじゃない方が作って味見すると味が薄く感じて、それを補うために塩を入れ過ぎてしまうのか?と思うのですが、どうなんでしょう。

塩がもう一息少なければかなり良いスープでした。

 

shop.thegrizzlypaw.com

 

 

BLAKE (ブリューパブ&レストラン)(写真撮ってなかったようです)

ダウンタウンからはちょっと外れた場所にあります。

ヴィーガンの店というわけではありませんが、ヴィーガンメニューやヴィーガン対応しやすいヴェジメニュー多めというHappy Cow情報をもとに、夫と私を含めて20名引き連れて乗り込みましたよ。

木曜日の夕方だったので、3つのテーブルに別れましたけどみんな入れてもらえました。

食べてる間に他のテーブルも開いたので、もうちょっと遅めにきたらみんな一緒に座れていた可能性も高いです。

 

メニューを見ると、いわゆるAsian fusionという感じで、なんと「揚げ出し豆腐」やらダンプリング、うどん、などもありました。

揚げ出し豆腐の出汁は鰹出汁ですか、と尋ねたら、出汁はヴィーガンだから、上にかける鰹節を避ければヴィーガンになりますと言われたので、居酒屋で出てくるようなのを期待して注文し、あとはヴェジダンプリングをお願いしました。

ら、出てきたのは片栗粉で覆われていない(ガーン)ミディアム・firm(ガーン)のお豆腐がカリカリに揚がって醤油濃いめ(ガーン)の汁に浸ったもの。

大根おろしもなし。(ガーン)

揚げ出し豆腐っていう名前に惹かれてしまったけど、トーフのディープフライが出てきたんですね。

まあ仕方ない。

 

野菜餃子は焼いてありましたがなぜかセイロに入って出てきました。

餃子は冷凍食品に間違いないと確信しております。

まあいいんですけどね。

 

ビールはとても美味しかったし、ウェイターの人々もテキパキとにこやかに大変感じの良いお店でしたし、値段もこの界隈のレストランの中では抑え目だったし、滞在中にまた行く機会があったら行くと思います。

 

 

番外編

学会の中日にはディナーがあったのですが、登録する際にヴィーガンと明記してあったので、私だけこれ。

ニョッキです。

お味はまあおいしうございましたけど、ニョッキって小麦粉とじゃがいもの練り物ですよね。

これにパプリカ、マッシュルーム、しめじ?、玉ねぎとニンニクとトマトソース、、、タンパク質はどこに?

 

Canmoreのヴィーガンオプションはことごとくタンパク質が抜けてる感じでした。

美味しいかもしれないけど、ずっとこういうのばっかりが続くとちょっときついかな。

 

 

朝食

ホテルの朝食は大概「卵、ハムかソーセージかベーコン、ヨーグルトや牛乳とシリアル」というような組み合わせですから、私が食べられるものは少なそうだと予測してカルガリーでタンパク質多めなパンパーニッケルを買ってきて、Canmoreで豆乳とグラノラ、ピーナツバターを仕入れてきて、朝食は基本的にこれで乗り越えました。

 

後半ピーナツバターに飽きたので、ヘルスフードストアでヘンプシードを買ってきて食べるもの全てにパラパラふりかけてみたりもしました。

チアシードを持ってきていたら豆乳に混ぜて豆乳プディングとして食べることもできたなあ、と、これは次回覚えておきましょう。

 

 

 

全体的に、ヴィーガンであれ何であれ外食の相場は高値です(モントリオール基準)。

景気の良いアルバータだけにレストラン経営のコストも店の家賃も人件費も何もかも高いのでしょうね。

Communiteaで最初にお願いしたラップは17ドルくらいしたと思います。

夕飯にレストランで食べたものは大体一品30ドルしないかどうか、くらいです。

パブのバーガーは25ドルするかしないかだったかも。

 

どれも肉のメニューよりは若干安いんですけれどね。

 

 

次回はもう少し長く滞在して台所のあるところに泊まって自炊もしたい(また行く気満々です。)


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