蕎麦の麺をうどんやパスタみたいに使っちゃうレシピをたまに見かけては「うわっ、ひどい、折角の蕎麦が」と衝撃を受けていたのは今は昔(今でもやはり抵抗ありますが)。
お蕎麦の麺はそういうふうには使わないもの、という当たり前を一歩飛び出して挑戦してみよう!と。
結論は、良い蕎麦はやっぱりお蕎麦として食べるのに取っておこう。
最初からそんな予感がしていたので日本から買って帰った麺じゃなくて、こちらでいつでも買えるものを使ってみたのでした。
美味しかったですよ、もちろん。
saoさんのブログで拝見したこのお題、私も便乗してみます。
ちょうど良い機会なのでここにきゃすぴえお気に入りのヴィーガンもしくはそうでなくても美味しそうな料理YouTuberさんのリストを作ってみましょう。
ハミルトンのLisaさん
お隣の州、オンタリオ州はトロントの向こう側(ケベック側から見て)にあるハミルトンにお住まいの(でも最近引っ越したのかも)ヴィーガンのYouTuberさんです。
ヴェトナム系のLisaさんは、ヴェトナム料理をヴィーガナイズして紹介しているので、ヴィーガン・フォーとか春巻きとか美味しいものがたくさんです。
youtu.beThey
ビデオの中でLisaさんが息子さんの食べっぷりについて語ってる場面で、彼のことをTheyを使って言及してます。
英語圏で暮らしている方はご存知と思いますが、ここ数年来、LGBTQコミュニティとの関わりの中で、これを支持する方々の間でのEメールなどの文末に入れるサイン(名前、職柄、電話番号など)のところ等に自分はShe/Her、He/HimかもしくはThey/themか、どの代名詞で呼ばれたいかを入れてる人がうんと増えました。
若い世代の方々の間ではかなり一般的になってきてるみたいです。
私も別に年寄りってことはないんですけども、自分がどういう代名詞で言及されるのかに関して考えたことはあまりなかったんですけれど、最近入った新しいスタッフたちと話しているときに
「きゃすぴえはヴィーガンだから、They(私のこと)は卵は食べない。」
みたいな感じに、Theyが出てきたので「?誰の話?なんでThey?? ]と聞きましたら「あなたがSheで良いのかどうか知らなかったから」と言われまして。
おおお、知らない場合は中立の意味でThey っていうんですか?
ほお〜それは知らなかった。
LGBTQ の方で自分をTheyで言及してくれ、という人も存在するとは思うんですけど、とりあえずその人の性的な自認を知らない場合もそうみたい。
彼女は自分はShe/Herです、って仰ってたのでここでも彼女と書きますけれど、とにかく、彼女は微笑みながら「で、あなたは何が良いですか?」と。
個人的にはフランス語の影響で男性系と女性系の代名詞が入り混じるのは慣れてるので、She/Her でもHe/Himでもどっちでも良いけど、Theyはしっくりこないから単数系でお願いしておきました。
ユーチューバーのLisaさんとしては、まだ幼くて自分で意思表示できない息子さん、勝手に「この子は彼」と決めつけたくない、ということなのでしょうね。
日本語の場合は彼、彼女、と指定せず「あの方」みたいに言えちゃうから楽かも。
カルガリーのRoseさん
去年カルガリーに行った折に彼女が経営しているヴィーガンカフェでご飯食べたかったんですが、訪れたのがたまたま定休日だったので断念。
カフェのご飯はお母さんが作ってらっしゃるそうですが、YouTubeではご自分でいろんなレシピを紹介していますね。
韓国料理をヴィーガナイズしてくれてる上、身近な感じなので参考にしやすいです。
ロンドン(英国)のRachelさん
この方のはカリビアンのレシピがやはり美味しそうで一時期何度も見ました。
が、英国の方の料理ビデオは、当然ですけど材料も英国で手に入りやすいものが英国で呼ばれてる名称で出てくるんですよね。
バタービーンっていうのがよく登場するんですけど、なんじゃそりゃ、ってずっと謎だったんです。
最近やっとそれはここいらではLupiniと呼ばれているものだと判明しましたけれど。
NYのJoanneさん
彼女は長距離ランナーでもあるので、炭水化物がっちり取れるエネルギー高めなレシピが多い傾向にある気がしますが、どれも美しく作ってらっしゃいますね。
youtu.beこの方のクックブックが出た時、買おうかどうしようかと結構迷ったんですよ。
図書館でEブックを借りられたので、内容を見てから決めようと借りてみて、材料のリストを見ると、Just Eggsというヴィーガン卵製品を結構しょっちゅう使ってるようで、私はあんまり使いたくない材料なので結局まあいっか、、と買わないまま今に至ります。
その他のヴィーガンユーチューバーたち
ヴィーガンのユーチューバーさんは結構他にもたくさん存在しますが、いくつか拝見して面白かった方々のを備忘録がわりにリストしておきます。
Sarahさん
フィリピン系の方みたいでフィリピン料理をヴィーガナイズしたレシピのビデオもあるようです。
色々と工夫してる様子を見せているのでなるほど、と参考になるものもあり。
Vegan But Lazyの刺青の彼女
Lazyとか言いつつすごくたくさんレシピを作ってらっしゃいます。
真似しようと思いつつまだ真似していないものが結構あるんです。
Jane and Ann Esselstyn母娘
Annさんは80代くらいじゃないでしょうかね。元気ですね〜。
Annさんの夫、Janeさんのお父さんが医者で、心臓病など持病を持つ患者向けに健康に良い食事について情報を提供するというミッションから採食に行き着いたような感じでレシピは油も不使用です。
NYの Maangchiさん
ヴィーガンじゃあないですが、韓国のレシピを英語圏の人々に広めるべく、わかりやすいレシピを紹介してくれてます。
結構ファンも多いみたいです。
中国の、、
この人は女優さんかはたまた田舎に住んでる料理上手な女性なのか?
カメラを構えてる方が別にいて、彼女は淡々と畑から食材を取ってきてありとあらゆる美味しそうな食べ物を作り出します。
最後は家族が食卓を囲み、みんなで美味しそうに食べます。
昔は日本でもこういう田舎の食卓の風景ってあったんだろうなあなんて思いつつ眺めるのが楽しいですね。
こうしてみると、結構YouTube見てますねえ私も。
でもこれ、数年にわたって見つけたんですよ。
テレビと違って思い出したらまた戻ってみられるのもYouTubeの良いところ。
中には最近はさっぱり配信してないような方もいれば、何ヶ月も中断して戻ってきた方も。