今日のおかずに迷った時は
冷蔵庫の在庫や使いたい野菜類などを入力すると色々なレシピを提案してくれるアプリとかあったらいいな(あるような話も聞きますが)と思いつつ、どちらかというとフラフラとYouTubeで検索して動いてる人が作ってるところを見て刺激を受けています。
大根サラダは昔から好きでしたが、実はヴィーガンになってから作らなくなりました。
大根のサラダなのに?
実際大根サラダって居酒屋などで出てくるものには鰹節が乗ってることが多いし、ジャコとかシーチキンとかベーコンとか、香りの強い動物性タンパクと組み合わせてあるものばかりです。
大根だけだとさっぱりしすぎてまとまらないってことなのかな。
まあいいや、、、という感じでもう何年も食べてませんでした。
で、コウケンテツさんのYouTubeビデオを見て、「ああやっぱりなー、ジャコ入ってる!あーやっぱりオカカも入ってる!」とは思いましたが、ヴィーガン何年もやってるからだんだん少しだけ想像力がついてきたのか、「ジャコとおかかの代わりに何かないかな」と欲が出てきました。
ヴィーガンになってからはおかかの匂いが好きじゃなくなってるし、どっちみちモントリオールではジャコなんてそうそう手に入らない(韓国食材店に行けば冷凍があったかも)ものなので、工夫してみよう!
ということで、ジャコの代わりにテンペをポロポロにして炒めて同じ味付けをしたものと、たまたま以前買ってあったけど使いそびれていた、韓国海苔(ごま油と胡麻がついている)フレーク(一枚の海苔になっていない)ものを上からかけ、青みがないので青ネギの刻んだのをふりかけてみました。
いやー、シャキシャキしてて美味しかった!
テンペのソボロ炒めはもうちょっとカリカリっと、大きめで次回挑戦してみよう。
味付けはジャコのと同じじゃなくて、ただの塩胡椒の方が合いそうだと思いました。
コウケンテツさんも仰ってますが、パリパリシャキシャキの大根がクセになります。
テレビの中で動く料理の専門家に教わるというアイデアの元祖
日本行きの機内では映画を3本も見ましたが、まだまだ時間があったので(でももう長編映画を見たい気分ではなかった)テレビシリーズをチェックしていて、ジュリアチャイルドのドラマというのを見つけました。
第一話だけ見て満足というか、まあドラマだしそんなもんか、と。
ジュリアチャイルドのこのドラマはネットフリックスか何かでやってたものみたいですが、実際のジュリアチャイルドさんよりもかなり現代人受けの良いリベラルな感じの人物として描かれているらしくて、変えすぎだという批判があったそうです。
決して聖人ではないジュリアさんですが、当時はあの独特な笑いや大きなアクションなどから、酔っ払ってやってるんじゃないかという説もあったとか。
それはなかったらしいですが(でもどうなんでしょうね、酔っ払わないまでも一杯飲んでた時もあったかも)そういう噂が出るのが良い意味でなんとなく頷けるような、昔の時代の人なのになんだか面白いんですよ。
ボストンの公共テレビ放送で料理を人々に教える、という崇高な目的とともに料理番組を企画して登場していたジュリアさんは、後続のテレビ料理番組の可能性を示す先駆者だったわけですね。
フレンチ・オムレットのエピソードが私の一番のお気に入りです。
これさえマスターすれば、ディナーパーティーで50人くらい呼んだって簡単にさっさとオムレツ作って提供できますよ〜、ほっほっほ!っていう場面があるんですが、このYouTubeビデオにはそれがないんですよね。
別の番組だったのかな?
フライパンに塩をすり込むとノンスティックになるとかいう知恵を披露してますね。
それは初耳なので、私が覚えているオムレツの回はやはり別のエピソードかもしれません。
ジュリアチャイルドの生い立ちやキャリアに関してのプレゼンテーションはこちら↓
背の高い彼女はフランスの台所の低いカウンターでかなり苦労したみたいですし、多分当時はアメリカのも低かったでしょうね。
ジュリアのビデオを見た後でコウケンテツさんのを見直したら、カメラワークが若干違うことに気がつきましたよ。
コウケンテツさんのは手元というか、食べ物だけのシーンが多め。
そういえば、一切喋りなしで手元のみの調理ビデオ、見たことありますか?
英語圏じゃないところの人が作ってるものを多く見かけるのですが(だから多分英語で解説したくなくて、字幕で済ませているんでしょうね)顔も見たいというか、作ってる人のパーソナリティもやっぱりこういう動画で料理を見る時の楽しみの一つな気がしますね。
無料で観てるだけなのに勝手なこと言ってますが。